鉄道コレクション・長野鉄道8500系

かなり昔の話になりますがNゲージでTOMIXが登場する直前位のタイミングでSHOEIというメーカーがNゲージ初の本格的私鉄電車のキットとして東急8500をリリースした事があります。
キットと言ってもエッチング版を使った物で、半田ごてだけでなく屋根を曲げるための万力と冶具の自作が必要とされていました。
しかも足回りは当時のKATOのモハ102を利用、トレーラーについては自作と当時の16番では当たり前だった部分もあるとはいえ当時のビギナーにはかなり敷居の高そうな物でした。(当時のTMSがわざわざ組み立て方の記事を4Pに渡って掲載していたほどです。因みに同じ号では新ブランドとしての「TOMIXの発表」が取り上げられていました)
そんな訳でキットの存在は知っていても手が出せなかった機種でしたが、これをきっかけに田舎住まいの学生だった私の脳裏に「東急8500」と言う電車が刻み込まれました(笑)
それから24年ほど経った今、譲渡車と言う形ではありますが鉄道コレクションで長野鉄道と秩父鉄道の仕様の8500がリリースされました。

3連のセットですが鉄コレの常で小レイアウトにも使える手ごろな長さをごく自然にリリースしているのはさすがと思います。
長野鉄道の8500はオリジナルに近いカラーリングだった事から先ずこちらを入線させましたが、ワンマン標記がついたせいかオリジナルの都会風のイメージに反して田舎風の風景にもそこそこ似合う気がするのは不思議です。

長鉄は既に小田急HiSEの「ゆけむり号」が入線しているので組み合わせは可能ですがこれの似合う風景が(汗)

にほんブログ村
現在参加中です。ご参考になったり、良かったと思われたならクリックをお願いします。
この記事へのコメント