2019年02月16日

タンゴエクスプローラーとレイアウトの彩り

TOMIXの四季島が入線して当レイアウトもスペシャルトレインが花盛りの様相ですが、この種の列車を初めて入線させたのは10年ほど前、レイアウトが600×900の小サイズだった頃です。
 今回はその紹介から。
IMG_6098.jpg
 当初のうちのレイアウトでは観光地という設定だったので様々な特急車輌が入線していましたが、当時の入線車両は比較的普通のデザインの車輌が多く、いわゆるジョイフルトレインやそれに似た感じの類が殆どありません。
 車体にイラストを満載したラッピング電車でも派手さはありますが、形態がベースとなる車輌そのままの事が多く、見た目にちぐはぐ感を感じていました。
 それに当時はレイアウトのサイズの関係上短編成ならともかく20m級6連等だとうるさすぎる感じもするので観光地向けの形態がユニークな、それでいて2,3両で収まる車輌がないか物色していました。
IMG_6096.jpg
 そんな折マイクロエースから北近畿タンゴ鉄道の「タンゴエクスプローラー」が発売されました。
 これなら3両編成なので比較的入線させやすい。

 金色の車体、屋根まで回りこんだ展望窓等を観ている内にこれなら似合うのではないかと考え、早速入線させてみました
 金色のボディカラーは最初は派手すぎるように感じたのですが、入線させてみると結構風景に溶け込みやすく好ましい雰囲気です。走りの方も一頃のマイクロ製品に感じられたがさつさがかなり薄められスムーズに走ってくれました。
IMG_6099.jpg
 なによりこの車輌が走る事でレイアウトの風景も何となく観光地っぽい雰囲気に感じられてきたのが収穫でした。

 あれから10年、実車の世界ではイベント列車やクルーズトレインが花盛りですが、当レイアウトではOE88をはじめこの種の編成は片手で数える位しかありません(ラッピング車ならそこそこ増えていますが)その意味ではこの編成もそこそこ異彩は放っています。
IMG_6097.jpg

光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(0) | 車両・気動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月15日

鉄道ミステリとNゲージ30「下り終電車」

 これまで車両やストラクチャーと言ったアイテム中心に書いてきた「鉄道ミステリとNゲージ」ネタ。
 そろそろ玉数も少なくなっていますし、レイアウトや線路なども取り入れつつもう少し続けてみようかと思います。
DSC00019.jpg
 今回はカッパノベルズ版「下りはつかり」所収 坪田宏作の「下り終電車」
(本作は現在著作権フリーな筈ですが青空文庫をはじめWEB文庫ではまだ上がっていないようです。ですから光文社文庫版の「下りはつかり」を探して読むのが最も楽かと思います)
 本作はとある架空の地方私鉄を舞台に、ある疑獄事件の証人であった男の轢殺死体の謎を追う短編です。

 死体の発見状況から轢断したのはその私鉄の下りの終電車以外考えられず、しかもその列車には乗客として重要容疑者であるその私鉄の社長が乗っていたという鉄壁のアリバイ!
 しかし一方で被害者の息子から依頼を受けた私立探偵は調査の過程で、運転士がそのような死体を見ておらず、車両自体にも轢断の痕跡が残っていない事に目を付ける。

 一体被害者の男に何が起こったのか、犯人の仕組んだトリックは!?


 と大雑把にあらすじを書くとこうなります。
DSCN6151b.jpg
(光文社カッパノベルズ「下りはつかり」211Pより引用)
 実は本作の特徴は発見現場周辺の鉄道の線路配置がトリックの種になっています。
 ですので文中にそれらの地図も付属していますが、ネタバレを避けつつ書くなら何といいますか「これ、レイアウトでやってみたい」と思うようなこじんまりとしたポイントToポイント、適度にカーブや勾配もありますし本当にレイアウト臭いのです。
 (まあトリックのために作者の頭から産みだされた架空の線路ですがw)

 因みに前回紹介の「天空の魔神」と異なり、本作のトリックは理論上はNゲージで再現可能です(別に16番でもZゲージでも可。スペースさえあればお座敷運転でもできます)
 但し実物の鉄道でこれが出来るかと言うと、現在はもちろん恐らく当時でもほぼ不可能だと思います。
  この作品は読者と推理比べをするのが目的でないので、読者は「ひたすら探偵の語るトリック解明にお付き合いさせられる」と言う難点がありますが上記のような下心のある人が読むと結構楽しめます。


 犯人は大体皆さんのご想像どおりですが(笑)トリックとは別にラストで語られる犯人の悪辣さはアンソロジーの中でも際立っていまして読者が全く共感できないその人物像は、いまだに私の中で強い印象を残します。
DSC00091.jpg
 本作の舞台は前述の通り架空の地方私鉄なのですがそれに合致しそうな車両と言うと「鉄コレの富井電鉄の車両」なんかが似合いそうですね
(無理やりNゲージにこじつけました笑)

光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☀| Comment(0) | 映画・映像・小説など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月13日

「耳できくのりもの」とイマジネーション

 昨年暮れの事ですが、例の鉄道カフェでご店主と雑談の折「こういうものがありますよ」と紹介されたレコードがありました。
DSCN6046b.jpg 

 おそらく昭和40年代後半の物でしょうか、学研の学習ずかん百科のひとつ「耳できくのりもの」
 図鑑と言っても中身はアナログレコードでいろいろな乗り物の音を収録したものの様です。

 そういえば昭和40年代頃を中心にこの手の「レコードで聴かせる図鑑」と言う体裁の物は結構あった記憶があります。
 CDに比べて直径が大きくて平たい事からB5やA4サイズの書籍に落とし込みやすかった事、また当時はDVDどころかVHSすら出ていなかった為に映像主体のソフトが作れなかった面もあったのでしょう。

 ご店主の所ではプレーヤーが無いので私の所のプレーヤーで再生して中身をチェックしてほしいとの事でした。
 早速自宅で再生、中身をチェックしました。


 収録されているのは主に蒸気機関車、新幹線、フォーミュラレーサー、DC-8型ジェット旅客機の音。
 なぜか船がありません。
DSCN6047b.jpg
 SLブームの折ですから蒸機の音が入っているのは当然で、しかも大人向けの音源レコードだっていくらでもありそうですが、当時のマニアにほとんど無視されていた0系新幹線やDC-8の現役時代の音が聴けるというのは考え様によっては貴重とも言えます。 

 聴いていると蒸機のブラスト音とか新幹線のフォーンには確かに昭和40年代の空気が感じられます。
 最初はD51の3重連の石炭の投炭、確認の声、後補機を繋いだ状態での登坂が、後半では0系新幹線の通過音、ひかり33号の車内アナウンス、中でも「電話室からの呼び出しアナウンス」なんてのはこんなレコードでもないと収録されていないのではないでしょうか。 ナレーションでは岡山止まりらしいので収録時期は山陽新幹線開通前後の昭和47,8年頃でしょうか。

 またDC-8ではJAL105便大阪行きの空港内のアナウンスから始まり機内アナウンス、管制塔との交信を経て離陸音、着陸音が収録されています。

 ナレーションは教育映画のそれをイメージさせるもので教育テレビのそれよりも堅苦しさがあり、聴き様によってうっとおしいかもしれません(笑)が当時物の音を聴きながらあの頃の気分に浸るならこれはこれで雰囲気は悪くないと思います。
 今ではこの手の図鑑はレコードからビデオやDVDあるいはWEBに主役を譲っていると思いますが、今回聴いてみて思ったのは、レコードには映像主体のビデオ図鑑とは異質な「聞きながら情景を想像する」と言う意味でのイマジネーションを刺激させるものがある気がします。
光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☀| Comment(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月12日

ジオコレの病院を弄るその3・冷却ユニットとエアコン室外機

P1191270.jpg
 前回の記事からかなり間が空きましたがモジュール改修に絡む建物弄りの続きについて。
 最近、と言いますか80年代以降のビルには必ずと言っていいほどにエアコンの室外機、ユニットが付いているか、屋上に鎮座しているものです。

 特に今回改造中の病院について言っても、冷暖房完備が当たり前ですから大型のユニットがいくつも屋上を占領しているものです。
 ところがこの種のパーツは数が必要な割には安価に手軽に手に入る市販パーツがありません。流石に一個が百円とか二百円を超える様だと何十軒もあるビル街の再現はかなり難しくなります。
P2111387.jpg
 幸いここ10年くらいのこの種の設備は外見上の差異がごく少なくメーカーも限られているため1種類か2種類作れればある程度どうにかなりそうです。形状も「頭にファンの載っかった四角い箱」ですから

 製作法・・・というほどの事もないのですが、まずビルの屋上に上がってそこにある室外機や放熱塔を写真に収めます。この時注意するのは出来る限り正面からカメラが傾かない様に撮影する事です(あと色調を考えると出来るだけ晴れた日を狙ったほうがよさそうです)
P2111386.jpg
 帰宅後ラベル製作ソフトで撮影した機械の外見を150分の1に縮小して切り抜き、箱状に組み立てるだけ。実に安直です。
 また、上部についている冷却ファンの部分は革細工用の穴あけポンチでボール紙5ミリ径に抜いて貼り合わせたもの。本格的に作るとかなりの手間が掛かりそうなのでこれまた妥協です。同じ事は大真面目に作り出したらきりがない屋上の配管についても言えますが

 ですが数が必要なことを考えるとこれくらいで妥協するしかありません(汗)こんなのでもそれなりに試行錯誤と言う奴はあっていくつか作っては崩し配置を検討したりを繰り返しています。
P1191268.jpg

光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(1) | ストラクチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月10日

鉄コレの名鉄6000系

今回は先日の帰省の折入手した戦利品から
P1081201.jpg
今年の帰省では例年になく車両の出物が多かったのですがその大半がなぜか鉄コレの旧製品でした。
今回はその中のひとつから。

名鉄6000系ワンマン仕様の2連。
これが盛岡の中古ショップにあったのですが、故郷のショップで名古屋の電車を見つけるというのは殊帰省の時だとかなり新鮮だったりします。

先月の鉄コレ27弾に出た7300系の3扉仕様の様なデザイン上の共通点が感じられて2つ並べた時のマッチングも良さそうです。
この6000系は蒲郡線のワンマン運行に対応した3次車の2両編成で、外見上ドア脇にかなり目立つLED表示部があるという特徴があります。
P1081197.jpg
さてこの6000系、当初7300系と同様に「側線の留置車両」として使うつもりでいました。入手時点で動力も車輪も入手の当てが無かったからです。
ところが帰途に立ち寄った新宿のショップでユニットと車輪が入手できたので帰宅後急遽動力化。
P1081199.jpg
今回は他にも入手した鉄コレは複数あったのですがそれらを差し置いて名鉄の2連が今年最初の動力車となりました。

光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(0) | 車両・私鉄/民鉄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月09日

「四季島」と「オリンピック電車」をコラボする

P2031359.jpg
 TOMIXの「四季島」ネタもそろそろ締めです。
 前にも書いた様に今回の四季島はあちこちで試走を兼ねて走らせていますが、「シーナリィが異なるいくつかのレイアウトを走らせる」のは大概の背景(風景)にも組み合わせられるというクルーズトレインの特徴を最大限に生かせる楽しみではないかと思います。

 「レイアウトの梯子のお供」という使い道はNゲージの、それも運行場所を選ばないこの種の豪華列車には持って来いの気がしますし、今回の四季島はそんな用途に十分応えられるだけのスペックはあります。

 さて、前にも紹介したレイアウト改修中の鉄道カフェもそうしたツアーのひとつだったのですが、今回は思い立って四季島と共にある列車を持ち込みました。
 数年前に紹介した事のあるアーノルドラピードの西独420形電車、通称「ミュンヘンオリンピック電車」です。
 近々閉店する天賞堂のエバーグリーンでかつて入手した中古モデルだったのですが、これは確か1972〜73年頃のリリースのモデルだったと思いますから、かれこれ40年以上前のモデルという事になります。

 では何故これを「四季島」とペアで走らせたかと言いますと、実はこのモデル今回の四季島とモデルとしての共通点が多かったからです。
DSCN6126b.jpg
 40年前のモデルでありながら「動力ユニットは室内にはみ出さない低重心設計」しかも「照明が標準装備」な上に「通電カプラーと同様に3両が電気的につながった固定編成」なのです。日本のNゲージが今回の四季島で到達した機構の大半を40年以上前に実現していたのですから凄いと思うと同時に「これは四季島とコラボさせてみたい!」と思いました。

 動力が古いだけにスムーズという訳にはいきませんが、室内灯は電球ながらもちらつきが少ない事、3車体それぞれから集電(カプラーでなくドローバーに組み込まれたリード線ですが)しているため動力の集電が安定しているのは四季島同様の特徴です。
 しかもこちらには「一定時間以上走らせるとモータが停まる」という、恐らくはモータや照明の過熱に対応するためと思われる安全装置(サーモスタット?)も付いている様子です。
DSCN6127b.jpg

DSCN6128.jpg
 ノイズは年式相応にやかましい物の、走行性は今走らせても安定したもので危なげなところは殆どありませんでした。
 しかも西独の車両らしく、質実剛健なだけでなく洗練されたセンスを感じさせるデザイン。逆スラントノーズを組み合わせた前面は当時のBMW車を連想させます(このデザインは後の117系に影響を与えていると思います)

 今回の運転では四季島とこの420が交互にコース上を快走しましたが、どちらも模型としての個性が強い組み合わせだけにただ走らせるだけで一種お祭り騒ぎの様相でした。40年前の先進と現在の最先端のモデルが同じ線路上を等しく走る様はなかなか面白い物があります。
IMG_4326~photo.jpg
 鉄道カフェの新メニューのカニクリームパスタ。運転後の食事が楽しめるのはカフェならではです。

光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。



posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☀| Comment(0) | 旅行・探訪・イベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月08日

TOMIXの四季島入線に思うこと

DSCN6125b.jpg
今週に入ってから当ブログはほぼTOMIXの四季島一色となってしまいました。
予約して購入した新製品でここまで引っ張った例は当ブログだとTOMIXのC57 135とKATOのC50の時以来になるでしょうか。

それ位この製品の模型としてのインパクトが強烈だったという事でもあります。
PB040859.jpg

IMG_4317~photo.jpg
KATOの四季島から1年2か月も遅いリリースで、しかもあの値付けですから半端ない気合いを入れて来るだろうという予測がほぼ的中した形ですが、前にも書いた通りKATOの四季島も室内灯を後付けするとトータルではTOMIXより少し安い程度のコストが掛かりますから、実際には両者の差はそれほど大きくないとも言えます。
(今回運転させて思いましたが「走るホテルを買って室内灯を付けない」のはかなり勿体無い気がしましたwブルトレと違いどの窓もカーテン降ろしっぱなしと言うのが考えられない仕様の編成だけになおさらです)

本来ならKATOの四季島と今回のTOMIXを直接比較するところですが、生憎KATOのを持っていないので過去の運転会でメンバーが持ち込んだモデルの印象と昨年二度ほどテレビて取り上げられた時の映像の印象で書かせて頂きます。
PB040853.jpg

DSCN6124b.jpg
個人的な印象だと造形面で言うなら「かっちり感のKATO、模型らしさのTOMIX」を感じます。確かにプロトタイプが同じなだけに普通に見る限りは殆ど「クローン人間状態」なのは間違いないのですが、メーカー毎に造形や塗装の印象の解釈の違いはありそれが実際の造形に反映しているところもある様で、純粋に主観的なイメージで言えば微妙に印象が違う感じはあります。

ここで「模型らしさの」と書いたのは決して悪い意味ではなく完全に実物を正確に縮小すると却って実物らしさが失われやすいという模型の宿命を理解したうえで微妙な印象把握の妙で魅せると言った程度の意味です。その意味では天賞堂の16番モデルに近い感じと言いましょうか。
これをどう解釈するかは個々のユーザーの嗜好で変わると思うのでこれ以上は書けません。
(因みに今回のブログの写真はKATOとTOMIXがちゃんぽんしていますがどちらがどちらか見分けが付けられるでしょうか?)
PB040870.jpg

IMG_4320~photo.jpg

確かにTOMIXの方が細密面でパーツの作り分けや屋上配線の別パーツ化などで一定のアドバンスは持っていると思いますが、それとて決定的なものとは感じませんでした。

一方で走行系での大きなアドバンスは何と言っても通電カプラーに尽きます。
P2051376.jpg
照明だけでなくモーターへの通電にも寄与しているようで、今回試走した範囲では線路の部分的な通電障害の影響を受けない走りが実現できていると思います。モータも今回新製されたユニットになりましたが主にスローの性能と加減速の滑らかさが印象的でした。
ただ、連結時にやや要領を要する(連結の当たりが渋く、意外に手間が掛かります)所と高速時のモータのノイズは少し気になる所。
またうちの個体では確認できなかったのですが、一部モデルにヘッドライトが運転台下のパーツから漏光する物があるらしいのは購入時に注意を要する所かもしれません。
P2021333.jpg
総じて今回のモデルはかつてのHG仕様と同様にTOMIXの今後のモデルの質や製品展開を占う意味でも興味深い物になっていると感じます。

モータの耐久性に問題がなければこれが今後他のモデルに展開されるのは予測できますし、コスト面で室内灯標準装備は難しいにしても固定編成の電車なんかで今後通電カプラーが標準装備される可能性は高いのではないでしょうか。
(但し集電系や照明ユニットの独自性も感じるモデルなので後付けユニットの展開には紆余曲折がありそうですが)

いずれにせよ、今年最初の大物となったこの四季島、わたし的に今年最大の大物になりそうな勢いです。
(何しろこれに大枚はたいたのでこの上「瑞風」を予約するのが金銭的につらい汗)

光山鉄道管理局
HPです「その他」の項一部追加しました


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。



posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☔| Comment(0) | 車輌・電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

TOMIXの「四季島」入線3・内装とディテーリング

 TOMIXの四季島ネタ、二回を消化してまだ終わりません。
P2021356.jpg
 今回は内装と造形に関して。

 実はTOMIXが四季島を出すと聞いた時、真っ先に連想したのがKATOとTOMIXでほぼ同時にリリースされ競合状態になったC11とDD13でした。
 どちらもプロトタイプがほぼ同じな上に技術上は殆ど拮抗した実力のメーカーの競合でしたから、実際に二つを並べてみると差異が殆ど無く敢えてそれをしようとすると殆ど「間違い探し」のレベルになっていたのです。
 ましてや四季島の場合プロトタイプがひと編成しかありませんから、理論上はどちらも同じ外見になってしまうのは十分予想されます。

 あえて差異を付けようとしたらライバルにない細密度を付けるか、印象把握に基づくディフォルメのセンスで見せるかのどちらかという事になります。
 KATOと今回のTOMIXの間には1万円以上の価格差はあるので一見TOMIXが高級に錯覚しそうですが、実はKATOの四季島も全車に後付けの室内灯を装備させるとTOMIXにかなり肉薄するお値段になるのです。
 ですから後出しのTOMIXがどういう部分で魅せてくるのかも、興味の対象でした。
P2051383.jpg
P2051382.jpg
 事前の予告などでは台車のディテーリングの作り分けとか、屋根上機器配線の別パーツ化の拡大などが挙げられていましたが、実際手に取ってみると確かにそれだけの事はあります。
 ただ、個人的にはこういうのはレイアウトなどで3メートルも離れて見ればどうでもいい事のようにも映ります(こんなことを書くのも私自身がいい加減歳を取ってきた証左かもしれないですが汗)
P2051379.jpg
 むしろ目立つという点ではパンタグラフの集電舟にホットスタンプでメッキ処理をした点でしょうか。これは案外目立ちます。
P2021342.jpg

P2021338.jpg

DSCN6121b.jpg
 車両をかぶりつきで眺めるという点では一番楽しいのが室内で、これがこのモデルの最大の特徴のひとつといえます。
 特に5号車のラウンジの車内は衝立がクリアパーツで別体化されているのをはじめ、室内装飾の殆どに色刺しか別パーツ化が施され明らかにKATOのそれを凌駕しようとする意志は感じられます。
(展望車の絨毯の印刷までもがKATOより細かい様に見えますw)
P2051377.jpg

P2021334.jpg
 その他の車両も基本的にはこのノリが貫かれていて7号車の窓の障子はユーザーの手で「半開状態」が選べるという(つまり風呂場もきちんと再現しているという事ですかw)気配りっぷり。

 
 又、室内灯標準装備のメリットを引き出すために室内灯の配光を工夫し間接照明風の演出を加えているというのがメーカーの自慢ですが、確かにそのメリットは感じられます。
 余禄なのか1,7,10号車の室内灯の色調が他の車両と微妙に違えている様です(あるいはパーツの個体差の可能性もありますが)

 というか、この四季島を暗くしたレイアウト内で走らせていて思ったのが「これ、ストラクチャーの照明に使えないかな?」でした。
 それ位に室内灯としての雰囲気が良かったのです。
P2021346.jpg
 走るホテルである以上「走らないホテル」の灯りに似ているのは当然かもしれませんが、もしASSYで室内灯が入手できるならホテルの建物に使ってみたい気がします。
 動画です

 これ位のスロー走行でちらつきもない光り方の室内灯と言うのには感動しました。
 因みに1両ずつだと普通にちらつきますから通電カプラーの威力は確かに絶大な様です。

光山鉄道管理局
 HPです「その他」の項一部追加しました。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☀| Comment(2) | 車輌・電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月05日

TOMIXの四季島入線!その2

まずは動画をば


TOMIXの四季島が入線してから走らせる度、手に取る度に驚かされっぱなしです。
IMG_4321~photo.jpg

IMG_4318~photo.jpg

P2031368.jpg

前述した様にこの四季島の走り初めはこれを買ったショップのレンタルレイアウト(日本最大級のスケールなのでショップのおまけレベルではありません)、その後自宅のレイアウトや近所の鉄道カフェのレイアウトなど異なる条件で走らせていますがそのたびに驚くのが「条件が変わっても走りっぷりが変わらない事」です。
IMG_4322~photo.jpg
大概の場合、新車状態であっても線路とかパワーパックの相性などで走り味が変わる事がモデルによってはあるのですが、この四季島にはそれがほとんど感じられません。
(因みにパワーパックはKATOのスタンダードS、TOMIXのN-1000CL、鉄道カフェのオリジナルパワーパックの3種で試した結果です)
おそらくは通電カプラーによる集電の安定と新開発の足回りの良さによるところが大きいのではないかと思います。

同じ事は室内灯についても言え、うちのレイアウトの様に線路の手の届かない所が汚れがちになったりジョイナーのトラブルなどで一部に通電が不安定な場所があっても灯がちらつくという事が殆どないのです。
P2031370.jpg
その走行性ですが起動時からゆったりと加速する走りっぷりにまず感動しました。
列車の性質上、新幹線まがいの高速走行が似合う車両ではありませんが、実にしずしずと走りますし、加減速のフレキシブル感はまさに「シルキーな走り」と言う言葉がぴったり来ます。
KATOの機関車の様なフライホイールが仕事をしている様な惰行感が乏しいのですが、逆にパワーユニットのスロットルにかなり良く反応させる事で惰行に近い効果を得ようとする意図がある様に感じます。
なので運転側次第で惰行の雰囲気のある運転をする事も可能でしょう。

ただ、速度が上がるとモーターがノイジーになる傾向があるのが少し気になりますが、個人的にはかなりいいフィーリングの動力です。

スローも十分合格点。次回の動画にあげますが、カメラの前で可能な限り低速で10連を通過させてみるとたっぷり2分近く掛かります。
これはスケールスピードへの換算で時速8〜10キロを保ちながら連続走行できる事になります。
それでいて室内灯の明るさも十分なのですからリアルなことこの上ありません。

今回の写真はショップの大レイアウト及びこの間紹介した鉄道カフェの改修中のレイアウトでの走行画面です。
DSCN6132b.jpg
フレキシブルレールを駆使したゆったりした大径カーブを見た時「TOMIXの四季島が来たら絶対ここを走らせよう」と心に決めておりました(笑)
四季島の走行性能とこのレイアウトの大径カーブとの相性はまさに最高!リアル且つ重厚な走りっぷりが堪能できました。
IMG_4320~photo.jpg
その意味でもこの四季島、屋根しか見えないお座敷運転よりも目の高さに線路がくるレンタルレイアウトでの走行に向いたモデルの様な気がします。

光山鉄道管理局
HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(2) | 車輌・電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月03日

TOMIXの四季島が入線する!その1

一昨年の暮れにKATOから四季島が出た時、私の所属するクラブが地元テレビで紹介された時にはレイアウトの上に実車では絶対にありえない「四季島が4編成も並ぶ」と言う壮絶な風景が見られました。
ほぼ同じ時期、それとは別に普段鉄道模型などに縁のない故郷のローカル紀行番組の中でも地元商店街の模型屋さんの紹介でKATOの四季島が取り上げられていて驚かされたものです(尤もその番組のスポンサーはJR東日本盛岡支社だったのですがw)
IMG_3746~photo.jpgPB040853.jpg
もちろん昨年後半のクラブの運転会などでもKATOの四季島は大活躍でした。

要はそれくらいKATOの四季島が昨年の話題となり、これを入線させたユーザーも多かったと言う証左だと言えます。

ですから、それから暫くしてTOMIXもが四季島をリリースすると聞いた時は最初「何を今更」感が強かったのも確かです。
私個人にしてからが、KATOのが出た時も四季島自体には特に興味を持たなかったですし、たまたま実車を見かけた時も「凄い」とは思っても敢えて模型が欲しいと思った訳でもありません。

ただ、一方でKATOより1年以上遅れて出すからにはなにか新機軸があるか、物凄く気合いを入れたモデルになるのではないかという漠然とした予感があったのは確かです。何しろ予価がKATOより1万円以上高い4万8千円なのですから。
その後「室内灯標準装備」「通電カプラー装備」「新開発のモータと動力系」「HGを超えたプログレッシブグレード仕様」とかかなり勇ましい予告を聞かされて行くうちに「これは案外凄いモデルになるのではないか」と思えてきました。

多少は値引きが効くうちにと思いフル編成セットを予約したのが昨年の夏。その時点では暮れの年越し運転の主役として故郷の実家でお披露目となる筈でした。
ところが当初11月だったリリースが延びに延び、ショップに入荷したのが2月に入った昨日のことだったりします。

この辺のいきさつからお分かり頂けるように今回の四季島の入線は「実車が好き」と言うよりも「模型としての新機軸や気合いの入り方への興味」の方が強かったりします。第一私はモデルに琴線を刺激する何かがあれば飛びつく質なので別にKATO党でもTOMIX党でもないですし。
IMG_4315~photo.jpg
その四季島、早速検品をかねてショップ併設のレンタルレイアウトで編成状態での試走と相成りました。
走るところを初めて見るというショップのご店主とたまたま店に居たお客さんなどのギャラリーまで揃い、早速出発進行!

レイアウトのロングコースを数周させてみましたが、これが最初から最後まで驚きの連続。走行のスムーズさやスローの効き具合も凄いのですが、わざと照明を落としてもらい薄暗い中で走らせる列車の室内照明も「ただ灯りが点いている」などというレベルを超えた仕様になっているのにも驚かされました。
IMG_4316~photo.jpg
ここまででも結構な長文になってしまいましたが、これだけでは収まりそうにないのでモデルの具体的な内容については次回以降に書きたいと思います。

割と余談
このモデルのパッケージは限定品のフル編成セットという事もあってかいわゆる「さよならシリーズ」のそれよりも良く言えば高級感のある、悪く言えば「大仰で七面倒くさい」ものになっています。
モデルを出そうとするとまるで高級和菓子か何かの様に
DSCN6108b.jpg
DSCN6109b.jpg
DSCN6110.jpg
DSCN6111b.jpg
これ位のプロセスを経てようやく中のモデルが拝めると言う物ものしさだったりします(笑)

光山鉄道管理局
HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☀| Comment(0) | 車輌・電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする