鉄道ミステリとNゲージを語る13「急行出雲」から

 今回は鮎川哲也の「急行出雲」から  大阪で起きた殺人事件の第一容疑者となった青年が急行の「出雲」に乗車したアリバイを主張する。  ところが捜査陣が調べてみると該当の車両の客は誰ひとりとして被疑者を見ていなかった。  捜査を担当した鬼貫警部(彼は鮎川哲也の小説のレギュラー探偵の一人です)は青年のアリバイ消失に何者かによる作…

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