2016年04月30日

KATOの最新C50で盛り上がる(笑)1

 昨日は祝日という事でしたが、今回も私にとってのゴールデンウィークとは「ただの4月の月締め」「ただの5月第1週」となります。
 そんな訳で世間ほどには盛り上がらないのがこの時期なのですが今年は違います。

 何しろKATOの50周年記念モデルのC50がリリースですから(笑)
 退勤後、片道20キロ以上クルマを飛ばしていきつけのショップに駆けつけ現物を手にする感動(!)
 新発売のモデルでC62でもなく、EF66でもなく、フル編成のブルトレでもない「普通のC50」でここまで盛り上がったのは多分空前絶後です(初代モデルは別の意味で盛り上がりましたが)
DSCN5806.jpg
 今回のは特別パッケージ品という事で箱からしてただ事ではありません。
 普通なら4両編成が入りそうなパッケージの中身は「C50が1両だけ」
DSCN5807.jpg
 箱を開くと中には冊子込みのDVDと本命のC50が収まっています。
DSCN5808.jpg
 内箱パッケージはサイズこそKATOの通常品のそれですが初回製品に似せたパッケージデザインンとなっています。サイドの品番の所が「ゴム印で打ったみたいな」表現になっている辺り芸が細かいです。
 (実際、昔の関水製品ではこういうのがよくありました。ですから知っている人には懐かしい演出ではあります)
DSCN5809.jpg
 そしていよいよC50のお出まし・・・なのですが
 今回のモデルはいつも以上に細密感が物凄くて箱から出すのにかなり神経を使います。
 これは私ばかりの話ではなくいつも自ら箱から出して試走テストをしてくださるここの御店主までもがおっかなびっくりで引き出す始末。
 私も箱から出すのに「ピンセットでウレタンの端をつまんで引き出す」なんて事になりました。
DSCN5829.jpg
 「ただ箱から出す」だけでこの盛り上がり様。
 実際モデル自体、私が見た範囲でも物凄い事になっています。
 あと特典の「濃さ」も。
 それらについては次回以降に。

 休日はないけれど今年の5月第一週は別の意味で「ゴールデン」な週になりそうです(笑)
光山鉄道管理局
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2016年04月29日

とあるSNSの閉鎖に思うこと

 今回の題材はある意味旬を逸した題材なのですがご勘弁を。

 あれからもう大分経つのですが、私も開設当時から加入していたとある鉄道模型のSNSが閉鎖になりました。
DSCN8907.jpg
 聞くところでは最終的には累計で5万人近くが加入していたそうですが、私の通算ナンバーは500番台。
 かなり初期の頃から入っていた事になりますが、私と同じ頃に加入していたメンバーで閉鎖まで残っていた人は余りいなかった感じもします。
 何しろ私自身、ここ3年半くらいはこちらのブログに集中していた事もあって殆ど書き込みをしていませんでしたから。

 とはいえ、最初の3年くらいの間にコメントや運転会参加などで交流のきっかけを作れた方も多かったのでこのSNSの存在意義は大きかったと言えます。

 ですが、ある程度期間が経つとメンバーの入れ替わりもかなり頻繁になり、一部のトラブルをきっかけに嫌気がさして退会される方もいましたから後半の方ではあまり活発な交流はできませんでしたが。
 それにしても思うのは鉄道、あるいは鉄道模型を題材にしたこの種のSNSの継続の難しさです。
DSCN6456.jpg
 10年くらい前にはこの種の模型関係のSNSがかなりあったと記憶しているのですが現在までの間に閉鎖されたり活動が縮小している物もかなりある気がします。
 特に私が入っていたSNSなんかは寿命が短い物ばかりだったので余計にそう感じられるのかもしれませんが(汗)

 鉄道と一言で言っても他の趣味に比べればそのジャンルの幅広さと嗜好の差異の激しさは相当に広い物があります。
 それらを単に「鉄道」あるいは「鉄道模型」とひとくくりに纏め上げるのはかなりの困難が伴うという事は傍で見ていても強く感じる所ではあります。

 このSNSでも実際ある時期にはSNSの運営やメンバーそれぞれの趣味の方向性、ファンのマナーにかかわる部分でかなりの軋轢があったのを目の当たりにする事もありましたし、その中にあって私自身がSNSに期待していた「のんきに趣味を語り合う」という事がやりにくくなっていたのも確かです。

 それらの出来事に私自身が直接関係する事はあまりありませんでしたが、それらの出来事を内部の掲示板などで目にするたび少なからず不快の念を覚えたのも事実です。
 鉄道模型趣味などは特にそうだと思いますが、鉄道趣味は全般に各個人の嗜好や趣味の差異が他の趣味に比べて大きい事が多く、しかもそのそれぞれが過剰なほどの自意識を持って趣味の押し付け合いに終始しやすい特性があります。
 これに年齢やキャリアの差、知識量や技術力などの要因が複雑に絡むと単なる論争が感情的なぶつかり合いに発展しやすく、始末に負えない結果に繋がる事も往々にしてあります。
IMG_0044.jpg
 中でも最たるものが他者を貶める事で自分の趣味、嗜好を正当化、高尚化しようとするスノビッシュな志向でしょう。
 特定の他者に対して「こんなこともわからないのか」という態度をSNSの中で表明する事は本来趣味の世界ではタブーに等しい愚行ではなかったかと思います。

 基本的には各自が自分の好みを持ちつつも他者の嗜好に対するある程度の寛容性がないとこうしたSNSへの参加を継続するのは難しい気がします。
 確かに趣味の世界における自己主張は大事なのですが、他者との交流を目的としたSNS等では何処までが主張でどこからが我儘なのかを自分の中で線引きする位の配慮が必要だったのではないでしょうか。

 それを思うと閉鎖になったとはいえ7年くらいは続いたこのSNSなどはまだよく続いた方の様な気もします。
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(写真は本題とは関係ありません)
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2016年04月28日

関水金属のC50が入線する・その5・「ジャンクの花道」走行

 ようやく走りを復活させた50年前の「関水金属の初代C50」ですが、先日モジュールレイアウト上を快走(笑)させました。
 運転会では私にとっての恒例になった「ジャンクの花道」運転の中でも極北レベルといえます。
 実はこのモデルを持ち込んだ時「これを走らせようかどうしたものか」と少し悩んだものです。
DSCN9657.jpg
 何しろ走る様にしたとは言えモータもギアも50年前のまんま。
 一周20メートル近いモジュールのエンドレスを一周できるかどうかすら怪しかったからです。
 なので最初のうちはこれまた初期モデルのオハ31を繋いだ状態でヤード上にこっそり留置してお茶を濁すつもりでした。
DSCN9658.jpg
 が、そうやっている内にやっぱり「途中まででも良いから走らせて見ようか」と言う気になりC50単機で運転して見ようと思いました。
 一応うちのレイアウトのエンドレスは走れていますし、運転会用のレイアウトは線路の保守もそれなりになされています。
 万一の時に補修のアドバイスをくれそうなメンバーも居るので自宅よりは条件は良い筈と思い直しました。

 早速通電するとテンダーモーター機特有のどこか頼りない感じで走りだしました。
 パワーパックの最大電圧を掛けてもよろよろした走りで後から来る電車や貨物列車にぶんぶん抜かれてゆく様はさながら「きかんしゃやえもん」です。

 が、その走りも徐々に安定しノロノロながらもモジュールレイアウト上を2周する事ができました。
 やはりというか走行後はモータを内蔵したテンダー部が熱くなっていましたが、本当によくやったという感じです。


 物がものだけに運転中はクラブのメンバーのカメラの方列が沿線に並ぶ辺り、さながらSLブームの再現みたいでした。

 これまでにジャンク車のレストアを走らせる事は何度もやっていますが今回ほど緊張し、且つ感動した事はありません。
 流石にこの状態で常用運行させる気にはなりませんが、やってよかったと思います。

 運転会後、反省会で集まった地元のショップで4月発売予定の「リニューアルC50」を予約したのは勿論です(笑)

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2016年04月26日

関水金属の初代C50に思うこと

 さて、先週来の関水金属の初代C50のレストアも走りについてはひと段落という所です。
 この機会にモデルそのものの印象について感じたことを書きたいと思います。
DSCN9426.jpg
 日本初のNゲージ蒸機という事でこのC50、書籍やサイトでNゲージの歴史を語る際にはよく取り上げられる事が多いモデルです。

 それらの記事に共通して書かれているのは「今のNゲージに比べると細密度で劣るのは仕方がない」物によっては「歴史的価値のみの製品」とまで書かれている事があります。
 私自身これまでそうした記事にどっぷり浸った口ですし、事実現物を目にして「やっぱりあっさりした造形だな」と最初思ったのも事実です。

 ですがこのモデル、不思議とそれ以上の悪印象が湧いてこないのです。
 以前紹介した事のある同じKATOの細密ミニカー、トヨタスープラが「物凄く細密なのになぜか心を打たない」印象だったのとは全く対極なのです。
 細密に作れない分、元の機関車の印象把握、アナログ感覚による模型的なディフォルメに力を入れたという感じでこれが意外と好ましい印象に貢献している印象なのです。
DSCN9429.jpg
 今でもこのロコを褒める時に必ず出てくる「動輪のスポークが抜けている」なんてのも細密感が出しにくい分を補って余りある効果を出していますし。
 手すり類の表現は殆どないですしパイピングも表現できる最小限と言う趣なのに「蒸気機関車らしさ」を持った存在感は今でも一級のレベルではないでしょうか。

 これまでこのモデルについて持っていた印象の大半は上述の書籍やサイトの写真に依存していた事も大きかったと思います。
 というのも、これらの写真は相当な接写で掲載時に実物よりも大きく感じられる様に載せられている事が多い為に細密感に欠ける部分ばかりが強調されがちだったと今にして思えるのです。
 ですが、実物のC50はやろうと思えば「手のひらに5,6両まとめて乗せられる」程度の大きさである事を考えれば「このサイズならこれ位のディテーリングでも十分」という考えも十分成り立ちます。
 まして、レイアウトでの運転派にとって「数センチ手前で眺めなければわからないディテール」にはそうたいした意味がないのもこの際もういちど認識すべき点ではないかと。

 (わたしは今でも「飾って楽しむなら16番以上のサイズ」と言う考えを捨てていません)
DSCN9427.jpg
 そう考えるとこのC50、単にヒストリックモデルと言うのに留まらずこれからのNゲージの行き方に一つの指針を与える存在の様な気がしてなりません。
 関水金属の初代C50、手に入って驚き(汗)、分解して驚き、そしてその後でもいろいろと考えさせる意味でも飽きる事のないモデルです。

 とはいえ、今回の入手自体がかなりの偶然の積み重ねに依拠していますし、前述の様に現在の奥などでの高騰ぶりから考えると人に「とにかく手に取って見ろ」とは到底言えないのですが・・・

 予定では今週末にはKATOのNゲージ50周年モデルのリニューアル版C50がリリースされます。
 サイトなどで写真を見る限りは相当に気合いの入ったモデルである事が伺われますが、今回の初代と比較してみるのが今から楽しみではあります。
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2016年04月25日

関水金属の初代オハ31のはなし

 先日紹介した関水金属の初代C50にはこれまた初代のオハ31も付いてきていました。
 当時は単品売りがメインでバラ買いで編成を揃えるしかなかった筈ですがこれは二重の意味で有難かった所です。

 というのもC50の初代モデルはカプラーがアーノルドでない「X2Fの縮小版」
 当然ですが以後に登場したカプラーのどれとも互換性はありません。
 私の手持ちでこのX2Fを装備しているのは昨年入線の初代EF70(不動)とそれに繋がるコキフ10000が1両だけ。
DSCN9434.jpg
 いくらなんでもC50に高速コンテナ貨車と言う訳にも行きません。
 ですから同じカプラーの付いたオハ31が1両でもついてきてくれたのは有難い話でした。

 ところでこのオハ31、書籍の写真とか解説なんかだと「初代から殆ど変らないまま現在も売られ続けている」と書かれている事の多いモデルです。
 私もそれらは読んでいたのでその積りでパッケージからオハ31を引きだしたのですが、
 「現行品とは相当に違って見えます」
 造形こそあまり差異はないのですが、幌が車体モールドで済まされていたり屋根の灯り取り窓が省略されていたり、ついでに「窓ガラスすらない」のです。
 ボディカラーも恐らくプラの成形色そのまんま。
DSCN9430.jpg
 書籍では「一番大きな相違」とされている「インテリアがない」点と併せるとC50と違って「非常に安っぽい」のです。

 かつて関水金属がこのモデルを出した時に小売店主を集めたプレゼンの中で「グリコのおまけじゃないの?」と言ったゲストが居たそうです。
 後のTMSのミキストで山崎主筆がこの言質を捉えて「模型店で売るべきものではないと言う意味が入っている」と言う意味の穿った解釈をされていました。
 
 が、現実にこのオハ31を手に取って見ると私ですらこれが「グリコのおまけ」に見えてしまったのには呆れました(笑)
 それほど全体の質感がグリコのおまけっぽかったのです。件のご店主は案外「見たままを言っただけ」なのではなかったのでしょうか。

 唯一、台車にドロップを使い重量感を感じさせる所が「模型らしい」と言えば言えますが、車輪の転がりはKATO製品らしからぬ悪さを見せます。
 (関水金属は元々16番の台車メーカーをやっておりその当時から台車の転がりの良さに定評がありました)

 実際、奥でC50やSONYのED75セット、或いは中村精密のD51などは希少性もあって大変なプレミアがつく事が多いのですが、不思議と当時物のオハ31が出たと言う話を聞きません。
 これだけ安っぽい造形だったら取っておいた人が少ないのも分る気もします。

 ですがこのオハ31の美点はC50と繋いで始めて発揮されます。
 何と言ってもNでは関水金属が最初(あるいは唯一?)に装備したX2Fカプラーですから殆どC50専用と言って良い客車なのです。
DSCN9433.jpgDSCN9432.jpg
 このX2F、当時のTMSですら「自動連結が困難」「いくらぶつけても連結しない」とまで書かれていた代物で、事実私がやって見てもそうでした。
 結局連結はカトーカプラーと同様に車体を持って押し込む様な形になります。
 ところがこの連結状態の感じが中々に良いのです。
 カプラーそのものが結構連結器らしい外見なところへ加えて、アーノルドに比べても心持ち連結間隔が狭いので意外と編成がリアルに見えます。
 これは意外な発見でした。
DSCN9431.jpg
 このX2F、当時は自動開放、遅延開放にも対応できるとされていたそうですが肝心の自動連結で引っかかったのが懲りたか、EF70の後期以降はアーノルドで統一される事になります。
 最近は固定編成メインな事もあって外見重視で自動連結できないのが当たり前みたいなカプラーもありますし、今だったら案外再評価の対象になったかもしれません。
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2016年04月24日

関水金属のC50が入線する・その4・走りを復活させる

DSCN9436.jpg
関水金属のC50のレストア作戦のはなしから。
DSCN9500.jpg
先日やっと注文していた動力伝達用チューブが到着。
 模型用でないだけにまるで熱帯魚の水槽にでもありそうな半透明のシリコンチューブですがサイズ的にはぴったりな筈です。
 又カーブの通過を考慮して元のゴムよりもしなやかな材質を選びましたが元のパーツと同じサイズにカットして指で曲げてみると見事にぐんにゃりします(笑)
DSCN9501.jpg
 早速交換しました。
 走行時の抵抗がありそうなギア部については当時のTMSの写真などから、ギアはすべて金属製と判断。田宮のモリブデングリスを注入。
 もちろん車輪と接点全ての清掃も行い、以前アーノルドの50年前のDLのレストアで威力を発揮した接点復活材のLOCOも軽く塗布。

 素人同然の私にできる事はここまでです。

 半ば祈る気持ちでレールオン。

 最初はがたつきましたが、グリスとLOCOが回り始めたのか徐々に走りはスムーズさを取り戻しました(「取り戻す」もくそもこのC50がまともに走るのを見るのは初めてなのですが)
 とはいえそこは50年前のモデル。走行性はのったらのったらと言う言葉がぴったりでスローもまるで効かず、パワーパックの電圧を最大にあげてもスケールスピード80キロくらいと言ったところでしょうか。

 それでも当時物のオハ31を牽引してレイアウトのエンドレスをどうにか一周する事は出来ました。
 流石にこのモデル「使い倒す」様な走らせ方はできませんね。
DSCN9498.jpg
 因みにシリコンチューブは内径が同じで太さが異なるものを2種類試しましたが肉薄のチューブの方が幾分ロスは少ないようで特にカーブでの走行性に差が感じられます。
 チューブが透明なので内部のシャフトが透けて見えるのはご愛嬌ですが、おかげでモータとエンジンの間が完全な一直線ではなく1ミリ程度上下にずれているのも視認できました。
 となるとチューブの耐久性に不安が残りますが今回に限れば予備パーツだけはふんだんにあります(何しろ1メートル単位での購入でしたから)
DSCN9426.jpg
 テンダーモータのせいか前進よりもバックの方が走りが活発。
 そのくせこのC50は重連・バック運転用の前部カプラーもありませんから「ただバックするだけ」なのがストレスを誘います(爆)
 全体の走り味は後のTOMIXがやはりテンダーモータでモデル化した9600にごく近い印象です。

 因みに運転後はテンダーが熱くなります(当たり前か)
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2016年04月23日

鉄道ミステリとNゲージを語る2「とむらい機関車」とD50

 先日からスタートさせました鉄道ミステリとそれに絡んだNゲージモデルのはなしから。

 今回は光文社版「下りはつかり」所収の大阪圭吉の「とむらい機関車」を。

 大阪圭吉と聞いて誰かすぐ分かる人は余程の探偵小説ファンではないかと思います。
 我が国における本格推理小説の先駆者という位置付けで短編ばかりとは言え謎解き小説として今でも通用するものが多い作品ばかりです。

 ですが、作者自身が終戦直前にルソン島で戦病死した上に戦災で大半の作品原稿が焼失(この中には未発表の長編作品もあったらしいです)した事もあって現在では一般に語られる事の少ない作家でもあります。
DSCN5721.jpg
 さて本作ですがある機関区で轢殺の記録保持者という忌まわしい経歴の蒸気機関車にまつわるミステリです。
 こう書くと怪奇小説じみていますが、シチュエーションの異常性、謎解きのプロセスの確かさで探偵小説としての基本はきちんと押さえてあるにもかかわらず犯人や動機の意外性から物哀しいラストまで一気に読ませる内容です。

 加えて舞台となる機関区内の描写のリアルさは当時の探偵小説の中でも群を抜いており、作者に鉄道員の経験がないというのが信じられないほどです。

 それらも併せて個人的には鉄道ミステリアンソロジーの作品の中では文句なしのNo1だとすら思っています。
 因みに本作は青空文庫でも購読可能なので未読の型には是非一読をお勧めしたいと思います。

 本作の主役になるのはD50型、架空のナンバーである444号機です。
 冒頭でこのD50の経歴と外見を主人公が語るくだりがあるのですが、これがなかなかの名文で目をつぶっていても機関車の輪郭がぼーっと浮かんでくる描写力があります。

 この場を借りて当時の文面を再録させていただきますと

DSCN5728.jpg
 〜話、と言うのは数年前に遡(さかのぼり)ますが、私の勤めていたH駅のあの扇形をした機関庫に……あれは普通にラウンド・ハウスと言われていますが……其処そこに、大勢の掛員達から「葬式(とむらい)機関車」と呼ばれている、黒々と燻すすけた、古い、大きな姿体の機関車があります。
 形式、番号は、D50・444号で、碾臼(ひきうす)の様に頑固で逞しい四対(よんつい)の聯結主働輪の上に、まるで妊婦(みもちおんな)のオナカみたいな太った鑵(かま)を乗のっけその又上に茶釜の様な煙突や、福助頭の様な蒸汽貯蔵鑵ドオムを頂いた、堂々たる貨物列車用の炭水車付テンダー機関車なんです。
 ところが、妙な事にこの機関車は、H駅の機関庫に所属している沢山の機関車の中でも、ま、偶然と言うんでしょうが、一番轢殺(れきさつ)事故をよく起す粗忽(そこつ)屋でして、大正十二年に川崎で製作され、直(ただ)ちに東海道線の貨物列車用として運転に就いて以来、当時までに、どうです実に二十数件と言う轢殺事故を惹(ひ)き起して、いまではもう押しも押されもせぬ最大の、何んと言いますか……記録保持者(レコード・ホルダー)? として、H機関庫に前科者の覇権を握っていると言う、なかなかやかましい代物です。〜
 (光文社カッパノベルズ「下りはつかり」P59から引用)

 ここを読みながらつぶっていた目をうっすら開けてみるとそこにあるのが「マイクロのD50」だったりした日には(笑)
DSCN5725.jpg
 という訳で私の手持ちのD50はマイクロのプラ製品のみです。
 これ以前に中村精密から金属車体のモデルも出ていたのですが流石に高すぎて買えません。

 9600やE10辺りだと中々に良い造形のモデルもあるマイクロなのですが似た様な構造なのにこのD50に関しては小径動輪に太いボイラと9600とよく似た造形になるはずなのにふしぎとD50ぽさを感じません。
 先行発売されたD51とユニットを共用したせいかボイラが異様に長く、微妙に太い事が大きく関係していそうです。
DSCN5730.jpg
 9600とD51の間にあって実車も中々の大勢力だった筈のD50ですがふしぎとこれ以外どこもモデル化してくれないという残念な機関車です。
 運転派にしてみれば「D51では大袈裟すぎるけど9600では貧弱」というニーズにはぴったりな機関車ですがそういうニーズは今となっては少ないと言う事でしょうか(涙)
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2016年04月22日

福井鉄道200形旧仕様

C50のレストアは注文した部品が来るまで一休みして今回は先月入線の新車(?)から

 3月末になるとどこの中古ショップでも出物が増える傾向があります。
 やはり年度末と言う事もあるのでしょう。
DSCN5459.jpg 
 今回のもそんなショップでの拾い物です。
 以前改装後の形を紹介した鉄コレ福井鉄道200系。

 今回改装前の非冷房タイプが並んでいるのを見つけました。
 この間の入線時は冷房タイプしか店に残っていなかったので望外の拾いものです。
 しかも新品の4割引き程度のお値段でコンディションも新品同様でした。
 もちろん例の「切符」も付いています。
DSCN5456.jpg
 改装後のもそれはそれでいいのですが地方私鉄らしさのある朴訥なカラーリングの旧型はもっと魅力的です。
 帰宅後入線させてみるとその思いはやはり強まりますね。
DSCN5455.jpg
 いい機会なので冷房タイプの動力をコンバートして使ってみようかと思います。
 こんな真似ができるのも鉄コレならではではあります。
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2016年04月21日

関水金属のC50が入線する・その3・レストアに掛かる

 先日紹介した関水金属のC50のレストア作戦のはなしから。

 前述の様に今回のモデルのネックは伝達チューブの駆動ロスと判断。
 早速替えのチューブの探索に当たりました。
DSCN9428.jpg
 まず行きつけの模型屋でRC用の伝達チューブを都合したのですが、穴が大きすぎてシャフトに合いませんでした。
 まあサイズが特殊なのは覚悟していたので次に近所のホームセンターへ。
 そこにもないと分かるとそこの紹介で工業用パーツの専門店を教えて貰いそこに出向いたのですがなんとそこでも在庫なし。

 それどころか取り寄せすらできないという事でいきなりのデッドロックです。

 ダメもとでKATOにも電話してみましたが案の定50年も前の骨董品(それどころか当のKATOでも社宝扱いらしいそうですが)のASSYなんてある訳がなし。
 その他心当たりのショップやメーカーに電話攻勢(爆)を掛けてみましたが結局全滅でした。

 もうだめかと思っていましたが先日になって工業用チューブを扱うメーカーのサイトを発見。
 どうにか合いそうなサイズのものを複数注文しました。
 (因みにC50に適合しそうなチューブのサイズは内径1ミリ前後、外径は2ミリから3ミリです)
DSCN9423.jpg
 ただ、そこでも即日発送は無理という事で少々待たされますが。
 (ついでに書くと品代の約二倍の送料も取られましたw まあ、モノ自体はただのシリコンチューブ2,3本ですから無理もないですが)

 とにかく今はチューブの到着待ちです。
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2016年04月19日

関水金属のC50が入線する・その2・動力をチェックする

 先日、奇跡の様な経緯で入手できた関水金属の初代C50のはなしです。
 入線したのはいいけれど果たしてこれは自走できるでしょうか?
DSCN9438.jpg
 最初レールに乗せて通電。
 かたりともしなかった時には「ああ、やっぱり」と思いました。

 とりあえずモーターが回るかどうかをチェックするためにテンダを分解。
 このモデルはエンジンとを繋ぐドローバー固定用のねじがそのままシャシと車体を固定する構造の様です。
 そのためビス形式でありながらねじの頭がないのでドライバが使えずやっとこでそろそろと回して外す形式となっています。

 この時点で分かった事は以後のKATO蒸機と異なりテンダとエンジンの間は上述のドローバーと伝達シャフトだけで繋がっている事です。
 つまりエンジンとテンダは電気的に繋がっていない事になります。
DSCN9423.jpg
 TMSの記事をチェックするとテンダ台車は左右の金属車輪をプラの車軸でつないだもので集電は何と左右のテンダ台車枠から行なっているとの事(!)
 テンダドライブでありながら集電をすべてエンジン部で行ないテンダは動力台車のみと言う中村精密の蒸機とは逆の形式なのです。
 だからこんなに簡単にエンジンとテンダが分離された状態で売られていた訳ですし、売った側もこれを見て他の蒸機同様に電気的な接続が切れている物と判断してジャンク扱いしていた可能性もありそうです。
(事実テンダードライブでもTOMIXの旧C57を除けばテンダが分離すると集電ができずに立ち往生するモデルが大半ですし)

 だとするとこのC50の場合、異常がなければ「走らないテンダの上でモータだけが空しく回転する」と言うシュールな図が展開する事になる訳です(爆笑)
 そこで車体を外しモータをチェック。
 この時モータを触って驚きました。ほんのりとですがモータが暖かかったからです。
 これはとりあえずモータまでは通電している事を意味するのですが同時に昨年夏の悪夢だったZゲージのジャンク電機の様にモータ自体の故障の可能性が高くなります。
DSCN9429.jpg
 ややがっくりしながらモータ本体を軽くをつまんだ瞬間
 けたたましい音を立ててモータが回り始めたのにはびっくりしました。
 このモデルは昔の16番用ミニカーのモータを転用しているとの事ですが、がさつながらもモーターが生きていた事には驚くと同時に希望が湧いてきます。


 早速テンダを組み直しエンジンに接続。この時点でエンジン側のギアを手で回してとりあえず引っ掛かりがないのをチェックしていたので問題は他にある事になります。

 最初は全く反応がなかったのですがテンダを上から軽く押しつけるとようやくC50は走りだしました。
 が、指から手を離すとまた止まります。

 どうやら曲者はエンジンとテンダを接続しているゴムジョイントの劣化による抵抗の増大にあるのではないかと考え付きました。
 となると今ついている物よりもしなやかなゴムチューブをかませればきちんと走る可能性はあります。
 この種の伝達チューブは16番では定番製品で、以前宮澤のC54をレストアした時に天賞堂のパーツショップで新品を買った事があります。

 日本初のNゲージ機関車、それもモータまで16番用を使っているならチューブも16番用が使えるかもしれません。
 さてチューブを探さねば。
光山鉄道管理局
 HPです。

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posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(2) | 車両・蒸気機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする