2009年10月31日

モジュール更新計画・44・路盤下のホーム3


 ホーム周りの続きです。
 今回のモジュールではホームの配置されている線路が一番奥まった所にあるために上から地盤をかぶせた場合、そのままでは運転会の際などに何があるのか分からない状態になる可能性が高くなります。

 したがって照明は必須と考えました。
 こうした場合、最近は陰極管などを使ってリアルな照明を物にされているケースが専門誌などでも良く見かけるようになっていますが時間と腕の都合(涙)から今回は出来合いのLEDを使いました。
 トミーテックの照明ユニットを使用しています。但しこの製品は現在の所電球色しかないため今回は我慢しました。
 もっとも、この製品は電池ボックスのコネクターに照明を差し込む形式なので年末に発売される白色光タイプが出たときにはLED部の交換が容易と言うメリットがあります。

 地下駅では線路際に良く支柱が並んでいる事が多いです。
 今回のモジュールは厳密な意味での地下駅ではありませんが、ホームの真上にターミナルビルが乗っかっている上に照明のセットをすると電池ボックスなどの重さが馬鹿にならない気がしました。
 そのためベースのたわみを防ぐ意味での支えとして線路の間のスペースに支柱を配置しました。
 素材はグーパネでベースには接着剤と釘で固定しています。

 ベースと線路との位置関係はこうなります。
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2009年10月30日

趣味の原点を振り返る18・GD Lineの衝撃

 今回は久しぶりに思い出話です。


 JOHN ALLENのGD Lineはその発表当初から世界中のレイアウトビルダーの目標となっている有名なレイアウトとされています。
 以前から断片的に写真は観ていたのですが、レイアウトの全体像を把握できたのは私自身がレイアウトを作り始めた2005年の事です。

 CARMBACK版の写真集を秋葉原のポポンデッタで見つけたのがそのきっかけでしたが、以後古本屋はおろかネットでも同じ本を見つけられなかったので今から思えば実に幸運でした。

 さてGD Lineの全体像をこの写真集で初めて知った訳ですが、その規模もさることながら驚くべきポイントの多さにも圧倒されました。
 一例をあげれば自宅の敷地面積に匹敵する広さの地下室にアメリカの一つの「地方」を表現した大レイアウトなのですが、その大レイアウトが畳一枚よりやや大きい程度の小スペースからスタートし、紆余曲折を経ながら順次拡大して行ったという処にまず驚かされます。
 これは最初のレイアウトを作る段階でシーナリィの設定が一つの大きなグランドデザインを前提になされている事を示すものです。
 実際、写真集の冒頭には氏自身のイラストになるレイアウトの舞台となる地域の大掛かりな俯瞰図が描かれており複数の都市や町をその産業に絡めて鉄道がどう結び付けているかが一目瞭然でわかるようになっていました。
 今、日本のレイアウトでこれだけ大掛かりな裏設定を(しかもレイアウト作りに有機的にフィードバックさせつつ)行っている例は21世紀の今ですら絶無に等しいのではないでしょうか。
  
 HOスケールでレールは一本一本犬釘を打ち込んで作られ、さまざまなポージングの人形一体一体に至るまでスクラッチしている熱意にも頭が下がります。
 そうして創生されている風景もただ細かいだけでなく見る者の視覚効果を十分に計算し実際以上の広がりのある文字通りの「ジオラマ(DIORAMAの語源は「風景のパノラマ」から来ているそうです)」となっています。
 (視覚効果のテクニックは一言で書き切れませんが今の日本のレイアウトが使っていない「裏ワザ」のオンパレードとだけ言っておきましょう。窮屈な細密至上主義には手の届かない境地がそこにあります)

 そしてGD Lineにおいては設定さえきちんとしていれば何でもアリといった自由さも同時に溢れています。
 何しろ貨物駅の積み込み作業には「リアカーを引くステゴザウルス」が存在しそれが実に自然に溶け込んでいるくらいです。単なるおふざけに感じさせない所は、工作力だけではなく場面作りのセンスの良さといかに基本の設定がしっかりしているかの証左でしょう。
 
 とにかくレイアウト全体に溢れるJohn Allen氏の才気には感動すら覚えました。

 しかもこれだけのレイアウトが1941年(昭和16年!)着工、Allen氏自身の死によっての工事中断(!)したのが1973年(昭和48年)と32年にわたって作られ続けてきた事、それ自体が一つのロマンと言えると思います。
 この写真集は今でも時々読み返しますがその度に強くインスパイヤさせられます。GDの魅力や学ぶべき点は到底この狭いブログでは語りきれません。

 そしてこうしたレイアウトに憧れ、少しでも近付きたいという気持ちになれる事が趣味人として一つの幸福でもある事を実感します。
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2009年10月29日

モジュール更新計画・43・路盤下のホーム2


 モジュールの改修は相変わらずスローペースですが、ここで一月半ほど時間を戻します。
 先月の上旬に指を切る怪我をした事は以前触れましたが、その際に掛かっていた工程がターミナルビルの真下のホームのセッティングでした。怪我のおかげで若干工程が伸びましたが・・・

 あれから大分空いてしまったので少々おさらいを。

 モジュール全体で言えばビル街の真下なので見ようによっては「地下駅」といえなくもないのですが、モジュールの性質上本線の敷かれている高さがモジュール全体の基準面であり、ビル街以外のシーナリィ(町屋や近郊風景)も同じ高さにセッティングされる事からそこを基準にした場合「橋上駅のむやみにでかい奴」と言ってもはずれではないと思います。


 今回のホームは実際の運転会で駅として機能させる物ではなく(ですから当然列車の停車は想定していません)「ビル街の下に駅がある」イメージを表現する程度の象徴的な意味合いです。長さもモジュールのイメージを壊さない範囲なので20M級2両分しかありません。
 折角ターミナルビルを作った以上はホームもあった方が良いという安直な発想でしたが、シーナリィの設置上手前側にホームが配置できず一番奥に配置せざるを得ませんでした。

 ホームそのものはTOMIXの対向式です。ですから厳密には地下鉄向けの構造にはなっていません。
 屋根部分にスペーサーをかませて天井をビル街のベースに貼り付ける形にしています。これはシーナリィの差し替えやメンテナンスの際にベースごと簡単に着脱ができるようにするためです。

 ここまでが先月初めの段階です。
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2009年10月27日

モジュール更新計画・42・看板と「時代性」



 先日来工事が進行中の「ビルの壁」ですが現在看板の追加工事中です。

 この看板ですが、何れも今では見ないロゴマークの物を選んでいます。
 と、言うのも川を挟んだ反対側が街コレやジオタウン、「三丁目の夕日」の建物などを集中させたいわば「昭和レトロ区画」である事からこちらのビル街にも一応それに合わせた感じにしたものです。

 素材は何れも街で見つけたエナメル看板(地方だからでしょうか、町名表示や街路図などの隅っこにこういう広告が付いている事があります)を写真に撮ったもので看板らしくするために文字を切り抜いて貼り付けることで僅かながら立体感を与えています。


 こうなってくるとモジュールの右半分は「昭和40年代」という想定になってきます。
(ちなみに左半分はどちらかというと昭和50〜60年代風、並木道のビル街は平成の風景のイメージになります)
 当然これが似合うのは同年代の国鉄車両辺りだろうと思い、先日入線させた157系を入れてみました。
 想像通り違和感は無いようです。

 こうしてみると看板も素材の選択によっては建物と同等に時代を語るものであることを再認識しました。
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2009年10月25日

モジュール更新計画・41・初めての合体


 前回も触れましたが、今回のモジュール改修は手持ちのふたつのモジュールにまたがる形でビル街を加えています。

 実を言いますとこれまでの改修では町並みのコンポーネントごとに組み合わせる形での仮合わせはやってきたのですが、実際にモジュール本体同士の接合は時間とスペースの都合上中々出来ないで来ていました。

 先日やっと場所が確保できたので2モジュール・トータルで1800×600のパノラマをセットしてみました。

 これまでちまちまとやってきた作業が全体にどれ位反映しているかが注目点でしたが、風景に関してはモジュール全体で3つの風景に分断する形となったため大きさの割にちまちま感が抜けていないですね。
 先日触れた「ビルの絶壁」などはその際たる物でモジュールというより「芝居の舞台の書割」の様でもあります。

 と、自分の未熟さを愚痴ってばかりですが今更これ以上の軌道変更もできませんのでこの方向でタイムリミットまで進行させる積りです。
posted by 光山市交通局 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | モジュール.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月24日

モジュール更新計画40・ビル街の弱点を…

 先日の平日休を使った集中工事のメインがこれでした。

 これまで制作してきたビル街と並木道のモジュールはすでに製作してきた二つのモジュールにまたがる形で配置されています。それゆえ各々のモジュールのシーナリィの半分づつがそのまま残る形となるわけです。
 左側のモジュールはそこそこ近代的な風景なので良いのですが、右側のモジュールは街コレやジオタウンの町屋を中心にまとめている上に川を挟んだ向こうが山になっているシーナリィでした。
 山の部分が今回改修したビル街に差し替えられるわけですが、このモジュールの最大の弱点と思えるのはこのスペースが限られているのとビルの一軒一軒が大きめに作られていたため「手前に町屋の街並みのある川の向こうビルの絶壁が出現する」構図になってしまうのです。

 すでに製作されたビル街を取り壊すのも忍びないので少しでも違和感を減らすように建物を追加しました(結局それもビルなのですが)
 まず、川に面したビルの背面にやや縮尺を小さめにした壁面を張り付けました。最近よくやる「ビルのリバーシブル化」です。
 更に川に接する部分にはロウレリーフ上の建物を何件か配置しました。こちらの素材はGM商業ビルの側壁パーツ、中型駅の一階部分、TOMIX詰所の上屋パーツをカットして使いました。

 折角のロウレリーフも真横から見る形になるので効果はありませんが斜め化らのアングルならどうにか見られるといった感じでしょうか。
 それでも「川の向こうは摩天楼」みたいになってしまっていますが。

 一枚目の写真(改修前)と同じアングルから捉えた現在の様子です。手前の風景は同じですがいきなり大都会風になりました(汗)
 こちらはこの後看板の追加とウェザリングに入る予定です。
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2009年10月22日

サプライズ入線


 昨日の平日休で一番の散財となったのがこれです。
 KATOの157系。いわゆる日光型ですが、モデルとなっているのは後の「あまぎ」の仕様です。
 子供の頃から151系とも153系ともつかない独特のデザインには惹かれる物があったのですが、モデルの方は趣味の中断期間に出ていたらしく入手は難しいと諦めかけていたものでした。

 モデルは子供の頃に抱いていた157系とイメージとやや違う感じがしたのですが、それも道理で「日光」に使われていた頃はキハ58と同じ色だったのを後の改修で普通の特急色に変更していたそうです。ヘッドマークの無い状態だと二枚窓の153系みたいな上に塗り分けの関係もあるのかどことなく猛禽類を思わせる精悍さのある顔つきです。

 走行性能は最近のモデルよりやや劣る印象でした。店頭で店晒しされていた期間が長かったのも関係あるかもしれませんが実用上の問題はありません。

 元がリゾート特急的な性格の電車なだけに今のレイアウトのビル街シーナリィよりも竹取坂の様な観光地風レイアウトに向いている感じもします。
 そろそろレイアウトもシーナリィの差し替えを考える時期かもしれません。

 それにしても先月のC57ショック(お財布的に)からやや立ち直りかけたタイミングでこの出費。道楽とはいえ困ったものです。
posted by 光山市交通局 at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 車輌・電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月21日

「集中工事」の合間に


 今日は久々に一日中晴天の平日休。

 進捗はかばかしくないモジュールの改修も集中工事よろしく進行させました(と言うよりぼろ隠しに忙殺されたと言うのが正しい?)
 朝起きて最初にやったのは街路樹へのパウダリング。濃緑系のスポンジを貼り付けた街路樹に木工ボンド水をスプレーし、明緑色のパウダーを上から振りまきました。入門書などでは箱の中のパウダーに樹木を入れてまぶすのですが、今回は陽の当る部分を表現するため真上から茶漉しを使ってパウダーを撒いています。

 その他の進捗については次回以降に。

 昼食時に外出した先のブックオフで見つけた一冊の洋書。
「模型工作技法辞典」とでも言うのでしょうか。鉄道模型やジオラマに限らず航空機やフィギュア、自動車モデルの作例も扱っている本ですが、これが見ていて実に楽しい。
 図版や写真もオールカラーでキットバッシュやスクラッチの技法やギャラリーが満載で見ているうちに何か作りたくなってくる一冊です。
 英文も碌に読めないくせについ購入してしまいました。尤も定価4800円が500円でしたから古本とはいえバーゲンプライスだったのは確かですが。

 それにしても日本でこの種の本に面白い物が少ない(そもそも全ての模型を俯瞰で捉えた入門書自体が無い)のは何故なんでしょう。

 これまた格安で中古をゲットしたトミカのブルーバード510。
 個人的に「ブルーバード」というとこれか910を連想します。私の幼少時に鉄道模型の趣味に引きずり込んだ親戚の機関士が愛車にしていたのがこの型のブルでした。色も当時と同じで懐かしさが募ります。

 と、安物買いの話ばかりですが、今日はもっと大きな散財もしています(汗)それについては後の機会に。
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2009年10月19日

モジュール更新計画・39・並木道に夏が来た



 前回までの日記では街路樹が葉の付かない冬景色だったモジュールですが、日曜日で久しぶりで時間ができたのを幸い一気に葉を貼り付けました。

 これでモジュールの季節も冬から一足飛びに初夏へ移行です。

 葉の部分はクラスターフォーリッジを使っていますが細かくちぎる必要があります。 ところが今回は街路樹が20本近く、しかも大型の樹木と言う事もあってどれ位のフォーリッジが必要かわかりません。これまでの製作経験だと多くても数本しかやった事が無いので見当が付けづらい物がありました。

 結局30分以上ひたすらスポンジちぎりにいそしむ羽目になりました。
 色はグリーンとダークグリーンを1:0.4位の比率でブレンドし5月から梅雨入りまでの季節の表現を考えました。
 どうにか小箱一杯分にたまったところで一本一本貼り付けていきます。

 箱が空になるギリギリのところでどうにか貼り付けは完了。

 モジュールの季節も一気に冬から夏へ変わりました。
 しかし予想通りというか、樹木が大きすぎたせいで折角のビル街の下層階が殆ど見えません。これではいくらショーウィンドーに凝っても効果は半減です。
 又、作ってみて思ったのですが、街路樹の広がりは実際の並木道のようにはなかなかいきませんでした。
 実際の木は上から見ると円形に枝が広がり、殊に青葉通りの様なシチュエーションだと木の上部にだけ葉が茂っているのですが、市販の木だとそういう枝ぶりにするのが難しいと感じました。平面に枝を整形している市販モデルの限界でしょうか。
 とはいえ、自作の方にも自信がもてないのが辛い所です。

 工程はまだこれでは終われません。モジュールが可般式という関係上今のままでは輸送中にスポンジがぽろぽろ落ちまくる可能性が大です。
 この後コーティングをしなければなりませんが乾燥の時間がいつ取れるのやら(汗)
posted by 光山市交通局 at 19:08| Comment(4) | TrackBack(0) | モジュール.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月18日

EF15の憂鬱



 聞くところでは来年辺りにKATOのEF15がリニューアル発売されるのだそうです。
 昨年来デッキ付き電機に惹かれるものを感じる身としては見逃せない所なのですが・・・

 実は昨年秋にTOMIXのEF15を入線させたばかりなのです。こちらの場合は以前からあるバージョンの再発売なので中身については旧製品と殆ど変わっていないのですが、個人的には不満を感じていません。

 基本的に自分はコレクターではないと思っているので新型が出たからと言ってすぐ飛びつく事はありませんし新型になって過剰なほどのディテーリングがされていてもそれだけの理由で新車を入れることは余りありません。
 ですが、最近のC57やDE10などを見ているとリニューアルで確実に走行性能(特にスローの効き具合)が前の物より向上している事が多いのが大いに気になります。レイアウトでの運転ではこれが大きなアドバンテージになる事が多いのです。

 実はTOMIXのEF15は明らかな不満は無いものの、中々スローが効かない動力ユニットが少々ネックと感じていた車両だったので今回のKATOのリニューアルは非常に気になる所です。
 とはいえ、すぐに予約の決断ができないところが貧乏性ですね。

 ところで今回の発表で興味を持ったのはもうひとつ、同時発売の貨車セットです。
 今では「貨物列車」というとコンテナやタンク車の単一の編成が殆どですが、私の子供の頃は混載編成の貨物列車が半ば当たり前でした。実際当時の絵本や図鑑でも「機関車が引っ張る色々な貨車」と言う画が必ず見られた物です。
 そうした編成が「セットで販売される」と言う事自体に時代を感じます。以前は自分の気に入った編成を作るために少しづつ種類の異なる貨車を買い揃えていた物ですが・・・
 こんな事をいうこと自体自分の年を感じてしまうのがなんとも。


 今回のセットにあった貨車は殆ど既に購入していた機種だったので広告の記憶を元にそれらしい編成を再現してみました。
 こうしてみるとやはり懐かしさが募ります。
posted by 光山市交通局 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両・電気・ディーゼル機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする