最古モデルのキハ20

今回の聖地巡りの過程で(笑)まず都内の某ショップで見つけたのはKATO(関水金属)製のキハ20(T車)でした。
この機種については最近TOMIXからHG仕様が出ているのを知ってはいたのですが、35年前に導入した当鉄道最初の機種であるキハユニ26と組み合わせる事をかんがえていたのでディテールのバランスが取れる旧機種が欲しかった訳です。

見た事もないパッケージに古色蒼然たるものを感じレジに運びましたが、同形式の新品とほぼ同価格(とはいっても3桁ですが)ではありました(笑)
帰宅後に資料と照らし合わせて知ったのですが、前照灯周りの特徴(ライトが現行品では凹で表現されている所が凸になっている)から関水製の最も初期のモデルであると考えられました。
それを裏付けるのがパッケージをひっくり返して出てきたレシートです。

「東急百貨店・日本橋店」のそれには「1970年6月23日」の表示と700円(当時の価格)、更には「本店・東横店9月増築完成」という表示までもがあり雄弁にこのモデルの出自を物語っていました。
コレクターでもなく、骨董趣味もあまりない身としてはやはりこいつは1975年式のキハユニ26(M車)と組み合わせて使うのが最もぴったりと思います。
とはいえ入線では先輩格のキハユニよりも5歳も年上ですが(笑)
現時点ではこのキハ20が当鉄道の最長老になったのは間違いないようです。
この記事へのコメント
今は亡き日本橋東急のレシートも泣かせます。
私も次のレイアウトの脇役にと、ようやくキハコレクションを買ってきたところです。
今の線区毎のド派手なカラーを身に纏った気動車より、国鉄色の方が『らしくて』イイですよね。
鉄コレのキハは私も入線させましたが、国鉄色のキハ04か東武のキハ辺りの地味ながら風景に溶け込みやすいカラーリングが似合う気がします。
現役当時のキハ20系は首都圏色ですら少なからず違和感を感じていましたので今回のような国鉄色が入手できたのは嬉しかったですね。