第二モジュール製作13・バラスト撒布

 

 橋の配置が纏まってきた所でバラストの撒布を行いました。

 前回のモジュール製作の時には霧吹きで水を吹いてもボンドを落とす段でバラストがダマになったり盛り上げたバラストが崩れたりで結構手間が掛かりました。
 又、部屋の中の作業なので家族への気兼ねや猫対策も考えるとできるだけ手早く効率的に上げたいというのも本音であります。

 そんな折、昨年専門誌に掲載されたレイアウトの製作記事の中にバラスト散布の技法がありました。早速検討し、それを実行してみました。

 ①予め中性洗剤の溶液の入った水にバラストを入れて攪拌
 ②①を乾燥させた後ベース部分に盛り付け
 ③最後にスポイト又は注射器でボンドの水溶液を注入

 という物で、一見手間が掛かるようですが平日の夜に①をやっておけば次の日の帰宅時にはバラストが乾き、②と③の工程がスムーズに行くという点で夜間や休日に製作が集中する場合には効率的の様です。
 又、既に洗剤の成分がバラストに行き渡っているのでボンドを垂らす時にスムーズに沁み込みダマや型崩れは減少しました。 殊に今回の様に線路が多く且つ短時間で仕上げたい時には有効な技法と感じました。
 
 4つの線路は本線・支線・トロリー線とそれぞれバラストの素材や混合比を変えて線路の違いを出してみました。

 又、取り外し可能な山の部分等はバラストやパウダー撒きで境界部分がはっきりするようにして山の据付の際の位置合わせを容易に出来る様に心がけました。

この記事へのコメント

2008年08月19日 11:25
おはようございます。
先に、中性洗剤に入れておくことで、ボンドを垂らした時にスムーズに滲みこんでいくということですね。
「昭和の鉄道模型をつくる」のバラスト散布で、上手くいかず、ダマや型崩れが起きてしまいました。
今度、参考にしてやってみます!。
2008年08月19日 21:35
>杉やんさん
 私もバラストのダマには結構悩まされたのですがこの方法は結構有効と思います。

 バラストはそれでいいのですが、草などのパウダーやターフについてはこの方法が使えないので別なやり方を模索中です。

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