第3のモジュール・3・鉄博風セクション・Zゲージのエンドレス

前回に続いてモジュールの話です。
鉄博セクションの外周にはZゲージのエンドレスを配しました。
これはいわゆる客寄せの「ミニ列車」のノリを狙ったものですが、この種のスケールの縮小版みたいなミニ列車は英国のRHDR鉄道などでも見る事が出来ます。
(但し、あちらの客車は専用のトロッコ列車風の物ですが今回はそこまで自作できないので製品を丸ごと走行させることになりそうです)
DCCと信号システムの組み合わせでもできれば閉塞運転の実演でもできそうですが今のZでは難しそうですね。
線路は六半を使いました。設計上は195Rに220Sを二本組み合わせたオーバルコースでモジュールの横幅900ミリ奥行き400ミリに適合する筈でしたが実際に配線するとどうしてもはみ出してしまいます。
既に展示用のN線路の配線が済んだ後だったのでこれ以上の縮小も出来ず少し途方に暮れていましたが、先日購入していたフレキシブル線路を使う事を思いつきました。


フレキシブルの長さは330ミリ、110のストレートと組み合わせれば形の上は当初計画のエンドレスのサイズとなります。
そこで直線部分のフレキ区間を内側に寄せたひょうたん型としエンドレスのさしわたしの短縮を狙った訳です。
短縮効果はわずかですがはみ出しは最小に出来ました。
その結果、直線部が微妙なS字カーブとなり見た目だけは良い雰囲気になったと感じます。



後は手持ちの車両がクリアできるかです。
メルクリンの24テンダーとCタイプディーゼルは悠々クリア。クラウンのEF64はモーターが唸りながらも可能。AKIAの485系もどうにかOKでしたが天賞堂のD51が一番余裕のない走りでした。
線路の路盤整備をきちんとやれば多少は改善しそうな気もします。
以前二番目のモジュール内部に製作したNのミニカーブエンドレスとほぼ同じサイズですがそれで20m級の編成物が運行できるのはZのメリットでしょう。
直線部の揺らぎカーブ(笑)もNに比べてごく自然に再現できる印象でした。
それにしても
夏の帰省時に話の種くらいのつもりで購入したフレキシブルレールがこんな形で役立つとは思いませんでした。
世の中分からない物です(笑)

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