今月の入線車・懐かしのキハ82系

 
 旧型車両の入線が続く当レイアウトですが、今回の物はモデルとしての年代物と言えます。

 私がNゲージを始めた当時は特急型車両というのはKATOの20系しかなく、昼間の列車の特急に使える物が出ていませんでした。そんな訳でレイアウトをプランニングしても走らせる車両の制限は如何ともし難い物がありました。その事が当時のNゲージのフラストレーションでもあった訳です。
 そんな折でしたからNを始めて1年目位の時期にKATO(当時は関水金属)からキハ82系が出たときの喜びはひとしおでした。
 とはいうものの、当時は全車両揃えられずに中途半端なところで増備が止まってしまい編成として組む事ができなかった怨念の車種でもありました。


 先日にKATOの82系のセットが中古で出ていたのを見つけました。82系自体は数年前に製品の大規模なリニューアルがあってかなり細密なモデルになって居た筈ですが、今回の物は最初のバージョンにごく近い物です。
(動力車が今のキハ80ではなく食堂車のキシ80である点やキハ82のスカート周りのあっさりした造形、付属のステッカーのデザインが「関水金属」表記になっている点から判断されます)
 この時期にあえて古いバージョンに飛びついたわけですが、その理由として上にあげた懐かしさの要因が大きかったです。
 それともう一つ、昨年に中古を入線させたTOMIXのキハ181系と並べたときの見た目のバランスを考えたという事もあります。

 こうして並べてみてもどちらかがディテーリングで突出している印象はありません。

 ・・・と、購入まではそんな感じでしたが、実はこのモデルは予想外に歯ごたえのあるモデルでした(続く)

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