ローカルレイアウト製作・10・田圃周り・2


 だいぶ間が空いてしまいましたが久しぶりのローカルレイアウト製作記です。
 田圃の続きです。
 風景がある程度形になって来た時点で手持ちのキハを試走させてみました。この段階だと晩春から初夏の雰囲気で(作り込みの悲惨さを割り引けば)これはこれで悪くない感じもします。

 ですが、この段階では折角の田圃も妙に彩度の強い配色でとても晩冬のイメージでなかったので手を加えました。
 先ず田圃部分全体にKATOのアンダーコートのアースを吹いて泥臭い感じ(笑)にしました。春先だと田起こし前のぐちゃぐちゃした感じが記憶に残っているのですがそのイメージに近づけたつもりです。

 又、緑の強すぎた畔の草も上から枯れ草色のフィールドグラスを集中的に被せました。
 実はこれは最初から考えていた事です。

 最近は地球温暖化の影響か冬でもなかなか草が枯れない事が多いのですが、土手焼きなどをしてみると表面は枯れ草なのに根に近い所で青さの残った所が隠れている事が多く単純に同系色の草で畔を表現する事に不安を感じました。
 もうひとつ、枯れ草色の所は日当たりの悪い畔の北側に集中させ日の当たりやすい南側では意識的に青い部分を増やしています。

 ここまでの工程は田圃の部分を取り外して行ってきましたが、出来上がった部分をレイアウトにくみ込んだ後接合部にプラスターを貼り付けて隙間の処理を行いました。
 上の写真の白い部分がプラスターです。


 固着後にアンダーコートを塗布、フィールドグラスやフォーリッジをつけて行きました。
 この後シーナリィについては雪を振り撒いて行く工程となります。

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