ローカルレイアウト製作・9・田圃周り・1

ローカルレイアウトの製作記です。
前回は樹木の話をしたのですが今回の話は順序が前回とは前後してしまいました。ご了承ください。

内側のエンドレスの中は段々畑状の田圃に設定しました。
本来ならば地形のベースにたいして線路を土手などで高くするのがセオリーと思いますが、ベースの大きさが小さい事や外側の線路に勾配つきの土手が配置されているために土手を使った線路のかさ上げはレイアウトを狭く見せてしまう恐れを感じました。
今回は逆に「線路に対して周辺の地形を少しでも低く見せる」ために地面の方を掘り込んであります。
田圃自体は前のブログでも触れましたがグーパネ3段重ねです。

畔の部分ですが今回は芯の部分にホームセンターで売られているシリコンを試験的に使ってみました。紙粘土よりも崩れにくく地形の表面を作れるのではと考えましたが、後からカッターで切削しやすい点や弾力性があるせいかソフトな雰囲気の地形になりやすいメリットは感じるものの私自身の技術と照らし合わせるとまだまだ発展途上の技法かもしれません。
このシリコンのベースの上にプラスター塗布、パウダリングを施しました。
田圃の本体は津川の秋の畑のシートを使用しています。

どうにか田圃らしい雰囲気は出ましたがこの段階ではパウダーやシートの彩度が高すぎてどうにも落ち着きません。何より3月下旬の雪の残る季節の設定なのにこれでは4月下旬~5月上旬の雰囲気になってしまいます。
結局この後少しづつ手を加えてゆく羽目になりました。

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この記事へのコメント
ここに、ハサ木を作ると、昔の田園風景ですネ。
>畔がちょっと広すぎるかなぁ~
気付かれましたか(汗)
シリコンの芯の部分にプラスターを被せたために当初の見通しよりも畦の幅が広がってしまいました。この辺りは見通しの甘さですね。
はさ木というのは新潟ではよく見られるようですね。このレイアウトでは狭いのと山が近すぎるロケーションなので組み込みにくいです(汗)