今月の入線車・73系仙石線仕様2 パーツ取り付け


 今回のは人によっては「何をいまさら」といった題材かもしれませんがご勘弁を。

 先日購入したTOMIXの73系の中古ですが仙石線仕様のカラーリングで銀河モデルのディテールアップパーツが付属、ベンチレータもユーザー自ら取り付けるという、HGみたいな(実際にHGかもしれませんが)仕様です。

 実はこのパーツの取り付けが私にとって難題でした。以前同じTOMIXのキハ40でディテールアップパーツの取り付けにかなり難儀していたからです。特にピンセットで微細なパーツを取り付ける際にかなりパーツを弾き飛ばしてしまい辟易しました。

 今回の73系に至ってはエッチングの薄手のパーツもあるのでどうしようかと考えていたのですが、そんな折に新しいピンセットを購入できました。

 物は模型関係の書籍やブログなどで絶賛されている宝山(HOZAN)ブランドのピンセットです。
 私も兼ねて使ってみたいと考えていましたが、模型店やホームセンターでは見つけられなかったものです。先日秋葉原のガード下を覗いて見つけたものですが、この種のツールは電気工事や工作用の工具を扱う店(もちろん通販でも良い訳ですが)に置かれているようです。

 帰宅後早速使ってみましたが、以前使っていた某模型メーカーブランドのピンセットに比べてパーツのホールドがごく少ない力で済む上にホールド自体もしっかりとしていて弾き飛ばす心配が激減しました。ピンセットの先端の感覚が指先に伝わりやすい感じです。
 おかげで取り付けを躊躇していたエッチングパーツも含めてどうにか取り付けられました(残念なことにステッカーの貼り付けが杜撰になってしまっていますが)
 これまで使っていたピンセットは一体何だったのかと思えるほどです(笑)

 指とは脳の延長(或いは「第二の脳」とも言われます)であり、また道具とは指の延長ともいわれますがその指で直接操作する道具の選択はは正に「指の延長の感覚で使える事」が大事である事を実感させられる出来事でした。
 ホームセンターで売られている物の約二倍の価格(とはいっても300円が600円になるといった程度ですが)ともなりますが実際それだけの事はあるツールでした。

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