「ラピタ」「サライ」で鉄道模型



 この間の話ですが、よく覗かせて頂いているブログでたまたま「ラピタ」「サライ」という雑誌が取り上げられていました。
 これはシニア向けの趣味・ライフスタイル誌という性格の雑誌で主に40代以上をターゲットにしており、前者はクラフト機械いじり系趣味全般の、後者が旅行を中心にした趣味を扱っていたと記憶しています。

 尤もシニア向けと言ってもじじむさい所などは殆どなくむしろ取り上げられる特集のコンセプトは下手なトレンド誌より若々しさすら感じさせる雑誌だったと思います。

 この二誌、私も鉄道模型の趣味を中断していた90年代を中心によく愛読していた雑誌でした。
 ところでそこでは2・3年に一度位の割合で鉄道模型の特集が組まれていた事があります。

 一般誌で鉄道模型が取り上げられる場合、先ず大抵の場合取り上げる側の認識不足・知識不足が目立つ事が多いのですがこの二誌はTMS等を読み慣れている(当時も定期購読は続けていました)目で見ても頓珍漢な所が少なく安心して読める内容でした。
 又、一般向け書籍の良い所として細分化・ジャンル化の激しい鉄道模型趣味全体を俯瞰できるメリットがあります。
 これはともすれば自分のジャンルの中で視野狭窄に陥りがちな自分のような人間にとって有難いメリットですが、この2誌はその点でも遺漏のない構成でした。

 更に専門誌では見落とされがちな「コレクター」「メルクリン」「Gスケール」といったジャンルにも目を向けたり加山雄三のインタビュー等で最近の専門誌では見落とされがちな趣味人としての心構えを語らせたりする辺り、見習うべき所の多い侮りがたい内容だったと思います(そういえばNfゲージというのはこの雑誌で存在を知ったような気が)
 個人的にはNゲージの扱いが小さいのがやや残念でしたが、それでもこれらの特集の載った号は他の「これだ」と思った特集の号と一緒に保存しています。

 残念な事にその後「ラピタ」はトレンド系への方針転換が失敗して休刊し、サライも最近は旅行・グルメ関係が多くてかつての様な生彩を欠いている状態です。
 しかし専門誌(鉄道模型に限らない最近の悪傾向ですが)がマニア受けしか考えないビギナー軽視の狭小化した構成になりがちな今、こうした一般向けの趣味の総合誌の存在価値は非常に大きいと思えます。
 この他「毎日グラフAMUSE」や「自由時間」などがこれに近い線だったと記憶しているのですが、こうした趣味系の一般誌自体もだいぶ減ってきたようですね。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック