2013年09月30日

KATOの氷河特急のはなし

 9月も終わろうというのに今回は8月初めの帰省での入線車の紹介です。
 しかも前回に続いて外国型です。

 こんな凄いのまでが入線できたのですから今年はまさに「鉄夏」でした。

 KATOの「氷河特急」基本セット。
 これも最近出たモデルと思っていましたが、故郷の中古ショップで出物を見つけました。
 これもリリース時には速攻でなくなっていたモデルなので有難い話ではあります。勿論新車より安いですし(笑)

 当然これもミニSLレイアウトでの運行を目論んでいたのですが。
 機関車単機ではレイアウト上の走行は可能でしたが、編成を組ませると連結間の距離が短すぎるのと台車の首振り角が不足でどうしてもクリアできませんでした。
 鉄コレの18M級は平気でクリアできるのに(泣)

 とはいえ特に機関車はレイアウトに映えるデザインであるのは確かです。
 走行性も中々良く、殊にスローの効き具合がなかなかなので手持ちのボギー貨車なんかと組み合わせて見ても面白いと思います。

 ただ、客車の方をどうしたものか。
 これだけの短駆の編成ならもう少し急カーブがクリアできてくれるものと思っていたのですがこの点では残念です。
光山鉄道管理局
 HPです。昨日更新しました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両・電気・ディーゼル機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月29日

グラハムファリッシュのCタンクに思うこと

 今回はこの夏入線の中古機で感じたことから


 物はグラハムファリッシュのCタンク。
 このメーカーのロコは正月にJINTYという0−6−0のタンク機を入線させています。
 今回のは2−6−2の軸配置で日本で言えばC10に相当するサイズの様です。

 とはいえ、全体ののびやかなラインはさすが英国機。C11やC10の様なちまちましたところがないのは流石に蒸気機関車発祥の地のロコの人徳かもしれません(笑)
 緑色のボディも違和感よりも優雅さの方を感じさせます。


 ボディはダイカスト製の様ですが煙突やドームの一部は別パーツの挽物らしく前回のJINTYに比べると質感に優れる感じです。
 ロッド周りもそれは同様で全金属製でした。

 走行性はJINTYに比べると癖が無い感じでミニカーブの無い本線で運用する分には不満はありませんでした。
 同時購入のスハ32とのマッチングも悪くありません。

 蒸気の中古ですがこれで2000円でしたから走行派にとっては結構な拾い物のロコでした。
 ここ2年ほどで小型機を中心に外国型の蒸気の入線が相次いでいるのですが機構の巧みさや走行のタフさ、場合によっては走りの質感そのもので日本形に無い魅力を感じさせられています。
 大型機だとさすがに日本形と並べた際の違和感はありますが、小型機ならばそれも最小にできそうなので形を見て入線させています。

 実際秋葉のショップでも大型機の出物がいくつかあったのですが予算の都合もありそこまでは手が出せませんでした。
 とはいえ世間で考えられているほど高価でもない気がします。

光山鉄道管理局
 HPです。本日更新しました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両・蒸気機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月28日

GMの111系・36年目の編成入線(汗)

 今回もやっぱり中古モデルのネタです(汗)

 先日中古を見つけた111系電車。

 それも動力車なしのトレーラーの編成です。

 恐らく30年以上は経っていそうなグリーンマックスの初代モデルです。
 当時のパッケージが付属していたところから見て完成品(いわゆるグリ完)前面の窓ガラスのはめ込み具合からすれば完成品でも後期のモデルと推察されます。
 この111系、発売当初は動力ユニットの開発が間に合わず、当時のKATOの103系の動力をコンバートできる設計でしたが1年ほど経ってからようやくオリジナル動力の開発に成功。
「GM初の動力車」ともなったモデルでした。


 

 当時のユーザーの手になるものでしょう、各部に色刺しがされておりある車両などはプラバンで床板、床下機器も自作の物を付けていたりします。
 今の製品と比べるとどうしても見劣りする仕上がりですが個人的には当時のユーザーが見るからに「一生懸命に自分好みに仕上げた」というひたむきさが感じられ悪い印象はありませんでした。
 恐らくこの車両のユーザーも今頃は40代か50代くらいなのではないかと思えます。

 さてなんでこれを買ったかと言いますと



 実は1年半ほど前に動力車(これまた当時モノの35年前のGMオリジナル動力です。最近のはエンドウのOEM動力が多いですね)だけ入手していたからです。
 当時のブログです光山市交通局「オープンセールの罠(汗)」

 安かった上に走りもそこそこだったとはいえ(あるいはそれゆえに)これをどう使うか先日まで悩みの種でした。
 なにしろサイズと形状が今の動力と異なるため当のGMキットですら現行モデルだとこの動力ユニットに適合させるにはそれなりの加工が必要。他車のトレーラとのコンバートも困難という代物でした。
 それも「当時のトレーラーと組み合わせる事で当時のオリジナルに近い編成を運行する」事でやっと落ち着いたわけです。

 但し走行音は昔の掃除機みたいな強烈なノイズを出しますし、お世辞にもスムーズとは言い難いですが、それでもミニカーブ140Rはクリアします。

 思えば77年頃の「とれいん」新年号の紹介で「GM初の電車モデル」のこの車両を見て以来心のどこかで「これを走らせられればなあ」という思いを抱いて30年。
 中古モデルの寄せ集めとはいえ、ようやく夢のひとつが叶った気もします。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 車輌・電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月27日

帰省の土産物編・カット文字の手帳など


 今回は今更ながらの帰省の土産物編です。
 子供の頃、あるいは学生時代に何の気なしに買ったきり長いこと忘れられかけていた本が何十年もしてから突然役に立ちはじめる。 

 今回の帰省に伴う発掘作業で強く感じた事のひとつがそれです。
 昔の学研やTOMIXのカタログなんかの発掘などは正に鉄道模型の趣味には合致しているのですが、それ以外のジャンルで掘り出し物が見つけられた事も大きな収穫でした。

 カラーブックスの「神戸異人館」
 見てのとおり当時の神戸の異人館を紹介する本ですが、当時は確か「レイアウトを作る時の参考に」と言う目論見もありました。
 と言うのもこれを買った80年代当時は日本形の建物類がまだ少ない頃で、レイアウトに街並みを作る上では自作と並んで「海外のストラクチャーを混ぜ込む」というのを考えなければなりませんでした。

 近代的なビルや住宅ならまだごまかしも効くのですが見るからに「欧州」と言う感じの洋館などを使う場合、他の日本形建造物とどう組み合わせれば違和感がないか、あるいはどう配置すればそれらしく見えるか
 それを知る上の参考にと買ったのがこの本でした。我ながらなんという勉強熱心(爆)

 そして買った後にろくに目を通さないまま忘れていた所が勉強嫌いの私らしい(大恥)

 ですがあれから30年近くを経て海外メーカーのストラクチャーが比較的容易に入手可能(何しろ中古ショップで定価の半額以下の購入すらできるようになりました)になった上、それ以上に日本形の建造物が充実してきたのが大きな変化でした。
 今ならこの本の本来の目的に使う事ができそうな気もします。
 ・・・と言うか竹取坂のレイアウトを作った時点でこれを見ておけばもう少しましになったかもしれないのに(恥)

 そしてもう一冊集文館の「カット文字の手帳」
 これは異人館以上に掘り出し物臭く、かつ役立ち度も高い一冊です。

 実はこの本は小学性の頃、「落書きのお手本用の画集」にと買ってもらったもので買った時点ではレイアウトはおろか鉄道模型すら意識していなかった一冊です。
 ですがこの間の発掘時に読み返してみて驚きました。

 本書はポスターや印刷物を作る際のレタリングやカットを集めたものでそれらの一部として略画や図案が纏められている本です。
 後半には様々なレタリングが紹介されているのですが、そこに出ているロゴがエナメル看板顔負けの「昭和30年代テイスト全開」のノリだったのです。

 これ自体が切り抜いてそのまま看板に使いたい位のラインナップ!
 市販のステッカーだと誰もが知っている「オロナイン」や「アース」「官公学生服」位はあっても「ポポンS」「地球鉛筆」「オーシャンウィスキー」なんてのはまず見ませんし。

 そのほか「大賣り出し」「展覧会」「仏蘭西料理」等のロゴも見るからに昭和20年代〜30年代のテイストが強くこれまた応用範囲の広いアイテムと思います
(大体にしてこれを買ってもらった昭和40年代ですら相当にアナクロに感じられたものでしたが)

 ある意味今回一番の掘り出し物はこの本だったのかもしれません。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月26日

ハー●オフで工作意欲を刺激される(笑)


 先日のハー●オフから。

 ここで買うものと言えば中古の車両とか建物とかの出物があれば買う訳ですが、そのノリから言うなら「車両」「線路」が8割くらい、残りの2割が建物類と言う事になります。

 ですが田舎のハード●フでは滅多に並ばないジャンルと言うのもあります。
 HOのモデルなんかは以前は時折見ましたが今は全滅状態ですし、Zゲージや外国形なんてのもそうです。
 そこまで極端でないにしても殆ど見ないのは「車両パーツの単体」です。

 まあ、TR11とかPS22を買いにハード●フに行くなんて事自体が想像できませんが。

 今回見つけたのがその「車両パーツ」だったりします。
 GMの集中型クーラーとか113系用のベンチレータなんてのが「近所のハード●フ」で買えるとは思いませんでした(笑)
 とはいえ今回買ったのはパーツの性質上、使う確率の高いパンタグラフと動力ユニットです。

 GMのDT21仕様の動力ユニットですが興味深いのは「テレビのノイズ対策のコンデンサ」が付いている事です。
 これだけで相当の年代物と言うイメージを感じさせます(笑)

 PS17やPS16も鉄コレや電車のリペアなんかで使えそうですし。
 これだけ揃えて1500円と言うのは悪い買い物ではありません。

 ですがこれだけ手に入るとやはり何か作ってみたくなります。
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 07:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道模型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月24日

今月のジャンク車・しなのマイクロのEF71


 先日の秋葉ツアーの入線車から
 秋葉に行ってまでしてジャンク品を漁らなくともと言う気がしますが結局またやってしまいました。

 まずはマイクロ(しなの時代の)のEF71。
 この形式はこれまで故郷や近所のショップでも何度か当たった事があるのですが掛け違って入手する事がありませんでした。

 コンディション的に走りに問題のある個体が多かったりカプラーが互換性のない物に交換されていたりといった物が多かったのがその主な理由です。
 しなのに限らず学研やエーダイのモデルなんかだと往々にしてこの手の加工がされている事が多い気がします。

 今回はパンタ破損によるジャンクと言う事で走りは問題なし。カプラーもアーノルドのままだったので安心できました。
 パンタは繊細なパーツだけに落としたりして歪みができてしまうと修正に手間が掛かります。

 但し、時間さえかければそこそこ修正は可能。中古屋さんの場合この手間を惜しまざるを得ないのですが時間の制限のない道楽ものにとってはむしろ好都合です。
 HOZANのピンセット片手に格闘という事になりそうですが台所モデラーとしてはいかにもな宿題となりそうです。

 EF71自体ですがTOMIXのそれに比べるとディテーリングの彫りが深い印象で見た目の細密感では勝っています。
 ナンバーも交換式ですが写真の様に若い番号を選ぶとなぜか両脇に隙間ができてしまうようです。

 交流機のEF級ではなかなかの大型機だけにNでも迫力はあります。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 20:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両・電気・ディーゼル機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月23日

万世橋の交通博物館の思い出2

前回の続きです。

 先日紹介した交通博物館のパンフレットの裏表紙の広告から。
 貿易センタービルの40階建てが自慢になった頃の雰囲気が感じられます。
 この他「マブチの空中モーターA-1」の広告もありました。思いっきり昭和40年代を肌で感じさせられます(笑)

 交通博物館の展示品でもうひとつ心を惹かれたのが模型店などでは見る事の出来ないラージスケールの精密模型。
 ある人が「解剖しかけた死体にしか見えない」と表現していましたが、今思えば実物の引き写し、単なる縮小版に留まらない独特の魅力、「手作りの模型」としての魅力が感じられて感動できました。
 (むしろこの点では最近のプラの量産品の細密模型の方に「冷たさ」を感じてしまう事があるのですが)

 それはさておき



 昭和50年に初めて交通博物館を覗いたのですが、それからしばらくして年に2,3回秋葉ツアーができる条件(要は故郷よりも首都圏に近いところに住み着いた)が揃う事になりました。
 ところが、あれほど秋葉に通い詰めながら交通博物館を覗くのは大分ご無沙汰する時期が続きました。

 電気街のはずれで万世橋を渡った先という地勢の問題もありますが、その時期が「鉄道模型の中断時期」ともろに重なったのが大きかったと思います。
 次に交通博物館を覗いたのは閉館が決定した前後の時期でこのタイミングを逃せない事もあって子供を連れて繰り出しました。


 驚いたのは(いや、これは当然なのですが)展示の大半が昭和50年当時と殆ど変っていなかった事です。
 たったそれだけの事なのに一気にあの頃にタイムスリップする感覚に襲われ涙が出るほど懐かしかったのが今も鮮烈に思い出されます。
 子供にしてみればHOのパノラマを別にすれば建物が薄暗い上に展示品の大半が古臭く感じられたのではないかと思いますが・・・

 ただ、その時に面白かったのは敷地の中で70年代の旧車のミーティングがされていた事です。館内では飛行機のソリッドモデルの教室だか展示会もあった様ですし。
 あの界隈は日曜になると異様なほど人通りが少なくなる所だけにこの一角だけが独特の活気にあふれていたのが強く印象付けられています。
 当時の交通博物館が「乗り物趣味人全般の殿堂」としての機能も果たしていた事が伺われますが、この種のコミュニティ機能を併せ持った施設が都心から失われた事ももったいない気もします。

 それからしばらくして交通博物館は閉鎖され大宮の鉄道博物館へ引き継がれることになります。
 皮肉な事に閉鎖の前後の時期に私の鉄道模型趣味が復活したものですから、取り壊し前の建物を外から眺める方が増えました。
 こんな事ならもっと通いつめればなんて思っても後の祭りです(恥)
  
 そういえばあの頃は「交通」博物館でしたから自動車や船、飛行機なんかもあったのですが鉄道に比べると今一つ貧弱な印象で昭和50年から全く変わっていなかった(鉄道はシミュレータやら模型の追加やらでリニューアルされているのですが)印象で2階以上は殆ど客のいなかったのが異様でした。
 あの展示物は今どこでどうしているのやら。
 大体上記の「交通博物館のすべて」ですらそれらの展示の説明は殆どありませんし。

 さて、本書は交通博物館の展示品紹介にとどまらず、博物館の舞台裏や所蔵の記録映画の紹介もあり単なるガイドブックよりも面白い部分も多いです。
 更に後半で展示用模型の工房や職人の紹介等も紹介されており鉄道模型のファンにも楽しめる構成になっているのが嬉しい。

 万世橋時代の交通博物館を覚えている人にはお勧めです(笑)

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 18:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅行・探訪・イベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月22日

万世橋に交通博物館があった頃(笑)

 先日、神田万世橋に「マーチエキュート」なる新商業施設がオープンしたとの由。
 工事中の風景は何度か見ていますが、秋葉の隣接地らしからぬ垢抜け(過ぎる?)した雰囲気の場所になりそうです。
 次の秋葉行きの折には一度位覗く事になるでしょう(笑)

 ・・・中年のおっさんが行くには辛そうな気もしますが。

 さて、万世橋駅の跡地というと私の世代だとやはり「交通博物館」が思い出されます。
 今回はその辺の思い出なんかも交えて。

 昨日古本屋で見つけた「交通博物館のすべて」
 マーチエキュート開業の直後にこれを見つけるとは何というタイムリーさ(爆)

 さっそく読み返してみると写真の一枚一枚が懐かしい。

 私が交通博物館に初めて行ったのは昭和50年の夏でした。

 写真は当時のガイドブックですが映画のパンフレット並みの薄さでありながら40年近く経った今も私の宝物のひとつです。
 あの頃も私のお目当ては「鉄道模型パノラマ」
 普通の休日だったら親子連れの群れに囲まれてろくに見る事の叶わない(事実、これ以後に出かけてもゆったり座って観られる事はありませんでした)のですがあの時は「平日のはとバスツアー」の一環だったので実に悠々と眺められたのが思いだされます。
 係のナレーションに合わせて運行される列車たち。更に夜になると照明が徐々に落とされ、夜景の中を夜行列車の走る様が幼な心にも幻想的でした。

 このコンセプトは後の鉄道博物館や原鉄道模型博物館などのレイアウトで形をアレンジしつつ引き継がれています。

 もちろん、システムとしての鉄道を説明するための施設面のジオラマや実演コーナーなども興味の的でした。

 最後に売店でお土産を選んだ時です。
 ここまできたら何かレイアウトの本が欲しい。でも何が良いのかわからない。
 なにしろそれまでレイアウトの本と言えば昭和39年の「模型と工作」位しか知りませんでしたからレジの裏に並ぶTMSの別冊シリーズなどはどれが良いものやらまるで見当がつきません。

 「レイアウト〜」というタイトルの何冊かの表紙を眺めていてひときわ目立つ黄色い表紙の本。
 あの時の私は「一番目立つ表紙の本」を選ぶくらいしか選択の余地はありませんでした。
 それが「レイアウトモデリング」との出会いでした。 
 初めての交通博物館としてはこれはこれで強烈な思い出でした。

 (この項・近日中に続きを上げます)

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・探訪・イベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月21日

気分だけ「鉄カフェ」(笑)


 ちょっと前の話ですがたまにはこういうネタも良いかと。

 先週の日曜日は台風接近中の連休初日という事でどこにも外出せず。
 そんな訳でそのは日がな一日台所の整理に費やしました。

 雑然としていた一角を片づけたり、古くなった調味料類や油を処分したりと主夫そのまんまな一日でしたが、それはそれで有意義だったと思います(笑)
 さて、整理中に気になったのが流しの脇の冷蔵庫の壁、


 あまりに殺風景なので適当な写真をコラージュしました。
 ついでに
 ドイツの鉄道模型メーカー、 ミニトリックスの新製品リスト。

 イラスト主体の表紙は、KATOやTOMIXのそれよりずいぶんとお洒落な表紙です。
 このセンスの良さは日本のメーカーにも欲しい所ですが。
 何やらカフェの装飾ポスターに使えそうな感じですね(笑)



 調子に乗って一角を鉄道カフェ風に(笑)してみたつもりなのですが…
 因みに手前のはローソンのホイップクリーム付パンケーキ。田舎で買えるものとしてはこの辺が精一杯と言う事で


 この構図、ほんの少し視線をずらすだけで「流しの隣の一角」なのがバレバレです(汗)
 ですが一度こういう環境でコーヒーなど飲んでみたいものです。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 19:09| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月20日

日本最古(?)のレイアウト本を発掘する(笑)


 今回はひょんなことから入手した鉄道模型本のはなしから。

 「子供の科学」で有名な誠文堂新光社は以前から鉄道関係の書籍が充実していたところとして知られた存在でしたが、鉄道模型の本も数はそれほど多くはないにしても面白い物を出している事があります。
 今回紹介するのはその中でも最も古い物の一冊ではないかと思います。

 「少年技師ハンドブック・鐵道模型レイアウトの作り方」(国峰孝太郎著)
 単にタイトルだけを聞いてもピンと来ない向きもあるかと思いますが注目すべきはその発行時期です。

 この本の初版は昭和24年1月20日。
 日本がサンフランシスコ講和条約を経て実質的に主権を回復したのがその翌年の25年。また、それ以前の日本では鉄道模型はイコール「車両模型」でしかなく、16番最初の個人用のレイアウトが登場したのですらやはり本書の翌年の25年です。
 おそらく(私の知る限り、という但し書きつきですが)本書は「日本で最古のレイアウトの入門書」だったのではないでしょうか。

 これだけでも十分に驚くべき事なのですが、その中身も実に充実しており入門書の骨格としては今でも十分に通用するどころか64年たっているのに未だに先進的に感じる部分さえあります。
 この驚きはとても一回では書き尽くせません。

 本書が出た時期は先にも書いたように主権回復の前の時期。アメリカを中心とする進駐軍の将士の中の趣味人の手で鉄道模型が改めて紹介されると同時に彼らの注文に応じる形でHOの鉄道模型が輸出産業のひとつとして勃興しかけていた頃に当たります。
 万世橋時代の交通博物館のHO大レイアウト(現在もそのコンセプトは鉄道博物館のそれに引き継がれています)のルーツも駐留軍のエリオット軍曹が始めたレイアウトにあったそうですし。

 当然車両模型だけではなく「それらを走らせる舞台」としての「レイアウト」の楽しみも次々に紹介されていたでしょう。

 それらの情報を生で触れた著者を含めた鉄道模型趣味人にとってはこれは正に一種の「文明開化」だったのではないでしょうか。
 本書を読んでいてまず気づくのは全編通して流れるその溌剌とした筆致でした。
 これほど古い本でありながらこれほど読後感の若々しい「鉄道模型の本」というのには私自身、未だに会った事がありません。

 とはいうものの当時はまだHO=16番のモデルはまだ日本では将来性を不安視されていた様で、本書のレイアウト制作もそのすべてがOゲージを基準としています。
 

 そうした気負いもあってか、本書はあらゆる意味で「レイアウトの教科書」たらんとしている内容でした。
 後のレイアウトの入門書のすべての内容がこの一冊にすべて集約され、あらゆる意味での「原点」になっているのではないかと思います。

 まず基本的なところでトラックプランの種類が紹介されていますが、これまで見たどのレイアウトプラン集よりもわかりやすい説明でまずここに感心しました。
 更に以前私が考察した「レイアウトの高さの設定」についてもかなり詳細に説明されており「低すぎる」デメリットと同時に「高すぎる」事のデメリットにも触れていたのが印象的でした。
 当時の住宅事情から「鴨居の上に線路を敷かざるを得ない」シチュエーションが多かった日本ならではの悩みとも言えます。

 線路の作り方から始まり、その中にはカントやスラックの設定方法、更には当時のOゲージらしく「第3軌条の釘の打ち方」なんてのもあります。
 更にすごいのは上記のカント、スラック、半径に準拠した「線路標識の作り方や設置の仕方」まであります(!)
 ポイントも3線式の自作の仕方がありますし、架線の作りかた、カーブでの架線の張り方も載っています。


 そんな具合ですからストラクチャーやアクセサリなどは当然の様にフルスクラッチ。
 これまた当然の様に「建築限界の測定車」の工作記事もあります。

 パワーパックは「制御器」と呼ばれこれまたフルスクラッチで運転台そのまんまの物の製作法が載っていました。
 また、当時はコントローラとトランスが別体(高級なパワーパックでは今でも見かけますが)となっているのでこれまた自作記事があるのですがトランスを「変電所」と呼んで「実際に建物に内蔵させる」という形式であらわされています。
 正直これは「目から鱗」でした。実際の鉄道では「電源部と制御器が別々なのは当たり前」なのにモデルの世界ではそれが忘れられがちです。電源部と制御部を別々にすることで気分的にも「システムとしての鉄道」を感じさせるこのシステムは大レイアウトや高級なレイアウトを志向するなら考慮の価値がありそうです。

 このコンセプトはTOMIXのワイヤレスコントローラやKATOのDCC、根本的なところでメルクリンの3線式などに近いと思われます。

 更にびっくりなのは「移動変電所」の作り方なんてのまであった事です。
 移動変電所は実車の世界には存在するのに不思議とNや16番でモデル化されたという記事を専門誌ですら殆ど見た事がありません。
 しかも本書の奴は実際にコンセントから電気を引っ張って給電すると来ているのですから驚きとしか言いようがありません。

 いずれにしろ非常に面白い本が入手できたと思います。
 この本に触発されたことは結構ありましたので追々紹介したいと思います。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
posted by 光山市交通局 at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする