Zゲージが来た日・3・Zゲージを考える



 前回のブログで少し匂わせましたが、実は私はZゲージはこれが初めてではありません。
 今年の冬頃、故郷の中古ショップでメルクリンミニクラブのスターターセットを見つけて購入した事があります。

 C56クラスのテンダーロコと貨車2両がエンドレスを廻るという今回のPRMROCOとよく似た組み合わせのものでした。

 ではなぜその時にブログで触れなかったかというと

 一言で言って「走らなかったから」です。接続、レール配線には問題がなかったはずなのですが・・・

 ただ、その時点ではトラブルの原因が車両なのかトランスなのかがはっきりせずその結果、解決法の目処が立つまでそのセットは現在も実家で待機中です。
 ですから、今回のセットの購入はミニクラブ対策という側面もあります(常点灯機能を装備したPRO-Zは互換性の点で不安があったのでトランスを買えませんでした)

 さて、今回はここまで実際にZゲージに触れて見て感じた事を書きます。

 現状では日本型Zゲージは単に「Nゲージよりさらに小さくなった」と言う以上のメリットを感じない事がまず気になりました。
 今回のスターターセットはそれを端的に象徴しています。良く出来てはいるけど飛躍したコンセプトがない為に他のゲージ、特にNに対する優位性が薄く「だったらNゲージにするよ」という声を否定できないのです。

 Oゲージから16番への切り替わりでは「交流3線から直流2線へ(パワーパック側で動力車の進行方向の切り替えが可能になった)」という変化が、16番からNへのシフトの背景には「プラ量産による大幅なコストダウン(35年前の時点で16番より安かった)」という変化がありました。
 いずれも単なるサイズダウンだけでなくそれ以上の技術革新が重なっている事に特徴がありました。

 残念ながら今のZゲージにはそのプラスアルファが見当たりません。
 PRO-Zの「照明標準装備」「ジオラマセット販売」は着眼点としてはそれまでにあまりなかった物でしたが基本的には他のゲージでも出来る事でしたし定価を比較する限りZゲージがNよりも圧倒的に安価と言う訳でもありません。
 特に鉄コレ登場以降のトミーテックの展開は機能面やコスト面でもNがZを圧倒してしまう現実を突き付けました。103Rや140RのミニカーブはZゲージの標準よりもはるかに小半径で「レイアウトが小さく作れる」というZのメリットを事実上否定してしまったのです(ちなみに77年当時のメルクリンミニクラブには145RのカーブとCタンク・レールバスがラインナップされていました。日本型でもこのサイズの車両があるとどうなりますか)

 とはいえ、昔のNを見る様な素朴さがZゲージには感じられるのも事実です。
 個人的にはZゲージには好感を持ちましたので今挙げたプラスアルファ次第ではもっと面白くなるのではないかと考えています。

 それとこれはかねて考えていた事ですが「新幹線はZゲージで行こう」と(笑)
 現時点でZのメリットが最も出せるのは新幹線のフル編成の運転ではないでしょうか。
 ただ、それも現時点では財布と相談ですが(涙)



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