2015年09月29日

しなのマイクロのクモヤ90から

 先日の秋葉行きのアイテムでの戦利品から。
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 今回はマイクロエース(但ししなのマイクロからの引き継ぎ品)のクモヤ90です。
 クモヤ90と言うと最近ではKATOからもリリースされていますが、こちらのは同じ形式名とは思えないほど外観が違っています。

 KATOの仕様は元々63・73系の改造車だった物であり種車の面影が色濃く出ている仕様です。
 (だからこそ「KATO初の73系のモデル化」という側面もあったりするのですが)

 一方でKATOの30年も前に出ているこちらのクモヤはベース車こそ同じ73系ですが車体自体をクモヤ145っぽいデザインに新製してしまった100番台がプロトタイプです。
 因みに台車もモデルではDT22、パンタはPS23ですから見た目にKATOとの共通点が殆どありません。
DSCN7469.jpg
 これの出た当時はNゲージといえども事業用車両のモデル化は他には殆ど無かったですしそもそもユーザーの関心もそれほど惹かなかった気がします。
 TOMIXやマイクロみたいにレールクリーニングカーをやらせる等という才覚もなかったですから尚更影が薄かったのではないでしょうか。
DSCN7471.jpg
 それでいて本機の他にクモヤ145や今でもマイナー度最高のクモヤ441までモデル化していたのですから今となっては当時のしなのマイクロに頭が下がります。
 あの頃のしなののモデルの常でボディはブラス製。ディテーリングはないに等しいレベルですが元のボディ自体があっさりした印象なので大したマイナスポイントではありません。
 走行性能は例によって「いつものしなのの動力」といった感じです。ガラガラとノイジーなのは確かですが不満は感じません。
 但し後から出たクモヤ145や441と違ってライトは点灯しませんでした。

 わたしがこの手のモデルを買う時に良く参考にする「鉄道模型考古学」によると登場時には「限定500両」とプレミア感をあおる宣伝をしていたそうですが、今回の秋葉行きでは違う中古ショップ2軒でこれが並んでいるのを見つけましたから安直に「だったら安い方」というノリで買えたモデルでした。
 その後中野の某中古屋でわたしが買った奴の約二倍の値段でこれが並んでいるのを見て少し考えさせられましたが。
光山鉄道管理局
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2015年09月28日

夢屋のEF63のはなし・その4

DSCN7579.jpg
 夢屋のEF63のはなし、もう一回だけ続けます。
 というのも先日古本屋でRailMagazineの126号が入手できたからですが。
DSCN8038.jpg
 この号は時代的にかの「鉄道模型考古学N」が連載されていた頃の奴なのですが、著者の松本吉之氏が「夢屋のEF63のキットインプレッション」を掲載していたものです。

 RMのバックナンバーを置いている古本屋は多いのですが、この号だけどういうわけかどこの店に行っても出物が無く先日になってようやく見つけた次第です。

 そんな訳でこの記事も最初は興味本位で読み始めたのですが、驚いた。
 記事自体は見開き2ページに過ぎないのですがその70パーセントまでが活字、しかも字そのものが小さいので目が疲れます(笑)
 おまけに内容が異様なほど濃密。
 恐らくTMSの製作記事なら優に数ページ分の情報量のある文章と思います。

 当時、この記事を基にしてキットに挑んだモデラーも多かったのではないかと思いますが、製作上の注意点が具体的かつ的確なのでかなり役に立ったのではないでしょうか。

 手元のEF63を見ていても、これがかなり手間のかかったモデルである事は感じられるのですがこの記事を読むとキットメイクとはいえきちんと組むには相当の手間と要領を必要とする事が伝わってきます。
 私が作った訳ではないので「他人の褌で相撲を取る」内容になってしまいますがこのインプレッションと手持ちの63を比べて見て少し考察めいた事を書こうと思います。

 この記事に書かれている様にこのEF63の最初の難物は台車周りでプラ成形品みたいな一発成型ではなくエアタンクやらブレーキシリンダが別パーツ化されそれらを一々ハンダ付けしています。
 しかも一部はパーツを整形しなければ他のパーツに付かなかったり不自然な当たりが付いてしまうなどの弊害があって一筋縄ではいかないようです。

 動力も当然の様にゼロから組み立て、配線もNとしては珍しいリード線をハンダ付けするものです。
 こちらの63も走る事は走りますがちょっとしたカーブではブレーキシリンダがステップに当たりきちんと曲がらないのは既述の通りです。

 ところでこのモデルを手に入れた時から気になっていたのですが前面サッシの位置が実車の様に斜めになっておらずキハ82みたいな垂直の取り付けになっているのが少し気になっていたのはこれまでも触れていた通りです。
 最初はユーザーが実物を気にしないでこうしていたのかと思っていましたが、今回の記事によるとこれは元々のキットの仕様がそうなっていたそうで、(上と下の窓の出っ張りが同じレベルな為)実車通りにするには事前に前面パーツの修正が必須、しかもそれが前面サッシの修正を含めてかなり注意を要するのだそうです。
 これ位細密なモデルにしては少し困る仕様ではあります。
 (これほどのモデルに挑むようなモデラーは「ここまでやったから量産品よりも実物に近い」事を自慢したい筈ですから)

 又ボディを含めた各パーツはNとは思えないほどに繊細な構造と材質のために、ちょっと気を抜くとすぐにパーツの損傷につながりやすいそうで更に手強さを増しています。

 ですがそれを抜きにしてもこのEF63がNゲージとしては現在でも怪物級のモデルなのは間違いありません。

 この作例記事のモデルですら未塗装なのですから(前回も書きましたが)塗装まで済ませたモデルと言うのは更に少なかったのではないかと思われます。それを考えると技量はともかくとしてもこれに挑んで一応形にしているだけでもこれを作った方の熱意と粘りは大したものだと思います。

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2015年09月27日

TOMIXのキハ02と「あの頃の基本セット」から

 8月は帰省やお盆などで地元のショップを覗く機会が殆ど作れなかったのですが、先日久しぶりに回って見る機会が作れました。

 久しぶりに覗いてみると品揃えが変わっていたり、ショップによっては鉄道模型の扱い自体が縮小されていたりと色々変化もありました。
 それでも何かしら手に入ったのは有難い事です。
DSCN8377.jpg
 今回入手したのはTOMIXの基本セット一式。
 何をいまさらと言う感じでもありますが、今回のセットはTOMIXの中でもごく初期のセットで割安感の高いものでしたし、懐かしさも大きいものでした。

 1978年か79年頃にリリースされた物でキハ02の2連を中心にしたものです。
 キハ02は以前にTOMIXの25周年記念モデルを入線させていますが、今回の物は文字通りの当時物。
 色調が現行モデルより微妙に明るいのが識別点です。
DSCN8381.jpg
 流石に当時物なので走りがやや渋い上にカプラーが片方欠損していますが、これは自分で手当てできる範囲です。
 ボディを外しギア部にグリスを刺し、車輪をクリーニング方々欠落していたゴムタイヤを手持ちのパーツで補充。

 これだけで結構走りはよくなりました。
 ただ、単行ではどうにか140Rのエンドレスはクリアできますがトレーラー(説明書では「ダミー」と呼称)をつないだ2連ではT車が脱線して使い物になりません。
DSCN8378.jpg
 このセットは上述のキハ02に280Rのエンドレスレールと対向式ホームとフィーダー、リレーラーが付いたものです。
 パワーユニットこそありませんが中々の充実度と言えます。

 ホームまで付いているというのがミソで、このセットだけでそこそこレイアウト気分が味わえますし、キハ02も単行と2連を選択できるので多客時と閑散時の編成を使い分ける事も出来ます。
 その意味では基本セットとしては中々に考えられたものではないでしょうか。
DSC_0973.jpg
パッケージ裏面のイラストもなかなかそそりますし。

 先日エンドウのレールセットを帰省の折に実家での試運転用に置いてきたばかりですがこのセットも持って行けば次の帰省では複線エンドレスが組めることになります(笑)

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2015年09月26日

「9mmの誘惑・鉄道模型ガチバトル」

 この間の連休中にふとテレビのEPGをいじっていて見つけたドラマから
SNShouo71IMG_3395.jpg
 タイトルが「9ミリの誘惑・鉄道模型ガチバトル」と来たからひっくり返りました(笑)
 この夏にMXでウルトラQの後番組でスタートしていた「鉄子の育て方」と言うドラマの一編です。

 実は前番組からのつながりで一度観た事はあったのですが作中で鉄道ファンの生態を相当に誇張・戯画化した描写が多く、そこがあまりに恥ずかしかったので第一回を10分ほど見たところで挫折した思い出があります(汗)
SNShouo71IMG_8610.jpg
 大体のあらすじですが、局アナの夢に挫折したヒロインがありついた鉄道専門チャンネルのレポーターの仕事を通して様々な鉄道マニアの生態に触れてゆくという内容のシリーズです。
 が、そこでよもや鉄道模型の話が出ようとは。

 ポポンデッタ秋葉原店のレンタルレイアウトで、「ゴハチの京子」と呼ばれる少女が登場。
 「ゴハチの京子」・・・何でしょうかこのふたつ名は。
 その名の通りEF58を中心に様々な編成を走らせながらDJよろしく「走行音や汽笛を口真似する」というのが特技らしいキャラです。
 おまけにそれを眺めて解説を並べたてる常連客や店員まで登場しレンタルレイアウト全体が一種の異空間と化す描写は出色と言うか驚異と言いますか(爆)
IMG_5448.JPG
 秋葉原のポポンデッタは私も上京の度毎に覗くポイントのひとつですが、未だかつてこんな客や店員がいるところを見た事がありません。
 もしいたらとりあえず逃げます。怖いですから(笑)
 
 その後色々あって主人公が「ゴハチの京子」に鉄道模型対決を挑むと言う物です。

 後半、EF58の編成のマイナー度をカードゲームのデッキに見立てて展開させる所は如何にも今風です。
 登場するのがEF58牽引の10系鳥海編成(10系を10形と誤植しているテロップがw)
 61号機の「踊り子編成」
 EF58とくれば必ず出て来る定番の「青大将」(スハ44系と書かずに「淡緑色客車」のテロップが)
 EF5861の荷物列車編成
 とどめがゴハチなら何でもいいとばかりに「C58の牽引するキハ58」(絶句)
 
 どこが勝負どころになるのかが今ひとつ不明ですがドラマの中ではとりあえず勝負はつきます。
DSCN6472.jpg
 このドラマでやっている事はそれぞれがマニアの生態の誇張であり程度の違いがあれ、これに近い、或いは薄い事は私たちにも覚えのありそうな事ばかりではあります。
 ですがそれが「勝負」になるとは思いもしませんでした。妙に新鮮ではあります。

 これまでにもドラマの中の鉄道ファンの生態描写については何度か取り上げた事がありますが、本作のケースはその中でもとりわけ先鋭度の高い物と言えます。
 放映がたまたま日曜の深夜という事もありましたが時間帯が違ったら結構話題にはなったのではないでしょうか。
(写真は本編とは直接の関係はありません)
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2015年09月25日

夢屋のEF63のはなし3 KATO&tomixのEF63と並べてみる

 先日来私を驚かせっぱなしの夢屋のEF63のはなし、その3です。
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 このEF63を単なる機関区の置き物とみなし他社の同形機と並べたらどう見えるか。
 機関区風セクションにKATO、TOMIXと共に夢屋の63を並べて違和感の有無を見て見ます。

 カラーリングが3機とも同じ青なのでぱっと見思ったほどの違和感はありません。
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 今回並べて見てまず驚いたのは「KATOとTOMIXの見分けのつかなさ」プロトタイプが殆ど同じとはいえ、このふたつに相違点を求めるのは殆ど「間違い探し」のノリになります。
 言い換えればこの2社はほぼ同じ印象把握のセンスでモデル化している事になりますし、その意味ではクローン化するのは当然かもしれません。
 ただ、どちらも良く出来ている物の可愛げはありませんでした(笑)
DSCN7579.jpg
 そして夢屋のキットメイク品。
 前面窓周りの印象がEF63というよりもEF64に見えてしまうのはパーツの造形と取り付けの問題と思われますが、あのサッシ周りはEF63ならではの個性を感じるポイントでもあったのでその点では残念でした。
 ですがそれを除けばKATOやTOMIXとは異なる重厚な存在感を感じさせてくれるのがまず好印象です。
 ボディ素材にブラスを使っている事で塗装を施してもその質感は十分感じられます。

 やはりブラス主体の細密モデル。全ての手すりを別パーツ化して植え込んだりランボードに足が付いているなど16番をNサイズに縮小した印象そのままです。
DSCN7645.jpgDSCN7649.jpg
 台車も他社のプラに対してドロップ製の台車枠を使っているらしくこれも独特の質感には貢献しています。
 但しプラほどのシャープさはありません。

 こうして並べてみると夢屋の63は全体にカツミ辺りの16番ブラスモデルをそっくりNゲージのサイズに縮小したような印象です。16番モデルに慣れ親しんでいる人が観れば独特の懐かしさと憎めないキャラクターは感じるかもしれません。
 これで走りがよければ後発のKATO・TOMIXが出た後でもプラ成形モデルへのアンチテーゼとしての存在感は十分に出せたと思います。

 ただ、現状としては機関区の置物として、或いはごくたまに直線上を行ったり来たりの単機回送を行なうような用途にはこのEF63は十分以上に使えるのは間違いありません。
 ですがそれ以上を期待するのは難しいというのが正直なところです。

 とはいえ、私個人はこのモデルそのものには好感を持っているのでこれからも大事にしたいと思っています。
 (第一、悪印象ばかりだったら3回も書きません汗)
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2015年09月24日

Nゲージ「夢屋のEF63」に驚く・2

 夢屋のEF63の続きです。
DSCN7585.jpg
 前述の様にこのEF63、足回りのそれを中心にかなりのパーツの欠落がありそれをどうにかしてつけ直す事が課題でした。
 本来ならば塗装を落としたうえでハンダ付けをやり直すのが正道でしょうが、ボディをばらしてから組み直すのに自信が持てなかったのでやむを得ず今回は瞬着で対応する事にしました。

 欠落パーツは台車に貼り付けのブレーキシリンダや床下のエアータンク類、それと運転台からのステップ等が主です。
 ハンダと違って瞬着は貼り付けてから固着までの時間が掛かる事、一定の圧を掛けないと付かない事がある等の特徴があるので殆ど1時間に一工程みたいなノリです。

 既に出来上がった製品ですので組み立て説明書など付いている訳もなくどこにどのパーツをつけるかが悩みでした。
SNShouo71IMG_3647.jpg
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 が、この点では意外な参考資料が。
 以前中古を入線させていたKATOとTOMIXのEF63。この2両を裏返して各パーツの位置を確認するという荒業でどうにか取り付けました。

 ただ、ここで問題となったのが乗務員用ステップの存在です。
 KATOやTOMIXでは走行性への配慮からステップは台車にマウントしているのですが今回のモデルのそれはボディマウント。
 ですがこれをやると台車が殆ど首を振らなくなってしまうのです。
 (ご丁寧にもステップの下はこれ又後付けのブレーキシリンダが付いており相互に干渉すると台車はますます首を振らない。但し、正式にはステップは他社製品同様に台車マウントの様なので前ユーザーの製作時のミスとも考えられます)
DSCN7579.jpg
 とりあえず走行性優先として今回はステップの取り付けは見送りました。それでもシャシにハンダ付けされているのが二組残っていますが。
 その他床下に配置されていると思われるエアタンク類は走行に支障のない範囲での取り付け(実はこれの一部にも台車に干渉する物がある)を行ないました。
 実はここまでやっても外見上それほど差はなかったりするのですが。

 固着が済んだ時点で試運転ですが、予想通りと言いますか、直線ではそこそこ走るのですがカーブに掛かると立ち往生。
 それも354R程度の径でも停まってしまいます。予想通りエアタンクとステップの干渉がもろに影響しました。
 上下方向への台車の遊びが小さいせいか勾配の掛かり口での粘着性もいまひとつ。
 但しこれはこの個体だけの問題である可能性も否定できません。

 実車に付いているパーツは可能な限り実車と同じように付けるというのがこのモデルのポリシーらしいのでその点では当然かもしれないのですが。
 今回は中古モデルを比較的安価に入手している上に走行性で問題のないKATO・TOMIXのEF63が別にあるのでこの程度のストレスで済んでいますが、もしNゲージのEF63のモデルがこれしかないとしたらレイアウト派にとってはストレスどころの騒ぎではないでしょう。
 しかもEF63は原則として2両ひと組での運用ですから・・・

 走行性については随分辛い評価になってしまいましたが、これはあくまで運転派が中古モデルを手にしたという条件での評価ですのでその辺は勘弁して下さい。
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2015年09月22日

Nゲージ「夢屋のEF63」に驚く・1

 今回は先日入手した「夢屋のEF63」から
DSCN7577.jpg
 これはTOMIXが碓氷峠ブームにあやかってEF63を製品化する直前位のタイミングでリリースしたブラスキットの機関車です。
 聞く所ではNゲージのキットだからという妥協なしに16番のバラキットそのまんまの内容で上級モデラー向けとして出したモデルだそうです。
DSCN7581.jpg
 ですから完成作例自体実物を殆ど目にしませんでしたし、ましてや「塗装済み」の完成品などを実際に手にするのも今回が初めてです。
 (16番モデラーの多くは塗装しない真鍮地肌の状態を持って理想とするケースが多い)

 これは私見ですがこのEF63、キットとしての数は多いかもしれませんが、多くは未組み立てで死蔵されている気がしますし、作られても途中で放置されている物もこれまた多そうな気もします。
 更に「完成させても塗装しないケース」も計算に入れると塗装まで持って行った組み立て品は本当に少ないと思います。
 事によるとこれを入れても両手の指の数で足りるのではないかと(まさかとは思いますが)

 前述の通りこのキットが出てからTOMIXやKATOからプラ量産品のモデルがリリースされていますから以後は「EF63だから」という理由から購入したユーザーは殆ど無かったと思います。
 それだけにモデルとしてはかなり貴重な代物の様な気がします。
 
 私自身最初このモデルを見た時に「ちょっと変な質感のTOMIX製品」とまず思った位です。
DSCN7575.jpg
 このモデルの驚くべき所はそこまでにとどまりません。
 16番バラキットでは当たり前の「動力もゼロから作る」という構成上、動力自体がNゲージのノリとは異なるのです。
 車体を裏返して見た印象は40年前の16番機関車モデルそのまんま。
 大きさを間違えたのではないかとすら思える位です。

 ただ、そういう構造のせいもあってか走行性は全く褒められた物ではありませんでした。
 通電して上から押さえればどうにか走行するのですが全体に粘着力が不足して空転しやすく、レールのちょっとした凹凸にもかなり神経質。
 これを作ったユーザーはモデラーとしてはかなりのレベルの方と推察されるのですが、それでも安定した性能の動力系をゼロから作るというのが如何に大変かというのを窺い知ることができます。
DSCN7580.jpgDSCN7578.jpgDSCN7579.jpg
 Nゲージのマッスでこれだけ細かいパーツをハンダ付けで取り付けるのはかなりの手間と根性を要すると思いますが塗装前にそれらの殆どを済ませていただけでも私などからすれば称賛ものです。
DSCN7585.jpg
 ですがそのせいか、パッケージの箱の底に台車パーツを中心にかなりのパーツが外れておっこっていたのにも驚きました。
 
 車体の造形は上述の様にブラス特有の質感に加えて16番的なディテーリングは施されているのでKATOやTOMIXとは異質な存在感があります。
 ここだけでも個人的には十分惚れこめる中身と思いますし、もし今後レイアウト上でこれを走らせるにしてもこの点は生かしたい所です。
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2015年09月21日

50年前の「模型とラジオ」にたまげる・鉄道模型編

DSCN8467.jpg
 50年前の模型とラジオから
 模型の総合誌の草分けみたいな存在の本なのですが鉄道模型関連の記事もなかなか面白かったので今回取り上げてみたいと思います。
 入手の経緯や雑誌全体の印象については以下のリンクをご参照ください
 また、こちらのブログでは他のジャンルの模型についても随時取り上げます。
ホビーのごった煮「50年前の「模型とラジオ」にたまげる・1」 
DSCN8468.jpg
 最初のページを開くといきなり出てくるのが「ぼくの作ったレイアウト」
 あの当時はまだまだレイアウトが海の物とも山の物ともわからなかった時期なのですが口絵の段階で「中高生の作ったレイアウトが複数出ていた」のに驚きました。

 流石にトラックプランやシーナリィなどは未消化の所も多いのですが、それでも勢いが感じられます。

 車両工作は時期的に鉄道模型のメインストリームが0番から16番に切り替わる時期と重なっているせいか量的に0番と16番が半々と言う所です。
 TMSのような「製作記」と異なりビギナーを対象とした「作り方」ですから材料さえあれば一応は作れるようにはなっています。
DSCN8579.jpgDSCN8578.jpg
 これらのHOモデルの記事を主に執筆されているのは菊池文雄氏。
 この後も休刊直前まで本誌の鉄道模型(主に車両工作)記事をよく書かれていました。

 以前本誌のNゲージ工作記事がTMSでもやらない様なマニアックさ(とスクラッチ志向)だった事について触れた事がありますが、80年代中ごろとは言え何故これほどの記事が掲載されていたかが私の中では大きな謎でした。
 今回50年前の本誌を読んで分かったのは「60年代の16番模型の自作と同じ感覚で80年代までNゲージの工作もやっていたから」だったと言う事です。

 それゆえ60年代と80年代の工作に対するポリシーの違い、ギャップが後になるほど拡大していったと見るのが正しい気がします。
 同時期のTMSでは「Nゲージは運転主体、車両工作は余程のベテランが秘術を尽くしてやるもの」と言うスタンスで例えば初期のNゲージ車両工作では「蒸気の動輪を自作の鋳造方法でダイカストパーツを作るところからやっていた」レベルの物が例外的に掲載されていた位です。
 Nが普及した後でも事実上動力系はブラックボックス化され既存のユニットを転用して車体をスクラッチ、又は切り継ぎで作る」やり方が主流になっていました。

 そんな時期に模型とラジオの工作だけは「モータとギアを組み合わせてTOMIXの二軸貨車を動力化」したり「マイクロエースの3軸機関車の足回りにロッドを追加してEC40の動力に転用する」なんて事を平気でやっていたのですから凄い話です。
 ですがそういうレベルの工作は16番では60年代位までは普通にやっていた事だった訳で、そのノリがずっと後まで尾を引いていた感じがします。
DSCN8475.jpg
 0番ですが「空き缶を使ってタンク貨車をつくる」と言う廃物利用の記事もあったりします。
 サイズの関係や玩具として扱われていた期間が長かったからか16番に比べると大雑把な造形でフリーにも比較的寛容な様子が伺えます。
 ある意味一番工作記事らしい所がこの0番の記事かもしれません。

 この記事を見て私が驚いたのは模型そのものではなく材料の缶です。
「えっ!この頃は『雪印コーラ』なんてのがあったのか!」と言うのが今になってみると妙に新鮮で(笑)
DSCN8580.jpg
 更にはこんなマニアックな車両まで(凄)

 巻末近くには連載で「当時の列車の編成表を形式ごとに纏める」物もありました。
 今回のは時期が時期なので「151系・157系編」でしたが編成表と実車の形式ごとの写真を付けるというのはなかなか親切かつ嬉しい配慮です。

 この頃の「模型とラジオ」の鉄道関連の記事は全体に濃い内容が多く、専門誌と遜色ないレベルだった事がよくわかりました。
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2015年09月20日

エンドウEF58のボディコンバートのはなし

 先日お話したASSYパーツ絡みのはなしから。
 先日の上京の折覗いてきた銀座の時計屋さんにて。
DSCN7526.jpg
 この間来た時にあったエンドウのEF57がまだ数個残っていました。
 経年劣化に伴うベンチレータの変形が目立つモデルなのは有名ですが、それを差し引いても動力ユニットだけ使っても良し、ベンチレータだけ修正のうえでディテールアップや改造をしても面白そうな素材なのに(事実ボディコンバートできるキットも出ていた気がしますが)勿体ない感じもします。
DSCN8486.jpg
 ところで今回はそのEF57の隣に同じエンドウのEF58のボディだけが1両200円でいくつも置かれていました。
 コンディションも新品同様(というかどこかのデッドストックなのだと思いますが)で新車のピカピカ感(笑)満点です。

 幸い私の手元にボディがくたびれたEF58の中古がありますのでコンバートするつもりで買い込みました。

 帰宅後さっそく実行。
DSCN8488.jpg
 当時の金属モデルはボディと足回りの固定をねじ止めでやっている物が多かったので時計ドライバーでもあれば交換は容易です。
DSCN8487.jpg 
 同じボディ同士の交換なので新鮮味がないのが何ですが(汗)それでもリフレッシュ感は感じました。

 こればかりではないのですが今回の上京はこの手のレストアパーツを買う比率が高かった感じがします。
 ここ2,3年ジャンク品ばかり入手しているのとは無関係ではないですが工作派でもないのに「このパーツがあればあの車両が復活できるな」とか思いながら品選びをしているのは何か不思議な感覚ですね。
光山鉄道管理局
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2015年09月19日

今月の入線車「マイクロのED78」

 先日の上京土産から。
DSCN7918.jpg
 5月の時にしなのマイクロのEF64を入線させたはなしをしましたが、今回は秋葉の中古ショップでマイクロエースの方のED78を見つけました。
 メーカーこそマイクロエースですがED78については基本的にしなのマイクロ時代のモデルをリファインしたものらしいです。
DSCN7920.jpg
 ですからスカートにカプラーの首振り用の大きな欠き取りがありますし、EF71の動力ユニットを流用している関係で実車より車体が長めになっています。
 ある意味80年代初めのNゲージ機関車のノリを現在に引き継いだモデルとも言えるかもしれません。
 (これをどう評価するかは人によって異なると思いますが)

 マイクロになってリファインされているのは主に屋根上で高圧線がプラ成形から真鍮線になって細密感が上がっている点が異なります。とはいえボディの設計が30年近く前のモデルだった部分が所々に透けて見える気もしますし、逆に言えば「30年前のモデルでもやろうと思えばリファインが効く」という事も出来るかもしれません。
DSCN7919.jpg
 ED78はしなの当時からマイナーな機種で新品で売られていたのを見た記憶もあまりありませんし、中古モデルも故郷や現住地のショップではまずありませんでした。
 こういうのが買えるのも秋葉みたいに中古ショップが集中している地域ならではです。
 値段も2千円ちょっとと電気機関車としては安価な部類でした。

 動力は現行マイクロエースのそれになっていますから走行性は例によって「マイクロの機関車そのもの」
 取り立ててスムーズではありませんが不満もありません。

 見た目にはEF71とED76を折衷したようなイメージのロコですがサイドのルーバーの配列などにそれなりに個性は感じられますし、旧客なんかが意外に似合います。
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