16番セクション・ロケハンのはなし


 今回製作する16番セクションですが、モチーフに使う実在の風景があります。
 そこで昨日の平日休を使ってロケハンとしゃれ込みました。

 とはいえ、今回のセクションは実在の風景を縮小するのではなく、レイアウトに組み込みやすい形式でのフリー化ですので細部のチェックと言うよりも全体の雰囲気をチェックする為の俯瞰写真が中心になります。


 先日のベースから想像できる向きもあるかもしれませんが今回のセクションは緩やかなカーブを描いた突堤とその上にある無人駅、そこに接続するガーダ-橋(跨道橋)が中心になります。

 出来ればそれに付随する形で一般家屋が二三軒加わればと思うのですが、そうなると土手そのものの表現とホームの配置が肝になりそうです。
 早速カメラ片手にチェックしたのですが自分のプランニングと実際の風景の構造の差を思い知らされます。

 最初はホームひとつあればいいや位の気持ちでいたのですが実際取材してみると無人駅でも付帯設備の多い事。
 単に線路を配置するだけでも沿線のケーブルやら標識類、植生の表現でかなり苦しめられそうな気がするのに、最近はローカルの無人駅でも意外とディテールが豊富な事に気づかされます。
 個人的には元々風景の細密化にはやや否定的な考えを持っているのですが、これだけの標記類がすべて運行上の意味を持っているとなるとおろそかには出来ないと感じました。

 それ以上にきつそうなのがガーダー橋。
 ごく小規模な跨道橋なのですが、下から見た時の迫力は中々のものな上に、意外と複雑な構造(道路を跨いでいるので普通のスルー構造が取れないと推察されます)で市販品をちょっとと言うわけには行かない事も分かりました。


 結局全体の感想としては「簡単に考えていた事が実際を見る事で意外な手強さを感じてしまった」と言うところでしょうか。

 ですがモチーフの風景を見た事でどんなイメージを再現したいかを再確認できたことは収穫でした。

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