帰省の発掘品・エーダイのキハ28


 今回も帰省の発掘品の話です。
 クモルで予算の大半を使った後でしたが価格の点で前回のワールドのクモルの対極とも言うべきモデルも入手しました。

 エ-ダイナインのキハ28。500円です(笑)

 キハ28は同時期のTOMIXのそれを300円(!)で入手していたので敢えて買う必然はなかったのですがよく見るとTOMIXや後のKATOに比べると独特の質感というかリアリティを感じたのが決め手となりました。

 帰宅後箱から出してみたのですが、やはり全体にリアルな質感です。特にウェザリングをした形跡もなかったのですが箱のくたびれ具合からして30年以上使われていたモデルだったと思われました。

 つまり車体自体が30年かけてエージングされたような状態だった訳です。KATOやTOMIXのそれに比べて前面のモールドの彫が深かったのもこの場合プラスに働いているようです。
 子供の頃見かけるキハ58系のくたびれたイメージが重なり(笑)何か愛おしい気がしました。

 これより年数を経たKATOのキハ20系や同じ様にくたびれている筈のTOMIXのキハ28(成型色をそのまま使ったボディだった点でエーダイに比べて損をしている印象です)ではこんな風情がなかったのでこれはエーダイ(学研)モデル特有の特徴なのかもしれません。
 その意味では結構な拾い物だったといえます。

 ペアを組んでいるはKATOのキハ65。私の地元でも故郷でも見慣れない形式でしたが、こんな出物でもないと入手できないと考えてこれも入手です。

 発売時期が10年近く違うのですが二つ並べても違和感が余りありません。

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