2011年11月29日

レイアウト改修2011・9・「よ市」を改修する


 モジュールのはなしで大分間が空きましたが、久しぶりにレイアウトの改修話です。
 ここ2・3年の間に神輿や露店の商品化が続いてレイアウト上に夏祭りや盆踊りを容易に組み込めるようになりました。

 ですがこれらのお祭りは季節を限定させる、それも「季節の瞬間最大風速」みたいな所があり年がら年中お祭中の風景をレイアウトで再現されても飽きてしまいそうです。
 お祭りは年に一回だから有難味があると思います(笑)が年がら年中やられても…

 お祭りシーンも単独でのジオラマならば良いのですが、列車が主役のレイアウトでは列車以上に華やかなイベントがあると視覚効果を相互に打ち消してしまう場合も考えられます。

 何より二月の真冬に秋祭りを見せられても(汗)

 最も、これらは祭りの部分だけを取り外し可能なベースに設定してイベントに対応させるという手があります。

 とはいえ、街並みのあるレイアウトでは賑わいを表現したいのも人情です。盆踊りよりも回数が多く、季節の縛りの少ないイベントならば不自然さは少なくなるのではないかと思いました。

 そこで思い付いたのが依然帰省の時のブログでもあげた事のある「よ市」でした。これなら週に一回、少なくても月に1回か2回のローテーションで定期的に行われるので季節への親和性も保てます。もっと言うと定期的なイベントなので極端な時期の変動がない点もレイアウト向けと言えます。

 なおレイアウトでの季節設定は5月の連休明けから6月の梅雨入りまでの時期を想定しています。一年で一番季節感の希薄な時期(しかも祝祭日がない)を選び「普通の風景」を演出しやすくする意図がありました。
(この点3月下旬の雪解け時期というピンポイントな季節を設定した葉純線とは対極の考えでした)
 
 そんなコンセプトでスタートしていた「よ市」でしたが、今回の改修では前回のコンバートの後からリリースされたアイテムを中心に風景の充実を図る方向で改修しました。

 上の写真は数年前に「よ市」を作り始めたころの物です。


 それが数年ほどでこれ位の賑わいになりました。何事も続けてみる物です(笑)

 ジオコレの「屋台」「公園パーツ」等は駅前に集中配置し駅前広場をも「よ市」の一部にする様に演出しました。
(「よ市」の間は駅前広場は車の乗り入れを規制している想定です)

 人形は「ザ・人間」やプライザーの塗り替え品を中心に数十人追加しました。今回は普通の通行人をはじめ、ワゴン売りやラーメン屋はもとより托鉢僧や巡礼キャンギャルやメイドまで追加するというお祭り騒ぎを通り越した演出ができたと(笑)
 この手の何でもアリが出来るのも季節に縛られないよ市のメリットでもあります。

 駅前広場にはモニュメント付きの分離帯を設置。横断幕などを追加しています。
 「よ市」だけでしたが今回はそれに加えて光山の地元J2チームの物を追加して賑やかさを出してみました。
 チーム名は「アークフォックス光山」なんとなくそれっぽくなったと思います。

 この風景を手掛け始めてそろそろ5年目ですが初期の時は40人程度しかなかった人通りもやっと3桁に達しどうにか「賑わい」と言えるレベルに近づいてきている感じがします。

 モデルとなった「よ市」とレイアウト上のよ市の設定上の違いは実際の方は周囲に鉄道のての字もない環境なのに対してレイアウト上のそれは手前側に路面電車の線路、奥側にJR駅の駅前広場を擁している点です。

 この為実景にない「駅前広場での展開」として屋台村を追加してあります。
 また、前回改修以後ジオコレから「公園用のモニュメント類」がリリースされているのでこれを芝生上に組み込む事でこれまで殺風景だった駅前広場も一変させました。
 以前の写真と比較すると賑わいの違いは明らかと思います。
(というより改修前の駅前広場が余りにも森閑とし過ぎていましたね)

 併せてJR駅舎の方も看板類の差し替え、こばる製の自動改札機の追加で近代化を図りました。

 一方、住宅地を中心とした裏通りの方は相変わらず人通りのない感じのままですが、この部分はあまり手を加えずよ市の賑わいとの対照的な静けさを出しています。
 (ベースの改修の時点で突堤部の植生を追加しているので全く変わっていない訳ではないのですが)

 ただ人っ子ひとり居ないのもなんですから最小限の人数を配置したいとは考えています。

 商店街(開運橋・財木町)の風景の方は観光地(竹取坂)に比べて改修の比率は少なくこの他には2月頃に紹介した角地のビルの増築、銀行ビルのリバーシブル化を加えた位です。
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2011年11月28日

これからの散財計画(大汗)


(写真は本編とは関係ありません)
 今年後半から来年前半にかけての新製品を掲載したトミーテックのラインナップのカタログが出ましたが、個人的に欲しいアイテムがいくつか見つかり今から財布と相談中です(汗)

 建物類では12月リリースと言う「造り酒屋」のセットに惹かれました。
 これまでの神社、寺院、温泉街にも驚かされましたが「遂にこういう物まで」という感動(笑)の点で最高のサプライズと言えます。

 私の故郷の田舎町、それも幹線級の優等列車が停車するような街には大概一軒はこの種の造り酒屋を見掛けたものです。中には造り酒屋をやめてただの酒屋さんになっている物もあるのですがそれでも広い敷地の蔵の並びは残っている事は多かったですね。
 ある意味街道沿いの街並みのランドマークとも言えるものだけに製品化の着眼点としては見事な物と言えます。

 フルセットで1万円越えの代物ですが早速予約してしまいました。
 でもどこに置いたものか(大汗)

 車両関係ではモハ72系の仙石線アコモ仕様が朗報でした。
 と言いますか「こんなのまで量産製品として成立するのか」という驚きが先に立ちましたが(驚)

 これは既存の73系の足周りに103系ATC風のボディを被せた代物ですが素人目にはまるっきり103系そのものに見えます。しかもウグイスとスカイブルーに2本立て。
 小学校時代に初めてこれを見た時には103系と信じ切っておりましたが、その後に実際に103系が入線してしまった事は事は諸兄のご存じのとおりです。

 写真は常磐線カラーの103系ですが。

 おそらくATCボディの103系としては最も手軽に入手できる車体と思うので(通常のTOMIXやKATOの高価さを思うと)
 KATOの103系の足周りと組み合わせて103系ATC風にしてしまうのも一興かと(あくまでお遊びレベルですが)

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2011年11月27日

ミサイル列車・大激闘!鉄博決戦


 今回も前の続きです(汗)

 一応形になったミサイル列車ですが手持ちにトラ70000がないので同じトラの50000で代用して編成を組みました。ワラ1はモデルを揃えたものの劇中と違って扉は閉まったまま。しかも後でチェックしてみたら銃眼のみならず屋根の上に手すりまで付いた仕様だったので全く同じという訳にはいきませんでした(おまけに写真では手違いでワム70000になってしまっています)

 本編では犯人グループを分断する為に列車の後ろ半分を切り離しているので写真のシーンはその後の物となります。実際の劇中でもフル編成でパトカーの砲列の前を通過するカットはありませんし、フル編成だとカメラのフレームに収まり切りません(笑)

 牽引機は河合のCタイプディーゼル機関車で代用。実車は黒(またはそれに近いカラー)ですがモデルは肌色です。

 これに以前モジュール上で「無防備都市」のミニシーンを作った時の機動隊員、軍団員(笑)、撮影クルーを配し周囲に新旧取り混ぜたパトカーと破壊車を配置。

 劇中と違ってヘリが飛ばせないのでモンモン氏と力味氏は地上から銃撃、先日着任の「炎の刑事」氏も加わって一大銃撃戦のミニシーンを再現してみました。

 ですが、よく見ると戦うべき犯人グループが一人もいなかったりするのですが、これもいずれ追加が必要ですね(汗)

 こうして劇中ジオラマらしきものをやってみましたが今使えるモジュールが「鉄博風」しかなかったのでこれでは「鉄博決戦」になってしまいます(大汗)

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2011年11月26日

「ミサイル列車」を作ってしまう(汗)


 先日の続きです。「西部警察PARTV」を見てついムラムラと来て製作したのは「国鉄無蓋車対応ミサイルランチャー(笑)」
 今回の作例は一応番組をチェックしてはいるもののあくまでも「それらしく見える」程度のレベルの物です。

 最初番組を見た時はかなり大型のミサイルという印象だったのですが実際に貨車に搭載されているシーンをチェックすると意外に小型である事が判明しました。
 ランチャーを合わせた全長はトラ70000の半分位。劇中でミサイルがせりあがるギミックがあった為実際以上に大きく見えた様です。

 このため当初は「鉛筆の芯」をミサイル本体に使う事を考えたのですがこれでは逆に細すぎる為、ランナーの削り出しとしました。
 これでどうにか劇中のサイズには近づけたつもりですがやはり小さい気がします。

 又、劇中での無蓋車はロングサイズのトラ70000なのですがモデルではショーティサイズのトラ50000を使った関係でランチャーがやや寸詰まりになっています。

 ランチャー本体はプラバンと工作用紙のハイブリッド(と言えば聞こえはいい)
 補機やタンク類のパーツですがこれはGM客車の床下機器からでっちあげたものです。

 構造が簡単なのとサイズが小さい事からランチャーは上下可能です(笑)

 この後色差しかデカールでそれらしいレタリングを加えたい所ですが果たして使えるデカールがあるのかどうか。

 余談ですがこの回のシーンを見ていると他にもいろいろと楽しめます。

 ・列車の爆破シーンで空撮シーンをチェックすると「ワム80000などの5両の貨車がミサイル列車と平行して止まっている事」実際の事故の時などでも現場を見せないための目隠しとして屏風代わりの機関車や列車が並べられる事があります。ただ、今回の場合は爆破現場と並行する道路に破片が飛ばないようにする為のものと思われます。

 ・爆発・火災シーンが多い回でもあるのでパトカーの他に消防車も大量に出動しています。80年代中ごろということもありますが消防車のバラエティも楽しめるポイントです。

 ・スタント用の車両も実車にあったかどうかわからない(笑)ケンメリスカイライン2ドアハードトップのパトカーなんかが出てきますが良く見ると4気筒バージョンの今となってはかなりマニアックな車種だったりします。


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2011年11月25日

西部警察PARTVを観ていてつい、



先日のCSファミリー劇場で放送されていた「西部警察PART−V」の一編。

 その名も「走る炎!酒田大追跡」

 ストーリーを大まかに追うと「日本海上を航行する客船を地対艦ミサイルで攻撃しようとするテロリストグループの陰謀を阻止するために大門軍団が「おしんブーム(当時は「おしんドロームと呼ばれていました)」の余韻も残る山形の酒田へ出動。
 銃撃戦とカーチェイスの末にミサイルを爆破する」と言ったところでしょうか。

 ところでこの話を観終わり、EDのテロップを見て驚いたのは撮影協力に「新潟鉄道管理局」「国鉄酒田駅」「国鉄酒田港駅」が並んでいた事です。
 その昔、「新幹線大爆破」という映画の時は協力を拒否した国鉄が本作では協力に回っているとは。

 何しろクライマックスが「ミサイルを搭載した貨物列車が酒田港駅まで驀進した挙句に、終点で近くの倉庫もろとも大爆発する」という、新幹線大爆破よりもはるかにデンジャラスな展開だったのに。
 分割民営化を目前にしていたとはいえ、たった8年でこれだけ様変わりするのですから驚きではあります。


 ラストシーンでは酒田駅駅長はじめ周りの駅員や鉄道員たちが大門軍団と一緒に万歳三唱するおまけつき(笑)
 最近では「すばらしい蒸気機関車」と並ぶインパクトの話ではありました。

 さて、この時の貨物列車の編成ですがロッド式のBタイプ入れ替えディーゼル機関車を先頭に
 DB-ワラ1ートラ70000(ミサイル搭載)−トラ70000ーワラ1−ヨ8000という編成のようです。

 ワラ1は妻面に角窓の空いた不思議な仕様で列車ジャックした犯人グループがここを銃眼代わりにミサイルに取りついた刑事に発砲(なんと無茶なw)。ヨ8000でもデッキはもとよりすべての窓から自動小銃を乱射していたというこれまた凄まじい画が展開しておりました。

 そんなビデオを見ているうちについムラムラときまして(笑)

 ついやってしまいました。詳細は後ほど(汗)

 最後になりましたが昨夜当ブログも27万アクセスとなりました。徐々にヘンな内容が加速しつつありますが今後ともよろしくお願いします(汗)


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2011年11月24日

Zゲージの0系・第一編成(笑)


 前回に引き続きZゲージの0系の話です。

 試験車の編成で大体の見当がついたので、いよいよ本番としてR68編成をベースに動力化、Zゲージ化を実行しました。
 要領は前回同様なので詳しくは述べませんが、モデルの編成は6連だったのですが新幹線をやる以上は出来るだけ長編成をやりたかったので中間車を2両追加し8連で対応しました。
 とはいえ普通車のみの編成なのであまり長くなっても意味が少ないのですが。

 この機会にメーカーに要望したいのですがグリーン車と食堂車の追加(出来るなら初期型の大窓仕様も)を切に願いたいですね(汗)



 8連化した0系ですがこれを走らせるエンドレスは奥行き44センチ、長さは110センチとNゲージの小編成用の基本セット並みのサイズです。
 斜めに配置すれば事務机程度のサイズでこれが楽しめることになります。

 走行ですが流石に編成物となるとサイズを超えた迫力の違いを感じました。
 以前触れたように今のZゲージはスローの走行性はNや16番に劣るものの高速巡航では殆ど走りに差がありません。

 殊に「高速巡航における編成美」が大きな魅力のひとつと言える新幹線はZゲージのメリットがフルに生かせるジャンルではないかと感じました。
 もちろん、Nの在来線に対してZの新幹線を組み込むと言った使い方も大いに期待できます。

 動画です。


 こうなってくると新幹線の増備が更に進みそうですね。財布が持ちますか(大汗)

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2011年11月23日

Zゲージの0系の動力化

 帰省の帰途は秋葉原に立ち寄り、Zゲージのアイテムを入手しました。

 プラッツの新幹線0系動力とトレーラー用足回り一式。
 かねて考えていた「新幹線はZゲージ」計画の第一歩です(笑)

 足まわりですが先頭車用が二種類あったのでライトと尾灯が点灯式なのかと最初思ったのですがこれは後述するカプラー形状の違いだったのが少し残念です。

 動力はかなり薄型なのは良いのですがノイズが多い上に若干スムーズさに欠け、これまで入手したZゲージ動力の中ではややガサツな方です。最も気にしなければそれで済むレベルでもあります。

 カプラーはAKIAのそれに酷似したドローバータイプなので連結方向が制限されるもののAKIAと異なり台車にカプラーがマウントされるタイプなので急カーブには強い方です。但し車体自体が長いので説明書にもある通り195R辺りが小回りの限界といえます。
 先頭車はライトは点かない物の運転席が付属しているのでZゲージ化を考えないユーザーにとってもそこそこのアドバンテージはあるでしょう。

 足周りの交換は少しコツがあるものの工程自体は鉄コレのそれよりもイージーと思いました。

 動力化第一号(笑)は試験車編成の3連。当面博物館モジュールでの運転を考えているのでこれ位がちょうどという所です。

 早速モジュール上を走らせましたが195Rのリバースループだと御覧の通り豪快な車体の屈曲となるのは仕方ないのですがそれを除けば結構楽しめる走りです。
 30年前のNゲージのレベルというとおわかりでしょうか(笑)

 次回は通常編成のZ化に掛かりたい所です。
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2011年11月21日

PECOのレイアウトプラン集におもうこと

 先日のレイアウトプラン集のお話の続きです。

 KATOやTOMIXのプラン集を見ていて感じていた「不思議なもどかしさ」の正体が何だったのか、長い事分からなかったのですが、先日入手した別のレイアウトプラン集を見ていてその理由の一端が分かった様な気になりました。

 イギリスPECOが昔出していたレイアウトプラン集。
 実は以前から一度見てみたかった本だったのですが絶版久しい上に古本市場でもなかなか見かけない状態だったので最近出物を見つけるまで私にとっては幻の書だったものです。
 二年越しの探索の末、先日やっと入手できました。

 入手してみると意外なほどに薄手の上にモノクロ印刷、全文英語(当たり前ですが)なのでかなりとっつきにくい感じだったのですがいざ読み始めるとぐいぐい引き込まれたのは我ながら意外でした。

 一見した印象として「カーブの使い方が巧み」と言うのをまず感じました。
 基本的に半径の決まった組線路に頼らず適宜フレキシブルレールを併用しているのでスペースいっぱいにコーナーを設定でき且つ側線にもカーブを加える事で実用性も確保しています。
 この為同じエンドレスを比較してもデッドスペースが少なく、日本のレイアウトでよく問題になる「エンドレスのコーナー部分のシーナリィ処理」が比較的楽にできている印象を受けました。

 それに関連して「カーブしたホームが多い」のも目を引くポイントでした。
 メルクリンを手本に進化したと思われるTOMIXやユニトラックではホーム自体が一部を覗いて直線上に設定される事が多く、これがスペース効率を損ねているケースが多いのですがホームを自作する事が当たり前となっている英国では線路のカーブに合わせたホームの設定が自由に行われておりこれがスペースの効率化とリアリティに寄与している様です。

 例えばエンドレス上でもホームの片側をカーブ上に配する事で長編成に対応すると同時にホームへの進入シーンの演出にリアリティを与えている物が多いです。実際の駅、特にターミナル駅ではホームが完全にまっすぐである事が殆どない事を考えるとこれは巧みなプランニングと言えると思います。

 又日本のプラン集ではこれまたほとんど見ないポイントトゥポイント(始発から終着まで一本線で成り立っているレイアウト)のプランも豊富でループや立体交差、リバースを巧みに組み合わせて小スペースでも実際の鉄道に近い運転形態がとれる様にしているのもすばらしいと感じました。

 プランの殆どは駅を中心に構成された物で駅の発着のリアリティや同じ列車がリバースを使って同じ駅に戻って来るのを「同じ列車を上り・下りの列車に見立てる事で」不自然さを回避している事にも感心しました。

 全体に読んでいる、見ているだけでも楽しめるプラン集で、思わず時間の経つのも忘れてしまうほどでした。

 さて、KATOやTOMIXのそれは今回のPECOよりも10年以上後にでたと思われる本ですが、全体にトラックプランが図形的に見えてしまいます。
 これは半径の決まった組線路を使っているハンデがプランニングの自由度を妨げていた事が先ほど私の触れた「もどかしさ」の理由の一つではなかったかと感じます。
 それともうひとつ、ベースボードが出来合いの長方形のものを基本にしているため四角四面の印象を与えてしまっている事もあるでしょう。

 それと組線路の大きな欠点として考えられる事、どうしてもトラックプランが幾何学的な模様になりがちな点も大レイアウトになるほど露呈しやすい問題でKATO/ TOMIX共に大レイアウトなのに見ていても心の動かないプランとなっていた原因ではなかったかと思います。
 フレキシブル主体のPECOのそれはあらかじめ決まったシーナリィモチーフに沿う形で線路が配置できるため駅以外の部分でも指で線路をなぞる楽しみが大きいと思えました。
 

 しかし、あれから30年近くが経ちその間に組線路でも様々な半径のレール(まさかTOMIXで103R、ユニトラックで180Rが登場するなど80年代のプラン集の当時では想像すらできなかった事です)やカーブポイント、ダブルスリップや3分岐まで登場している今なら以前よりもプランニングの自由度は上がっている筈です。
 言い換えればカーブホームの自作さえできるならかなりリアル且つ楽しいトラックプランが実現できるチャンスが増えているのではないでしょうか。
 それも今までと同じスペースで。

 その意味ではこのPECOのプラン集は私に希望を与えてくれました(何の?)
 (写真は一部処理を加えてあります)

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2011年11月20日

80年代のレイアウトプラン集におもうこと



 帰省での帰宅の直前に実家の本棚から引き出してきたものがあります。

 KATO/ TOMIXの80年代のレイアウトプラン集。
 当時はレイアウトなど海のものとも山の物ともつかない状態でしたが、TMS・とれいんなどの専門誌とともに当時のカタログには随分と夢をかきたてられたものです。


 KATOのそれはユニトラックの登場前と登場後の物を、TOMIXは線路のラインアップが揃いかけていた時期の物です。
 学生の身ではこれらに示されているプランのどれもこれもがスペースと時間、そして何より予算の問題で実現が困難でしたが「やろうと思えばこれ位のレイアウトは実現可能」である事を具体的なプランで示してくれたこれらの本は文字通りの夢へのパスポートでした。



 改めて読んでみて思うのですが、ご丁寧にも完成予想図や、どうかするとプランに合わせて実際にレイアウトを製作・作例として掲載(それも一冊のプラン集に複数!)していたのも80年代のNゲージ旋風の勢いをうかがわせるものが感じられます。
 中にはかなりのサイズのものもあったりして驚かされます。

 今では「半完成品のレイアウトが新幹線の通販でも買える」時代ですがレイアウトを持つ事自体が夢だったあの頃を思うと隔世の感があります。


 ただ、当時も感じていた事ですがこれらのプランを見てどうにも何か物足りないもどかしさも感じられたのも事実です。

 大レイアウトになるほど線路配置が幾何学的になってしまっている所などは気になるところの最たるものだったのですが、どうもそれだけでは説明しづらい何かを感じました。

 その理由がこれまでいまひとつはっきりしませんでしたが、ごく最近ある事がきっかけでその理由の片鱗がわかってきたように思います。
 そのきっかけを含めた説明については次の機会に。

(図版は一部処理を加えました)

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2011年11月19日

秋の帰省から・・・


 今回は久しぶりに鉄道から離れた話題となりそうです。

 先日までの帰省の話です。

 近年にない暖かさとはいえ、山々も色づき秋らしい景色に郷愁を感じさせられます。菩提寺のある沼宮内も区画整理や道路の拡幅などで表通りは結構こざっぱりしてきているのですが昔を知る身としては逆に寂しさを感じさせられました。
 ですがいつもの11月であれば殆ど紅葉も散りつくしているタイミングなはずなのですが。
 どうも昨年夏辺りからの気候はやはり少しおかしい気もします。



 それでも町外れの方では子供の頃に見かけていた懐かしい店や家々がまだ残っているのにほっとします。
 こういう鄙びた風景はいつか16番辺りでモデル化したいもののひとつですが、今の内に資料を集めた方がいいかもしれないと思います。

 よく見ると「背後の家の屋根に林立するパラボラアンテナの群れ」なんかを見ると余計に(笑)

 帰途、道の駅に立ち寄り土産を買ったのですが、そこにでかでかと飾られていたポスター。
 こんなキャラがいつの間に登場していたのかと。
 不勉強ながら「寄寿姫」の伝説自体知りませんでした。ここに本籍があった人間だと言うのに(汗)

 帰宅後に「寄寿姫」で検索してみたのですが、ヒットしたものの殆どがこのお菓子の物で、肝心の伝説そのものを扱ったものが皆無に等しかったのがなんとも(汗)

 「萌え」の波はついに沼宮内まで浸食して来ているようです(驚)








 帰途で通りかかった「つきのみや駅」の写真です。

 と言うのはうそです(笑)
 通りかかりの駅の雰囲気がなんとなく目撃談のそれに似ていたのでつい撮ってしまいました。

 それにしても日曜の夜7時台だというのにこの閑散さは何なんでしょうか。ついさっきまで人混みのホームばかり見させられてきたのに。
 これでは本当に「つきのみや駅」で通ってしまいそうです。

 やっと最後に鉄道らしい話題が(汗)
 帰途は真夜中になりましたがさすがにこの時間になるとさすがに冷えます。

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