モジュール更新計画31・並木道を考える
今回のモジュール改修ではビル街のモチーフとして「並木道」を想定しています。
一般にレイアウトで「通り」を制作する際には街路樹にごく小さい木を用いる事が多いのですが、今回は比較的大きな都市のそれ自体が売りになるような並木道を作りたいと考えました。
そこで帰省や旅行の機会を利用して並木道のロケハンを試行しました。
今回取材したモデルは仙台の青葉通りと晩翠通り周辺、甲府の平和通りです(あいにく私の故郷の盛岡には観るべき並木道がありません)
これらはいずれも通り沿いの樹木が比較的大きく、並木道である事自体が売りになっているのが特徴です(他には大阪の御堂筋等が考えられますがさすがに何かのついでにロケハンするので余りあちこちチェックできません)


写真でチェックして気付いたのは樹木の高さがいずれもビルの4階から6階相当のかなりの高さである事、中央分離帯にもかなりな高さの木を使っている事です。
比較的小規模な平和通り等でもGMやジオコレの3階建てくらいのビルだったら隠れてしまう位の樹木のボリュームがあります。
言い換えればこれらの樹木の高さに負けない程度の高さのビルが必要と言う事でした。そうでないとビル街ではなく森に見えてしまう危険もあります。
この点については今回の改修区画のビルがいずれも6階以上の高さであることから条件はクリアできそうでした。
所が道の幅の点ではモデルの通りのいずれもが片側3車線以上、中央分離帯も車道の1車線程度の幅を持ったスケールのものでモジュールの片側2車線でもまだ足りないことが判明しました。
既にモジュールの骨格が定まった後だけにこれは後からいじれません。
どうしても多少のディフォルメが必要です。
街路樹の素材ですが、形態的には以前ジオコレから出ていた欅が最も適しているようです。
枝と葉の分布については森や山に生えている木と違って葉の茂りが上方に集中するように剪定されており車などに接触する恐れのある下方は枝のはみ出しが全く見られません。このため青葉通りなどはあたかも車道が街路樹のトンネルをくぐる感じにすら見えます。
実は市販の樹木でこうした状態の物はほとんどありません。先ほど言った欅にしても剪定が最低限で済むといったレベルである上に現在入手がかなり難しい(ジオコレでもかなり初期の製品であるため)のがネックです。
街路樹の素材選択の段階で引っ掛かりそうです。


中央分離帯の植生ですが青葉通りでは歩道側のそれに匹敵する大きさでスケール感はあるもののこれを再現するのは今のスペースではかなり難しそうです。
ですが一方の平和通りの方は歩道側の街路樹は大きいですが道幅が狭いせいか中央分離帯の樹木は小ぶりの物が選ばれており、これは参考になりそうです。
又、注意してみると同じ通りでも西側と東側とでは西側の方が木がよく育っているように見受けられます。
これもレイアウトの設定方位に合わせて調整する必要がありそうです。
今回の取材はロケハンと言っても時間の都合で十分な取材になっていない所もありますが今後のシーナリィの設定上参考になる点は多かったと思います。
一般にレイアウトで「通り」を制作する際には街路樹にごく小さい木を用いる事が多いのですが、今回は比較的大きな都市のそれ自体が売りになるような並木道を作りたいと考えました。
そこで帰省や旅行の機会を利用して並木道のロケハンを試行しました。
今回取材したモデルは仙台の青葉通りと晩翠通り周辺、甲府の平和通りです(あいにく私の故郷の盛岡には観るべき並木道がありません)
これらはいずれも通り沿いの樹木が比較的大きく、並木道である事自体が売りになっているのが特徴です(他には大阪の御堂筋等が考えられますがさすがに何かのついでにロケハンするので余りあちこちチェックできません)


写真でチェックして気付いたのは樹木の高さがいずれもビルの4階から6階相当のかなりの高さである事、中央分離帯にもかなりな高さの木を使っている事です。
比較的小規模な平和通り等でもGMやジオコレの3階建てくらいのビルだったら隠れてしまう位の樹木のボリュームがあります。
言い換えればこれらの樹木の高さに負けない程度の高さのビルが必要と言う事でした。そうでないとビル街ではなく森に見えてしまう危険もあります。
この点については今回の改修区画のビルがいずれも6階以上の高さであることから条件はクリアできそうでした。
所が道の幅の点ではモデルの通りのいずれもが片側3車線以上、中央分離帯も車道の1車線程度の幅を持ったスケールのものでモジュールの片側2車線でもまだ足りないことが判明しました。
既にモジュールの骨格が定まった後だけにこれは後からいじれません。
どうしても多少のディフォルメが必要です。
街路樹の素材ですが、形態的には以前ジオコレから出ていた欅が最も適しているようです。
枝と葉の分布については森や山に生えている木と違って葉の茂りが上方に集中するように剪定されており車などに接触する恐れのある下方は枝のはみ出しが全く見られません。このため青葉通りなどはあたかも車道が街路樹のトンネルをくぐる感じにすら見えます。
実は市販の樹木でこうした状態の物はほとんどありません。先ほど言った欅にしても剪定が最低限で済むといったレベルである上に現在入手がかなり難しい(ジオコレでもかなり初期の製品であるため)のがネックです。
街路樹の素材選択の段階で引っ掛かりそうです。


中央分離帯の植生ですが青葉通りでは歩道側のそれに匹敵する大きさでスケール感はあるもののこれを再現するのは今のスペースではかなり難しそうです。
ですが一方の平和通りの方は歩道側の街路樹は大きいですが道幅が狭いせいか中央分離帯の樹木は小ぶりの物が選ばれており、これは参考になりそうです。
又、注意してみると同じ通りでも西側と東側とでは西側の方が木がよく育っているように見受けられます。
これもレイアウトの設定方位に合わせて調整する必要がありそうです。
今回の取材はロケハンと言っても時間の都合で十分な取材になっていない所もありますが今後のシーナリィの設定上参考になる点は多かったと思います。
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