2018年10月31日

趣味の原点を振り返る55 メルクリンミニクラブに嫉妬した頃(汗)

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この趣味を始めた頃の話ですが、あの当時メーカーのカタログ以上に役に立ったのは模型とラジオの別冊、工作ガイドブック(75年度版)でした(写真は翌年に買った77年度版です)
前にも書きましたが、この本は鉄道模型のみならずプラモや電子工作、RCやUコン、果ては参考文献に至るまで模型系のホビーを網羅した総合カタログでして、巻頭には通販の注文書までついてくるという親切設計(笑)

ですからそのゴージャス感たるや半端なものではなかったものです。

が、今回の主題はそこではありません。

鉄道模型についてはHO(16番)、N、ライブスチームも掲載されていましたが、そこで一際異彩を放っていたのがメルクリンミニクラブ。
つまりZゲージだった訳です。

この当時はNに参入していたのは関水金属とトミーの2社だけ(GMは存在していましたが春先の出版である工作ガイドブックには間に合いませんでした。また、学研が新幹線を投入するのはこの年の秋頃です)その2社ですら合わせても機関車が6種類、客車が20系とオハ31系のみ電車は103系だけという状態。

ましてや線路システムは「とりあえず線路もありますよ」といった程度のラインナップ、日本風の建物などは夢のまた夢という状況だった訳です。
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(科学教材社「工作ガイドブック77年版」473〜475Pより画像引用)
それが本書に取り上げられたミニクラブのラインアップときたら、蒸気、電気、ディーゼル取り混ぜた機関車だけでも7、8種。客車も少なくとも3、4編成が組める位揃えていましたし、貨車に至ってはこの時点で「操重車や日本形のシキに相当する大物車までラインナップされていた」のです。

しかもそのラインアップには実に隙がない。蒸気は小型タンク機を筆頭に亜幹線テンダー機、幹線級の大型機が揃い、客車も古典二軸からローカル客車が2種類にTEE級の特急車までそろっています。このラインナップのセレクトが非常にツボを押さえた物であった事は一目でわかりました。おそらくミニクラブの当時のラインナップなら当時の西ドイツの鉄道風景の7割がたが最低限のラインナップで再現できたのではないかと思います。
当時のNゲージにスハ43系や35系がなかったり、DE10やC58と言ったあらゆるレイアウトに必要な機種がなかったことを考えるとこれはすごい事です。

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(同上、476〜477Pより引用)
車両でさえそうなのですから線路に至っては通常型に加えてカーブポイントまでありましたし、建物類は「駅舎だけで都会風と田舎風の2種類」あったうえに機関庫や信号所は言うに及ばず一般建物も住宅とビルの2種類が出ていました。
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(同上 480〜481Pより引用)
特に巧みさを感じるのがその住宅類で、2階建ての家は平屋にも変更可能。ビルの屋上上屋も外して単独の家に使えるという優れものでした。
しかもこの時点で建物用の照明ユニットはもとより街灯までもが複数ラインナップされていたのです。

さらにレイアウト工作を容易にするプレイマットも用意され、基本セットから大レイアウトまでのステップアップも非常に容易(ただしお金があればw)なシステム性を誇りました。

この時点ですらメルクリンのZゲージはそのラインナップやシステム性から言って、当時の日本型のNゲージの二歩も三歩も先をいっていたのです。

後にこのコンセプトに倣ったと思われるTOMIXが登場する訳ですが、そのTOMIXですら75年当時のミニクラブ並みの水準になるまで20年近くかかったと思います。
(カーブポイントが登場するまでという基準ですが)

それを見ていましたから、私にとってはZゲージというのはNの後発というイメージはごく薄く、むしろ当時のNゲージが目指すべき目標と映りました。

翻って、ここ10年ほどの間に登場している日本型のZゲージですがミニクラブに比べてまだまだ感が非常に大きいと感じます。やっている事がどれもこれも現行のNゲージの後追いばかり。優れたお手本があったのに、何故ミニクラブからもっと学ばなかったのか不思議でなりません。

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2018年10月30日

日曜夜の駅にて

 このところ模型や本のはなしばかりでしたので、たまにはこういうネタもいいかと
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 最近とある所用の関係もあって日曜日の夜に駅に出かけるようになっています。
 平日みたいに通勤・通学客(あるいは一杯ひっかけた客w)メインの時と違い、日曜夜の駅と言うのは観光帰りの客がメインで一種独特の長閑さを感じさせます。
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 その長閑さを感じつつ立ち食い蕎麦なんぞをすすりつつ、駅前の景色を眺めているのが最近の楽しみのひとつになっています。
 駅と言えば「蕎麦」それもあまり高級ぶったものではなくお揚げのひとつ、卵の一個も落とした程度の軽い感じの奴が正統(爆笑)と思います。
思えば学生の頃から駅の立ち食いそばで昼食を摂っていた事を思い出すと安価に軽く腹を膨らませられる蕎麦はやっぱり庶民の味方ですね。
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 秋も深まるこの時期は写真ひとつ撮っても、セピア処理したくなる物寂しさがあります。

 殊に日曜の夜の独特の長閑さがいっそうそれを加速させてくれます。
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 駅の近くにあるレトロ系の参道も昼間観光客でにぎわうのが嘘のような静けさ。

 たまに灯りのともっている店があっても中を覗くと店じまいの真っ最中だったりして日曜夜の物寂しさを一層かきたてます。
 ですがそんな雰囲気も日曜夜の駅らしいと感じます。
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 その参道の裏手の通路は駅に面していて、列車を眺められるロケーション。
 今日はEF64の1052がたむろしていました。架線柱が邪魔をしましたが裏手には城の櫓がライトアップしていて意外といい雰囲気です。

 かと思うと隣のホームからは313系の2連が客を乗せて出発待ち。日曜の夜でもまだまだ駅の構内には活気が残っています。
 夜行列車が行き交っていた頃に比べると寂寥感が残るのは避けられませんが、依然として日曜夜の駅の雰囲気に魅力を感じるのは子供の頃からの性みたいな物かもそれません。
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 ・・・などといい歳ぶっこいたおっさんをにわかポエマーにさせてしまう魔力が日曜夜の駅にはあると思います。

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2018年10月28日

今月の入線車「中村精密のD50」

 先日入線の中古モデルから。
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 以前、鉄道ミステリとNゲージの中で大阪圭吉の「とむらい機関車」の話をした折にマイクロエースのD50のプロポーションの問題について書いた事があります。
 あれから2,3年は経ちますか、その時はメジャー系二大メーカーのどちらかがD50をリリースしてくれるのではないかという期待を持っていたのですが今に至るもその気配はなし。

 となると中村精密のD50しか選択肢はないのですが、ここ最近のプレミアム中古の影響もあってかひところより安くはなったものの依然として入手は難しいと半ばあきらめていました。
 (KATOから新製品が出た後のC56,C12なんかの例を思えばD50も・・・なんて期待はしていたのですが)
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 そんな折にようやく中古の出物を見つけ、ときめいたりします(笑)

 前ユーザーの手が加わっている為に相場よりかなり安価という事らしいですが、カプラーが交換され解放てこが装着されている程度。
 試走させてみたら「ヘッドライトが点灯した」のでこれで安くなっているのだとしたら、むしろこちらとしては有難いです。
 (中村精密の日本型蒸機でヘッドライトが点灯するものはありません)
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 これでようやく正調のプロポーションのD50が入線の運びとなりました。
 やはりこれは石炭列車を牽かせたくなりますが、そのためには貨車の1両のカプラーをアーノルドからKATOカプラーに交換しなくては(汗)
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 モデルとして見た場合、マイクロのデザイン破綻の原因だった異様なほど太く、外国形と見間違えそうな長さのボイラ造形がこちらではきちんとしているのでプロポーションの面ではかなり安心してみていられます。
 この辺りは中村精密の人徳と言いますか、蒸機の造形のツボを心得たうえで「ディテールの残すところを残し、省略しなければならない所は省略する」という勘所を押さえている事で今見ても朴訥と言うかキャラクター性を感じるモデルと思います。

 まあ、もともとD50自体、D51やD52に比べるとどことなく朴訥な、悪く言えばどんくささを感じる機種ではあるのですが。

 但しそれでも走行性(特にスロー)と物理的なディテーリングはマイクロに軍配が上がるのでこちらの存在意義も依然大きいのですが。
 それにしてもKATOかTOMIXがD50を出してくれない物かとやっぱり思ってしまいます。 
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2018年10月27日

久しぶりの中古ショップにて

 この所イベント続きな上に日曜日も忙しかったせいで(ついでのこの夏の猛暑に当てられたという事もあるのですが)いつものご近所中古ショップめぐりもしばらくご無沙汰だったのですが、先日久しぶりに回って見ました。

 今回はそこでの購入品から。
 先日オープンしたばかりのブック●フ。
 暫く行かないでいる間に品揃えが妙な方に充実していました。
 なぜかレイアウト用のマテリアルの出物が増えているのです。
 
 いつもなら車両に用のある客ばかり(これは秋葉なんかでも基本的に同様なのですが)でレイアウト用品をこの種の中古ショップで買える事は珍しい事です。
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 今回の拾い物はウッドランドシーニックスのフラワーターフ。
 行きつけのショップでも長らく品切れ状態が続いていただけに有難いです。
 
 この他TOMIXのパウダーやらクラスターフォーリッジなんかも入手できました。
 プラスターもあったのですが物が石膏なだけに長期在庫品は風邪をひいている可能性も高いのでこちらは見送りました。
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 更に別の店ではいい加減色褪せてしまったライケンの出物まで(笑)

 これらをホクホク顔で買って帰る私はレイアウトがそれほど普及していないであろう田舎ではかなり異様な客だったのではないかと(笑)

 それにしても、この種の出物がこれほどあるという事はどこかで「レイアウトを作りかけで挫折した」人がいる事になるので、ある意味気分は複雑ではあります。
 (あるいは完成させて余りが出たのかもしれないのでそれほど悲観する事もないかもしれませんが)

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2018年10月26日

鉄道ファンの昔と今を偲ぶ

 先日の上京の時の戦利品から

 鉄道ファンの気質と言うか趣味のポリシーという奴は時代の変化に合わせて変遷する中で変わったところと変わらないまま続いているところが適宜混在しながら進んでいる物と思います。
 以前だったらこの種の本、特にファンの気質を書いた本はつとめて手を出さないようにしていたのですが、先日古本屋で他の本と一緒に買う機会を得ました。
 (というか、旅先で気が大きくなっていないとこういう本は買わないと思いますw)
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 そのうちの一冊はSLブームのとっかかりの時期に出版された中村由信著「汽車と私」
 私が小学生の時デパートの古本市でこの方の著した「汽車の本」と言う写真集を買ってもらった事があり、その記憶があった事から手を出しました。
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 内容はSLブームの初期、本線から蒸機が消え始めた頃にその姿を写真に留めようとした著者の思いと撮影にまつわる体験談が中心です。
 その当時は蒸機の写真を撮って回る事がまだ珍しかった頃でいわゆるマニアのマナー問題も少なく、現場の職員に頼み込めば撮影や、どうかすると添乗する事も出来たという一種のどかな時代であったようです。
 ですから思い出話も撮影の苦労話と同じくらいにそうした現場のかまたきや機関士、機関区の職員との交流に多くのスペースが割かれ、読み物としても懐かしめます。

 個人的に興味を持ったのは、16番の鉄道模型の増備にも一章を設けてその遍歴を書いている所です。
 撮影などで思い出深い機関車たちを再現するためキットメイクは勿論のこと、完成品も一旦ばらしてから思い出の特定番号機の姿に改造するというのは当時の16番モデラーの定番スタイルと思います。
 そこではそれまでの撮影によって得られた細部の資料が大きくものを言ったはずで、撮影マニアと模型マニアの垣根の低さを伺わせます。
 合わせて家族操縦術として子供たちにもモデルを与えて機関支区を作らせる辺りなんかは昔も今もモデラーの苦労するところではないでしょうか(わたしも似た様な事をやって失敗していますしw)

 前述した「汽車の本」でも中村氏の16番モデルの写真が集められた一章があったのですが、その本には写真だけだったのでそれにまつわる苦労話が描かれた本書は言ってみれば車軸の両輪とも言えます。
 事実当時「汽車の本」だけ読んでいた私にはその魅力が今ひとつわかりにくかった部分があったのですが、本書を併読してはじめてその面白さがわかりました。
 そうなるのに40年掛かった訳ですがよく「汽車の本」を処分せずに取っておいたものだと我ながら感心したりして。

 写真の頁でも同じ事が言え、どちらかを読んだだけでは面白さの半分しかわからないという意味で、この2冊はできれば併読するべき存在とも言えます。

 さて「汽車と私」(あるいは以前紹介した関沢新一氏の「汽車が行く だから僕も…」)では1960年代後半から70年代初め頃までの鉄道マニアの理想像や現実が主に描かれていましたが、その後SLブーム、ブルトレブームを経て21世紀は「テツ」「鉄ちゃん」「鉄オタ」の時代が到来しています。
 最近ではそうしたマニアの傾向がアニメやドラマの主題にすらなるようになっている辺り時代の変化を感じる所でもあります。
 先日の上京の折、古本屋でたまたま「汽車と私」と同じ並びにあったのがこの本でした。
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 「お客様に鉄オタはいらっしゃいませんか?」(大島篤著 リイド社)

 ジャンルが近いし、どうせなら2冊揃えて読み比べてみるのも一興と思って購入したのですが結果的には正解だったと思います。
 本書は鉄道マニアの中でも「乗り鉄」と呼ばれるジャンルに的を絞り、その生態や嗜好形態を一種戯画化してまとめたものです。

 形式としてはいわゆる「あるあるネタ」の羅列で各項目にイラストが付いているので見やすいと言えば言えます。
 「時刻表をめくる手つきが妙にプロっぽい」
 「乗りつぶしを終えると空虚感に襲われる」
 「ハザ一枚と言ってみた」
 「誰に教えられる訳でもなく旧態依然、古色蒼然を好むようになる」

 などなど。
 ここで感じたのは乗り鉄とは基本的に「薀蓄の趣味」だなあという事でした。
 路線図、ダイヤ、あるいは鉄道会社のブランド志向と言った知識を総動員して時には完乗、時にはお得旅に精を出す方向がここ最近の傾向の様子です。

 一方で「実は車両形式に疎い」「実は車両記号にも疎い」なんてのはSLブームの時にはあまり表に出てこなかった傾向と思います。
 あくまで乗る事を目的としているので路線やダイヤには詳しいのでしょうが、これを見ると「ドライブが趣味だけど車の車種を知らない」と言うのに共通の印象を覚えます。
 これを「ユルい」と取るか「それこそが本質!」と取るかは人それぞれですが。

 実は最近のこの種の本は他にも1,2冊持ってい入るのですがそれらに共通しているのが「テツドウモケイの趣味が殆ど外様扱い」であること。
 (これらの本についても近いうちに纏めてみたいと思います)
 そもそもボリュームが少ない所に持ってきて用語や基本知識の間違いなんかは当たり前、本書での扱いは192ページ中わずか2ページでうち1ページは挿絵だったりします(爆笑)
 今どきレイアウトを作るのに箒やコーヒーガラを使うモデラーはどれだけ居る事か(参考資料が昭和30年代の「レイアウト全書」あたり?)

 その意味では鉄道マニアの細分化と、テリトリズムが端的に象徴されている一冊であるとも取れます。

 ところで本書のイラストに出てくるキャラクターはほぼ例外なく「童顔男」ばかりなのですが、これからは鉄オタから鉄ショタの時代なのでしょうか?
 それはそれで怖いw
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2018年10月25日

路上の「青大将」のはなし

 久しぶりにクルマのはなしです。
 いつもより無闇に長いですがご勘弁をば。


 鉄道模型趣味の中断期間中だった15年ほど前の頃です。
 たまたま車を買い替える事となり車種を物色していました。当時はミニバンブームはまだ訪れていなかったとはいえ、HONDAがミニバンブームを切り開いた初代オデッセイを出した頃でもあり最初は私もそれを狙っていました。
 しかし3ナンバーのオデッセイは図体が大きいのと最小回転半径が大きすぎて当時の自宅の駐車スペースに入りきれないことが判明。

 結局5ナンバーサイズの他の車種をあたる事となったのですがそんな折にカタログで見つけた変なクルマ。
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 最初一目見た印象は「青大将だ!」
 黄緑基調のカラーリングにサイドモールやグリルガードに黄色をあしらった配色はまさにEF58の青大将をほうふつとさせるイメージでした。
 これでヘッドマークをグリルガードにでも付ければ完璧だったでしょうw
 (デザイナーが狙ったとか・・・まさかねw)
 
 その車の名は初代セレナのRVセレクト。

 実はこのクルマにはほかにも色々と当時の競合車種にないメリットがあった事もありひと月ほどの検討を経て購入を決断しました。
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 で、入庫した当初は周囲から「未来カー」とか「お茶屋の営業車」とか随分いろいろ言われました。
 このカラーリングはセレナの中でも断トツに人気が無かったらしくこれに乗っている期間、同じ色のセレナには2度しか会っていません(岩手〜岐阜の範囲でですが)


 見ての通り当時のライバルだったエスティマやオデッセイに比べるとお世辞にもカッコいいとは言い難いスタイルでしたが、その一方で実用性と走りは優れていました。カッコを犠牲にしてでも中身を充実させるというポリシーすら感じたものです。


 何しろ当時のシルビア(S13)ですらオプションだったLSDが標準装備、ワンボックスとしては異例の4輪独立懸架(GFRP仕様のマルチリンクでした)でミッドシップのエンジン配置のせいで当時のRX-7並みの前後重量配分を実現していたというミニバンとしては凝りに凝りまくった足回りでした。

 おかげでワンボックスとは思えない安定した走りが楽しめた記憶があります。

 ただ、エンジンがシルビアと同形式だったとはいえ30馬力ほど低い設定だったので、動力性能はそう大した事が無かった上に燃費はどうやってもなかなか二桁に届きませんでした(街乗りでリッター4.7キロなんて金字塔を打ち立てた事すらありますw)
 とどめに尻の下から湧き上がるツインカムサウンド(笑)には参りましたが。
 おまけに4WDで車重が重すぎるのが祟って、上り坂や凍結路には強いのですがフラットスノーの湿雪(要するに「べしゃ雪」)で意外に「曲がらない止まらない」のは意外な弱点だったと言えます。

 
 さて、この手のクルマにつきもののユーティリティの話に移ります。 

 あの当時この手のミニバンはワンボックスの派生形だったことが多く、そのため室内が「走る宴会ルーム」となっているのが普通でした。
 具体的に言うなら「後ろ向きだとかなりの確率で車酔いを起こす回転対座シート」とか「少しスイングするだけの嵌め殺しに近いサイドウィンド」とか「はとバスみたいなグラスウィンド張りのハイルーフ」とかにそれは象徴されています。
 この文法をひっくり返してヒットしたのが初代エスティマでありオデッセイだったりするのですが、私のセレナの場合は旧来のワンボックスと新世代のミニバンとの過渡期に当たる内装とユーティリティでした。
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 ミッドシップレイアウトを実現するためにエンジンを縦置きのまま運転席の真下に置いたため巨大なバルクヘッドが運転席と2列目以降を分断している点はワンボックスと同じなのですが、それでもバルクヘッド自体がワンボックスより小さかったので他のミニバンでは困難だった「3列分のシートのフルフラット化」が可能だったのは大きな特徴の一つです。

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 また、回転対座を廃する代わりに2列目シートのサイズをたっぷりとると同時に、3列目と併せて「2列目シートを前転させて」畳めるようにする事で広大なラゲッジスペースを実現するという手法は後のミニバンでは当たり前になっている装備ですがその意味では先進的(笑)でした。
 RVセレクトの場合2,3列が左右分割式だったので「片側だけ座席、反対側に長大なラゲッジスペース」とか「片側だけフルフラット化」という自由度の高いアレンジが可能だったのも特筆できます。
 更に余禄として「2列目シートだけを畳むことで3列目にリムジン顔負けの広大なレッグスペースを確保する」という裏技もあり、これも変則的な形ですが、後のほとんどのミニバンのシートアレンジに継承(笑)されています。
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 当時の他のミニバンもこれより豊富なシートアレンジを誇っていましたが、その殆どがカタログのページ埋めにしか使えないアレンジ(特に凸凹だらけのフルフラットシート)が多かったのとは違い、RVセレクトはどのアレンジもそこそこ高い実用性を持っていました。

 実際帰省のたびに車中泊をやる身としては広大なフルフラットシートの実用性はかなりなものでしたし、上述のリムジンモードの時はこれまた広々したスペースを利して下手なラウンジより快適な喫食スペースを作ることが出来ました。
 (それゆえに車内で食事をする事が意外に多かった)


 片側フラットシートのモードでは車中泊しながら布団袋3つ分の大荷物を運搬するという荒業もやってのけましたし、パーソンキャリアとして使う際には掛け値なしの8人乗車が可能でした。
 

 ただ、これらの高度な多機能性というのは何かと引き換えに成立する事が多いのですが、セレナの場合そのトレードオフの代償はもっぱら「マンボウの化け物を思わせるぼってりプロポーション」でした。
 実際、そのスタイリングは当時の週刊誌(プレ●ボーイだったか)で「潔い醜さ」と評されたほどです。

 この点でほっそりした葉巻のスタイリッシュさでライバルのエスティマ(5ナンバーのルシーダとかエミーナ)が順調に販売を伸ばしていったのとは対照的に初代セレナは終始苦戦せざるを得ませんでした。

 ですが実際に乗ってみた時の室内の広々感と解放感は明らかにセレナの圧勝でした。スタイル優先のエスティマはボディ上部の絞り込みがきつかったため実際に乗ってみるとかなりの圧迫感を余儀なくされたのです。この点ボディが丸っこかった割には絞り込みが殆どなかった上に窓自体が大きいセレナは有利でした。しかもこれまた当時クラス唯一の「スライドドアの窓が開閉できる」「二つのサンルーフがどちらもスライド解放できる」メリットも絶大でした。前者は後のミニバンのほぼすべてに継承されています.

 特に遠出などで2列目席なんかに座っていると道路上なのに「バスよりも列車のコンパートメント臭い」雰囲気が感じられたのは当時中断中だったとはいえ鉄道も好きな身としては嬉しいポイントだったりします。

 この青大将、当時の私の生活パターンに合致していた車だったので21世紀の直前まで約6年くらい乗っていました。
 その後、似た様な緑色のエスティマにも乗りましたがこちらも「青大将臭い」イメージがある車でした笑が、これについても近いうちに書こうと思います。

光山鉄道管理局
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2018年10月24日

偉大なる凡庸の系譜 701系編

 久しぶりに語る「偉大なる凡庸の系譜」
 但し今回は相当に地域を限定する「JR東日本(とその譲渡車)の701系電車」なのですが。
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「機械工学、空気力学、安全工学、材料科学、すべてのバランスの中で進化してきたんだ。701系、美しいと思わないか?」(By湯川先生)
 などと某有名ドラマで言わしめた(爆笑)701系ですが、いつの間にか故郷の方では電車と言えばこればかりと言う状態になってしまっています。
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 かつて盛岡駅構内では普通列車と言えば50系かキハ20系ばかりで「3扉の電車が来ることなんか永遠にないのではないか」などと思われていたのですが。
 それが今では「701系の色違いか仕様違いしか居ない」と言っていい状態になっています。
 デザインから言えばJRの電車の中でも1,2を争う愛想の無い、まるで弁当箱に窓が付いたようなデザインなのですがいつの間にか見慣れてしまうとあまり気にならなくなっているのが何ともですね(笑)
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 盛岡駅に発着する電車が「103系宜しく線区や会社の違いによってステンレス車体の帯の色を変えて乗り間違い予防に対応する」なんて事態はなおのこと想像もできなかったものです。

 その701系、そういう事情もあってここ10年の間に徐々に勢力を広げ先日の鉄コレのリリース、マイクロの盛岡色の発売でとどめを刺された感があります。
 確か数年前にもこのブログで701系の話をしていますが、それ以後も田沢湖線色の標準軌仕様、鉄コレで仙台色と青い森鉄道色が増備されました。
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 それ以前から待望していながらなかなか製品化されなかった盛岡色も先日ようやくリリースされましたが、現行とは異なるカラーリングだったので鉄コレの編成から現行盛岡色をでっち上げる事態にまで発展。
 あとついでに鉄コレの動力を手持ちのマイクロ秋田色とコンバートするなんて小技も使っています。
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 かくして701系は前回のブログの当時からさらに倍増の勢いで増備されてしまいました。
 701系の直流仕様みたいなE127系も大糸線仕様のKATO製が入線しています。

 尤もその大半が2連基本の編成なので数の割にスペースを食わないのがこの電車の人徳ではあります。
 因みに同じJRでも東海になるとその立ち位置は313系が居座る事になりそうですが、これについては次の機会に。
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2018年10月22日

鉄道ミステリとNゲージ・29「謀殺のチェスゲーム」と912

鉄道ミステリとNゲージネタ。
今回は割と長編で、しかもSFです。
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40年以上前に上梓された60〜70年代SFの古典となっている田中正紀作「謀殺のチェスゲーム」を取り上げます。
この前後の時期は「日本沈没」の大ヒットのせいか「もしも●●だったら〜」を題材にした擬似イベント型のSFが量産された時期で、設定があくまで当時の社会情勢や技術の延長で語られる文脈の物が多かった記憶があります。
それとこれまた当時流行の一種ハードボイルドな乾いた作風も特徴でしょうか。
「ホンダがレースに復帰する日」とか「戦国自衛隊」「復活の日」などがその代表格で映画になった作品も多かったですが実は本作も一時東宝が映画化を目論んでいたらしいです。

米中ソ連が国交断絶に等しい国際情勢となっていた1980年代、3国が踵を接する日本は戦略・外交に非常にデリケートな対応を迫られていた。
この難局を乗り切るために政治家でも軍人でもない、最高の頭脳を結集した新戦略専門家と言うセクションが防衛庁内に設置され日夜軍事・外交の両面から国際戦略の最前線に立っていた。

そんな折北海道でテスト飛行中だった最新鋭の特殊飛行艇PS−8が消息を絶ち、何者かの手によって強奪された事が判明する。
ポスト6次防の要で米中ソが目の色を変えてほしがる全身これ国家機密の塊ともいえるPSー8の奪還を指令された新戦略専門家チーム。

実はPS-8は開発メーカーを引きずりおろす為、ライバルメーカーとそこに雇われた元新戦略専門家・藤野によってひそかに強奪され、とある手段で北海道から東京に運ばれようとしていた。
新戦略専門家リーダーの宗像は今回の事件の影に藤野の存在を察知、PS-8の奪還のため日本全土を盤面とした壮大なチェスゲームの幕が上がるのだった。

と言うのが大まかなストーリーです。
PS-8は全高4メートルにも満たない特殊な構造のため主翼と尾翼を外せば意外に小さく格納できてしまうという特徴がありました。
そこに目を付けた藤野は(設定上)旭川から鹿児島まで複数の路線で列島を縦断しており、しかも国鉄のストライキで通常運行がない新幹線網を使ってPS-8を運搬する事を考え付くわけです。
「ディーゼルに引かれているのは新幹線電車じゃない。頑丈な貨車だ。もちろん外見は新幹線そっくりに偽装されているだろうが。故障列車を移動しているように見せかける必要があるからな」
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80年代の時点で当の新幹線自体盛岡までしか開通せず、しかも東京につながっていなかった現実を思うと、絵空事感が強い設定なのですが、書かれた当時としては精いっぱいのリアリティを表現しています。
(ついでに70年代のハードボイルドアクションものの文法にも忠実です)

新戦略専門家チームは当初トレーラーと船による移送ばかり考えていたために、新幹線の利用に気づくのが遅れたものの、東北地方を予想外の吹雪が襲った為に国道が閉鎖された事からターゲットの絞り込みに成功、戦闘ヘリで新幹線の追跡を開始します。
吹雪に気づいた藤野の側も青森から二線に分岐する新幹線に囮列車を紛れ込ませたり、同じく囮のトレーラーを大雪で封鎖された国道上を走らせて攪乱を狙います。

ここから先はほぼ全編がアクションと戦闘、新幹線を駒に使った詰め将棋的頭脳戦だけで構成されていていわゆる鉄道ファンが喜ぶようなミステリ要素は希薄になります。
とはいえ作中で新幹線の存在が大きなウェイトを占めているのは間違いないですし、クライマックス直前には列車のすり替えによるPS-8の消失トリックも一応登場します(笑)

さて、今回本作を取り上げたのは0系新幹線を出したかったからではありません。
故障車を装った0系に偽装した貨車を牽引する機関車にあります。

本作は田辺節夫の手になるコミカライズが当時掲載されておりそこに登場する0系を牽引しているのが912型ディーゼル機関車でした。
912形はDD13を標準軌に改軌した機関車で外見上はカラーリング以外DD13と大して変わりありません。
そのせいか昭和50年にトミーがDD13をモデル化した際に同時に912仕様も製品化していますし、最近もKATOがDD13をリリースした際に限定品で912塗装を出しています。
そして同じようにDD13を出しているマイクロエースでも912は出ていますが、実は標準軌用にオリジナルの台車を履かせているのはマイクロエースのモデルだけの様です。
SNShouo71IMG_1442.jpg

この912形、新幹線開業前後の時点までは形式名2003形と呼ばれる普通の国鉄カラーでますますDD13と見分けがつきません。
この2003形もマイクロエースが律儀に製品化しているのですが、これが出た当時DD13を探していた私が「似ていれば何でもいいや」とばかりに入線させた思い出がありますw
KATOやTOMIXがDD13をリニューアルするまではこのマイクロの仕様がDD13としてうちのレイアウトで活躍していたのですが、まさかこんな形で活用できる日が来ようとは。
PA200788.jpg
因みに実車の912形ですがDD13後期形をベースとした仕様は2010年代まで生き残り、現在はうち1両のボンネットが鉄道科学博物館で展示されています。

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posted by 光山市交通局 at 18:59| 岩手 ☀| Comment(0) | 映画・映像・小説など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月21日

アーノルドのミニミニ機関車

P9270659.jpg
先日の上京で見つけた戦利品から。
アーノルドラピードのミニ機関車。もちろん中古モデルです。
文字通り小指の先ほどの小サイズ、うっかりするとZゲージと間違えそうな小ささです。

P9270661.jpg
恐らくドイツでも入替用で使われていたものではないかと思いますが、これで立派に自走します。
この手の入替用小型機は内外問わず、何種もリリースされているのですがここまですらりと小さく、それでいて重量感を感じさせる走りのモデルというのは少ない(それも大概はドイツ製だったりします)です。このモデルもその例に漏れず、最初の発進でこそ多少引っ掛かりますが、いったん調子が付くと割合するすると走ってくれますし、牽く貨車が重ければそこそこスローも利きます。

垢抜けたカラーリングとデザインのせいか割と牽引する車両の国籍を選びません。
P9270663.jpg
ためしにワムを牽かせてみても妙に納得してしまう説得力があります。その説得力を支えているのが機関車自体の小ささだと思えます。これ位小さな機関車はどこにでもありそうですし。
ただ、デザイナーのセンスのたまものなのか、ワムには不釣り合いな位のスマートさがあるのが如何にもドイツの機関車らしい。
P9270661.jpg

真横から見るとどれくらい小さいかお分かり頂けるかと。

日本型のワムでさえそうなのですから、それより大きいドイツ型の貨車なんか繋いだら
P9270667.jpg

P9270665.jpg
更に大きさの差が際立つ事になります(おまけにモデルの貨車は日本型より重いので牽引する姿の一生懸命感もそれに比例して強くなります(笑)
このロコ、活躍先は勿論ミニSLレイアウトの貨物列車となりますが外国型でありながらこれほど違和感のないロコも珍しい(バッファーは付いているのですが)

光山鉄道管理局
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posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☀| Comment(0) | 車両・電気・ディーゼル機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月20日

ヘッドマーク弁当のはなし

 この間から首都圏の一部の駅で「特急列車ヘッドマーク弁当」が再発売されているとの由。
 先日のことですが知り合いでたまたま東京へ行くのが居たのを幸い一つ買って来てもらいました。
IMG_3678~photo.jpg
 今回の再発売の第一弾は東北本線のかつての看板特急のひとつ「ひばり」

SNShouo71IMG_5017.jpg
 仙台〜上野間を往復していた、かつては「とき」と並んで往復本数が最も多い特急列車のひとつでもあります。
 「とき」の方は上越新幹線として今も走っていますが「ひばり」の方は東北新幹線開業と同時に「あおば」が設定されたため名称としては消滅しています。

 個人的には「ひばり」=「ボンネット時代の485系」という刷り込みが何故か強いのですが弁当箱のヘッドマークは電気釜のクハのモチーフのようです。

IMG_3681~photo.jpg
 485系時代の「絵入りヘッドマーク」を再現した弁当箱が付いてお値段2160円(!)
 ここは「弁当箱も一緒に買った」と自分を納得させるしかありませんね。
IMG_3682~photo.jpg 
 仙台始発の特急だけに中身は仙台名物の牛タン尽くし。
 ご飯の上に牛タンが乗っているのは当然として付け合せのシュウマイや卵焼きにまで牛タンが動員されているのには文字通り舌を巻きます(笑)
 食べて見るとそのシュウマイも卵焼きも「牛タンのコリコリした食感が標準装備」されているので普通の駅弁よりも退屈しません。
 尤もその食感がうっとおしいと感じる向きもあるかも…ですが。

 弁当箱自体が結構大きかったのでボリュームの点でも文句なし。意外とコストパフォーマンスがいい感じです。

 因みに知り合いが聞いてきた所ではこの弁当、週替わりで4種類が連続リリースだそうで店の人に「来週も来てくださいね」と念押しされたそうです。出来る事なら私もそうしたいところですが、流石に毎週上京なんてできません(涙)

 弁当箱は今後うちの弁当にでも使いますか。
posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする