レイアウト改修2011・8・路面電車用の架線の製作・2


 前回の記事から大分間が開いてしまいました。すみません。

 順番が前後しますが今回架線を引こうと思った動機から説明させて頂きます。

 本線の場合架線柱が林立している様は他のレイアウトでも良く目にしますが架線が引かれている例はあまりありません。
 架線はないよりはあった方が良いに決まっていますが本線では編成物が主体である事を考えるとレールオンや脱線時の扱いで手間がかかる事、架線柱だけでも結構目立つ事等があまり普及しない原因の様な気がします。
 加えて日本の場合はお座敷運転が普及しており架線を引く事が面倒な事も関係していそうです。

 そんな事もあって私も本線部では架線は引いていませんでした。

 ところが路面電車線の場合、本線の様な目立つ架線柱がなく加えて電柱や街灯がいっぱいある事もあって専用の架線柱だけでは(一部には電柱と架線柱が兼用されているケースもある様ですし)ぱっとしません。
 又、実車を見ると道路を跨ぐような電線が他ではあまりない事もあり、路面電車線に限って言うなら架線はぜひ必要と感じていました。

 それで見た目の細密さは我慢する(と言うか作れない汗)にしても架線を追加する事にしたわけです。

 さてここからが前回の続きです。

 一応平面上の架線・メッセンジャーの接着が済んだ所で架線柱に接着します。
 架線柱はジオタウンの電柱をカットして使用、架線が平面なので中央部にスタイロフォームのブロックをかませて高さを調整し、固着させました。
 架線がメッセンジャーを含めて一体なので高さを揃えて付けるのは楽でした。

 ここで悩んだのが高さの設定です。
 実物通りに架線にパンタやピューゲルが接触する高さがベストですが、当レイアウトは路面電車はもとより江ノ電や新潟交通、果てはロマンスカーまで(笑)が爆走するのであまり低くは設定できません。
 レイアウトでは車両を煽りで見る機会が多いのでそれならあまり目立たないだろうという勝手な理屈をつけて高めに設定しました。
 
 ですから少しでも視点が上がると不自然さ全開になってしまいます。

 メッセンジャーを中心に線を黒で塗装、碍子は接着のボンドの玉をそれに見立てて白く塗りました。
 私の技術ではブラケットまでは作れないので省略です。

  最後にベースに架線柱の位置に合わせて1・5ミリ径の穴をあけ一体となった架線&架線柱を指し込んで出来上がりです。

  このレイアウトの特殊事情として路面電車線の周辺のベース部は風景の差し替えの関係で線路を境に二分割する構造になっています。
 したがって架線柱と架線は二つのベースを跨ぐ形でセッティングされている訳ですがそのため二つのベースの間隔をこころもち広げる事でメッセンジャーの張力の微妙な調整が可能です。
 この為やや大きめの穴があいているにもかかわらず架線柱が沈んだり落ち込んだりするのはある程度防げます。

 ここまでの状態の物を装着してみました。

 本線部では架線がなくても我慢できたのですが併用軌道上のトラム線に関しては「架線も風景のうち」と思っていたので避けて通りたくなかった所でした(実物の景色ではこの種の架空線は「風景の破壊者」扱いで決して良い扱いをされない物ですが…)

 やはり架線の下を電車が走るのは(工作の上手い下手を忘れれば)とてもリアル且つ様になる物ですね。

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この記事へのコメント

2011年10月21日 19:01
パリッと張れてますね。。。
路面電車の蜘蛛の巣状の架線はあると無いとじゃ全然違いますよね。
ただ、レールのクリーニングは神経使いまくりでイライラしますよw
2011年10月21日 23:14
>芋さん

 「張れている」と言いますか「まっすぐな線を組み合わせた」と言った方が良い様な感じです(笑)

>レールのクリーニングは神経使いまくりで~
 実はそれが怖くて取り外し可能な構造にしました。架線がなくてもクリーニングに手間のかかる構造のレイアウトなので(汗)

 ただ、今回の架線が効果的である事は判ったので前回失敗しているモジュールの併用軌道の部分もこの方法を試そうかと思っています。
2011年10月22日 08:46
これは凄いですね!
ホント、これがないと路面電車の雰囲気出ませんもんね。
複雑に編まれてますが、線を真っ直ぐに保つのは大変でしょう?、ちょっと曲がってると雰囲気ぶち壊しですよね。
2011年10月23日 23:19
>Bob。さん

 洋白線の場合結構硬さがあるので曲げるのは大変ですがまっすぐな状態を保つのは真鍮や針金よりもむしろ楽です。

 ただ、購入時に既に曲がっているものがあるので(一度曲げたものの修正が難しい)その辺りは注意を要しますね。

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