2018年11月24日

あの頃の流線形2

 先日から突発的にスタートした「昭和初期の流線形車モデル」のはなしから

 今回はC53です。こちらも当時の世界的な流行だった流線型ブームに乗って前回紹介のC55と共に製造されましたが、個人的な好みで言うならこちらの方が重厚な塊感があって好きです。デザインもどことなく日本車離れしていますしかなり異端の匂いを漂わせるロコである事は間違いありません。
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 前置きはさておいてこのC53、最初に入線したのは動力改良製品のマイクロエースの奴です。
 又、時折腰高が気になるマイクロ蒸気の中でこれだけは流石に腰高が目立ちません(当たり前ですが)
 走行性能は動力を改良したとの事でこれまでのマイクロ蒸気と違ったスムーズさが感じられました。ただ、ボディを包むカバーの形状があの通りなので他の大抵のマイクロ蒸気がクリアできたミニカーブは140Rはおろか177Rでも通過不能でした(笑)
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 それにしてもこの形態はC55以上に牽引する車輌を択ぶデザインです。それだけに意表をついて20系ブルトレとかOE88なんかに牽かせてみたい誘惑にかられます。

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 続いて登場するのはマイクロよりも更に20年近く前にリリースされた中村精密のC53。一時期は中古でもとんでもない値段だったのですがマイクロを始めワールド工芸やキングスホビーなどが競合してきたせいか最近では出物が高額で取引される事は少なくなっている気がします。
  因みにこのC53、流線型のスカートがかなり深くかぶさっているせいかリレーラーなしのレールオンはなかなか難しいです。
 造形については21世紀の今でも十分に通用するクリーンさ。
 肉厚になりがちなプラ造形にない軽快感があります。

 
 別パーツの手すり類も非常に良いアクセントになっています。但しなぜかC53のアクセントになっているスノープラウがありません。

 さて、C53ですが実は手元にもう一両ここ数年塩漬け状態の物があります。
 キングスホビーの「C53流線型のボディキット」がそれです。
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 数年前に店頭でこれを見た時に「大昔TMSが出した事のある流線型C55のキット組み品」と勘違いして手を出してしまったものです(恥)
 帰宅後よく見たら車体の曲げこそされていますが、妙に細かいパーツが多い上にC55にないスノープラウが出てきて驚きました。


 慌てて調べてみるとどうやらキングスホビーがKATOのC55ベース前提でリリースしたキットだったらしい事を知り仰天です。
 キットである以上ハンダ付けは必須。
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 道具こそ揃えていますがこれまで使ったのは16番モデルのレストアのみ。
 「ワールド」どころか「とて簡」すらやった事のない私には相当なハードルの高さに感じます。
 大体、蒸気の中でも構造がごく簡単に見える筈のC53の流線型なのにこのパーツの多さはどうかと(大汗)
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 自分の腕のなさを承知している身としては考え込んでしまいます。
 買った以上はいつか組み立てたいですが、その前にとて簡辺りで練習した方が良さそうです。

 もし完成できれば、KATOスケール(旧モデルを中心に実際の150分の1よりやや大ぶり)の蒸気では唯一の流線型になりますし。

 とまあ、3者3様のC53流線型です。

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2018年11月14日

「あの頃の流線形」C55編

 昭和の初め頃、蒸気機関車を筆頭に電車や電気機関車までもが流線形ばやりだった事があります。もちろん私自身はリアルタイムでそれを経験していないのですが、当時を偲ばせる形式のNゲージモデルはなかなかの充実度を見せます。
 そんな訳で今回は流線型機特集の第一陣としてC55を取り上げたいと思います。

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 C55の流線形で最も入手しやすいモデルはマイクロエースではないかと思います。私も動力改良版が出た位のタイミングで入線させています。

 ほぼワンオフと言っていいボディ構成と3シリンダーという個性的な中身のC53をポルシェやフェラーリに例えるなら中身はコンベンショナルな2シリンダ(実質C54のバージョンアップ版)と量産向けのボディ(流線型機としては異例な20両の大所帯)を纏ったC55はさしずめフォードムスタングかカローラレビンに例えられましょうか。

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 デザインはC53やEF55に比べると日本人好みのあっさり感が感じられます。事実上の試作機扱いで緊張感のあるマッス感が売りのC53に対し、適度の肩の力が抜けたとでもいうのか凄味のない見ていてリラックスできる格好ではあります。
 動力が改良版との事で走りについて問題はありませんが、デザインがデザインなだけに建築限界ぎりぎりまで膨らませたボディはなかなかの迫力です。

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 そしてNゲージの完成品としては初の中村精密のC55
 従来の中村製蒸気の殆どがダイカスト鋳造ボディで細密感に欠ける(という評判)だったのに対し、流線型ボディのC55とC53は真鍮板で造形されている為非常にすっきりしたプロポーションになっているのが特長だそうですが実際現物を見ると、最近の細密志向の蒸機モデルの隣にいても引けを取らない存在感を見せます。
 プラ成形の様な独特な肉厚感もなく非常にすっきり(特にキャブの窓周り)したスタイルが特徴。更に塗装も一旦黒を吹いてから帯に相当する部分のみを磨きだすという手の込んだ事をしておりこれもすっきり感に貢献しているようです。
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 プロポーションはマイクロのそれに比べるとかなりスリムな印象です。
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 中村の蒸気の大半がそうであるように本機もテンダードライブです。走行性は・・・
 従来機より機関車部が軽いらしく先輪が時々止まったりします(笑)が走り自体はパワフルです。テンダードライブとはいえ、非常に強力なユニットを使っている印象でした。
 EF55やC53と共にイベント車のスターエンジンです。


 それにしても流線型の車両といえば例の「はやぶさ」をはじめとした新幹線、特急電車など平成に入ってからでも数多くの種類が出ているのですが、空力とかがよく解っていなかったこの時期(昭和初期)の流線型車両には実際の性能はともかくデザインに勢いがあって最近好きになってきた感じがします。

(余談ですがこの頃の「冒険ダン吉」に「象が牽引する列車」が出てくるのですが、その象が「日本でもはやっている最新型だから」とこの型のC55みたいなカバーを身に纏っていた話があります。それ位当時の流線型は今以上に華やかなイメージがあったのでしょう)
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2018年10月28日

今月の入線車「中村精密のD50」

 先日入線の中古モデルから。
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 以前、鉄道ミステリとNゲージの中で大阪圭吉の「とむらい機関車」の話をした折にマイクロエースのD50のプロポーションの問題について書いた事があります。
 あれから2,3年は経ちますか、その時はメジャー系二大メーカーのどちらかがD50をリリースしてくれるのではないかという期待を持っていたのですが今に至るもその気配はなし。

 となると中村精密のD50しか選択肢はないのですが、ここ最近のプレミアム中古の影響もあってかひところより安くはなったものの依然として入手は難しいと半ばあきらめていました。
 (KATOから新製品が出た後のC56,C12なんかの例を思えばD50も・・・なんて期待はしていたのですが)
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 そんな折にようやく中古の出物を見つけ、ときめいたりします(笑)

 前ユーザーの手が加わっている為に相場よりかなり安価という事らしいですが、カプラーが交換され解放てこが装着されている程度。
 試走させてみたら「ヘッドライトが点灯した」のでこれで安くなっているのだとしたら、むしろこちらとしては有難いです。
 (中村精密の日本型蒸機でヘッドライトが点灯するものはありません)
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 これでようやく正調のプロポーションのD50が入線の運びとなりました。
 やはりこれは石炭列車を牽かせたくなりますが、そのためには貨車の1両のカプラーをアーノルドからKATOカプラーに交換しなくては(汗)
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 モデルとして見た場合、マイクロのデザイン破綻の原因だった異様なほど太く、外国形と見間違えそうな長さのボイラ造形がこちらではきちんとしているのでプロポーションの面ではかなり安心してみていられます。
 この辺りは中村精密の人徳と言いますか、蒸機の造形のツボを心得たうえで「ディテールの残すところを残し、省略しなければならない所は省略する」という勘所を押さえている事で今見ても朴訥と言うかキャラクター性を感じるモデルと思います。

 まあ、もともとD50自体、D51やD52に比べるとどことなく朴訥な、悪く言えばどんくささを感じる機種ではあるのですが。

 但しそれでも走行性(特にスロー)と物理的なディテーリングはマイクロに軍配が上がるのでこちらの存在意義も依然大きいのですが。
 それにしてもKATOかTOMIXがD50を出してくれない物かとやっぱり思ってしまいます。 
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2018年03月18日

ナインスケールのK・S・KタイプCタンク おかわり

 今回も時計屋さんのエバーグリーンでの掘り出し物から。
 以前紹介した「マイクロエースのミニ機関車群」と一緒に購入したものです。
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 物は「トミーナインスケールのKSKタイプCタンク」
 実はこのロコは私の手持ちではなんと4両目になります。まさかこんなに集まるとは思っていませんでした。
 同型モデルは万代系の中古ショップでも最近は1万円弱。中野の某中古モデル屋さんでは1万5千円くらいの値が付いています。それが今回のエバグリでは千六百円。
 とはいうものの私が過去に入線させていたCタンクはいずれも五百円前後で買ったものばかりなのですが。
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 値段の要素も大きいのですが、昔のNゲージ蒸気機関車モデルを象徴するかの様な朴訥さが持ち味のモデルで私は結構好きだったりします。

 走行性はあまり良い方ではありませんが、全く走らないという訳でもありません。
 帰宅後車輪のクリーニングとギアのグリスアップをやっても所々で引っかかる走りで、しかも車輪とレールの間から割合盛大に火花を出します。こういう時はROCOの塗布がそれなりに効果を上げるのでやってみた所、どうにか当鉄道の水準内の走りに持っていけた感じです。
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 それにしてもこのCタンク、朴訥なスタイル故なのか何両増えても、同じ機関車が並んでいても憎めないところがあります。
 どれもが中古やジャンクゆえか1両1両の外見上のコンディションが違う所も関係しているかもしれません。

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2018年03月06日

中村精密のC57と今月号の「N」のはなし

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 先日のC57大行進の話の続きです。
 とは言ってもKATOのでもTOMIXのでもありません。

 先週のブログでは手持ちの5両のC57を紹介しているのですがその中の1両の中村精密製「やまぐち号」は以前も紹介した「ジャンク上がりの不動品をレストア」した個体でした。

 今回久しぶりに引っ張り出して試走させようとしたのですが、うんともすんとも言わない。
 前の時も集電のリード線が切れていたのが原因でしたので再びバラします。

 案の定はんだ付け部分の剥離でしたので再びはんだ付け。
 ところが組み立て直して再度運転しようとすると今度はショートの連発。

 前のレストアでは一応走ったので、どこかで組み立てのミスがあったとしか思えません。
 はて、どうしようかと思い気晴らしに書店へ出かけました。
 幸運というのはあるものです。
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 店頭に出ていた最新号の「N」を開いていたら「中村精密蒸機のレストア」記事があったのです。
紹介されていたのはC51ですが、C51とC57の動力構造は基本的に変化はないはずなので参考にはなります。
 という訳で、久しぶりに「N」を買って帰りました。

 で、記事を片手に再びやり直してみたのですがやっぱりショートが止まらない。
 唯一関係がありそうなのがシリンダ直後に挟まっていたはずの「絶縁用の紙の欠落」なのですが紙を切り出して挟んでも結果が変わりません。

 はて、おかしいと思い真横からヒョイっと見ると「動力車輪でないはずのテンダー第2軸から火花が上がっています」
 何のことはない、絶縁車輪の向きが逆だったのですが一時焦りました。

 再度はめ直して走らせるとだいぶスムーズにはなりました。
 これでようやくブログで走行性を紹介できることにはなった訳です(笑)

 それを別にしてもこの個体はこれまで入手している中村精密のモデルの中では最悪に近いコンディションでした。
 動力内蔵のテンダと集電部のあるエンジンを結ぶドローバーはド派手にひん曲がり、ドローバーと繋がった従台車が上をむいたり下を向いたりのフニャフニャ状態でしたし、外したボディを裏から見るとあちこちに塗装の剥離(それも何かで削れたような)も散見します。
 一体前のユーザーはどこをどう痛めつけるとこうできるのかとすら思うほどでした。
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 ドローバーの方は最初のレストアではペンチで曲げ直したのですが、今回は根本的に修正が必要と判断して「曲がったドローバーを金床上でハンマーで叩き直していったん平らにする」というおよそNゲージの工作とは思えない荒技を使うことになりました(汗)
 更に通電用のリード線を交換した折に純正品よりやや太かった為にエンジン部にうまくリード線が収まらなかった点についてもキャブ下回りを少し修正して線の逃げ道を作ります。
 これでどうにか走りは復活。より中村らしい走りにはなりました。

 そうまでして走りを復活させたいかと我ながら思うのですが、やはり手のかかるモデルほど面白いところがあるとも思えるのでこれはこれでありかなとか思います。
(間違ってもオークションに出して稼げるようなモデルでもないですし)

 ところで今回「N」を買ったところでふと思いついた事がもうひとつあるのですがそれについては次の機会に
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2018年02月27日

歴代C57のモデルを比べてみて思うこと

先日入線のKATOのC57 1次型に関連して。

KATOのC57を入れたらどうしてもTOMIXのそれと並べてみたくなり押入れから引っ張り出しました。
でこのふたつを並べて「ああ、やっぱり最新モデルはええなあ〜」とか盛り上がっていたりするのですが(笑)

そうなると次は中村精密のを、次はTOMIXの初期モデルをとじたばたし始める私がいるわけでまったくあほというか幼稚と言うか(恥)

これまで電車区の風景にしていた機関区風セクションも久しぶりに蒸機仕様に差し替えしたりします。

でそれらの歴代モデルを並べて感じた事から。

Nゲージのモデルの中でもC57は模型としての時代の変遷をかなりはっきりと映し出すモデルと思います。
もちろん他に103系とかキハ20系とかの歴史が長いモデルでも「ああ、やっぱり進化しているなあ」と感じさせることはあるにしろ今回のC57程の驚きと感慨は感じないのではないかと。

つまり最初期のモデルでも造形の基礎がしっかりしていたものは時代が過ぎてもそれほど印象の差が出ないという事でもあります。
ですがなぜかC57に関しては比較的早くから競合モデルが出た事や、それらがNゲージや蒸機の造形に不慣れだった面とかがそっくり反映していて部位によっては大きな違いになってしまっている面が大きいのです。
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今回並べたのは私の手持ちのC57のすべて。KATOの初期モデルのやまぐち号、TOMIXの初期モデル、中村精密のやまぐち号、そして第二世代TOMIXの135号機と今回のKATO第二世代モデルです。
どうかすると30年選手のモデルやジャンク上がりのレストア品なんかもあったりするのでそこは割り引いてみてほしいのですが。
面白いのはこれらのモデルはKATOの初代がやや大きめにスケールアウトしているのを除いてどれもがほぼ同じサイズ(つまりスケール)に収まっている事です。

それだけに個々のモデルの造形の差が出やすいとも言えます。
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中村精密製のモデルはこれらの中でも最も古いモデルと思いますが造形面で意外に健闘している印象でした。C57のプロポーションの再現センスが良いからなのではないかと思います。
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逆にTOMIXの初代モデルはエンジン部の造形はかなりいいのですが足回りの部分でかなり損をしている印象です。特に当時の感覚で見ても異様なほど目立つフランジのでかさとキャブ下の隙間がこれまた異様に空いてしまったのは繊細な上回りのイメージからするとかなりアンバランスな感じがします。
KATOの初代モデルもフランジ自体は大きいのですがやや大きめにスケールアウトしたボディのおかげで案外バランスよく仕上がって得をしている感じでした。
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TOMIXと今回のKATOの第二世代モデルについては殆ど粗らしい粗が感じられません。どアップで接写したら16番以上のサイズと間違えられそうです。
(だからこそ特定番号機特有の細部の違いが問題になるのかもしれません)
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これ以前のモデルに共通した弱点である「キャブ下の大きめの隙間」についても両モデルともこれでもかと言わんばかりにこの部分にパイピングがされ不自然さをまるで感じません。
KATOに至っては炭水車下のATS車上子までごく自然に再現されていますし。

走りに関しては最新モデルはどちらも昔のNゲージを知る人が見たら腰を抜かしかねないほどのスムーズネス。特にフライホイールの空走効果は実物ほどの惰行はできないまでもごく自然な停まりっぷりを見せます。
旧製品ではKATO、中村、TOMIXの順。但し中村のはジャンク品をレストアした個体なので元々本調子ではありません。ここでも初代TOMIXはプラスチック軽量ボディとテンダードライブの組み合わせが祟ってか「エンジン部が妙に軽々しい」走り味になってしまったのが痛かったと思います。
案外、この「軽っぽさ」の反省もあったのか第二世代の135号機はスムーズさと重厚さを併せ持ったかなりいい走りを見せます。

同じC57でもこれだけ時期やメーカーの個性がはっきりしていると、個人的にはモデルとしてどれも魅力的に見えます。
今回のKATO車が歴代に比べると極めつけレベルのモデルである事(同じ事はTOMIXの135号機でもいえます)は間違いありませんが、他の3モデルについてもどれもが面白いですし、あからさまな欠陥を持っている訳ではないだけにどれもが愛おしく見えました。

模型の歴史が「実物に似せる歴史」だとするなら今回の5車の並びはまさに30年以上にわたる造形の進化が俯瞰でき、あたかも博物館の展示を思わせます。

でも同時に「実物の縮小コピー」に留まらない「模型としての独自の魅力」の点では30年前よりも退化している部分も無きにしも非ずといえます。
冷酷さすら感じさせるいたずらな細密化、スムーズだけれど一生懸命感に欠ける可愛げのない走り、ユーザーのアレンジを拒否したかの様な特定機への特化。
「ホビーとしての模型」の観点からするとこのままではいずれ行き詰る(それも「良くなりすぎて」袋小路に入る感覚)のではと少し危惧も感じたりします。

光山鉄道管理局
HPです。昨日「その他」の項に「年越し運転」のコーナーを新設しました


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2018年02月25日

KATOのC57 1次形入線

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 先日入線したKATOのC57のはなしから。

 TOMIXのC57 135号機を買った時、そのお値段の高さとそれに見合うだけの走りと細密感に驚かされたものです。
 あれから数年が経ちKATOが出してきたC57もなかなかの出来になっていてここ数年の造形の進歩に改めて驚かされます。
 TOMIXのそれが特定番号機に偏りがちなのに対してKATOのそれはごく一般的なC571時型の最大公約数的なモデルであり、レイアウトなんかで運用する向きにはなかなか有難いものがあります。
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 造形的には「どこから見てもC57にしか見えない」プロポーションがまず目を引きます。細密度も含めて隙のない造形でかつて「貴婦人」と称されたC57のやや繊細なイメージがよく再現されています。
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 今回は久しぶりに自然光の下でモデルを撮影して見たのですが、この環境下ではとっさにこれがNゲージのモデルとは思えないレベル。撮ってみて「ナンバーを付けなかったのを後悔してしまう」程です。

 走行性は例によってスロー走行もよく効き、適度に惰行もやってのける最近のKATOの蒸気機関車のそれで、わたし的には不満は全くありません。

 撮影後ナンバーを装着しましたが一番切り出しやすい位置にあった33号機を選択。
 この辺は私の安直さがもろに出ます。
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 前述した様にC57はすでにTOMIXの135号機を入線させていますがこれまで旧TOMIXとか中村精密のやまぐち号仕様などニュージェネレーションの135号機と釣り合いの取れる他社のC57がありませんでした(超高級ブラスモデルを除く)から、今回のKATOのリニューアル車の登場でようやくうちの機関区も賑々しくなります。
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2017年10月25日

エンドウの9600のはなし

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 先日行われた日本鉄道模型ショウのエンドウのブースでかつて同社が出していた9600の無動力モデルが販売されたと聞きました。
 エンドウの9600と聞いて懐かしむ人はもう40代以上のおっさんばかりですか(笑)

 当日が台風騒ぎで外出どころでなかったのと、そもそもお財布が許してくれなかったので会場に出かける事はできませんでしたができるなら実物を見てみたかった気もします。
 無動力でも重連の補機専用と言う使い方も出来そうですし。
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 その9600ですが私の手元にも数年前に入線させたのが1両あるのですが購入時からヘッドライトが欠落(だから安かった?)していたのと走行時に時々引っ掛かりを生じる問題もあってしばらく筐底に眠っていたものです。この機会にリペアとパーツの取り付けもやってしまおうと引っ張り出しました。
DSCN9270.jpg
 パーツと言ってもナンバープレート位ですが。
 このモデルはナンバーは1両分「49649」しかありません(重連の時はどうするんだろう?)
 おまけにポリ袋にバラの状態で封入されていますからうっかりすると簡単に紛失しそうです(その代りランナー切り出しの様にプレートの隅が曲がったりするリスクもないのですが)
 予備なんかあるわけありませんから慎重に貼り付けました。
 欠落していたヘッドライトは手元のジャンクの旧国が装着していた挽物のヘッドライトを接着。
 元々のステーが引っ掛かってやや上を向いてしまいましたが、ないよりはましなレベルです。

 ナンバープレートが付いただけでもかなり生き生きとしてくるのはどの蒸機にも言える事ですがこの9600の場合、ブラス製で当時としては割合繊細なディテーリングな事もあってかなり印象が良くなりました。
DSCN9274.jpg
 久しぶりに走らせてみましたがロッドの引っ掛かりが時折みられるもののどうにか走ってくれるという感じです。何しろボイラ内に発煙装置を装着できるくらい内部がスカスカなせいかエンジン部が軽いこと!
 中村製の蒸気が一体成型のホワイトメタルで無闇に重量感があるのとは対極です(笑)駆動系とモータを内蔵しているテンダーは無闇に重いですが。
 集電をエンジンから行なっているのは中村と同じなのでボイラ内部にウェイトでも追加すれば、もう少し走り味も変わるのかもしれません。
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 今では9600自体KATOかマイクロの製品の方がはるかに走りがスムーズですし万一何かあっても補修や交換が容易でしょうから今更エンドウのモデルに拘る走行派もそうそういない気もしますが、ブラス特有の質感がまた捨てがたいのも確かです。
 前述したように今回(少量ながらも)出た無動力の9600と併せて重連運転に使うのもすでに昔の96を持っている人ならば面白いのではないでしょうか。
 いずれにせよこの機会にこれからも大事に使いたいという思いも新たにしました。

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2017年09月17日

「きかんしゃトーマス」の入線に思うこと

 先日の上京の折の入手品から

 東京都心部の中古屋で見かけるモデルで「機関車1両が800円」というのはなかなかありません(絶無ではありませんが)

 「2万円程度のモデルが3000円前後」といったレベルの掘り出し物ならたまにありますが。
 今回はその数少ない例外と思います。
DSCN8899.jpg
 中野の某中古屋で見つけた「きかんしゃトーマス」(笑)

 安価な理由はもともと3両セットだったのを機関車単体で売られていた事、外箱なし、そして「右後方のバッファーの欠落」だったからと思います。
 まあ、他の中古屋でトーマスの出物自体滅多に見ませんが。

 走行性はほぼ問題なしでしたからまあ、掘り出し物の部類でしょう。
 これを入線させた理由は主に運転会でのミニSLレイアウト「棚幡線」での運用を想定していたからです。
 トーマスは運転会ではネコバスと並んで子供たちに人気のある機種ですし、グランシップ級のイベントでもこれが走っているとギャラリーの受けが明らかに違います(受け狙いとは我ながら俗っぽい表現ですが)
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 ですが一種のお祭りたる公開の運転会ですから、こういう可愛げのある機種がひとつくらいあってもというのもありますが、何と言っても「大井川鐵道」の影響も大きかったりします。

大きさに差があるものの欧州型のニ軸客車はいくつかありますし。
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 そういえばうちの子供がまだ小さかった頃、富士急ハイランドのトーマスランドに連れて行った事があります。ですが今うちの子にこのモデルを見せても全く反応がありません(涙)
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2017年06月25日

C11旋風も終わらない(汗)トラムウェイ編

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 今年はDD13と並んでC11でもKATO・TOMIXの二大メーカー激突の様相を呈していますがそれに関連して。

 C11は先日来TOMIXとKATOが相次いで新車を投入し一気に活気づきましたが、その反面「それ以外のメーカーの既発売品が割を食った」側面もあったと思います。
 二大メーカー品のどちらも従来からすると大いにバージョンアップしたモデルですから、これに飛びついたユーザーの何人かが「旧製品や別ブランドのC11を売りに出し始めた」としても不思議ではありません。

 先月入手の「マイクロエースのふたつ目C11」なんかもおそらくそうした経緯で売りに出されたと推測できそうです。
 ですが今回見つけたモデルと言うのが「トラムウェイ」のC11。
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 トラムウェイの製品は確か昨年の夏頃のリリースだった筈ですが、はやくも中古モデルが出回り始めた様です。
 お値段は先日秋葉に並んでいた新品よりも三千円ほど安価でしたから概ね新車の半額程度という事になります。
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 ですがこのC11、私がよく拝見、参考にしている「Nゲージ蒸機機関車」さんのサイトでも「走りの個体差が激しくハズレに当たるとまともに走らない」と言った意味の事が書かれているほど走行系に不安を感じさせるモデルとの由。
 そこのサイトにある様に「何両か試走して走りの良い物を選ぶ」という真似ができません。何しろこれ1両しかないのですから。
 そこでショップの店員さんに試走を申し込んだのですが、店員さんがやったのが「集電車輪に9V電池を当てて動輪を回す」という豪快極まりない物でした。

 確かに動輪は廻りましたが、これでは線路上のふらつきやカーブ走行時のギアの当たりなんかは全くわかりません。
 ここが思案のしどころです。上述のサイトのはなしでは不調の動力の調整がかなり難しいモデルの様でしたし、何より既にKATOやTOMIXのC11が既に入線していてこの上トラムウェイを揃える必然性も薄かったですから。
 ですが先日のタケモリモデルのDD13の例もありましたし、KATOともTOMIXとも異なる仕様というのはそれなりに魅力的です。

 結局決断しました。

 自宅で試走させた範囲では最新モデルに比べてスローが効かない物の客車を牽かせてみると十分許容範囲の走りになっていて一安心しました。
 但しKATO同様140Rのミニカーブはクリアできませんでしたが。

 造形面では「サイズを考えるとこんなもんかな」という印象。
 最新モデルと中村精密の金属蒸機の中間くらいの造形レベルと言えばお分かり頂けるでしょうか。
 その印象を強めているのがデフの立てつけのラフさ。
 ランボードから1ミリくらいデフが持ち上がっているのは細密原理主義者には許し難いレベルの事と思います(昔の中村精密風と思える最大の原因w)
DSCN8512.jpg
 それとナンバープレートを貼り付けるガイドが本体にないので(つまり適当に糊付けするしかない)プレートの装着には神経を使いそうです。

 尤も走らせてみれば意外と気になりません。これは他社のNゲージサイズ旧モデルの大概にも言える事ですが。
 設定上は一般型シールドビーム、サイドタンク揺れ止め装着仕様との事で外見上は揺れ止めとデフのラフさでKATOとの区別がつきます(笑)
 でもこれ位の仕様違いがあった方が「同一形式のクローンが右往左往するワンブランド機関区」よりも面白いのも確かです。
DSCN8514.jpg
 今年に入ってTOMIXを筆頭にKATO、マイクロとC11の入線が連続しましたが今回のトラムウェイの入線で機関区が結構生き生きしてきたのは嬉しい誤算ではあります。

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2017年05月14日

またまたC11が入線(マイクロですが)

 昨日も書いたC11ネタの続きです。
DSCN8272.jpg
 今年のGWは日曜日以外休めなかった事もあってGW気分というものがありませんでした。

 ところがその日曜日に近所の中古ショップ(いわゆるハー●オフ)へ出かけてみたら「ホビー関連全品レジにて2割引」
「ああ、こういうところがGWか」とちょっとした余韻に浸ったりします。
DSCN8272.jpg
 さて、昨日も書いた様に昨年暮れ頃からC11の入線が相次いでいます。
 先月のTOMIXとKATOの新車入線などはまさにその象徴ですが、今回またひとつC11が入線しました。

 お値段はTOMIXのC11の3分の1くらいと書くと大体の見当が付きますか。
 これも上記の「2割引」が効いています。
 DSCN8273.jpg
 今回はマイクロの207号機、日高本線仕様。
 いわゆる「二つ目」です。

 これならKATOやTOMIXとキャラが被りませんし。
 ただしモデルが古い事もあって走りっぷりはKATOはおろかTOMIXのにも一歩譲るレベルです。まあ、マイクロらしい豪快さは感じます。

 何よりデフの上に鎮座している二つのライトがぼんやりながらきちんと点灯してくれるのが嬉しい。ただしバックでも点灯しますが。
DSCN8275.jpg
 KATO、TOMIXと並べてみるとさすがにマイクロが背高ですが、全長の差が少ないので気にしなければ案外目立ちません。細密度の差もごく僅かですし。
DSCN8274.jpg
 ただ、意外だったのが従台車の造形が少しラフだった事。見た目では40年前のKATOのC11よりもあっさりしており上回りの細密さとのアンバランスを感じます。ですが140Rのミニカーブをクリアできるのは今となっては魅力的です。
 ところでこのC11、マイクロの中でも初期のモデルらしく「貨車が付属しています」
DSCN8279.jpg
 しかも個人的に私が欲しかった「セフ1」
 プロポーションの落差は大きいのですが最近増備著しいナインスケールのセムの後尾に付ける緩急車には使えます。
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2017年05月13日

偉大なる凡庸の系譜・C11編

偉大なる凡庸の系譜。
今回はC11を取り上げます。
SNShouo71IMG_8538.jpg
実を言いますと昨年の今頃の時期、私の手元にあったC11はKATOの旧製品が2両きり。

うちのラインアップでは少数派でした。

このモデル自体は当時のモデルの中でもよくできていたタンク機でありそれ故に40年以上名機としてあちこちのレイアウトで活躍していた機種といえます。

ところがミニカーブ主体にレイアウトを組んでいた当鉄道の場合、入線できる線区が限定されやすい弱点があり、なかなかメイン機として使えない事情もありました。

それが昨年暮れまでの現状だったわけです。
DSCN8127.jpg
ところがここ半年の間にKATO、TOMIXと相次いで新型が投入され、ミニカーブでも入線できるモデルも増えたのです。

ここに来てC11の万能性がようやくクローズアップされてきた感があります。
これ以外にもzげーじでもロクハンのC11が入線していますし、今年の上半期はまさにC11旋風です。
DSCN7183.jpg
元々C11自体が本線からローカル線まで大概の線区に対応できる多用途性を持っているところにかつてはブルトレの牽引機にも使われたスター性、最近はイベント列車の先頭にも立つことが多いアイドル性まで兼ねそなえるに至った機種でもあります。
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ここに来ての増備旋風もある意味来るべくして来たという気もしないでもありません。

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2017年04月19日

KATOとTOMIX ふたつのC11を並べてみる

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 先日入線したKATOのC11、これと先日入線のTOMIXのC11とを比較してみたくなるのはある意味人情でしょう(笑)
DSCN8129.jpg
と言うわけでこのふたつを並べてみましたが...
ちょっと離れて見ると「びっくりするくらいに見分けがつきません(笑)」

この間のDD13の時もそうだったのですが、最近のKATOとTOMIXの造形は同じプロトタイプである限りは極めて接近していることを実感します。

強いて言えばKATOの方が黒染め車輪で足回りが落ち着いて見えることくらいが相違点と言えるくらいです。
とはいえTOMIXは「真岡鐵道のイベント列車用」なので車体も足回りもピカピカなのは当然です。
DSCN8127.jpg

それでも遠目に見れば「ヘッドマークが見分けをつける目印」として機能しているのがなんともですが。

さて、走行性ですがうちのレイアウトを走らせている限りではどちらも普通に走ります。

フライホイール装備のKATOは特にバック運転で停止時の過走がスムーズな印象です。TOMIXのC11もTOMIXのコントローラを使う限りはそこそこ滑らかです。

スロー走行はごく微妙な差ですがKATOの方がスムーズ。
DSCN8124.jpg
但し同じKATOのテンダー機程ではありません。
そして、KATOのC11にも走りに泣き所があってそれは「最小通過カーブが216R」であること。

棚幡線のミニカーブ(140R)での活躍を期待していた私にとっては残念でした。
TOMIXの方もミニカーブへの対応性は万全と言うわけではないので今回もC11にミニカーブは鬼門のようです。

(マイクロのC11は多少対応します)
今回の比較に関する限り「購入時の個体差を考慮しなければ」KATO、TOMIXのどちらを選んでもそうそう後悔はしない気がします。お金持ちなら「迷ったら両方買え」でもいいかもしれません。
DSCN8128.jpg
ですが、DD13の時にも感じたことと同じ印象をC11でも感じたのは確かです。
それらについてはまた機会を改めて書いてみたいと思います。

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2017年04月16日

「今度はKATO だ!」のC11入線(笑)

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 今月の初めにTOMIXがC11を出してから早2週間。
 と言いますかテツドウモケイの製品化ペースを考えると「たった2週間のインターバル」と言った方が良いでしょうか。

 KATOのC11もフルリニューアルでリリースされました。
 こちらも登場が待ち遠しかったですが「同じ月に同じ機関車の競合モデルを二機も買う」なんて事は私にとっては初めてなのでこれだけで驚異です(笑)

 ただ、KATOの場合既にC56やC12をリリースしているのでTOMIXほどの驚きはなく「ああ、やっぱりな」という印象もあるにはあります。

DSCN8111.jpg
 造形は最近のKATOの例にもれず実にそつのない仕上がりです。
 中でも目を引くのがデフレクター裏側にモールドがされ、デフ自体もNとしては薄手の造形になっている事。
 以前のNの蒸機は強度の関係で厚手のパーツになりがち(ものによってはデフ裏に切欠きを作って見た目にデフを薄く見せるという奇策を使った例もあります)でしたが、実物の蒸機のデフは見た目にもぺナペナなくらいに薄っぺらく見える事が多いので、その意味ではより実物に近づいたとは言えます。
DSCN8117.jpg
 キャブ下の造形もTOMIXのそれに引けを取りません。また、キャブの窓が半開きになっている所がまた心憎い表現ですね(同形のモデルが2,3両並ぶと「どれも同じ窓の開き方」になってしまいますがw)
DSCN8113.jpg
 先輪のスポークの表現も見事ですが「TOMIXとうりふたつ」になってしまったのはある意味皮肉ではあります。こちらもTOMIX同様に先輪を集電に使っているらしいので尚更です。
 (尤も、それがベストであるなら2社が同じ構造になるのは当然ではあります)

 今回のモデルはTOMIXの様な実物のプロトタイプがイベント運転用のスペシャル仕様だったのに対し「国鉄時代の普通のタンクロコ」と言うスタンスに徹したモデル化がされている様です。ですのでよく言えば落ち着いた、悪く(?)言えばやや煤けた様な雰囲気で見た目に地味には見えます。
DSCN8116.jpg
 ですが実機も現役当時はこういう雰囲気の「偉大なる凡庸」的なロコでしたから、特にレイアウト上では「その佇まいを感じさせてくれる」だけでも大いに存在意義はあります。

 肝心の走行性能を書くにはまた足りなくなってしまいましたのでそれについてはTOMIXなどとの比較を交えつつ次回に。
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2017年04月08日

TOMIXのC11のはなし・その2

 TOMIXのC11のはなしその2.
DSCN8049.jpg
 さて、先日来の記事の流れからするとどうしても避けて通れないのが走行性能に関する件です。
 何しろ入線前からあちこちのブログで走行性能に関する問題が指摘されていて買う前から軽いながらも不安感を感じていましたから。

 特にパワーパックとの相性に関する問題は2社のパックを交互に使ううちのレイアウトみたいな環境では問題になりえます。

 そこでメインのクレイドルレイアウト、ミニカーブメインの棚幡線のふたつでC11を試す事になります。

 線路もユニトラックとファイントラック(ミニカーブ込み)
 パワーパックはTOMIXのN−1000CLとKATOのスタンダードS(どちらもうちでは制式使用しているパックです)

 まずクレイドルレイアウトのモジュール部の直線で。
 発進ではTOMIXとKATOの差はそれほど体感できませんでした。確かにKATOで操作する時に若干じりじりノイズは出ますがわたし的には許容範囲内です。

 但し、足回りが華奢なのか微妙な線路の凹凸(特にジョイント部)では挙動が神経質になります。
 特にモジュールの接合部等によく見られるジョイントの波打ちのある個所では低速で立ち往生しやすい傾向があります。

 おそらくこれはこのモデルの場合、他の機関車より集電できるポイントが少ない事が関係していそうです(後述)
 同じ理由で線路の汚れにも神経質なところがあるので運転前のレールのクリーニングは必須と思います(まあ、それ位ならだれでもやる事と思いますが)
 実際、クリーニングの前と後ではかなり走りが違いました。
DSCN8029.jpg
 確かにスローはあまり効く方でなく、ノイズも大きい方ですが標準的なカーブでの走行性それ自体はごく普通でした。
 巡航速度で客車を牽くならばどうにか使えるレベルと言えます。
DSCN8030.jpg
 普通に使う分にはそれほど問題は感じませんでしたが「1万6千円するタンク機はそれなりのスムーズさがなければならない」と思っている向きには不満を感じるかもしれません。
 低速でじりじりしやすいのと加速の滑らかさが今ひとつぱっとしない点を除けばまあまあ使えそうと思いました。

 ただ、これは私が買った個体だけのはなしなので、そこは勘案していただきたいところです。

 さてもうひとつのミニカーブ主体の棚幡線。こちらはN-1000CLを使いました。

 ここでは特にミニカーブのポイント部を中心とするS字カーブがクリアできるかが重要です。
 結論から言うと棚幡線で4か所にあるポイント部でそのうち3か所まででポイントを側線側に切り替えると「先輪がポイントを割り込んで立ち往生」しました。
 2か所あるS字カーブも前向きでクリアできるのは1か所。
 但しいずれもバック運転では問題なくクリアします。

 そのポイントもスプリングが効いている電動ポイントよりも確実に切り替わりフログ部分ががっちり固定される手動ポイント(週刊SL鉄道模型に付属した専用品)の方が幾分楽にクリアできる様です。
 これはC11の先輪の追従性および先輪部に集電機構が内蔵されている点が関係していそうですが、同様の割り込みはKATOのC12やDD13でも時々見られるのでポイント自体の問題も否定できません。
 
 140Rのミニカーブはオーバルを回る限りは専用端梁でなくても問題ありませんでしたが、ミニカーブをよく使うなら専用端梁にしておいた方が無難かと。
DSCN8050.jpg
 ところでレイアウトの高さが60センチの棚幡線の線路で目の高さにC11を通過させるとその先輪の見え方が良い雰囲気を出しているのに驚きました。
 このC11の先輪パーツはNゲージとしてはかなり華奢な感じで特にスポーク部の肉の薄さは特筆ものですが、低速で走らせていると「スポークの向こうの透けて見え方」がなかなかリアルなのです。
 この点ではC11に惚れこむ値打ちはあるかも。
 但し、これを楽しむには少なくとも目の高さよりやや上のところを走る必要がある(出来ればシーナリィ付きのレイアウトかセクションだと完璧)のが勿体ないですが。
DSCN8051.jpg

 以下余談
 特に棚幡線では走りがややぎくしゃくしがちなC11ですがおそらく集電の不安定さが原因のひとつと判断。
 集電安定剤のLOCOを試しに塗布してみました。

 その結果、劇的にとはいかないまでも3割から5割増し程度には走りのスムーズさは改善しました。
 このC11は3軸の動輪の内二軸までにゴムタイヤが巻かれていて他の機関車よりも動輪からの集電が弱い可能性があるのでこの手のケミカルチューンはそれなりの効果は上げる様です。

 とはいえ、この手は好きな人は徹底的に使いますが嫌いな人は徹底して使わないので誰にでもお勧めできる方法とは言えません。私とてこれを使うのは余程の場合なので。
 少なくともレンタルレイアウトに持ち込むなら使わない方が無難と思います。
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2017年04月06日

TOMIXのC11のはなし・その1

 先日のユーフォニアム電車のはなしを書いた直後に行きつけのショップから連絡がありTOMIXのC11が入荷したとの由。
DSCN8028.jpg
 そればかりか発売延期と聞かされていたDD13も同時入荷と言う事でこの日曜日は財布にやさしくない週末となりました。

 さて、今回はまずTOMIX40周年記念モデル第一弾のC11 325号機から。
 ぱっと見の造形と細密感は見事の一語。
 昨年のKATOのC50と並べたくなる位に「いまどきのNゲージモデル」しています。
DSCN8027.jpg
 こうしてみると最初期のKATOのC11が如何にディフォルメとオーバースケールされていたか(とはいえ基本的な造形を変えずに46年も通用し続けたのはとても凄い事です)
 マイクロのC11も長さはともかく背が異様に高かったですから、今回のTOMIXのC11は造形に関して言えば決定版レベルと言えます。
 (とはいえKATOの新型C11がでたらどうなるか)

 パッケージにはこれでもかとばかりに後付けパーツのオンパレード。
 つかみ棒や信号炎管あたりはともかくエアホースまで後付けとはまるで銀河モデルのディテールアップ並みです。
 それとは別にフロントのばね箱にも予備があって(笑)こちらはヘッドマーク取り付け用です。
 更にTOMIXらしいというか後部端梁が丸ごと交換できるようになっていて「ミニカーブ対応の、梯子が短いバージョン」を選択できます。
DSCN8053.jpgDSCN8054.jpg
 この辺はあらゆる意味でTOMIXらしさが満載と言う感じでした。

 そんな訳でそのTOMIXらしさを堪能すべく早速パーツの取り付けです。
 とはいってもうちの場合「140Rの棚幡線に入線させる」事も大きな目的ですので全部を付ける気はありません。

 ナンバープレートは当然としても、ヘッドマーク用バネ箱とミニカーブ仕様の後部端梁を交換する程度。
 つかみ棒などはこれまで見たどれよりも華奢なパーツなので下手に付けるとすぐ折ってしまいそうだったので今回はパス。
 ダミーカプラー仕様に特化したエアホースも見送り。

 交換や取り付けにはHOZANのピンセットは必須。これはこれまでのTOMIXのHG製品と同様です。
 とにかくパーツが細かいので弾き飛ばさないように神経を使うところです。
 殊に後部端梁交換では「別パーツ化された解放てこと梯子の一体パーツやら全部のATS発電機パーツを配線部と一緒に取り外してつけ直す」なんて工程が加わるので尚更です。
 そして更にはめ込み式の炭庫とキャブを取り外す工程が加わります。

 TOMIXらしさを感じるのはこれらの行程がシステム化された様な感じを与えるところでしょうか。
 おまけにキャブが外れるのでバックプレートはおろか炭庫の運転台側のモールドも堪能できるところは楽しいです。
 (後部端梁を交換しなかったらこういう楽しみがあるとは気付かなかったかも)
DSCN8049.jpg
 40周年のヘッドマークを取りつけたC11はこれまで入線したどれよりもスペシャルっぽさが感じられます。
 さて、肝心の走りについては次の機会に。
 (正直一番気になるところですので)
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2017年02月23日

偉大なる凡庸のそれから・D51編

 5年くらい前に書いた「偉大なる凡庸」たちの5年後の現状のはなし。

 第3弾はD51をば。
 実は先週書いた「きかんしゃやえもん」の話はこれの前振りだったりします(笑)
 こちらも前回紹介した時から5年の間に4両も増えました。

 私のラインナップを別にしてもD51は実車の人気もあって16番はもとよりNゲージでも定番中の定番モデルといえます。
 EF65の時と同様にジャンクをまとめ買いするとかなりの確率で入っている事が多いモデルでもあります。
 むしろ65よりも使用線区を選ばないだけに普及もしやすかったのでしょう。それとNでのリリースがSLブームの中の「デゴイチ人気」と重なっている事も大きいと思います。
DSCN6210.jpg
 そういえば、この間行きつけのショップに立ち寄った時もお爺さんが中学生くらいのお孫さんにKATOの長野式集煙装置仕様を買い与えている所を見かけましたし(笑)
 これなどはD51というのは世代を超えて親しまれている事を感じさせる一幕ともいえます。

 ただ、KATOの初期型モデルは割合高い確率でギアのかみ合わせの劣化(或いはモーターマウントのがたつき)で不動状態になっている物があるので中古モデルでは注意を必要とする機種でもあります。
 私の場合そうやって当たってしまった不動モデルはモータを抜いて重連用にしてしまいますが。
 
 更にD51が増えた理由としてKATO製のリニューアルという要因もあります。
 初期型のD51はマイクロや中村精密のD62よりも巨大なオーバースケールで同年式のKATO製品の中でないと使いづらいという欠点がありました。
 それが数年前の改良でスケール通りの大きさになったのに伴い、徐々に増備も進んだという面もあります。
 現行のKATOのD51は走りといい細密度といいまさに間然するところがない位の出来でN蒸機の新たなスタンダードになっている感があります。
DSCN7443.jpg
 この他、D51としては変わり種に属する「スーパーなめくじ」もマイクロの中古が入りましたし。

 ただ、そうやって増えてもよく見ると殆ど1両1両が時に大胆に、時に微妙に形状や仕様を変えているので邪魔な感じがしないのもD51ならではです。
 KATOの前期モデルですらデフの形状や配線形式が違いますし、案外と見飽きません。
2011-0916-003.jpg
 この他、16番はありませんが、天賞堂のZゲージのD51も在籍しています。

 この辺りのバリエーションの増え方も実車の数の多さを反映していますね。
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2017年01月24日

ドックサイダー小型蒸機のはなし

 先日中古を見つけた骨董モデルのはなし。

DSCN7549.jpg
 トミーナインスケールからもかつて出ていたBACHMANNのドックサイダータイプBタンク。
 これの同形は以前にも入線させていたのですが今回の物はロッド類が「フルワーキングバルブ」されたかなり古い仕様です。
 (ドックサイダー自体は車体は当時のまま今でも見かけますがロッド類はこの頃よりも簡略化されています)
DSCN7546.jpg
 古いだけあって片側のロッドの一部が欠落しており試走ではそこが引っ掛かって当初はまともに走りませんでした。
 コレクションと称して死蔵させる気はさらさらないので走行に支障ない範囲でロッドの一部を外さざるを得ませんでした。
 相当に古いモデルであることを考え合わせると走行性はまあ、年式相応という所でしょう。決して「クリーム」ではありません。

DSCN7545.jpg
 ですがモデルとしてみた場合50年近く前のモデルとは思えない位にロッド周りの精密さが凄い。
 無事だった反対側(日本型でいう「非公式側」)のロッドのアクションを見るとあまりの物々しさに圧倒されます。
 あまりにロッド周りが複雑すぎてかなり横幅を取っているのでレイアウト上では「建築限界が心配になる」くらいです(笑)

 とはいうものの、TOMIX以前のナインスケールでは米国型車両の発売当初から日本型の貨車が出て以降もKSKタイプCタンクが出るまでラインナップの主力を成していたロコでした。
 なにしろセット販売で「日本型貨車を引っ張っているセット」なんてのまであった位ですし、71年当時はTMS誌上でもフライッシュマンやミニトリックスのT3に伍して高評価を得ていたロコでもあります。
 ですから当時のドックサイダーを(好き嫌い、車両の趣味性は置いておいても)レイアウト上で活躍させていたNゲージャーは結構多かったのではないかと推測されます。


 あの頃は日本型の車輛も建物もラインナップが不十分でしたから「線路があって車輛が走れば鉄道である」という程度のポリシーでレイアウトを作らざるを得ずかなり国際色豊かな線路上になっているケースが多かったですから。
 このドックサイダーの最初のユーザーも(足回りのくたびれ具合から考えても)かなりこれを使い込んでいたようです。
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2016年11月13日

流線形のC53のはなし

 この間入手したレア物から
 今回は中村精密のC53。
DSCN5787.jpg
 今年の初め頃に通常型を入線させたと書きましたがこちらは流線型仕様です。
 驚いた事に値段は先日の通常型とほぼ同じ。
 つまり先日紹介したC56よりもさらに安かったのです。

 流線型C53は以前紹介したC55以上にレア度が高い上に量産品で競合する機種がマイクロ位しかない事もあって奥では2万から3万以上で落札されるケースが多いモデルだった筈です。
 DSCN5785.jpg 
 線路に載せて試走するとこちらもかなりスムーズな走りでした。
 恐らく前ユーザーはC56と同じ人なのでしょう。

 何故って「こちらのヘッドライトも点灯しています」

 このユーザー、当時としても高級モデルだったC56やC53を惜しげもなく手に掛けしかも見事に仕上げている所からして、単なるお金持ちのコレクターではなさそうです。
 事によると・・・ですが「ワールド工芸辺りのキットメイクで同形車を作ったから余った中村の奴を売りに出した」なんて事まで想像してしまいます。

 中古モデル、それも前ユーザーの手垢の付いたモデルを手にしていると時折そんなプロファイリングまがいの想像をやってしまうのは最近の私の悪い癖です。
DSCN5786.jpg
 因みにこのC53、流線型のスカートがかなり深くかぶさっているせいかリレーラーなしのレールオンはなかなか難しいです。
 造形については21世紀の今でも十分に通用するクリーンさ。
 肉厚になりがちなプラ造形にない軽快感があります。
 
 別パーツの手すり類も非常に良いアクセントになっています。

 ただ、これで問題になるのが以前購入していたキングスホビーのC53のキットの使い道です。
 これはこれで作ってみたいのですが。
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2016年09月04日

KATOのC55ととある目論見のはなし

 先日の上京での入線車から
 KATOのC55の中古です。
DSCN9574.jpg
 個人的な感想ですがC55はKATOの蒸気の中でも一種独特の地位を占めている機種と思います。
 先日リリースされたC59はカタログで予告されてから実際に製品がリリースされるまで30年以上待たされましたし、D52等は予告されたのが40年以上前なのに未だに出る気配すらありません。

 実車の人気度の点からいってもC55はかなり後のリリースでもおかしくなかった筈なのにいきなりリリースされたという印象があります。
 しかもC55と言うと大概のファンがイメージする流線型が出ていないのです。
 (以前機芸出版社からリリースされていたエッチング製のキットで対応しろと言うことでしょうか・・・まさかw)
DSCN9576.jpg
 今回入手したのは門鉄デフ仕様。
 購入した理由は「そこそこ走れて安かったから」
 我ながら随分な購入理由ですがこれには訳があります。
DSCN5978.jpgDSCN5980.jpg
 一昨年の暮れに購入していた「キングスホビーのC53流線型キット」の動力に使いたいという目論見があったからです。
 あのキットは購入以来丸1年以上寝かせた状態ですが、動力に使えるKATOのC55の出物が現住地でも故郷でもなかなかなく、秋葉ですらこれまでなかなか見つけられないアイテムでもありました。
DSCN9578.jpg 
 ベースが「あの頃のKATO製品」だけにスケールより大きめになる筈なので出来るだけ早く入手しないとせっかくのキットが宙に浮いてしまう危惧がありました。
  
 今回の入線でやっと計画に一歩近づいた感があります。
 さて、次のハードルはかなり難易度の高そうなキングスのキットをどう組み上げるかにかかっています。 
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2016年08月15日

ミニトリックスのグラスカステン蒸気機関車

 帰省の戦利品から
DSCN6170.jpg
 今回紹介するのはドイツ型です。
 同じドイツ製でも先日紹介したアーノルドの電車は60センチ近い長さのパッケージでしたがこちらは「二軸貨車用のパッケージにも収まります」(笑)

 ミニトリックスの「グラスカステン」蒸機
 見ての通り「旧型電機みたいなデッキが前後に付いた軽便鉄道の単端にも見えるミニ蒸気機関車」と言う趣です。
 しかも短い。
DSCN6173.jpg
 動輪径こそアーノルドのT2より大きそうですが長さに比べて妙に高い全高のおかげでちんまりしたプロポーションです。
 キャビンに至ってはボイラーの半分位を囲っていそうな大きさで「ガラスの小箱=グラスカステン」という愛称で彼の地では親しまれている機種だそうです。
 確かにヘンではありますが、妙に愛嬌がありますしミニ蒸機の中では図抜けた細密感・凝縮感があります。

DSCN6172.jpg
 実はグラスカステンのモデルは以前からネットオークションなどでは中古を割合見掛けるモデルなのですがどれもこれも最後には「わたしの手の出ない値段」になってしまうという点で妙に引っかかっていたモデルでした。
 実際、店頭でこのモデルを見つけたのは今回が初めてでした。
 値段はオクより心持安い程度でしたが「その場で試走、コンディションのチェックができる」のはオクではまずできないメリットです。

 今回のモデルのプロトタイプはドイツ国鉄統合前のバイエルン王立鉄道の仕様らしいですがDBの奴よりもシックな配色が嬉しいですね。
 走行性はうちに在籍しているトリックスのT3より幾分いいという程度。
 特にポイントの無電区間に引っかかりやすいですがしばらく慣らしをして当たりが付いてくるとよく走るようになるのはドイツ製中古鉄道模型共通の傾向の様です。

 ミニカーブ対応の二軸貨車でも2,3両牽かせてみるとか、欧州型の2軸客車を引かせるとかが似合いそうなロコです。
 書き忘れていましたがミニカーブ140Rはクリアできます。


 ・・・それにしても、なんでしょうか、これをまじまじと見ていると「デッキの上に人を乗せたくなってたまらなくなります」
 EF57とかDD13ではそんなこと思いつかなかったのに。
DSCN6642.jpg
 帰省先では何故か日本型の客車を牽く羽目になりましたが、これらも帰省の戦利品ですのでいずれ紹介したいと思います。

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2016年07月25日

今月のジャンク始末から・マイクロのC51の軽修理(笑)

 今月のジャンク車とそのレストアのはなしから、価格的には先日のC56と対極に近いレベルと思います(笑)

 先日行きつけの中古屋で見つけたマイクロの「C51 116住山式」
 マイクロとはいえ、異様に安い値付けでした。
 同社のC51は給水温め器が太鼓状になっている「本省式」が人気が高く「華奢な箱が煙突の後ろについている」様に見える住山式は人気の点で今ひとつだったと聞いていましたからこのモデルもそれなのかと思っていたのですが
パッケージをよく見るとよく見るとタグにこう書いてありました。

 「ロッド破損。走行には支障ありません」
DSCN6462.jpg
 なるほど、公式側のコンビネーションレバーとラジアスロッドが欠落しています。
 マニアなら気になって仕方ない所なのでしょうが「KATOの昔のD51だってついていなかった訳だし気にしなければそれでもいいか」とか考えていました。

 ですがこれを手に取った時にふと思いついた事が。
 早速財布をはたいて(といっても普通のマイクロ中古蒸機の3分の1〜4分の1くらいの値段ですが)入手しました。

 「思いついた事」というのは数年前に動力ユニットのダイカストが膨張を起こし走行不能になっていた同じマイクロのC53です。
 捨てるにも忍びなく鉄博風モジュールの展示品として活用していた奴です。
DSCN6463.jpg
 ロッド類に関しては問題がないのは分かっていましたから、このC53のコンビネーションレバーをC51に移植できないか?
 そう考えました。

 帰宅後、早速件のC53を引っ張り出しロッドを分解。
 量産品のプラ製品なので大概の部品がユニット単位の組み合わせで成立しており、見かけほどには分解は難しくありません。
(その代り組み立ての際にデリケートな調整が必要な事が多いのでNの動力はブラックボックス的な印象につながっている気もします)

 C51はクロスヘッドが残っている物の、ラジアスロッドの取り付け部が欠損しており何らかの事故でロッドが取付部からもげてしまっていたようです。

 よく見るとC51とC53ではクロスヘッドの形状が微妙に異なるのが見て取れましたが、Nゲージサイズならそう気にする事もないだろうとばかりにクロスヘッドごと交換してしまいました。
DSCN6467.jpg
 組み直した後の試走でも走行性には問題なし。
 今回のギャンブルはどうにか成功したようです。

 C51自体はマイクロ独特の腰高・背高・キャブ高の『三高プロポーション』の典型みたいなモデルですが運転用と割り切ってしまえればそう悪い物でもないと思います。
 プラ量産品では競合モデルもありませんし、少なくとも中村精密の40年前の中古よりはスムーズに走ります。
DSCN6464.jpg
 それにしても壊れたC53、我ながらよく取って置いたものです。
 こういう事があるからなかなか物が捨てられないのですが、それについては思うこともあるので次の機会に。
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2016年07月24日

中村精密のC56から・・・

 先日紹介した関水金属のC50は正に驚くべき掘り出し物でした。
 流石にこれ以上のレアものに当たる事なんてないだろうと思っていますが、

 そこまででないとは言えかつては結構なレア物だった筈のモデルの中古を入手できました。

 そのひとつが中村精密のC56です。

 KATOが間然する所のないモデリングでC56をリリースしたのはついこの間の様な気がしますが、それ以前はC56のNモデルは余程の高級品か余程のレア物でないと手に入らない状態が長く続いていました。
 その中のひとつが中村精密製のそれでC56としては最初の製品化でした。
 従来の中村のモデルはC55の流線型などの例外を除けばボイラーはダイカストの塊、ディテーリングは殆どモールドに依拠した物で動力は炭水車の中と相場が決まっていました。

 そんな中にあってC56だけはボイラーは真鍮の板を丸めて作られキャブ内に当時としては小型のコアレスモータを内蔵。
 ディテーリングも殆どが別パーツで表現されているという、16番ブラス蒸気に近い構成で異質の存在感を持っていたとされるモデルです。
 (妙な書き方になりましたが、今回入手するまで私自身そのC56の実物を見た事も触った事もないのでどうしてもこういう書き方になります)
DSCN5780.jpg
 ですから関水のC50程ではないにせよ、これを手にする確率はかなり低いだろうと思っていたものです。

 それが偶然価格的に手頃な出物を見つけられたのですから、今年の私は何か憑いてるのではと思えるくらいで(笑)

 尤も、KATOのC56が出て以降は恐らくこのモデルもそれなりに値が下がっている気もするので実際はそれほどレアでもないかもしれません。
 参考までに今回の価格はKATOのそれより1000円高いだけでしたし。

 ですが実際手に取って見るとこのモデル、その価格以上の価値を感じさせるものでした。
 というのも、前のユーザーが調整やモディファイに手間を掛けている様子が伺われたからです。

 カプラーがKATOカプラーなのは好き者なら誰でもする事でしょうが、
 かねて書籍やWEBサイトなどで「走行性、特にテンダの集電に難がある事が多くそのままではきちんと走らない事が多い」とか書かれていましたから私も最初はその積りでいたのですが
 試走させてみると実にするすると走ってくれたのは嬉しい誤算(?)でした。
 見たところ集電パーツの追加や車輪の交換はされていない様なのでノーマルで「当たり」だったのかもしれないのですが。
DSCN5781.jpg
 ですがこれを走らせていて妙な事に気付きました。
 このC56「ライトが点灯している」!

 中村精密の蒸気はこれまでにC51を筆頭にC12、C55、先日レストアしたC57等を持っていますがライトが点灯する物に当たった事がありません。
 事実専門誌などを調べてもC56のライトが点灯するとは書かれていませんし、もしそうならこれより後に出たC12も点灯するはずです。

 どうやらこのC56、前ユーザーがライトの点灯加工をやっていた可能性が濃厚です。
 動力の構造やディテーリングから見て後発の乗工社やトレインショップ製でない事は明白ですし。
DSCN5784.jpg
 だとすると調子のいい動力系も前ユーザーが調整していたのかもしれません。
 さすれば、今回のC56は(私にとっては)大当たりとも言えます。
 (オリジナル重視のコレクターには嬉しくないでしょうが)

 ディテーリングですがKATOのそれとほぼ同サイズのボディなので密度感はそれなりにあります。
 が、KATOのそれが「精密模型」のノリなのに対して中村のそれは「精密工芸品」の印象を感じます。
 実際手造りの要素の大きいモデルと思うのですが「人が手間を掛けて作りました」という趣がモデルのキャラクターとして反映している感じで眺めても手にとっても何かほっとさせる物があります。

 前にC12の時にも書きましたが、もし初登場時にこのC56が当時の半額くらいで出ていたらその後のNゲージの歴史は変わっていたのではないでしょうか。 
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2016年05月02日

KATOの最新型C50の「DVDで盛り上がる(笑)」

DSCN5822.jpg
 KATOのC50ネタ、まだ続いています(汗)
 今回のモデルは50周年記念の特別価格で2万円という事になっています。

 最初第一報を聞いた時は思わず耳を疑ったのですが、その2万円の中の何割かはこの付録(と後述の冊子)に充てられていると思います。
DSCN5806b.jpg
「KATO Nゲージ生誕50周年映像集」のDVD

 内容は初代のC50に始まってこれまでの50年間にKATOがリリースしたモデルの中からエポックメイキングなものをピックアップ。走行風景と共にそれぞれの特徴を解説したものです。
DSCN5807.jpg
 普通この手の映像ソフトでは模型を扱うものであっても実物の解説で8割がた話が進むのが多いと思いますがこのDVDは清々しい位に「模型そのものの構造や仕上げ工程、新機軸」だけで進行する所が異色であり、かつ面白いところです。
 C50などは初代、2代目、今回の製品でそれぞれ走りっぷりが比較できたりしますし、ホビーセンターに飾られていたヴィンテージモデルが実際に走るところも観られます。
 そこまで古いのに興味が無い向きは富山ライトレールや現行D51498の動力構造の細かさとか和の塗装仕上げの苦労話を聞くのも好いかもしれません。
SNShouo71IMG_3543.jpg
 で、その一方でこれを見返して「ああ、そう言えばキハ82系、あの頃は先頭車1両しか買わなかったなあ」とか「不動のまんまの初代のEF70の動力どうにかしたいなあ」とか「そういえば『特別車両』まだ買っていないなあ」などの割合どうでもいい思い出に浸ってしまっている私がいたりします。貧乏性ですね。
DSCN9657.jpg
 とはいえ、このDVD自体はC50の付録だけでは勿体無い気もするので増補改訂版でも出してくれるとうれしいです(C62をはじめ印象深くて人気もあったモデルが案外出ていないので)
 それと今年40周年のTOMIXもこの形式でDVDを出してもらえないでしょうか。

 ところでこのC50の特典はそれだけにとどまりません。
 パッケージから出てきた「謎の引換券」
 夏にKATOが出版する予定のアーカイブス形式の豪華本(約4千円相当)をC50購入者全員にプレゼントして下さるそうです。
DSCN5806.jpg
 例のDVDと合わせると2万円と言ってもその半分近くが付録・特典に費やされそうな勢いです。
 今回のC50、記念モデルだけあってC50という模型を買うというよりも「Nゲージ50周年記念イベントが自宅でできるお祭りセット」の色彩が強いです。
 ですのでこれを買われた方は各々「自分が最初に買ったNゲージモデルを引っ張り出してC50と並べながら乾杯のひとつもやってみる」位の方がより気分が盛り上がるのではないかと(笑)
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2016年05月01日

KATOの最新型C50で盛り上がる2・時にびっくり、時にビクビク(笑)

 前回に続いてKATOの記念モデル版C50のお話から。
DSCN5829.jpg
 ようやくパッケージから引っ張り出したC50をしげしげと眺めているとなんだか空恐ろしい気分になりました。
 以前のモデルが140分の1前後にややスケールアウトしていたものを正調の150分の1スケールで設計し直した為に旧製品よりもやや小ぶりのサイズで登場した今回のC50ですが、正直な感想として、このサイズでよくもまあここまで細密に作り込んだものだと思います。
DSCN5822.jpgDSCN5821.jpg
 これらの写真は手持ちのコンデジの最大マクロでぎりぎりまで寄って(1センチ接写)捉えたものですがそれでもディテーリングに破綻を感じません。
 Nゲージの宿命ともいえる車輪の異様な厚みとアーノルドのカプラーが無かったら模型のスケールを間違えそうなくらいです。
 私の場合いつもならカプラーは互換性重視でアーノルドを使うのですがこればっかりはナックルカプラーに換装したいと思っています。

 過去二代のKATO製C50と比較すると殊ディテーリングと造形に関する限り、まるで別物と言っていいほどのレベルです。50周年のリニューアルだけに現時点でできる事は何でもやったという意気込みはダイレクトに感じられます。
DSCN5820.jpg
 このモデル、初期型をプロトタイプに「工場出庫直後のピカピカ状態」をモチーフに表現しているとの事です。この種の表現は主にお召列車の牽引機なんかでよく見かけるものですがこのモデルの説明書きにある様に「あまり走らせずに飾って楽しむ用途を想定している」事も関係ありそうです。

 実際、良く言えば「走らせるのが勿体無いくらい」悪く言えば「博物館の飾り物みたい」な印象で扱いには神経質にならざるを得ません。
 いつも以上に「ナンバープレートの装着でどこか壊しそうで怖かった」ですから。
 (実はこの点に関しては個人的に言いたいことも結構あるのですがそれについてはいずれまた)

 前述の通り今回のモデルのプロトタイプは前期型だそうで過去製品化された後期形に比べて25センチほど動輪の軸距が長い仕様との事です。そのせいか旧製品に比べてホイールベースがややのびやかな感じでサイズの小ささも相まって割合安定感を感じさせるものです。
DSCN5816.jpg
 ただ、そのせいかどうか140Rのミニカーブで試走してみると見事に先輪が脱線しますし、バック運転でもテンダが脱線するので旧モデル(2代目)ほどの機動性はありません。
 ですがそれは別として普通の条件で走らせる限り走行性は実に滑らか。特に低速域で徐々に電圧を上げた時の追従性の高さには驚かされました。
 これまでにもC12やC59などでも走りのスムーズさに舌を巻いたものですがこのC50は更にその上を行きます。

 これを見ていると前述した「ピカピカの外観」と併せて私なんぞからすれば「是非OE88の先頭に立ててやりたい」気分になります。模型としてのスペシャリティ度はC62やD51を凌ぐのではないでしょうか。

 ところでこのモデルの楽しみはモデルそれ自体だけではありません。
 それについては次回に。
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2016年04月30日

KATOの最新C50で盛り上がる(笑)1

 昨日は祝日という事でしたが、今回も私にとってのゴールデンウィークとは「ただの4月の月締め」「ただの5月第1週」となります。
 そんな訳で世間ほどには盛り上がらないのがこの時期なのですが今年は違います。

 何しろKATOの50周年記念モデルのC50がリリースですから(笑)
 退勤後、片道20キロ以上クルマを飛ばしていきつけのショップに駆けつけ現物を手にする感動(!)
 新発売のモデルでC62でもなく、EF66でもなく、フル編成のブルトレでもない「普通のC50」でここまで盛り上がったのは多分空前絶後です(初代モデルは別の意味で盛り上がりましたが)
DSCN5806.jpg
 今回のは特別パッケージ品という事で箱からしてただ事ではありません。
 普通なら4両編成が入りそうなパッケージの中身は「C50が1両だけ」
DSCN5807.jpg
 箱を開くと中には冊子込みのDVDと本命のC50が収まっています。
DSCN5808.jpg
 内箱パッケージはサイズこそKATOの通常品のそれですが初回製品に似せたパッケージデザインンとなっています。サイドの品番の所が「ゴム印で打ったみたいな」表現になっている辺り芸が細かいです。
 (実際、昔の関水製品ではこういうのがよくありました。ですから知っている人には懐かしい演出ではあります)
DSCN5809.jpg
 そしていよいよC50のお出まし・・・なのですが
 今回のモデルはいつも以上に細密感が物凄くて箱から出すのにかなり神経を使います。
 これは私ばかりの話ではなくいつも自ら箱から出して試走テストをしてくださるここの御店主までもがおっかなびっくりで引き出す始末。
 私も箱から出すのに「ピンセットでウレタンの端をつまんで引き出す」なんて事になりました。
DSCN5829.jpg
 「ただ箱から出す」だけでこの盛り上がり様。
 実際モデル自体、私が見た範囲でも物凄い事になっています。
 あと特典の「濃さ」も。
 それらについては次回以降に。

 休日はないけれど今年の5月第一週は別の意味で「ゴールデン」な週になりそうです(笑)
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2016年04月28日

関水金属のC50が入線する・その5・「ジャンクの花道」走行

 ようやく走りを復活させた50年前の「関水金属の初代C50」ですが、先日モジュールレイアウト上を快走(笑)させました。
 運転会では私にとっての恒例になった「ジャンクの花道」運転の中でも極北レベルといえます。
 実はこのモデルを持ち込んだ時「これを走らせようかどうしたものか」と少し悩んだものです。
DSCN9657.jpg
 何しろ走る様にしたとは言えモータもギアも50年前のまんま。
 一周20メートル近いモジュールのエンドレスを一周できるかどうかすら怪しかったからです。
 なので最初のうちはこれまた初期モデルのオハ31を繋いだ状態でヤード上にこっそり留置してお茶を濁すつもりでした。
DSCN9658.jpg
 が、そうやっている内にやっぱり「途中まででも良いから走らせて見ようか」と言う気になりC50単機で運転して見ようと思いました。
 一応うちのレイアウトのエンドレスは走れていますし、運転会用のレイアウトは線路の保守もそれなりになされています。
 万一の時に補修のアドバイスをくれそうなメンバーも居るので自宅よりは条件は良い筈と思い直しました。

 早速通電するとテンダーモーター機特有のどこか頼りない感じで走りだしました。
 パワーパックの最大電圧を掛けてもよろよろした走りで後から来る電車や貨物列車にぶんぶん抜かれてゆく様はさながら「きかんしゃやえもん」です。

 が、その走りも徐々に安定しノロノロながらもモジュールレイアウト上を2周する事ができました。
 やはりというか走行後はモータを内蔵したテンダー部が熱くなっていましたが、本当によくやったという感じです。


 物がものだけに運転中はクラブのメンバーのカメラの方列が沿線に並ぶ辺り、さながらSLブームの再現みたいでした。

 これまでにジャンク車のレストアを走らせる事は何度もやっていますが今回ほど緊張し、且つ感動した事はありません。
 流石にこの状態で常用運行させる気にはなりませんが、やってよかったと思います。

 運転会後、反省会で集まった地元のショップで4月発売予定の「リニューアルC50」を予約したのは勿論です(笑)

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 HPです。「ふと思うこと」一部追加しました

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2016年04月24日

関水金属のC50が入線する・その4・走りを復活させる

DSCN9436.jpg
関水金属のC50のレストア作戦のはなしから。
DSCN9500.jpg
先日やっと注文していた動力伝達用チューブが到着。
 模型用でないだけにまるで熱帯魚の水槽にでもありそうな半透明のシリコンチューブですがサイズ的にはぴったりな筈です。
 又カーブの通過を考慮して元のゴムよりもしなやかな材質を選びましたが元のパーツと同じサイズにカットして指で曲げてみると見事にぐんにゃりします(笑)
DSCN9501.jpg
 早速交換しました。
 走行時の抵抗がありそうなギア部については当時のTMSの写真などから、ギアはすべて金属製と判断。田宮のモリブデングリスを注入。
 もちろん車輪と接点全ての清掃も行い、以前アーノルドの50年前のDLのレストアで威力を発揮した接点復活材のLOCOも軽く塗布。

 素人同然の私にできる事はここまでです。

 半ば祈る気持ちでレールオン。

 最初はがたつきましたが、グリスとLOCOが回り始めたのか徐々に走りはスムーズさを取り戻しました(「取り戻す」もくそもこのC50がまともに走るのを見るのは初めてなのですが)
 とはいえそこは50年前のモデル。走行性はのったらのったらと言う言葉がぴったりでスローもまるで効かず、パワーパックの電圧を最大にあげてもスケールスピード80キロくらいと言ったところでしょうか。

 それでも当時物のオハ31を牽引してレイアウトのエンドレスをどうにか一周する事は出来ました。
 流石にこのモデル「使い倒す」様な走らせ方はできませんね。
DSCN9498.jpg
 因みにシリコンチューブは内径が同じで太さが異なるものを2種類試しましたが肉薄のチューブの方が幾分ロスは少ないようで特にカーブでの走行性に差が感じられます。
 チューブが透明なので内部のシャフトが透けて見えるのはご愛嬌ですが、おかげでモータとエンジンの間が完全な一直線ではなく1ミリ程度上下にずれているのも視認できました。
 となるとチューブの耐久性に不安が残りますが今回に限れば予備パーツだけはふんだんにあります(何しろ1メートル単位での購入でしたから)
DSCN9426.jpg
 テンダーモータのせいか前進よりもバックの方が走りが活発。
 そのくせこのC50は重連・バック運転用の前部カプラーもありませんから「ただバックするだけ」なのがストレスを誘います(爆)
 全体の走り味は後のTOMIXがやはりテンダーモータでモデル化した9600にごく近い印象です。

 因みに運転後はテンダーが熱くなります(当たり前か)
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2016年04月21日

関水金属のC50が入線する・その3・レストアに掛かる

 先日紹介した関水金属のC50のレストア作戦のはなしから。

 前述の様に今回のモデルのネックは伝達チューブの駆動ロスと判断。
 早速替えのチューブの探索に当たりました。
DSCN9428.jpg
 まず行きつけの模型屋でRC用の伝達チューブを都合したのですが、穴が大きすぎてシャフトに合いませんでした。
 まあサイズが特殊なのは覚悟していたので次に近所のホームセンターへ。
 そこにもないと分かるとそこの紹介で工業用パーツの専門店を教えて貰いそこに出向いたのですがなんとそこでも在庫なし。

 それどころか取り寄せすらできないという事でいきなりのデッドロックです。

 ダメもとでKATOにも電話してみましたが案の定50年も前の骨董品(それどころか当のKATOでも社宝扱いらしいそうですが)のASSYなんてある訳がなし。
 その他心当たりのショップやメーカーに電話攻勢(爆)を掛けてみましたが結局全滅でした。

 もうだめかと思っていましたが先日になって工業用チューブを扱うメーカーのサイトを発見。
 どうにか合いそうなサイズのものを複数注文しました。
 (因みにC50に適合しそうなチューブのサイズは内径1ミリ前後、外径は2ミリから3ミリです)
DSCN9423.jpg
 ただ、そこでも即日発送は無理という事で少々待たされますが。
 (ついでに書くと品代の約二倍の送料も取られましたw まあ、モノ自体はただのシリコンチューブ2,3本ですから無理もないですが)

 とにかく今はチューブの到着待ちです。
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2016年04月19日

関水金属のC50が入線する・その2・動力をチェックする

 先日、奇跡の様な経緯で入手できた関水金属の初代C50のはなしです。
 入線したのはいいけれど果たしてこれは自走できるでしょうか?
DSCN9438.jpg
 最初レールに乗せて通電。
 かたりともしなかった時には「ああ、やっぱり」と思いました。

 とりあえずモーターが回るかどうかをチェックするためにテンダを分解。
 このモデルはエンジンとを繋ぐドローバー固定用のねじがそのままシャシと車体を固定する構造の様です。
 そのためビス形式でありながらねじの頭がないのでドライバが使えずやっとこでそろそろと回して外す形式となっています。

 この時点で分かった事は以後のKATO蒸機と異なりテンダとエンジンの間は上述のドローバーと伝達シャフトだけで繋がっている事です。
 つまりエンジンとテンダは電気的に繋がっていない事になります。
DSCN9423.jpg
 TMSの記事をチェックするとテンダ台車は左右の金属車輪をプラの車軸でつないだもので集電は何と左右のテンダ台車枠から行なっているとの事(!)
 テンダドライブでありながら集電をすべてエンジン部で行ないテンダは動力台車のみと言う中村精密の蒸機とは逆の形式なのです。
 だからこんなに簡単にエンジンとテンダが分離された状態で売られていた訳ですし、売った側もこれを見て他の蒸機同様に電気的な接続が切れている物と判断してジャンク扱いしていた可能性もありそうです。
(事実テンダードライブでもTOMIXの旧C57を除けばテンダが分離すると集電ができずに立ち往生するモデルが大半ですし)

 だとするとこのC50の場合、異常がなければ「走らないテンダの上でモータだけが空しく回転する」と言うシュールな図が展開する事になる訳です(爆笑)
 そこで車体を外しモータをチェック。
 この時モータを触って驚きました。ほんのりとですがモータが暖かかったからです。
 これはとりあえずモータまでは通電している事を意味するのですが同時に昨年夏の悪夢だったZゲージのジャンク電機の様にモータ自体の故障の可能性が高くなります。
DSCN9429.jpg
 ややがっくりしながらモータ本体を軽くをつまんだ瞬間
 けたたましい音を立ててモータが回り始めたのにはびっくりしました。
 このモデルは昔の16番用ミニカーのモータを転用しているとの事ですが、がさつながらもモーターが生きていた事には驚くと同時に希望が湧いてきます。


 早速テンダを組み直しエンジンに接続。この時点でエンジン側のギアを手で回してとりあえず引っ掛かりがないのをチェックしていたので問題は他にある事になります。

 最初は全く反応がなかったのですがテンダを上から軽く押しつけるとようやくC50は走りだしました。
 が、指から手を離すとまた止まります。

 どうやら曲者はエンジンとテンダを接続しているゴムジョイントの劣化による抵抗の増大にあるのではないかと考え付きました。
 となると今ついている物よりもしなやかなゴムチューブをかませればきちんと走る可能性はあります。
 この種の伝達チューブは16番では定番製品で、以前宮澤のC54をレストアした時に天賞堂のパーツショップで新品を買った事があります。

 日本初のNゲージ機関車、それもモータまで16番用を使っているならチューブも16番用が使えるかもしれません。
 さてチューブを探さねば。
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2016年04月18日

関水金属のC50が入線する・その1

 以前、「お値段がわたし的に天文学的レベルなので間違ってもそんなのが入線するなど考えられないですが(笑)」とかブログで書いたはずなのにまさかこれが入手できるとは!
DSCN9426.jpg
 KATO、いや関水金属が50年前に初めてリリースしたC50の中古(否、太古)モデルがなぜか入手できました。
 しかもそれほど「天文学的」でない値段で。

 奥なんかでこれが出品されるのは1,2年に一回くらい、しかもそのたびに平気で10万台、どうかすると20万円以上と言うNとは到底思えない落札額が付くのを目の当たりにして「こんなの絶対買えるわけがない」と思っていましたから。
 (追記・こんな記事を書いていたら先日のオークションで驚異の30万越えの落札が出ていて心底驚きました)

 入手経路はとりあえず伏せますが「C50だけでない抱き合わせ入線」とだけ書いておきます。
DSCN9427.jpg
 これが入手できたときはまず単純に「入手できた」事それ自体に驚いてしまう辺りあほな模型ファン丸出しですが。
 ですが次の瞬間、頭をよぎったのは「これ、走るのか?」でした。
 何しろ入手の時点でエンジンとテンダーが分離していましたし、50年前のモデルだけあってそれ相応のくたびれ加減。

 ただし前ユーザーによるものと思われますがサイドロッドに色刺しがしてあるので一定期間は走る模型として使われていた可能性は濃厚です。
DSCN9428.jpg
 このモデルの場合、テンダーにモーターが内蔵されそこから継ぎ手を介してエンジン部に動力が伝達されるテンダーモーター方式というKATOの日本型としては後にも先にも例のない動力が特徴です。
 (但し同様の駆動形式は後にTOMIXが9600でやっています)
 あらゆる意味で未知のモデルな上にヴィンテージ度はこれまで入線させてきたジャンク車のどれよりも上(そりゃそうでしょう。これまで入線させたヴィンテージものはどれもこれも1両2000円以下、その半分以上が3桁価格でしたし)
 レストアには慎重にならざるを得ません。

 幸い、手元にはこのモデルがリリースされた当時のTMSがありそこの製品紹介でこのC50の分解写真が複数掲載されています。
 これを基に手探りで動力のチェックを進める事にします。

(この項続きます)
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2016年01月31日

今月の入線車から「中村精密のC53」

 かねて以前から欲しかった蒸気モデルの中でも(わたし的に)難易度が高かった機種がようやく先日入線の運びとなりました。
DSCN9238.jpg
 物は中村精密のC53。
 この機種、中古屋で見掛けないのは勿論ですが奥でも中々出物が無くたまに出たと思ったらあっという間に高値がつくので手が出せないという難物でした。
 ですから見つけるにしても相当まめなショップ周りかいい出物を奥で見つけるかしかないと覚悟を決めていたものです。
DSCN9239.jpg
 ようやく(価格的にも適当な)それを見つけられたのは勿怪の幸いと言えます。

 中村のモデルに拘ったのはひとえにそのプロポーションの良さ。
 C53自体はマイクロからも出ていましたが腰高背高のそれには違和感を感じさせられていた上に持っていたマイクロのC53が「ダイカストの崩壊で自走不能になってしまった」という事情もあります。
 自走出来てマイクロよりプロポーションの良いC53は後にワールド工芸始め他社からも出ていますが細密度が高い反面キットも完成品も高価というのがネックでした。
DSCN9237.jpg
 因みに今回のC53はそのマイクロの中古モデルと大差ない値段でしたから中村のモデルとしては(先日のジャンクC57を除くと)かなり安価な部類です。
 
 3シリンダーによる高めに配されたボイラーと大径の動輪の組み合わせは正に東海道の雄の風格が感じられます。
DSCN9240.jpg
 又、ボイラー上のドームもちょこんと一個乗っただけのかなりスマートな印象でC57が「貴婦人」ならこちらはさしずめ「イケメン」と言っても良いくらいに感じます(笑)
 今回のモデルはデフ付きなので現在飾り物状態のマイクロ(45号機なのでデフなし)との仕様違いも楽しめます。

 かなり古い上に歴然と使いこまれた跡が残るモデルなので走行性は期待していなかったのですが意外と走りはしっかりしており以前入線のC51やD62の様なやれは見られませんでした。
 但しスローはあまり効かない部類ですが。
DSCN9249.jpg
 これに牽かせたい客車と言うと旧型蒸気用に昨年入れているMODEMOのスハ32系が最右翼でしょう。元々が中村精密製の客車で客車本来の用途に最も適合します。
 他にはOE88も似合いそうですし、スハ44系との組み合わせもぜひやって見たいものです。

 それにしても戦前中心とはいえ東海道本線で主力機のひとつであり機関車自体が非常にスター性の高い機種の割にはC53はメジャーメーカーから量産品が中々リリースされない不思議な機関車です。
 とか言っていると、ある日突然KATOが製品化したりして(汗)
 EF56とかEF10、最近だとC59みたいにこのパターンが多いですが。
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2015年12月27日

今年最後の大物・KATOのC59

 今年もあと5日ほどですから恐らくこれが今年最後の入線車という事になりそうですが、それにしても大物が舞い込んだものです。
KATOのC59・呉線仕様。
DSCN9448.jpg
 何しろKATOのC59と言えば過去何度かカタログに予告まで載せていながら製品化は先延ばしの連続、しかも年によってはその予定まで消える事があったというほどファンの気を揉ませ続けたと言われるモデルですからようやくのリリースに首が伸びきってしまった方も多かったのではないでしょうか。
DSCN9449.jpg
 ですがその間にKATOの蒸機そのものがスケールの修正を含めてかなりのグレードアップの方向に舵を切っていたのは幸いだったと言わなければなりません。今回のC59はまさにそのハイグレードモデルの文法にのっとっているので「客車より大きい」とか「他社のスケール品より目立つのでKATO蒸機の中でないと落ち着かない」とか考えなくても良くなった訳で(笑)
DSCN9453.jpg
 私個人としてはこのC59、C62ともC57とも異なる一種の端正さに魅力を感じます。前者に比べて派手な特徴のないロコであるにも拘らずその普通さが蒸気機関車らしい力強さに繋がっている感じがあります。
DSCN9450.jpg
 そんな訳でこのC59もかねて予約していましたが今日になって到着と相成った訳です。
 最近のKATOらしく細密度は極めて高く、それでいてこれ見よがしな所が無いのがなかなかの好印象でした。
DSCN9451.jpg
 何しろテンダ下のATS車上子(だったかな?)の造形までこの通りですから。

 とはいえこれだけだったら「ほお凄いな」で済んでしまうところですが、私がこのC59で驚かされたのはその走りです。
 それも停まる時。
 空走距離が短いとはいえ驚くほど自然な惰行を見せてくれるのです。これには驚くと同時に惚れ込みました(笑)で、早々にナンバープレートの取り付けにいそしむ私がいたりします。
DSCN9452.jpg
 走りも含めたトータルバランスの点でも十分一級品と思います。
 こんな凄いのがよりによって今年最後の入線車とは。
 そう言えば今年最初の入線車も同じKATOのD51なめくじでした。

 個人的な要望としては東北線仕様のC60もリリースしてくれるととても有難いです。
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2015年10月13日

中古ショップの品薄とマイクロのC11

 先日の入線車から。

 この間から近所の中古ショップを覗いているのですがどこも鉄道模型の品ぞろえが薄くなっています。
 少し妙だと思ったのですが店員さんに尋ねてみると「他所の県で新規オープンする大型店の為に各地の在庫品を回している」のでそうなっているのだそうです。

 田舎のショップでも全国チェーンの場合はそういう事もあるのですね。
 そんな中でも見つけモノがあったのは幸いとは言えます。
DSCN7683.jpg
 物はマイクロのC11「函館大沼号171号機」

 NゲージでC11と言うとまず思い浮かぶのはKATOのそれですが、実車と比べて見た場合サイズが大きめなのと少し長めのプロポーションが気になるところではあります。
 私などが最も手軽に目にできる実物のC11と言うと新橋の駅前に鎮座している奴ですが、KATOのそれに比べるとややぽってりした体躯が目立ちます。
DSCN7684.jpg
 ところで一般にマイクロの蒸機と言うと「背高、腰高、キャブ高」の3高プロポーションの物が多く評判の面で今ひとつなのが多いのですが、そんな中にあってC11は比較的人気のあるモデルです。
 そんな訳でいい出物でもあれば入線させたいと思っていた機種なのですが、ようやくかなった形になります。

 さて、実際にモデルを手に取って見ると上述の3高プロポーションは確かに感じるのですがC12やC56に比べるとそれほど気になりません。
 実車の持つぽっちゃり感がそこそこ感じられる分KATOのそれよりもC11ぽさは確かにあります。
DSCN7685.jpg
 更に有難いのはこのC11、KATOではできなかった「140Rのミニカーブがどうにかクリアできる」事です。
 勿論通過時にそこそこ抵抗は感じるのですがC12よりも楽に曲がれる部類です。

 ミニカーブ主体の棚幡線を走れるC11というのは私にとってはそれだけで大きな存在意義があります(笑)
DSCN7687.jpg
 ここからは余談です。
 登場当初からプロポーションの難を指摘されてきたKATOのC11ですが、既存のモーターを組み込むためにやや大きめのサイズと間延びしたプロポーションになったというのが定説の様です。
 ですが、手持ちのグラハムファリッシュのCタンクのプロポーションがKATOのそれに似ているのを見ていて輸出用のCタンクと足回りを共用する意図があったのではないかと思えてきました。
 同時期に出たC62も動力系はアメリカ形の転用らしいですからまんざらあり得ない事でもない気もします。
 ただ、当時のKATOにこのC11に該当する外国形があったのかがわからないので仮説の域を出ません。
DSCN7686.jpg
 個人的には上述のグラハムのCタンクの事を思うと「間延び」というよりもスマートさの印象が強いのでプロポーションの改悪と言うよりも「一種の美容整形」の印象が強かったりするのですが(笑)

 ですがマイクロのC11のぽってりしたプロポーションを併せて思うと、そろそろ決定版のC11のNゲージモデルが出てきても良い様な気もします。
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2015年09月15日

中村精密のC57を復活させる


DSCN8556.jpg
 先日紹介した中村精密C57の話のその後です。

 前回でモーターに接続されたリード線が片方外れていた事をお話ししましたが、あの後パーツ屋でリード線を購入。併せて1・2ミリ径の釘も買い込みました。
 元のリード線はかなり固くなっていたので無理につなぎ直すより新しい線に交換した方が速そうという判断DSCN8558.jpgからです。

 帰宅後、動力車であるテンダーからモーターを外しリード線を付け替えます。
 余談ですが中村の蒸機の場合、動力テンダーとモーターはマイナスねじ二本で繋がっているだけなので時計ドライバがあればKATOやTOMIXのそれより割と楽に外せます。
 取り付けも同様でねじの小さささえ気を付ければ問題ありません。

 外したモータに通電するときっちり回り出しましたから、これで問題が通電にあったのは間違いないようです。
 早速リード線をはんだ付け、機関車につなぎ直します。
 こちらも集電パーツがプラバンに金属の接点パーツが嵌ったような構造でこれまたねじで固定されていたので意外に楽でした。
 ただしシャシばかりか機関車のボディもダイカストなので接点部が接触すると一発でショートするの要注意です(ねじ止めという事でパーツ自体が固定時にずれやすく、それが接触を招いているようです)
DSCN8559.jpg
 ねじ曲がっていた機関車とテンダーを繋ぐドローバーはやっとこで修正。
 折損していたテンダ側のポッチは上述の釘で代用しました。ダイカストパーツはきれいに根元から折れていたのでその跡に逆さにした釘を瞬着で固定しています。

 ここまででレールに乗せて通電。
 モータは廻り始めましたがまだがたがたする走りで実用には程遠い状態です。

 ところが真横からよく見ると機関車の動輪にある集電板から盛大に火花が散っているのを発見。ガタつきの原因は集電不良の要素も大きい様です。
 再度接点を清掃、機関車の車輪には集電補助剤のROCOを塗布しました。

 更にテンダーのギア部にはセラグリス(ギアが金属とプラの併用のため)を注入。
DSCN8557.jpg
 再度通電したところ見違えるようなスムーズな走りになったのには驚きました。
 もちろん火花も出ていませんし、これまでに入線させてきた中村の蒸機の中でもかなり好い方の走りとなりました。

 ここまでで私の腕で二時間弱。腕のいい人なら30分以内でできるでしょう。

 購入直後はどうなる事かと思いますが予想以上の走りになりました。
 購入時不動品ジャンクという事で2000円でしたから走ってくれさえすれば上出来といえます。

 何より動力のレストアで2時間近く楽しませてくれましたから(なんて歪んだ楽しみ方なんだ汗)

 ただ、このC57、30年以上前のモデルなだけに最近のTOMIXやKATOのそれとは比較できる造形ではありません。
 真横から見るとキャブがやや垂れ下がったように見えますし、エッチング主体のパイピングも今の目で見ると「一枚の板から切り出した」感満点です。
 ただ、サイズは当時としては珍しい150分の1なので大きさの点での違和感は最小限です。
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2015年09月12日

不動品ののC57に苦闘する(汗)

 先日モーター焼けのジャンク品Zゲージモデルでがっかりしたばかりなのに全く懲りもせず…
 今回はそういうはなしです。
 帰省や上京の折に私がよく覗くとあるチェーンの中古ショップ。

 先日紹介した学研0系、或いは昨年紹介した「鉄道模型のアナログレコード」なんかはそこで入手したものですが、それに限らず意外な物が並んでいる事があって油断ができない店でもあります。
 この間の上京でも意外な物が意外な値段で買えたりしましたが今回はそのひとつから。
DSCN8460.jpg
 中村精密のC57、やまぐち号仕様です。
 C57はC58と並んで中村の蒸機の中では比較的出物の多い機種なのですが、店頭とか奥で見掛けても大概1万円前後かそれ以上である事が多いモデルです。
 それがこの店ではKATOのC57の中古の半額〜3分の1程度(と書くと値段の見当がつくでしょうか)という値段で置いてあったから驚きました。

 安いのも道理、よく聞いてみたら単に「不動品のジャンクだから」と言う事だったのですが。
 ですが価格的にも「レストアして走りを復活させてみたい」と言う欲求を満たすには妥当な額ではあります。
 
 春のMOREのキ620といい、初夏のナインスケールのメトロライナーと言い、最近の私はこんなのばっかりですね。
DSCN8465.jpg
 帰宅後コンディションをチェックしましたが、エンジンとテンダーをつなぐドローバーが異様にねじれている上にテンダー部の連結ピンが折損していました。
 中村のモデルの場合テンダードライブで機関車の動輪から集電するという独特の構造なので先ずテンダーからバラして見ました。

 案の定「リード線が片方外れています」
 モータを外して手で回して見た範囲では特に抵抗も感じなかったので通電の問題だろうと思われます。
 とはいえ、今日できるのはここまで。ドローバーを修正した後は再度元通りに組み直しました。

 こちらもじっくり腰を据えてかかろうかと思います。
DSCN8462.jpg
 余談ですがこのC57、上述の壊れっぷりや、車体の埃の量などから見ても前のユーザーは相当にラフな扱い、使い方をしていたようです。
 中村精密の蒸機は30年前からNゲージとしては相当に高価なモデルでしたが、それをここまでラフに使えるのはどんなお大尽かと(笑)

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2015年08月13日

帰省の掘り出し物から・マイクロの9800蒸機

 帰省(の途中)で見つけた出物から。
DSCN8019.jpg
 ゲテモノ度で言うなら極北レベルのモデルから。
 マイクロの9800型蒸機。
 日本型Nゲージ量産品では唯一のマレー式蒸気機関車です。

 数年前、仙台の模型店でこれの新品が置いてあるのを見た時は「いくら私でもこれには手が出ないなあ」と思っていた位のモデルでした。
 それが中古で並んでいるのを見たらついムラムラと来たのですから人間とは勝手なものです。

 同時に「旅行中の買い物は妙に気が大きくなる」というジンクスまでわが身を持って体現してしまうとは。
DSCN8020.jpg
 先に「ゲテモノ」と書きましたが9800みたいなマレー式蒸機は海外、殊にアメリカではメジャーな形式です。
 長大な編成で大陸を行き交う貨物列車にはこれ位強力な機関車が必要ですから当然ではあります。
 アメリカ形のファンで「マレーしか集めていません」と言うコレクターはざらに聞く話です。
DSCN8023.jpg
 一方、日本の場合山岳線の山越え機か補機位しかマレーの活躍する舞台がなかったので結果としては日本ではマイナーな形式になってしまいました。
 (但し両数自体はタンク機を含めると意外に多い)
 今のファンからすればせいぜいが「鉄道博物館(万世橋時代の交通博物館ではC57 135が入るまでは9750がメインの展示品でした)の展示品」位のイメージしかないのではないでしょうか。

 3連×2のシリンダと動輪が並ぶ様は大迫力…と言いたい所ですがアメリカ形を見慣れた目からすれば十二分にしょぼいルックス。
 おまけにマイクロ特有の「腰高・背高・デッキ高の3高プロポーション」はこの9800でも健在なのでしょぼい印象は更に加速します。

 見ようによっては「ナローのマレー式機関車」のベースに使えそうな感じすらあります。

 ですがこのプロポーションのご利益で台車が結構豪快に首を振るので300R近辺のエンドレスを走らせる限りはこれまた十二分にスムーズな走りを見せます。
 「カッコにがっかりした後、試走させると見直される」と言うマイクロ蒸気の第二の特徴はここでも健在です。

 何分実車の活動範囲がかなり特殊なので、リアル編成派を満足させるような使い方はこの9800に関する限り不可能に近いと思います。
 ですからレイアウトや運転会なんかで「夢の編成」を楽しむのが最も向いているのではないでしょうか。
DSCN8142.jpg
 そんな訳で帰宅後、早速運転会でOE88の先頭に立つ9800蒸機が居るのでした。
 (それにしてもOE88は実に重宝する編成ですねw)
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2015年07月07日

KATOのC12から・3・他のC12と比較してみる

DSCN7865.jpg
 KATOのC12の出来の良さには改めて驚かされっぱなしですが、C12は以前にも別メーカーの車両を入線させていますのでそれとの比較を書いてみたいと思います。
DSCN7869.jpg
 まずは昨年の「ジャンクの玉手箱」に入っていた中村精密製
 (上の写真、左側のモデルです)
 玉手箱にこれが入っていたのを知った時には思わず狂喜しそうになった(爆)思い出が。
DSCN7870.jpg
 何分30年以上前の製品でそのまま比較はできないはずですがサイズとプロポーションはかなりKATOに肉薄しています。
 それどころか3メートル離れて見たらどっちがどっちかわからないかもしれません。
DSCN7871.jpg
 中村のC12はブラス製のキャブモーター機、手すり類は別パーツで表現されていている上に質感も良くKATOほど細密ではないにせよ今見ても十分モデルとして観賞できるものと思います。
 ロッド周りの表現も当時としてはかなり頑張っていますし。
 ただ、まるでスローの効かない走りっぷりはKATOに比べて明らかに残念なポイントではあります。
DSCN7875.jpg
 そしてもうひとつが数年前に中古で入線させたマイクロエースのC12
 (こちらは写真右側のランボードに白線の入った方です)
 トラストトレインセットの牽引機です。これを買った当時は葉純線の工事が追い込みの時期でローカル線にふさわしい小型機という事で入線させたものです。
DSCN7877.jpg
 真横から見たプロポーションについては書き出したらきりがない位物凄い事になっています。
 背が高い、ボイラーが太い、腰が高い、キャブ窓の上の側面が長すぎてキャブが1・5階建て位に見える、それでいて長さがKATOとほぼ同じなので異様にずんぐりに見える等々。
 ですがこの当時は普通に手の入るC12がこれしかなかったのも事実ですし、プロポーションの問題も既成のモーターを使わざるを得ない事情があった点は考慮する必要はあります。

 単に細密度で言うなら中村のそれを上回りますし、事実走行性は中村よりはるかに良いのですから。
 スローもKATOほどでないにしても十分な走りを魅せます。

 それに「プロトタイプのあるC12」である事を一旦忘れて「トラストトレインを牽く小型蒸機」としてみてみると案外雰囲気が悪くない事にも気づきます。
 レイアウト上では別形式と割り切って使うならはるかに実用性の高い小型タンク機と思います。
DSCN7879.jpg
 上記2機と比較して今回のKATOのC12を見てみると中村から数えて35年以上を経てようやく登場した決定版モデルという感じが強いです。
 これより細密で高級なモデルも存在しますが、コストや走行性、入手のしやすさと言ったトータルで見た場合このC12を凌ぐものはNでは空前といえます。

 となると、個人的に気になるのが次の一手は?という事です。
 個人的にはこのユニットをさらに改良した形で8620を期待したいのですが、実際にはC12よりも動力機構を余裕を持って作れるであろうC11のリニューアルというのが実現性が高い気がします。
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2015年07月06日

KATOのC12が入線する・その2

 先日入線したKATOのC12の話の続きです。
DSCN7865.jpg
 先に書いた通り本気の入線理由はミニSLレイアウトでの次世代主力機を期待しての事でした。
 ミニSLレイアウト棚幡線はファイントラックのミニカーブを標準としており標準径140Rです。また、ローカルレイアウトの葉純線は最急カーブが177Rに設定されているので棚幡線がクリアできれば葉純線での運用は問題なく行える勘定になります。
DSCN7860.jpg
 因みにKATOの告知によるとこのC12はユニトラックの150Rをクリアできる事になっていますので140Rは誤差、又は安全係数の範囲内でどうにか走り切れるかもという期待は持てます。

 先日カプラー・スノープラウ装着を済ませた状態で早速試走してみました。
 140Rのエンドレスはどうにかクリア。ミニカーブ用ポイントも直進させる分には通過できます。

 ところがポイントを切り替えて側線側(当路線での反位)に切り替えると先輪か従輪がそのまま直進してしまい脱線するトラブルが頻発。棚幡線では都合4か所のポイントがあるのですがそのうち前進状態では4か所中3か所、後退状態では2か所でこれが生じました。ポイントの構造によるものか車両側のそれかははっきりしませんが少し残念ではあります。
(追記)書き忘れましたが上述の傾向は直線から側線に入る時の挙動です。
 逆に側線側から本線に進入する際は問題なく走れました。

 ユニトラックのポイントではおそらくは大丈夫だろうと思いますがこれまでKATOのC11がクリアできなかった急カーブが行ける機種なだけにこの点は惜しい気がします。

 ただ、当初危惧していた後付けスノープラウの引っ掛かりは皆無でした。

 残念は残念ですがそれでもメインラインを走らせる事はできますので当面は運用範囲を限定する形での運用になります。
DSCN7866.jpg
 さて、このC12に牽引させるは鉄コレ第1弾・第2弾の小型二軸貨車。
 国鉄制式の2軸貨車も良いのですがこの種のショーティがかった貨車も殊C12にはよく似合います。
DSCN7867.jpg
 バック運転で後方ライトが点灯するのはこういう時とても嬉しいポイントではあります。

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2015年07月05日

KATOのC12が入線する・1

 夏風邪の方は「昨日よりややましになった」程度の状態です。
 気候は相変わらずの低温多湿状態なので気分の悪い事夥しい。こればっかりはどうにもなりません。
DSCN7856.jpg
 そんな折行きつけのショップに予約していたKATOのC12を引き取って来る事ができました。
 聞く所では最初の入荷分は殆どが予約で捌けてしまったそうで、その予約も何割かは次の生産待ちの状態だったのだそうです。
 早めに予約はしておくものですね(笑) 
DSCN7857.jpg 
 最近のKATO蒸機の例にもれず「意外に小さい」上に「意外に軽い」印象です。
 それでいて線路上ではそこそこの粘着力を発揮するのですから侮れません。

 プロトタイプがそうだからと言われればそれまでですが、ボイラの細さは感動物です。
 C56の時にも感心しましたが今回はそれより更に小さいですから余計感動の度合いも強くなるのかもしれません。
DSCN7858.jpg
 フロントのダミーカプラー周りの細密さは一昔前の16番高級ブラスモデル並みに感じます。
 ボディそのものの質感もてかりすぎず地味すぎない絶妙な所を突いているのでウェザリングなしで線路に載せても意外と違和感は感じません。
DSCN7861.jpgDSCN7860.jpg
・・・とはいえ、私がこのC12を入線させたのはミニSLレイアウト「棚幡線」の新世代主力機(笑)を期待しての事です。
 レイアウトで使う以上バック運転も必須ですし、折角解放ランプまで装備したレイアウトを作ったのでアーノルドカプラーも必須。
 外見がかなりしんどくなるのを覚悟で前のカプラーは重連用(とKATOは言っていますが、C12の場合、バック運転用の方がピンときますw)と交換してしまいました。

 その場合でもそのカプラー専用のスノープラウまでおまけに付けてきた所はとても有難い気配りでした。
 因みに後方用のスノープラウも付いてきているので両方付けるとかなり足回りが重厚になります。
(もちろん標準装備のダミーカプラー用のより細密なスノープラウもあります)

 早速棚幡線を試走させましたが、直線部では一応実にスムーズな走りを見せてくれています。
 ただ、その走行時に少し気になる所もあったのでそれについては後述します。

 そろそろ夏風邪の疲れも出てきましたし(汗)

 最後に
 当ブログの訪問者数が今朝6万を超えました。
 最近はやや迷走気味ですがこれからもよろしくお願いします。
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