モジュール更新計画・39・並木道に夏が来た

前回までの日記では街路樹が葉の付かない冬景色だったモジュールですが、日曜日で久しぶりで時間ができたのを幸い一気に葉を貼り付けました。
これでモジュールの季節も冬から一足飛びに初夏へ移行です。
葉の部分はクラスターフォーリッジを使っていますが細かくちぎる必要があります。 ところが今回は街路樹が20本近く、しかも大型の樹木と言う事もあってどれ位のフォーリッジが必要かわかりません。これまでの製作経験だと多くても数本しかやった事が無いので見当が付けづらい物がありました。
結局30分以上ひたすらスポンジちぎりにいそしむ羽目になりました。
色はグリーンとダークグリーンを1:0.4位の比率でブレンドし5月から梅雨入りまでの季節の表現を考えました。
どうにか小箱一杯分にたまったところで一本一本貼り付けていきます。
箱が空になるギリギリのところでどうにか貼り付けは完了。


モジュールの季節も一気に冬から夏へ変わりました。
しかし予想通りというか、樹木が大きすぎたせいで折角のビル街の下層階が殆ど見えません。これではいくらショーウィンドーに凝っても効果は半減です。
又、作ってみて思ったのですが、街路樹の広がりは実際の並木道のようにはなかなかいきませんでした。
実際の木は上から見ると円形に枝が広がり、殊に青葉通りの様なシチュエーションだと木の上部にだけ葉が茂っているのですが、市販の木だとそういう枝ぶりにするのが難しいと感じました。平面に枝を整形している市販モデルの限界でしょうか。
とはいえ、自作の方にも自信がもてないのが辛い所です。
工程はまだこれでは終われません。モジュールが可般式という関係上今のままでは輸送中にスポンジがぽろぽろ落ちまくる可能性が大です。
この後コーティングをしなければなりませんが乾燥の時間がいつ取れるのやら(汗)
この記事へのコメント
この間まで木枯らし吹いてる感じがしてたけど、今はちゃんと新緑の季節になってる。
私も早く植樹したいところなのですが、3歩進んで4歩下がるような事が続いてちょっと心が折れはじめてきましたorz
(車輛工作が恋しい・・・・)
建物ばかりのモジュールなだけに樹木の存在は思っていたよりも大きかったですね。
そちらのモジュールの進捗も楽しみにしています。
坊主だった木が、こうなるのですネ。
拡大した写真で見ると、緑の街の風景がキレイです。
帰省で仙台を通過するたびに「杜の都」風の都市風景のすがすがしさを感じどうにかモデル化できないかと試行錯誤した結果がこうなりました。
ただ既存のモジュールに無理やり組み込む形としたのでそのしわ寄せも凄い物がありました。今はその襤褸隠しに汲々としています。