鉄道ミステリとNゲージを語る17・「EF63形電気機関車の証言」

 鉄道ミステリのアンソロジーは鮎川哲也の後にも何冊かの追随シリーズを生みました。  それらもまた元祖に負けない位の中身の濃いセレクトで鮎川氏没後の渇を癒してくれるものばかりなのは重畳の至りです。  今回はそれらのシリーズの中からセレクトした短編から。  光文社文庫、日本ペンクラブ編「殺意を運ぶ列車」から西村京太郎の「EF6…

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