モジュール更新計画・26・道路の製作・1

 今回は遅々たるモジュールの進捗状況です(汗)


 前回も触れましたが、今回のビル街セクションは二つのモジュールにまたがる形で配置されているためにそのままではベース部分の段差や隙間ができるのが避けられません。
 というのも二つのモジュールを接続する際には運転会のたびに異なった長さの接続線路を使う関係上隙間の幅が一定ではなく最大で1センチ以上空く事も考えられるからです。
 さすがに5ミリ以上空くと道路が真ん中から分断される印象を与えることも十分考えられます。
 それに対する対策として考えたのが「道路の部分に別パーツを重ねて見かけ上段差や隙間を埋めてしまう」というものでした。

 使うのは田宮の透明プラ版(0・2ミリ厚)。これを道路の形に切り取り塗装した上でセンターラインなどを描き込んで使います。
 原理としては単純ですが、ベースに重ねて道路の形に奇麗に切る処で(このために透明プラ板にしているのですが)少しまごつきました。

 というのも道路のラインを直線ではなく奥に行くにつれて左カーブになるようにしていた為に微妙なラインの取り方が難しかったのです。
 道路はカーブなのに配置されている建物は直線という条件がよりライン取りを難しくしてしまいました。

 道路の幅は片側2車線。歩道については市販の物は幅2センチ前後ですが、街路樹の配置の関係から3センチ以上のスペースをとっています。
 又、少しでも広々感を出す意味で中央部に1センチ幅の中央分離帯を設定しました。
 政令指定都市の目抜き通りを想定している割には何とも貧弱な物ですが、スペースの制約上やむをえません。

 それでもモジュール上の道路、それも併用軌道のないものとしてはどうにか許容範囲の広さと思います。

さて、道路の形に透明プラバンを切り出し、区分線などのラインの下書きをした後でグレーのラッカーを吹いたのですが、ここでうっかりとプラバンの表側に下書きの一部を書き込んでいた為にラッカーのグレーの上に下書きのラインが浮き出てしまうという失敗をしてしまいました。
 よく考えてみれば透明プラバンを使うのは道路の切り出しを正確に行うためだったので色を吹いた後でラインの下書きをすればよかったわけでした。


 結局やり直しです。

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