ローカルレイアウト製作・6・シーナリィ・左側
ローカルレイアウトの製作の続きです。前回の反対側のシーナリィについて。
エンドレスの左側は川を挟んで駅とその周辺の乗った台地となっています。
考え様によっては「大断層をベースにした地形」とも言えますが川を挟んで左右の地面のレベルが違うケースは特に山岳地帯や川の上流部にたまに見られます。
他の所はスタイロフォームの積み重ねだけで地形をごまかしている感があるのですが、この部分は線路が乗るトンネル部分でもあるのでいい加減なベースにできず、ここだけ5ミリ厚のベニヤ合板を使っています。
ですが、それだけでは上と下との風景の分断効果が出しにくいとみて手前側のトンネルポータル付近を中心にここにも屏風状に山を配置しました。
真上から見ると見るからに薄っぺらな山塊ですが視点を下げればそれなりにリアルに見えるかもしれません。
こうして出来たベースにお化粧をします(汗)ベースはスタイロフォームを芯にプラスター(プラスタークロス)・塗装(リキテックスジェッソ)・パウダーの順に処理しています。
成形して感じましたが、予想していた以上に傾斜が急でリアルさに欠ける事夥しい代物になりました。
この点は後の植生処理の過程で多少はいじっています。
地肌の傾斜の急さは後から植える樹木の広がりで視覚的に緩和できる様です。
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この記事へのコメント
ここに樹木の配置ですネ。
コメントの返事が遅れてすみませんでした。
仰るとおり風景作りは色を塗る所が一番変化を感じる部分ですね。これだけでスチロールの塊が山に見えてくるのはある意味感動的でした。
樹木ですが、最近は既製品の種類が豊富になったおかげもあってどんな木を植えるかで山の印象が変わることを実感しやすくなり、その意味では面白い工程になったといえます。