モジュール製作10 道路の悩み


 建物の大体の配列が決まったところで道路の製作に掛かりました。

 道路といってもこのモジュールの場合殆どが舗装道路なのですが。実はこの舗装道路については初めてレイアウトを作り始めた時からの懸案事項で未だに決定版というやり方を見つけていません。

 これまでのレイアウトではボール紙を使ってきましたが、見ようによっては見るからに紙臭く見えてしまう上にセンターラインなどの区分線が見えにくい欠点があります。又、ボードに直接着色するやり方は事前の目止めをしっかりやっておかないと下の木目が出やすく質感の面で不安が残りました。

 今回のモジュールの場合は当初グレー塗装のプラバンをベースに貼り付けましたが、道路の形に合わせるにはどうしてもプラバン同士を張り合わせなければならず、その継ぎ目の処理で悩みました。
 結局は画材店で見つけたグレーのラシャ紙をプラバンの上から木工ボンドで貼り付けて処理しました。

 この方法だとラシャ紙の継ぎ目がプラバンほどには目立たない点では良かったのですが、紙の質感までは消せませんでした。しかもその後1年程の間に湿気や温度の影響で所々紙が波打ち始め唯でさえきれいでない仕上がりを一層見苦しくさせてしまいました。

 そんな訳でこの道路の部分は今後いい方法が見つかり次第前面改修する予定です。
(尚、この後に製作したモジュールやレイアウト改修では又別の方法を試しています)

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