モジュール更新計画・43・路盤下のホーム2
モジュールの改修は相変わらずスローペースですが、ここで一月半ほど時間を戻します。
先月の上旬に指を切る怪我をした事は以前触れましたが、その際に掛かっていた工程がターミナルビルの真下のホームのセッティングでした。怪我のおかげで若干工程が伸びましたが・・・
あれから大分空いてしまったので少々おさらいを。
モジュール全体で言えばビル街の真下なので見ようによっては「地下駅」といえなくもないのですが、モジュールの性質上本線の敷かれている高さがモジュール全体の基準面であり、ビル街以外のシーナリィ(町屋や近郊風景)も同じ高さにセッティングされる事からそこを基準にした場合「橋上駅のむやみにでかい奴」と言ってもはずれではないと思います。
今回のホームは実際の運転会で駅として機能させる物ではなく(ですから当然列車の停車は想定していません)「ビル街の下に駅がある」イメージを表現する程度の象徴的な意味合いです。長さもモジュールのイメージを壊さない範囲なので20M級2両分しかありません。
折角ターミナルビルを作った以上はホームもあった方が良いという安直な発想でしたが、シーナリィの設置上手前側にホームが配置できず一番奥に配置せざるを得ませんでした。
ホームそのものはTOMIXの対向式です。ですから厳密には地下鉄向けの構造にはなっていません。
屋根部分にスペーサーをかませて天井をビル街のベースに貼り付ける形にしています。これはシーナリィの差し替えやメンテナンスの際にベースごと簡単に着脱ができるようにするためです。
ここまでが先月初めの段階です。
この記事へのコメント
私も大きなデパートから電車が飛び出すストラクチャーを、いつか作りたいと思いながらも中々実行に移す事が出来ずにいる屁垂れです・・・・・
実行に移されてる光山市さんが羨ましい・・・・・
看板文字も切り出して立体感を出したり、全体にスジ彫りして何枚かのフィルムを貼り合わせたような加工を施すと驚くほど実感的になりますよね。
私の場合「東北の山の中(笑)」の出身ですので都会の風景に対する憬れが形になっている気がします。
殊に電車が生活に密着して存在している所などは自分の原風景として持っていないだけに、モデル化してもどこかファンタジー的な側面も多分にありますね。
今回のモジュールなどはそんな面がずいぶん出てしまったと感じます。