2017年07月11日

13か月ぶりの模型工作・EC40の筈だったのに(汗)

 この間の週末の事です。
 近場でプラモデルの展示会のイベントがあり少し覗いてくるつもりで出かけてきたのですが、事前の想像(つまり単なる作品展)と異なりプラモデルの工作教室あり、自前のモデルの即売会あり、塗料をはじめとするマテリアルの販売ありとスペースの割に盛り沢山な内容に刺激を受けました。
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 スポーツなんかの観戦とはもちろん異なるのですが、展示されている作品を見ていると出来のいいのは勿論ですが、作品を通して作り手の熱意と拘りがストレートに伝わってくる感じがして、その熱気に当てられる思いがします。
 やはり好きで物を作るという事は、一種の強さと生命力が宿るものなのかもしれません。
 もちろんこれは鉄道模型でもいえる事ですが。

 当日は梅雨時とは到底思えない猛暑の真っただ中だったのですが、それに負けない元気をもらって帰ってきた感じがします。

 更に翌日、クラブのメンバーのLINEを覗いてみると前述の展示会の事もありましたが、他のメンバーも「某有名模型店に工具を買いにいったはなし」やら「新作のレイアウトの構想」とかが提示されたりとかしてこれまた熱気に当てられてしまいます。

 その日は猛暑だったのに加え、朝から草むしりやら子どもの学校の野球の応援やらで、午後になると相当にグダグダな状態(第一天気が前日に負けず劣らず蒸し暑い!)だったのですが、こういうのを見ていると自分も何かムラムラしてきます。
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 そこで思い出すのが昨年夏以来工程がストップしっぱなし、今年の正月の「一年の計」にまで上げていながら丸々半年以上ほったらかしだった仕掛かりのモデルの事です。
 これだけ熱気に当てられたら、私とてやるしかない。
 もろに背中を押されまくった様な気分で再び取り掛かり始めました。
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(科学教材社「模型とラジオ」83年7月号56Pより引用)
 その作品ですが30年前の「模型とラジオ」に製作法が掲載されていたEC40.
 昨年の8月頃に、実家の押し入れから持ち帰り車体パーツの切り出しまで持って行っていたものです。
 動力は昨年切り継ぎでスケールに近いところまで持って行っていたマイクロのED91タイプのC形動力ユニットを転用するものです。
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 そこまでは良かったのですが、昨年後半にモデルにするはずだったEC40のワールド仕様の中古がひょんなことから手に入ってしまった事で中断。
 そのまま13か月(構想期間を含むw)来てしまっていたものです。

 という訳で構想も新たに(つまり路線変更)この動力を使った製作記をこれから徐々に上げたいと思います。
 なお、前後の事情もあって今日の工程は後回しにして昨年夏の頃にさかのぼって描きますので宜しくお願いします。
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2017年07月09日

鉄コレの東武1700系とNゲージの50年

 今回は久しぶりのNゲージ50年回顧ネタの続き、といいますか特別編です。
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 昨年はマヌ34やマロネ41など、これまで取り上げて来た50年前の「鉄道模型工作ガイドブック」に掲載された形式のいくつかが突発的にNゲージモデル化されて驚かされましたが、そうした機種が昨年末にももう一つリリースされていた事を知りました。
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(技術出版刊模型と工作「鉄道模型工作ハンドブック」1964年版130Pより引用)
 東武の事業者特注品で鉄コレがリリースされた1700系がそれです。
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 前述のハンドブックでは私鉄電車の工作法の記事がかなり多かったのですが、中でも東武の記事は他社の車両が一つか二つだった中で3つも掲載され、突出している印象を受けます。

 6000系や1800系は既に鉄コレでリリースされていたのですが残る1機種の1700系だけはこれまで空白だったのです。

 それが昨年暮れに事業者特注品で出ていたとは恥ずかしながらつい先日知った事です。
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 リリースから半年以上経過しているので入手は難しいかと思ったのですが、この間池袋の東上線ホームの売店で辛うじて残っているのを見つけ、どうにか入線に成功しました。

(そう言えば前に6000系を買ったのもそこでしたが)

 1700系の鉄コレは改修後の仕様を含めて3タイプ出ていたそうですが、残っていたのはデビュー時の最もプレーンなデザインのもの。

「ガイドブック」に出ていたのもこれと同じ仕様ですからわたし的には大満足です。
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(技術出版刊模型と工作「鉄道模型工作ハンドブック」1964年版132Pより引用)

 当時の記事に出ていた1700系の作例は大きな運転席の窓がモダンな感じで強い印象を持っていたのですが、このモデルでもその辺りは再現されています。
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 この1700系、改修後は運転席下の幕板にヘッドライトがふたつ追加され6000系ぽい感じになりましたが個人的な印象では後付け感が強いので、今回の仕様の方がしっくり来ます。

 ヘッドマークは「きりふり」を選択しましたが字が小さい上に印刷がつぶれ気味なので知らない人には読めないという難点が(笑)
 余談ですが今回、動力化に際して奇数車の内装を取り外したのですが、外からはあまりわからない「売店の棚のモールドがされていた」のには驚きました。鉄コレでもここまでやるのですね。

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2017年07月08日

ミニSLレイアウト「棚幡線」の開業4周年

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 昨夜の七夕は月こそ見えるものの、花曇りの様な空模様で星がほとんど見えませんでした。
 おまけに先週来の異様なほどの蒸し暑さ。梅雨明けはまだまだ先のようです。

 さて、4年前の今日はミニSLレイアウトの棚幡線が開業した日でもあります。
 そこで昨夜は、寝る前のひと時を使って記念運転を敢行しました。

 棚幡線の名称の由来は「たなばた」から来ています。
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 4年前のこの日は例年になく梅雨が短く「七夕が梅雨明け」になりました。例年、真夏のくそ暑い時期になりますとレイアウト工作がまったく進捗しなくなる体質なので(笑)当初の予定を大幅に早めて七夕開業にした・・・というのも結構印象に残る思い出ではあります。安直ではありますが、線名が即開業日というのは忘れなくていいですね(爆)
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 記念運転のメインはTOMIXのC11。
 今年はKATOだマイクロだトラムウェイだと無闇にC11ばかり増備されましたが140RのミニカーブがクリアできるのはTOMIXかマイクロしかありません。モデル造形の完成度も勘案すると必然的にTOMIXになります。
 牽引する記念列車も当初は中村の開拓使号を考えていたのですがこちらも140Rがクリアできないため急遽マイクロトレインのスハ43タイプを投入。
 ノイジーでスローがほとんど効きませんがレイアウトを数周するには十分です。
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 この他KATO&TOMIXのDD13を使い久しぶりにターンテーブルを活用した単機回送も行います。
 しばらく使っていなかったのでリバーススイッチの操作もいい加減忘れていて一時往生しました。
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 さて、この棚幡線もこの4年間多少の改修を加えてはいるものの、稼動頻度の高さからシーナリィを中心にくたびれが目立つようになりました。
 特に困り物なのがジオコレの樹木のフォーリッジのボロボロさ加減。掃除も大変ですし補修してもすぐまたボロボロになります。植生全般のグレードアップも含めたリフレッシュの時期に来ているのは確かです。
 それに建物類の照明もそろそろ欲しくなって来ました。
 
 今年の後半は5周年に向けての棚幡線のリフレッシュが課題になりそうです。あわよくば来年のグランシップにでも・・・というのは調子に乗り過ぎですが(汗)
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2017年07月07日

モジュール再改修の補足・接続用道路パーツのはなし

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 今回はモジュール再改修ネタの補足です。
 前にグランシップのイベントの時にも書きましたが、風景の連続した二つのモジュールを繋げるという荒業を使ったのと、そのモジュールで本線線路の6割から7割がビル街の風景の下をくぐるという特異な構造だった事もあって特に設営では他のメンバーにもご迷惑を掛けてしまったと思います。

 特にモジュールの接合部は通常の運転時でも脱線のリスクが高い所なので何かあった時に「線路の上に上部の地盤が邪魔になる」危険も高かったりします。
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 そこで今回は接合部にあたるモジュールの地盤部分(主に駅前道路に当たるところ)を独立したパーツにして取り外し可能にし、対応する事にしました。
 改修前のモジュールでは1枚単独での使用だったのでそうした事を考慮していなかったので今回改めてベースを適当な大きさにカットしていますが、上部ベース版がベニヤでも合板でもないグーパネ(上にボール紙を貼ったスチロール板)だったのでカッターナイフで容易にカットできたのは幸いでした。
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 従来のモジュールでは道路上のクルマ類は運転会の度ごとに車を適当に置いていましたが、今回以降のイベントではかえって手間が掛かる事からこの機会に全て接着する事にしています。
 その結果接合用のパーツをぱっと見ると何とも変なオブジェと化してしまいました。
 実際に線路隠しに使わないと全く様になりません(笑)
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2017年07月05日

レイアウト趣味と「シン ゴジラ」

 大分間が開いたのですが今回のネタは春に購入していた「シンゴジラ」のBDのはなしから。
 映画館で観た映画のビデオを予約してまで買ったのは何年ぶりでしょうか。
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 (一度だけですが「映画の封切当日にその作品のビデオを買って家で夕飯を食べながら初見する」と言う経験もあるにはあります)

 で、届いたその日の内にいっき観。
 翌日は特典ディスクのメイキング(主に特撮w)をいっき観したりします。

 本編について言うなら映画館で観た時は大画面の迫力に圧倒されてひたすら呑まれまくる様な感じだったのですが、家のテレビで再見するときはどこかしら分析的な見方になります。
 とはいえ本編が勢いと情報量で押しまくる様な展開なのでやはり冷静にはなかなか見られないのですが。
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 今回はBDの特撮シーンを観た感想から
 平たく言えば「カイジュウ映画をCGで作る事の意味とメリット」という部分で。

 今回改めて本作の怪獣関連のシーンを通しで観て感じたのは「ああ、空が広い」w

 従来のミニチュア主体の特撮ではどうしても感じてしまう独特の閉所感がなく、空も俯瞰の地平も実に広々と感じられました。
 なにしろステージの天井も、ホリゾントの行き止まり感もないのですから怪獣映画らしからぬ開放感のある構図が連発。

 これなどはレイアウトを作っている身からすればとても羨ましいところです。
 実際、レイアウトと特撮映画のステージは「広さと高さに制約がある」という共通のウィークポイントを持っています。
 ですから時にはホリゾント(背景)に凝ったり、画角の外側にまで(視野に入らないところ)セットを作り込む事で広さを感じさせようと苦心する訳です。
 ところがCGはそれを軽々と飛び越えてしまう。

 ミニチュアセットやレイアウトだと陸上競技場並みのスペースが必要な構図でもCGなら一つの画面で納まってしまう。
 しかも高度千メートルの俯瞰から地上数メートルの寄りまでの一連の流れをワンカットで再現する事も可能なのですから凄い話です。
 この解放感にあふれる画面作りに「21世紀の怪獣映画らしさ」を強く感じてしまいます。
 これなどはかねて考えている「魅力的な俯瞰の構図を持った大レイアウト」のイメージにもつながるところではないかと。

 一方でCGとて決して万能ではなく、場面によってはミニチュアの方が良いという場面(例えば情報量が多いのにその全てがアトランダムに動き回る様なカット。倒壊するビルの中で家具や書類が乱舞しながら一斉に流されてゆくようなカットはCGでもコストの制約が大きい)もありそれが効果に合わせてCGと使い分けられている事も驚くと同時に嬉しいポイントです。
 (実はその数少ないミニチュア特撮のカットが特報や予告編に必ず出てきている所に「トクサツスタッフの自信と矜持」を改めて感じさせられるのですが。
 ミニチュアはカットが少ない割に通常の特撮映画並みの人的資源と予算が掛けられているらしく、CGとの間の違和感がまるでない(もちろん実景とも)ミニチュア特撮が堪能できます。

 本作の予備知識のない未見のファンの方がいたらどこがミニチュアシーンか探してみるのも一興かと(笑)

 本作がこれほど効果を上げた背景はスタッフが「特撮にもアニメ(CG)にも知悉し、同じセンスを持ってふたつを統一できる演出力を持っていた事」が大きいと思います。
 エヴァンゲリオンもセルアニメの範疇で非常に特撮映画臭い構図やカットの連続でしたが本作は逆にアニメ的なセンスを投入して実写映画を作った事で空気感の統一を図る事に成功しているのではないかと感じました。
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 あと、メイキングで私の知り合いの範囲でも本作のユーザーの誰もが楽しんだのが「電車のCG造形」でした。
 なにしろあるシーンに登場する列車に至っては「編成表まで設定されており(当たり前か)」やろうと思えばレイアウトでも再現可能になっていたりします(笑)
 何しろ本作はJRを筆頭に京浜急行や江ノ島電鉄なども要所要所に登場する上に決戦場が東京駅ですからレイアウト趣味人にはある意味たまらない部分があります。

 まあ、本作が直接レイアウト作りに役立つという訳ではないとおもますが、構図の取り方や視点の設定など間接的にリアルな風景の見せ方と言う点では参考になるのではないかと思います。
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 とか言いながら現時点でうちのレイアウトで唯一本作をリスペクトしているのは「モジュール内のマウントドラゴン状態の第一形態ゴジラ」位なものですが(汗)
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2017年07月04日

中古モデルの検品に思うこと2

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 先日のタケモリモデルのDD13、そしてその直後のトラムウェイのC11。

 どちらも共通しているのは何らかの形で走りに問題を抱えていたか、その可能性が懸念されるモデルだった点が挙げられます。
 中古モデルで走行性に問題のあるモデルに当たるのは避けられませんし(どうかすると新品でも。実は一度だけですが「店頭でいきなり走らなかった新車モデル」に当たった事もあります)それを確認するために試走などのチェックが欠かせないのも確かです。

 ですが「店頭の試走だけでその実態がどれだけ分かるか」という点、これが今回のはなしです。

 中古ショップ(それも専門知識のある店員が少ない全国チェーン系)で走りに問題があるとされたモデル(走行しませんと明記されたりする)がちょっとした補修で結構どうにかなる事が多い事はかなり前にもこのブログで書いた事があります。
 
 大概の場合、中古ショップでも新車ショップでも試走をするというと50センチ程度の直線線路の行ったり来たりというのが多いパターンです。
 先日のC11などは「集電車輪に9Vの電池を当てて動輪を回転させる」という荒業で検品していましたが。
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 で、たいていの場合そこでよく走らないモデルが不動品扱いにされて意外な安さで店頭に出回る(あるいはジャンクされる)というのがよくあるパターンと思います。
 これは店員だけではなく、先日のDD13のケースの様に客の方でモデルを見切ってしまい買わなかったりする事も結構ありそうです。


 ですがこれまでの経験で言うとこの種のモデルの大半は自宅のレイアウトのエンドレスを連続して数周させると走りに当たりが付いてきてスムーズになる事がはるかに多いのです。

 これについても以前このブログで何度か書いた事があります。
 中古モデルは新車に比べて接点の汚れとか走行系のくたびれが往々にしてみられるものです。
 そこをユーザーレベルで「これ位なら走れそう」あるいはそうでないかを見抜きながら買い物をするところが中古モデルの厄介な所であり、また面白いところでもあると思えます。

 これにドライブシャフトのすっぽ抜けの補修が出来る程度の工具とスキルでもあれば尚いいかもしれません。
 これなら新車モデルで不調があってもそこそこ対処できます。

 ですが最近の中古モデルのユーザーの中にはそれすら面倒くさがる(あるいは怖くてできない)向きも結構多く、店へのクレームやら返品やらを繰り返す完璧主義者もそれなりに居るようです。
 安ければ安いなりに何か理由があるものですが、そこを勘案しないで「故障だ損した」と思うのはあまり感心した物ではありません。
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 最も中には後になって泣きたくなる様なトラブルを抱えたモデルもあるにはあるのですが(例えば数年後にダイカストブロックの膨満で物理的に走れなくなってしまった某社のSLとか、ある日突然接点が劣化してどうやっても全く走らなくなった某社のELとか)
 ある程度年式の古いモデルだと一度動力をばらして組み立て直したら新車同様とはいかないまでもそこそこ走ってくれるモデルが多いのも事実です。
 調整が意外と大変なものの、旧式の動力車はパーツ構成自体はごく単純なものが多く、時間を掛ければ少なくとも見た目は元通りにはなります(笑)
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 その意味では安い理由がわかりやすいモデルの方が安心できるという事も言えます。
 (数百円のASSYパーツの補充で新車同様になる奴とか)
 
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2017年07月02日

鉄コレの筑豊電鉄2006号から

 新規入線の鉄コレのはなしから
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 ものは筑豊電気鉄道2000形2006号
 鉄コレでは初めての3車体4台車の連接車です。

 実はこれのリリースを全く知らずに、先日の上京の折にアキバのヨドバシでこれを見つけて「しまった!もう出ていたのか」と(汗)
 そんな訳で早速動力ユニット込みで購入しました。
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 帰宅後ユニットを早速組み付けましたが車体がなかなかうまく嵌らず往生します。
 どうにか取り付けてからいつも通り、ミニSLレイアウトの棚幡線を走らせたのですが脱線と引っ掛かりの連発。
 結論から言いますとこの動力はこれまでに出た鉄コレの動力の中でも(個人的な印象ですが)かなり繊細で気難しいユニットと思います。
 車輪が路面電車用の小径であること、3車体4台車の特異なユニットでありながら駆動している台車はひとつしかない事、連接車特有の小径カーブで車体同士が干渉しやすい事などが影響していそうです。
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 棚幡線での試走ではポイントでの立ち往生、S字カーブでの脱線、ミニカーブ進入時の車体の浮き上がりが他の鉄コレに比べても多い感じです。

 R140以上のミニカーブ、ポイントのない単純なオーバルコースではどうにか安定した走りでしたので、あまりトリッキーなトラックプランでの走行には注意を要すると思います。
 最低でも動力・走行系のきちんとした調整は必須でしょう。

 何しろ車体が3つで連結部に幌がある構造の電車ですから、これまでの鉄コレの感覚で「車体を被せてポン」という感じで組み付けようとすると意外に手古摺ると思います。

 ただしモデルの造形はいつもの鉄コレの例に漏れず、安心して見られるものです。
 動力の組み付けさえきちんとできれば十分お勧めできると思います。
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2017年07月01日

ブログ10周年のはなし4・ブログが鉄道模型ライフを変えたはなし

 ブログ10周年にまつわる思い出ばなしから

 「ここまでこれだけ書いているのに肝心の鉄道模型のはなしはどうなっているんだ」と思われる向きもあるでしょうし、私自身そう思います(汗)
 そんな訳で4回目にしてようやくテツドウモケイ絡みの話になります。
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 このブログの開設当初は二つ目のモジュールを製作していた時期でしたが、それ以降で言うならモジュールが二枚そこに使える差し替え用シーナリィが二枚、既存のモジュールやレイアウトの改修を中心に作り続けてきました。
 製作を繰り返してゆくと、後になればなるほど技量が上がり傑作が出来る・・・となるのが普通の人のパターンというか成長過程なはずなのですが私の場合全くそうならなかったというのが我ながら情けない。
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 ですがそれほどの製作ラッシュとなったのも、このブログを通してあちこちの方からアドバイスや情報交換を行い、それらを工作に反映させたフィードバックの要因は大きかったと思います。
 別にブログに上げるためにレイアウトを作っていた訳ではないのですが、かといってこのブログが無ければレイアウトの工作ももっと違う形になったのは間違いないと思います。

 更に言うなら他の方のレイアウトの作例などを随時拝見できる(あるいは進捗をリアルタイムに近い形で見られる)というネットやブログの特性も大きく役立っていると思います。

 同じ事は車両工作やレストアについても言えます。
 第一このブログを始めるまでどんな形にせよ「車両工作(のようなもの)」がこの趣味の大きな柱になるとは考えなかった事です。
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 まあ、工作と言ってもキットメイクから始まって40年前の工作記事の後追いとか、動かなくなった動力の復活とか言った、間違っても専門誌に掲載されたりしないような性質の物ばっかりです。
 ですがそれゆえにブログには上げやすい題材が多かったのも確かですし、工作が変になればなるほどコメントやアドバイスも頂きやすかった(汗)という側面もありました。
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 面白いもので、もしこういう形でブログをやっていなかったらこれほど模型工作に入れあげたかどうか。
 コメントをくださった方々もそうですし、他のブログを拝見するなどしている事が少なからず工作への動機づけになった事は確かです。
 そういう意味でこの10年間の模型ライフはブログのおかげでかなり変化を遂げたといえますし、そうした同好の士との交流によって随分と後押しを頂いたなあとか思ったりします。

光山鉄道管理局
 HPです。「レイアウトの紹介」のモジュールの項一部追加しました。

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2017年06月30日

カラーブックスの「第3セクター鉄道」

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 カラーブックスの鉄道ネタも久しぶりです。
 今回は「第3セクター鉄道」をば。

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 1984年に三陸鉄道が開業したのをきっかけに文字通り雨後の筍の如く登場した第3セクター鉄道を1992年の時点で俯瞰した一冊です。
掲載されている鉄道は35.
これまでカラーブックスで紹介された地方私鉄本のどれよりも多い数です。
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 昭和末期から平成初めのバブルの前後の限られた期間に一斉に登場した物ばかりなせいか、大半が似た様なレールバスか国鉄気動車の払い下げ車が掲載されており、その意味ではどれも同じに見えてしまうのは仕方ない所かもしれません。

 尤もそんな中にあって土佐くろしお鉄道や北近畿タンゴ鉄道の様にのっけからオリジナル車体の優等列車が用意されていたり、野岩鉄道の様に乗り入れしている東武鉄道とほとんど見分けのつかない様な物もあってあの時代ならではのバラエティ溢れる組み合わせが第二世代の地方私鉄みたいな雰囲気を醸し出してもいます。


 最近では新幹線と並行する幹線の第3セクター化というパターンも出てきていますし、その意味では面白いとも言えますが、一方でここに掲載されている第3セクターの中には既に廃止されている物もあったりしますし、黒字経営の物があまりない現実もあってその辺りに本書が出てからの20年以上の時の経過も感じられます。
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 この時代の3セク鉄道の模型のいくつかは最近鉄コレで製品化されている物も多いですからそっちの参考書(笑)にもなりましょう。
光山鉄道管理局
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2017年06月28日

鉄道ミステリとNゲージ22「自動信号機102号」とTOMIXのフィーダー

 鉄道ミステリとそれに関連したNゲージモデルを書いたネタも先日の「汽笛が響く!」でネタを使い切ったと思っていましたが、先日のがおう☆さんのブログに触発されるところがあったので久しぶりに書いて観たいと思い立ちました。
 

 今回の作品は徳間文庫版「殺しのダイヤグラム」所収の角免栄児作「自動信号機102号」です。

中国地方のとある地方私鉄が舞台で、ある吹雪の夜に当直の通信区工手が102号信号機の故障修理に出掛け、翌朝死体となって発見される。
 当初は事故死と判断されかけるものの、被害者の工手が当直の夜に限って同じ信号機が故障している点に不審を抱いた刑事が捜査に乗り出す。というのが大まかなストーリーです。
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 見ての通り鉄道ミステリとしてはかなり地味なストーリー展開ですが、保線関係の職種を舞台に選んでいるところからもかなり地道に手堅い作りの作品と思います。
 犯人の指摘、アリバイ崩しの中にかなり偶然に頼った点があるなど本格推理のファンからすれば物足りない部分もあるようですが、作者は実際に私鉄勤務の経験があり、その時の経験をもとに書いているそうなので、犯人が犯したのと同じようなミスの経験を実際にしていたのではないかと私は勝手に推察しています。
 (この辺りはネタバレになるのでこれ以上は書きませんが機会があればご一読をお勧めしたいところです)

 さて、本作では殺人の舞台が吹雪の夜の自動信号機周辺といういささか特殊な現場設定となっています。犯人も鉄道員のため(容疑者も全員鉄道員なのでこれはネタバレにはなりませんね)鉄道施設を犯行のトリックに最大限活用しています。そしてこれまた鉄道施設の特殊性によって犯行の証拠を残してしまう皮肉が一つの持ち味になっています。

 ここで登場するのが「レールボンド」という設備。
 実は初読の際に「ボンド」というのが「黄色い接着剤」くらいの認識しかなかったので大いに面食らったものです(汗)

「ボンドというのはね、つまりレールとレールの間に溶接してある銅線です。(中略)信号機が赤から橙、緑と変わるのは信号機の下の箱に収められているリレー(継電器)が作動して変化するのです。そのリレーは信号高圧から変圧された100ボルトの電圧と軌条に電流を流している6ボルトの電圧によって働くのです。そのレール電流を流れやすくするためにレールとレールの継ぎ目に銅線を溶接するんです。それがボンドです。それがレールからはずれると、その信号機は前方に列車がなくなっても赤(危険信号)を表示します。僕が102号に行ったときもちょうどその状態だったわけです」

(徳間文庫「殺しのダイヤグラム」所収「自動信号機102号」115Pより引用)

 鉄道模型の場合、この種の自動信号ユニットは以前KATOが線路上のマグネットに反応して作動する自動信号ユニットを出していたことがありますし、最近ではセンサーレールなどを使って同様の効果を得ているようです。

 が、電化区間の場合、パンタグラフから取り入れられた電気の一部が車輪を通って線路に流れ変電所に戻って行くという帰線電流というのがありまして、これが信号用の電流と混ざってしまうと色々と不都合を生じるため、線路と信号機の間にインピーダンスボンドというのがあって信号用電気の遮断と帰線電流の振り分けをやっているのだそうです。
 言ってみればレールボンドの上級版とも言えますが、上記の原理ゆえに基本的には純粋な非電化区間では見かけない設備だそうです。
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 そのインピーダンスボンドはなかなか注目されない設備だった事もあってあまり知られていませんでしたがTOMIXのフィーダーにその造形がされています。
 同じTOMIXでも旧式のフィーダーではリレーボックスが造形されていましたからこの二つを揃えて沿線に置けばそれなりに細密な感じはするのではないかと思います。
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 幸いというか、TOMIXの通常型の線路はほぼ全てにフィーダーをワンタッチで差し込めるようになっているので、やろうと思えばかなりの高密度で配置もできましょう(笑

 ただ、モノが何しろフィーダーと兼用のパーツだけに「TOMIXの線路では非電化レイアウトにインピーダンスボンドがある」なんて問題も生じてしまいますが、まあ気にしなければ問題はないでしょう。
 現にうちの葉純線とか棚幡線がそういうレイアウトですし(笑)

 実は今回の記事のきっかけとなったのは上記のがおう☆さんの記事でこのパーツの利用について書かれていたのを拝見した事だったりします。
その記事はこちら
はんなり華鐡記
 インピーダンスボンドは本作にはほとんど出ていませんがボンドつながりという事でむりやりこじつけました(大汗)

 ただ、大真面目にこれを生かそうと思ったら信号機とインピーダンスボンド間を始めとしてかなりの密度でダミー配線を線路際に引き回す必要もありそうですが。

 また、レールボンドとは意味合いが違いますが一部の固定レイアウトではレールボンドと同様のやり方で前後のレールの間に導線を半田付けしてジョイナーよりも確実な通電を確保しているケースがあります。
 実は葉純線のレイアウトを作った折に通電が不安定な区間でこれをやろうとしたことがあるのですがTOMIXのステンレス線路は半田付けには不向きだったようで苦労した覚えがあります。

 今回はボンドつながりというだけで、異なる設備ふたつの記事になって混乱させた気がします。すみません。また、素人が一夜漬けで調べた事が基になっているので、記述のミスや用語の間違いなどの可能性がかなりあると思いますが、その際はご教示頂ければ幸いです(大汗)

光山鉄道管理局
 HPです「レイアウトの紹介」のモジュールの項一部追加しました。

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posted by 光山市交通局 at 06:00| 岩手 ☁| Comment(2) | 映画・映像・小説など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする