16番C58を走らせる・「レイアウトを背景」効果
先日入線の怪物(笑)天賞堂C58の話の続きです。
折角のC58ですので、どうにかして風景の中を走らせたいと思い、裏技的ですがNのレイアウトを背景代わりに使いました。
本機の走りの質感の高さは確認済みでしたのでレイアウトの前に直線線路を配置。運転開始です。
やはり板の上とは雲泥の差と感じました。
背景画の位置が中途半端にしか設定できなかったので空が切れてしまうのが残念ですが・・・
単機回送で行ったり来たりしかできないものの滑らかな発進とロッドの動きの良さは感動ものです。
さらにきちんと抜けている動輪と先輪の間から背景が透けて見えるリアリティにはぞくぞくしました。
ですが思えばこの効果は背景にレイアウトを使うからこそ実現できたものです。
自分でも意外に思いましたが、Nスケールのレイアウトを背景に使うという事は「比較的遠景が立体化される」事でもあります。
16番だけのレイアウトだったらこれほどの奥行効果は出にくかったのではないでしょうか。
もちろん単なる背景画などよりもはるかにリアルさを感じました。
レイアウトの遠近感を強調するために奥の方にスモールサイズの建物や風景を組み込む、あるいは小スケールのモデルを入れるというのはこれまでに作例もあり頭の中ではその効果を分かっているつもりでいましたが実際やってみると結構楽しめるものがありますね。
同じ事はNとZ、16番とZの組み合わせでも言えそうです。
これは新たに実験のしがいのある課題を見つけた感じです。クリアしなければならない課題も多そうですが。
以上、今月の瓢箪から駒でした(笑)
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