「八甲田」の困惑(汗)


皆様の中にも「二つ欲しいセットがあるのに一セット分の予算しかない場合、どちらを取るか」で悩んだ事が一度はある方も多いのではないかと思います。
先日、私を襲った悩みがこれでした。
物はマイクロの「八甲田」。
編成の魅力を考えるとかねてから「金があれば欲しい」セットの一つでした。
今回、とあるショップで見つけたのですが「基本セット」と「増結セット」の二つがあるのに呆然としました。
しかも新品だと二つ合わせると下手な16番蒸気が買えそうなお値段(事実量販店のKATOのC56辺りより高価です)
予算の都合もあってこれはどちらかにせざるを得ません。
さてどちらにするか。
二つのパッケージを出してもらい丹念に比較します。
基本セットは大半がスハ43、スハフ42、ナハ11で私がすでに持っている物とのだぶりが多い印象でした(但し茶色が混じっています)
ですが決め手は先月曲がりなりにも「オユ」を作っていた事でした。折角作ったばかりなのに(出来は置いておいて)さっそくお払い箱というのも悲しすぎます。
一方で増結セットの目玉は何と言ってもワサフ8000でした。こればかりはこのセットの付属品か、超高級キットのどちらかしか選択肢がない(しかもキットの価格がこれまた1両でこの増結セット並み)のです。
ここは「同じ価格で客車が5両付いてくる」と割り切り増結セットを決断しました。
とはいえ、こちらのセットもナハ11、オハ47、スハネ16、スハフ42とすでに持っている機種ばかりなのですが(増結があるせいか編成中にスハフが多いのが八甲田セットの特徴です)
ワサフ8000(8800)は北星編成の必要上これまでに2両を切り継ぎで作っているのですがやはり正調モデルの魅力には抗しがたいものがあります。
実際並べてみるとディテーリング、プロポーション、何より仕上がりのクリーンさは圧倒的で「やっぱり買ってよかった」と思えます。
ところがこのワサフ、一か所だけ私の作品に負けるところがあるのを発見しました。
このワサフはテールランプ点灯に拘ったためにデッキに不自然な盛り上がりが出来てしまっていたのです。そのでっぱりがあまりにも大き過ぎてごまかしようがなく本モデル唯一のウィークポイントとなってしまいました。
まあ、これくらいの欠点があった方が私の「不肖の作品」とのバランスが取れるというもの(大汗)かもしれません。

そして編成にグリーン車がないのはやはりさびしいので結局スロフの板キットを急遽補充。
これに手持ちのナハ11、スハ43などを組み合わせると実車通りのフル編成とはいきませんがそれらしい編成にはなります。この時点でも11両編成(機関車を除く)なのでうちのレイアウトには結構な長編成だったりするのですが。
明日辺りスロフの塗装に入ろうかと思います。

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