2017年03月28日

SONYマイクロトレーンのレールのはなし

DSCN8017.jpg
 今月のこのブログの主要な話題のひとつになってしまった感のあるSONYのNゲージのはなし
 今回が一応の締めになると思います。
 先日入手したSONYのED75にはエンドレス1個分のレールも付属していました。
DSCN6868.jpg
 線路については車両と異なりメーカーの刻印がありません。
 マイクロトレーン解散時にセットばらしの車両やら線路やらも在庫処分されたそうで線路についてはその際にSONYの刻印をカットしていたと聞いた事があります。

 それ以外の線路の構造と外観自体は資料で見掛けるマイクロトレーンの線路そのままなのでおそらくそういう経緯の製品と思います。
 レールのくたびれ加減から言って前ユーザーはかなりこのセットで遊んでおられた様で(笑)相当に使いこまれた形跡があります。
DSCN6866.jpg
 ジョイント部分だけ枕木の幅が半分になっていますが、これは接続した際にふたつを併せる事でジョイント部の違和感を薄める狙いがあったそうです。
 
 ジョイント部や線路の取り付け部はかなり頑丈な印象ですが、そのせいか私らが知っている市販の組線路よりも玩具臭い印象もあります。
 枕木間隔がかなり広い事、レールも枕木自体もかなり太めである事がこの印象に繋がっているのでしょう。
DSCN6867.jpg
 おまけに線路自体もかなり短い。

 流石のこのレールをレイアウトに組み込むのは躊躇してしまいますが、これとてSONYが出そうとした日本初のNゲージのレールです。
 ですから逆にこのレールの上で最新のNモデルを走らせてみるというのもイベント性はありそうです。
 (但し、そんなのを喜ぶのは私くらいなものですが)
DSCN8016.jpg
 このレール、上述のように枕木間隔も広い上にレールも太めなのでNゲージと言うよりも16番のナローゲージっぽくもあります。
 「だったらナローを走らせればいいじゃん」とばかりに鉄コレの猫屋線のナローを載せてみると見事に雰囲気満点になったのには驚きました。
 「最古のレールに最新の車両」と言うコンセプトではなしを進めようと思っていたのにこの違和感のなさはどうした事でしょうか(笑)
光山鉄道管理局
 HPです。車両紹介「16番」「自作・改造車両」の項一部追加しました

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(0) | 鉄道模型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月26日

「75周年のED75」(笑)

DSCN7735.jpg
 今月の入手品から。
 最近のこのブログは妙にED75づいているのですがまたもや変わり種の75を入手しました。

 今から18年前に出た「トミー75周年記念モデルセット」の中古です。
 実はこのモデル現住地でも故郷でも店によってはいまだに新品が並んでいるという、一瞬どう解釈していいか分らないセットです。
 何しろ今はトミー創立93周年位に当たる筈ですし、TOMIXも今はトミーテックですし。

 また、このセットは同じTOMIXのEF63セットと同様に中古ショップでも見つける頻度が高いモデルでもあります。
DSCN7736.jpgDSCN7742.jpg
 それを何故今になって購入したかといいますと今年の初めの運転会でTOMIX40周年コンテナやら鉄道博物館コンテナやらのいわゆる「ネタ系」の列車を走らせてみたら結構楽しかったというのがあります。
 セットにはトミー75周年記念コンテナを積んだコキが2両付いていますし。
 75周年ですから牽引機も必然的にED75(そりゃあ、C75もDD75もないですから)
 EF65の向こうを張って車体側面にでかでかと「ED75」のロゴ付き。確か当時は存在しなかった仕様だったと思いますが、別に気にはしません。
 何故って、うちには既に「カシオペアカラーのED75」というのが居ますので(笑)
DSCN7737.jpg
 そのED75なのですが帰宅後パッケージを開けてみて驚きました。
 パッケージの中から「動輪がごろごろと出てきたから」です。
 これまで買ったモデルはジャンクであっても、動輪が取れていたという奴にまみえた事がありません(最初から欠落していたというならありますが)

 最初はびっくりした上に「これは掴まされたかな?」と不安に思いました。
DSCN7739.jpg
 ですが75を取り出してみると動輪はちゃんと付いています。
 「?」と思ってよく見るとこの75「動輪が黒染め車輪に交換してあったのです」
 なるほど、それでノーマルの動輪を付けていたのかと気付くと同時に、前のユーザーの気配りに感心しました。

 ですが、そこまでやっているのにナンバーもメーカーズプレートも未装着というのが少しちぐはぐです。

 私自身は未使用品を尊ぶコレクターではありませんし、既に手が加わっているなら尚更ハードルは低くなります。
 という訳でナンバーとメーカーズプレート、コキの手すりもこの機会に付けてしまいました。
DSCN7741.jpg
 よく見るとナンバープレートも「ED75 75」と「ED75 750」になっている辺り芸が細かいですね。
 動輪が交換されていたので懸念していた走行性ですがTOMIXのロコ(但し18年前)としては普通の走りでした。
DSCN7743.jpg
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(0) | 車両・電気・ディーゼル機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

モジュールの再改修・その6 屋上遊園地の恥さらし(大汗)

 モジュール改修のはなしから。
1302649105.jpg
 ここ数日は第一モジュールのビルのモディファイとメイクアップに費やしています。
 中でも駅前デパート。

 このブログにずっとお付き合いしてきた方しか分らない恥ずかしい話です。
 7年位前、この第一モジュールの製作記の最後の方で「デパートに屋上遊園地を付ける」というのを書いた事があります。
 一番新しい段階で食玩のミニ新幹線をモノレールに転用するところまで書いていたと思います。

 実は第一モジュールはその後運転会に参加していなかった事、更に棚幡線や鉄博風モジュールの追加製作なんかが掛かっている内に中断状態が7年以上続いてしまったのです。
1302649088.jpg
 今回はターミナル駅モジュールに接続して使うために、流石にグランシップには間に合わせなければならないという事もあって工事が再開されました。
 モノレールとメリーゴーランド、コーヒーカップの遊具は前作からの引き続きですが、これに食玩の雪像をミニ御殿に見立てて配置。
 適当にテーブルといすを付け加えました。
1303323253.jpg1302649072.jpg
 ここまで作って思い出したのですが工事の中断のもう一つの理由が「これだけではスカスカ感が強いのでもう少し他の遊具に使えそうな材料が出てきたら続きをやろう」と思ったからでした。
 ですが以後7年間でそういうのは見つからず(汗)
 精々がジオコレのバス停を転用したアーケードが増えた位です。
 
 結局今の段階でもスカスカ感は残っています。
 さて、これからどうしますか。
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☀| Comment(6) | モジュール.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月24日

「ひとり運転会」をやっていて思ったこと

「初心者の小さなレイアウトなら何でも走らせたいのが当然で、特急らしきEF58の4両編成が出発した同じホームに、弁慶号のひく2両の古典客車が到着するという様な、列車の長さも実物が走っていた時代も無視した鉄道となる事が多いと思います。さらに、その駅は外国製キットを組み立てたものだったりもします。
時代も国も超越してしまうのも最初のうちはよいでしょう。また模型でこそできる楽しさでもあります」
 「C62の5両編成でも、客車の種類を選べば往時の特急を思い起こさせるような列車にすることができ、それが模型という物です。しかし、弁慶号に新型の客車を引かせるようなことはやめてください。せめて、列車としては一応纏まった形を取りたいものです」

 (保育社カラーブックス 山崎喜陽著「鉄道模型」25Pより引用)

 先日このブログに頂いたコメントをきっかけに「レンタルレイアウト店で時代設定の合わない編成を排除しようとした方々にあったという出来事」が周囲でちょっとした話題になりました。
DSCN6295.jpg
 これとは直接関係ないのですが以前、行きつけのショップの貸レイアウトで「自分は昭和××年代の車輛が好きなので自分が走らせている間は他の人も同じ年代の編成を走らせてほしい」とか言った客がいたというのをそこの御店主から伺った事もあったりします。
 趣味である以上どこかしらこだわりを持つこと自体はそう悪い事とは思わないのですが、パブリックなスペースで同席している他者にそれを押し付けるというのは明らかにやり過ぎではあります。

 私の所属しているクラブの運転会、あるいはグランシップとかJAMなんかを覗いてみて思うのですがそうしたスペースで手持ちの編成を走らせるのはそれ自体が一つのお祭りのようなものです。
 内輪だけのお座敷運転とか自宅の中のレイアウトだけでやるのとは根本的に異なる事だと思います。

 GD LINEのJOHN ALLEN氏はレイアウトを走らせる車両の種類や年代に厳格な規定を設け、他所からの持ち込みであっても設定が似合えば入線させた反面、レイアウトに似合わないと思えばどんなによく出来た車輛であっても入線させなかったという逸話があります。
 但し、これは「個人の自宅にある個人用のレイアウト」だから成立する話です(あるいは完全に趣味嗜好の一致したクラブのレイアウトなんかも入るでしょう)

 少なくとも他の客もいるであろう場でのそうした試行の押しつけは好ましい事ではありません。
DSCN6157.jpg
 この出来事を纏めたサイトではコメンターの方々が(多分に皮肉を込めて)わざと時代設定や地域性の異なる編成の並びの写真を並べていたりしてそれはそれで楽しませていただきました。
 ただ、よく見たらこれ、2年前の出来事だったようですね。


 そうしたはなしを聞いていて思い出したのが上記の1節です。
 こちらの筆者も「時代設定の超越、国籍の混在は初心者のうちの楽しみでありキャリアを重ねれば徐々にそうした物から離脱してゆくもの」だと暗に語っている様な気がします。
 但し結びの「弁慶号に新型の客車〜」というのについては時代設定に拘るというよりも「編成としてまとまったかたちをとる」という事に真意があると思います。

 実を言いますと7100形蒸機(義経号)は昭和30年代にイベントなどであちこちを練り歩き、その際に明らかに大きさの異なる昭和30年代当時の客車などにつながっていた事もあります。単に事実という点でもそういう実例があるのです。
 或いはOE88、実際にこれを牽引したのはD51でしたが、本当ならば列車の性質上C62とかC53の方が似合うのにと思った方も結構多かった様です。

 この種の架空編成、あるいは異なる時代や地域・国籍の編成の組み合わせを楽しむことはある意味「やる人のセンスが問われる」事でもあると思います。

 例えば編成を同系色で揃えるとか、同系色の中にピンポイントで反対色を混ぜて目立たせるとかもそうでしょうし、実在しない編成であっても形態の共通点から敢えて異なる時代や国籍を組み合わせてみるというのも大いにありだと思います。
 それを思いつくにはそれなりに基礎知識も必要でしょうが、それに加えて知識の量だけでは測れない「センス」が大いにものをいう世界だと思います。

 これはモデリングというよりも「コーディネイト」の感覚ですし、殊完成品の種類が無闇に豊富になっている今どきのNゲージには似合う遊び方ではないかと思います。
IMG_0884-photo.jpg
 なんて堅苦しい事を書きましたが、こんな事を書いている私のセンス自体非常に疑わしい。
 先日も自宅のレイアウトで「313系と京阪1900系と京王6000系」を同時に走らせていた位ですから知れたもんです(大汗) 
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(0) | 思いつくままに・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月23日

SONYのED75に感じたこと、そして

DSCN7994.jpg
 さて今回はボディ編
 このED75、NゲージのED75としては初のモデル化なのは当然なのですが、実はもうひとつ特徴があります。

 歴代の量産品ED75で唯一のブラスボディモデルな点は前にも触れました。
 ブラスですからプラに比べて見事なまでに肉薄。
 前に触れた「Hゴムへの色刺し」という加工が実に効果的なのです。
 同じ事はサイドのモニタ窓についても同様。

 お陰でこれより10年近く後のナインスケールのED75よりもはるかに好印象。
 こればかりは前ユーザーのリペイントに大いに感謝するところです。前にも書きましたがSONYのED75への悪印象の大半は「実車に似ていないカラーリング」が負っていましたから。
 これならうちのレイアウトでも活躍できます。

 造詣の粗を探せば窓ガラスが入っていないとか、側面ルーバーの間隔が離れすぎとか、スカートが首を振る(笑)とか挙げて行ったらきりがありません。
 ですが50年前の試作品である事を考慮するなら十分以上の出来とは言えます。
 更に前ユーザーはカプラーの片側をアーノルドに交換する改造を加えていました。
DSCN6674.jpg
 同様にスハ43の中の1両の片側もアーノルドに交換済です。

 おかげで理論上「SONYのED75がKATOのOE88やTOMIXの50系客車をけん引できる」訳でもありますし「SONYのスハ43をTOMIXのEF81が牽引する」事も可能な訳です。
 KATOの初代C50&オハ31はカプラー交換がやや難しい(というか怖くてできない)ので単機回送か2両編成でしか走れない事を考えると、実質カプラーのおかげで編成の自由度の高さが保たれるありがたさを強く感じます。

 これなどはオリジネーション重視のコレクターからすれば許しがたい暴挙な筈ですが私はそうは思いません。
 むしろ前ユーザーの愛情が非常に感じられるのです。

 少なくともこの方は「SONYのNゲージ」というブランド縛り、レア物目当ての骨董趣味には興味がなかった事が分ります。
 それどころかカプラーの改善、リペイントしてまで実車に近づけようと努力している点は正に模型ファンの鑑だとすら思います。
 現にこのED75が結構な期間、走る模型として使われていた事は車輪の汚れ具合を見ても分りますし、それでこれ位のコンディションを保っている事を思うと悪い気はしません。
 (現に書籍で見掛けるオリジナルモデルの写真ではこれより足回りが劣化している物を散見するからです)
DSCN7995.jpg
 今回の試運転では「もしED75が普通に市販されていたら当時のNゲージャーがやったであろう組み合わせ」です。60年代の終わり頃までNゲージのレイアウトでは日本型の客車を外国型の機関車が牽いているとか日本型の機関車が外国型の貨車を牽くというのが半ば常識でした。
 これは日本型のラインナップが貧弱だった事も理由のひとつですがそれ以上に「線路があって列車が走れば鐡道である」と言う割切りと夢が詰まっていたがゆえにできた事だったのではないかと思います。
DSCN7998.jpg
 そんな訳で牽引するのは当時物のアーノルドの客車。B&Oの展望車ですが車体はショーティです。
 更にその後尾にはKATOのアメリカ型ビジネスカーが締めくくります。こちらはKATO USA設立10周年記念モデルだそうで車体表記も「KATO」になっているのが何とも(笑)
DSCN7993.jpg
 ショーティのアーノルドと組み合わせるとプロポーションの差は大きいですが今回は記念のお祭りみたいなものです。
 何よりカプラーのおかげで50年前のモデルと21世紀のモデルが混結できるのですから規格と言うのは大事ですね(笑)

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☔| Comment(0) | 車両・電気・ディーゼル機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

趣味の原点を振り返る・23「ふすまの上でレイアウトごっこをやった頃」

 前回(土曜日)のはなしの続きです。
DSCN7782.jpg
 さて、クレイドルレイアウトの中にフラットスペースが納まりその上に市販の建物類が配置された今の我が家の運転風景。
DSCN7784.jpg
 ここで運転をしていてふと思い出した事がありました。

 つまり「こういうの、前にもやっていたっけ」という感慨です。

 ここで話は40年位前に飛びます。

 当時学生の身分ゆえに実家の中に畳一枚のスペースを捻出することすらできなかった私。
 TOMIXの線路などでお座敷運転をしていても列車の屋根しか見えないですし床に寝っ転がっているのもけっこう疲れます。

 そんな折に実家の改築で押し入れのひとつが階段に変わった関係で「押し入れのふすまだけが壁面にはめ込まれる(押し入れを開いても向こうは壁w)」というフェイク処理がされた事があります。
 そのふすまを試しに取り外しテーブルの上に置いてみると中々具合がよろしい。
 ふすまゆえにレイアウト並みの強度は期待できないのですがNの線路と建物を並べるだけなら問題はなさそうです。
DSCN7781.jpgDSCN7785.jpg
 翌日から早速このテーブルトップのベースにエンドレスが敷きまわされる事になりました。

 常設という訳にはいかないので一度に精々が一週間程度の敷設期間でしたが、それでも当時出たばかりのTOMIXの113系やKATOの153系の4〜6連が走るには問題ありません。
 何よりテーブルの高さにまでベースが上がったのでそれなりに列車の足回りが見やすくなったメリットは絶大なものがありました。
 当時買ったばかりだったTOMIXの対抗式ホームと木造駅舎を中心に足りない一般建造物は自作品も混ぜてふすまの上に配列し、その上で113系やら153系やらを走らせまわっていました。

 この方式は私が現住地に引っ越す2,3年位前までは続けていました。
DSCN7783.jpg
 そして今回、クレイドルレイアウトにフラットなベースが配置された時の印象が正にその「ふすまレイアウト」のそれだったのです。
 あの頃も、建物は固定できなかったのを逆手にとってリアルに見える建物の配置はどうするかなんかを研究できましたが、それと殆ど同じ事を今回の仮配列でまたやっていたりするので既視感が出るのも当然かもしれません。
 (「一般建物を線路に平行に置くより少し角度を付けて斜めに配置した方がリアルに見える」なんてのもその時に腰だめで身に付けたノウハウだったと思います)

 して見ると今回の仮配置は単純に「40年前の先祖がえり」と言えなくもありません(笑)
DSCN7787.jpg
 今時の住宅は開閉式のクローゼットばかりですし、引き戸もキャスターでレールにきっちりはまっていますから、この方法は精々が平成初め頃までの日本家屋にしか使えないノウハウですが、レイアウトの前段階としては悪くない物だったと思います。
 その割には当時の入門書や専門誌でもあまり(というか殆ど)見かけないものでしたが。
 ただ、ベースの線路だけ固定した(これだけでも走行時の安定性は飛躍的に高まります)物を普段は立てかけて置き、運転時に建物だけを配置するやり方としては今でも使えるやり方の様な気もします。


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ SF映画へ
にほんブログ村
にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☀| Comment(2) | 趣味の原点をふり返る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月19日

「SONYのNゲージ・スハ43」に50年前の逡巡を見る(笑)

DSCN6672.jpg
 SONYのNゲージのはなし
 これまではED75について書いてきましたが、牽引されるスハ43のはなしが残っています。

 今回はそちらから。
 このED75にはスハ43が3両付いてきていました。
DSCN6673.jpg 
 形はどうにかスハ43していますが、当時の欧州型や初心者向けのHO・16番によくあった様に車体が実物よりも短くディフォルメされています。
 大体17M級程度でしょうか。しかもスケールは160分の1に近い様ですから全体に小ぶりで現行規格のNゲージに混ぜ込むとちぐはぐ感はそれなりにあります。
DSCN7924.jpg
 おまけに連結面の造形がこれ以上ないというほどにラフな事、床下機器が「板状のシルエット」と言う思い切った処理など、マニアが見れば相当に玩具っぽく見えるモデルなのは間違いありません。

 ですが造形や機構面ではこのモデル特有の特徴も見られて意外と面白い物がありました。
DSCN7925.jpg
 カプラーが独自規格だった事はED75の所でも触れましたが、安っぽい外観に反して連結はスムーズで確実。
 しかも下部にアーノルドのそれを思わせる突起があり、明らかにアンカプラーによる遠隔操作による自動解放を念頭に置いた設計と思われます。

 アーノルドと違うのはカプラーを上下でなく左右方向にずらして連結(解放)させる点。実はこれはZゲージでもメルクリンミニクラブがやっています。
 アーノルドのやり方だとどうかすると解放時に軽い車両なら上に吹っ飛んで行きかねない(笑)危険が横動方式なら少ないという事は言えそうです。

 カプラー部の動きも50年前のモデルとしては意外とスムーズでしたし。
DSCN7923.jpg
 台車は金属板のフレームにプラ製の台車枠の別パーツを取り付けるというこれまた独自方式。
 まあ、これについては「同じ金属フレームを他の形式に使いまわせる」という程度のメリットしか感じませんが(笑)現行の一体成型の台車枠の精度に自信が持てなかったのかもしれません。
 尤も、考え様によっては鉄コレの動力車の交換できる台車枠のやり方を先取りしていると言えば言えます。

 車体はプラ成形ですが床板が金属製というのも他のNゲージ量産モデルでは見られないところです。
 エンドウの金属車体の24系ですら床下周りはプラでしたから。この辺は模型的な造形よりも玩具としての耐久性を重視している様にも見えますが、Nゲージ最初期の製品ゆえの細密さと耐久性のどちらを重視すべきか作る方もよく把握しきれていなかった節も感じられます。

 とはいえ、ショーティである点を除けば印象も悪くありません。むしろED75とのバランスの面ではぴったりと言えます。
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☔| Comment(2) | 車両・客車・貨車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月18日

趣味の原点を振り返る・モジュールを移動する

 ひさしぶりの「趣味の原点を振り返る」ネタ。

 実は今回の題材はグランシップに出展するためにモジュールの改修を行なったから思い出したネタです。
1339025369.jpg
 今回の出展では自宅の運転スペースにクレイドルレイアウトとして収まっていたモジュールのひとつを取りだして改修するものです。
 当然そのモジュールの開いた後はまるっきりの空き地になりますが、実は鉄博風モジュールの方が上屋(博物館本体)を外して純粋な線路の付いたフラットスペースに出来るところから、代わりにそのモジュールを差し替える事で対応できます。
DSCN7781.jpg 
 先日の日曜日は半日、その入れ替え作業に費やしました。
 元々のレイアウトの半分が「線路とホームがあるだけののっぺらな空き地」になった訳ですが。これではあまりに味気ない。

 そこでここ数年の間に買いだめていたもののレイアウトの固定できずに宙に浮いていたストラクチャー群を並べて街並み風にする事にしました。
 建物類は殆どがジオコレの新製品とかGMのキットの改造品、あるいは中古が手に入った海外ブランドのビルなんかです。

 線路配置が単純な上に奥行きが結構あるのでただ並べただけでも(実際にはひとつひとつについて「どうすればそれらしく見えるか」の検討は加えていますが)それなりに街並みらしくは見えます。

 ついこの間まで運転会に供していた事もあって線路自体もほぼ問題なし。
DSCN7782.jpg
 3時間位後には試運転列車が走行を始めました。

 ・・・などと書きましたが、実はここまでが今回の題材の前振りだったりします。
 前振りが異様に長くなってしまったので続きは次回に。
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(0) | 趣味の原点をふり返る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

ターミナル駅モジュールの再改修・その5・モジュールを繋げる

 昨年のトレインフェスタの時にはターミナル駅舎のモジュールの隣には鉄博風のモジュールを配置していましたが、今回はここに7年前に製作した私鉄ターミナル駅と駅前風景のモジュールを改修の上で接続します。
DSCN7822.jpg
 今回はターミナル駅に隣接するビル街(と私鉄ターミナル駅ビル)モジュールの仮合わせと改修作業の計画から。

 本来このモジュールはターミナル駅と組み合わせる事を想定していなかったので「同じ線路の100メートルも離れていない区間にホームがふたつある」という少々お間抜けな配列になってしまっています。
 とはいえ、地上部分に限定すればJR(国鉄)駅に隣接して私鉄のターミナルがあるというのは少し大きな都会では珍しくないシチュエーションではあるので、今回は敢えてこのふたつをつなげる事にしました。

 モジュールですので線路配置は規格化されているので接続自体はどうにか可能。
 後はシーナリィ面で違和感なく繋がるかという話になります。
DSCN7829.jpg
 私鉄駅モジュールをそれまで使っていたクレイドルレイアウトから外してターミナル駅モジュールと仮接続。
 ふたつのモジュールを視覚的に繋ぐのは私鉄駅の右側、ターミナル駅の左側に配置された向かい合わせのビル街とそれらをつなぐ大通り(通称「青葉通り」)
DSCN7825.jpg
 仮配置して思いましたが予想していた以上に散漫な印象です。
 それぞれのモジュールにランドマークが複数存在(ターミナル駅では駅舎と超高層ビル、私鉄駅も駅ビルと12階建て以上はありどうな放送局舎)し、それぞれが自己主張しているのですから無理もありません。
 まるで出来の悪いお神輿みたいなものです。

 今回の仮配置で気になったのは製作を急いだ影響でディテーリングやウェザリングが不足している所。
 それと元々デコレーション用のカラフルな物を使っていたLEDの照明。ここは他と同様にテープLEDのAC電源式に切り替える積りです。
 尤も、それ以上に「照明に頼らなくても観られる作りにする」方が大事ですが(汗)
DSCN7835.jpg
 ここだけでもこれからの改修期間でどうにかしたい所です。
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☀| Comment(0) | モジュール・4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月16日

SONYのED75に深謀遠慮を見る(笑)

SONYのED75のはなしその3です。
DSCN6671.jpg
このED75ですが単にSONYが出しているNゲージというだけでなく、このモデルが唯一と言う特徴がいくつかあります。
曰く「唯一のブラスボディのNゲージED75」
曰く「唯一の160分の1スケールのED75(KATOやTOMIXより心持ち小さい。これはスハ43でも同様)」
曰く「手で屋根板が外れるED75(爆笑)」
DSCN7910.jpg
書籍などで取り上げられている様にこのED75は屋根板を外すと、意外なほどスカスカな空間が出現するという特徴があります。
ウェイトもありますが、ただ載せてあるだけなので「屋根を外して裏返すとウェイトだけがポロリと落ちる」
そうそう、ウエイトがないと「モニタの明り取りの窓の向こうが透けて見える唯一のNゲージED75」と言うのも入れておきましょう(笑)これは運転席でも同様なので上半身だけの運転士の人形を接着したらTOMIXやKATOよりも良い雰囲気になる事は間違いないと思います(肉厚な透明プラではひずみのせいで歪んだ見え方になる事がある)
DSCN7911.jpg
冗談は置いておいて。

ウェイトが外れるとその下には基盤の一部が露出しています。このモデルでは一部のねじの頭の部分を除いて透明なビニール板が貼られ絶縁対策となっている構造です。前のユーザーが敢えてそうしたという可能性もありますが私個人としては「電気屋さんらしい心配り」と解釈すべきかと思います。
屋根が外れやすく出来ているのも端子以外の露出部に絶縁体のカバーがされているのもスカスカな上部空間に何かの回路を組み込む事を前提にしているとしか思えません。
ここまでは大概の資料で私も知っていた所です。

問題はその基盤で「ねじの頭のところだけカバーに穴を開けて露出させている」事です。
しかもそのねじの一部はモータの電極に向かって配線が走っています。
これは何を意味するか。
明らかに架線集電、又はヘッドライト点灯用の回路を接続するためと思われるのです。
DSCN7912.jpg
だとすればこの端子に電気を流せば何らかの反応があるはず。
早速ED75を線路からおろし、机の上で屋根を外して端子を露出させました。

手直な線路にわに口グリップをかませて通電、反対側をそれぞれのねじ頭に当てて電気を流してみます。
すると

思った通り線路の無い所に置いてあるED75のモータが勢い良く回り始めました。
パンタグラフが金属製で裏側にコイルばねを巻いた独特な構造だったのも、屋根だけがすべてプラ成形だったのも「結線さえすれば架線集電で走行できる」ための前振りだった訳です。
恐らく今のままでも片方をパンタに直接接続し、反対側は線路から給電する形での架線集電走行は可能と見ました。
ですがこのモデルでの端子はプラス・マイナスのふたつ。つまり両方のパンタからプラスマイナスを切り替える(あるいはAC3線での運用を計画していた?)可能性も否定できません。だとするとそのための切り替えレシーバーをこのスカスカな空間に収める意図だったとも考えられます。

もしそうなら、SONYのNゲージは私が当初考えていたよりもどえらい事をやろうとしていたのかもしれません。DCCに先んじた機関車ごとの個別コントロールか、あるいは架線集電との組み合わせでDC、ACの両方に対応できるNゲージというのも考えられます。それを50年前のモデルで企図していたとしたら!
(まあ、単純にヘッドライトの点灯用という線もあるのですが)

今回電極に通電させてモーターが回り出した時の驚きは一生忘れないでしょう(大袈裟な)
DSCN7909.jpg
電気屋さんのテツドウモケイだけあってモーターと走行系はKATOのC50やアーノルドの同年式のロコより安定している印象です。それにしても裏返してみると何という思い切った構造なのか。

光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(0) | 車両・電気・ディーゼル機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする