雨の日曜日・16番縁側を走る


 先日来の荒れ模様の天気で湿度も高く何をやっても大汗をかいてしまい気分が優れません。
 今日なども昼でも薄暗い上に降ったり止んだりが頻繁で空気も生暖かく、台風が通過中という実感を感じさせられます。
 そんなわけで外での仕事が殆ど出来ない(草むしり含む)ので気晴らしをかねて縁側運転会を行いました。
 今回の主役は16番。フレキシブル線路を二本繋ぎ微妙なカーブを付ける。NやZでもやっているあれの16番版です。

 先月購入直後に試走させたハノーバーとモハ2。改めて運転してみるとハノーバーのノイジーさが目立ちます。一番の小型車で動力に余裕が無いのが感じられました。それでもNよりスローは効くしライトも点灯するので良いのですがこのモデルに関してはもっと小径のカーブで手軽に走らせるのが向いている気もします。
 モハ2はそれよりはややいいのですがやはりノイジーさと重ったるい走りっぷりです。ギアの関係もあるのでしょうか、スローも滑らかと言うよりモーターの低速をぎりぎり使っているような印象です。
 それとこれだけヘッドライトが点きませんでした。配線までしてあるのに変だと思ったのですがよく見るとライトのLEDは後付けだったようで説明書は先によく読んでおくものですね(恥)

 上の二つの点がやや辛くなってしまいましたがそれでも16番・HOモデルの最低限の走りは確保されていますし困るほどの不満ではありません。この評価は後から走らせた琴電とC58の走りが良かった事の裏返しでもあります。
 琴電300は最初に入線させた小型電車ですが滑らかなスローと加速性は特筆物でした。
 まさに流れるような走りという感じでスムーズな走りは小型車には勿体無い位な感じすらします。

 この300が無意識に私の中で走りのベンチマークになっていたので後の車両が相対的にノイジーだ重ったるいだと見えていたのかもしれません。

 C58については前にも触れたとおりで全く文句なしの走り。今回のような微妙にカーブした線路で身をくねらせて走るさまは感動物でした。

 それにしてもこうして走るところを見ているとやはり16番用のモジュールかセクションが欲しくなりますね。
  走行は短時間でしたが、おかげで気分がややすっきりしてきました。こんな所が趣味の御利益かもしれません。

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