「ハレ」の機関車・C622

 今回は前振りが無闇に長いですがご勘弁を。

 私の故郷を含めた田舎では今でも一部に「ハレとケ」という言葉、または概念があります。

 Wikipediaから詳しく確認してみたのですが、「ハレ」と「ケ」というのは柳田國男が見出した「時間論をともなう日本人の伝統的な世界観」と定義されています。
 民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)はふだんの生活である「日常」を表しているそうです。
ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、ケとは画然と区別していたとの事です。

 何やら七面倒くさいところから始まってしまいましたが、これを鉄道模型やレイアウトに当てはめるなら「ケ」が普段空気のように目にする普通の列車とすると「ハレ」は特別列車・イベント列車、あるいは記念列車などがそれに相当するのではないかと思います。

 私にとっては機関車に例えるとC58とか9600、ED75やEF65、DE10なんかは典型的な「ケ」の存在であるのに対してC55の流線型とかEF58の61なんかは「ハレ」の存在といえます。
 「ケ」の存在はいつでも働いている関係上当レイアウトでも複数の数が在籍しているのですが、「ここ一番のイベント」に用いる事が多い「ハレ」ともなると形式ごとの在籍数は少なく1両こっきりなんていうケースも多いです。

 さて、そんな「ハレ」の存在の中でも私にとっては極め付けみたいなロコが先程やっと入線しました。

 モノは言うまでもありません。KATOのC622号機。いわゆる「スワローエンゼル」機です。
 C62は以前18号機を入線させているのでこれが3両目(となった理由は後ほど)となります。
 

 ディテーリングの細かさと全体の印象把握のよさはピカイチです。
 以前の東海道線時代の18号機と違い、小樽築港時代のモデルのため後付けされたパーツがやたら多く「重装強化型」とでも言いたくなるいかめしさもこの場合は魅力のひとつと言えます。

 リアビューも中々にそそられる物でいかにもC62と言った感じの伸びやかなプロポーションを堪能できました。
 強いて難をあげるなら尾灯類の色刺しが欲しかった事と増炭囲い板の木目が目立ちすぎる事くらいでしょうか。それすら「ここまでディテーリングに凝っているから」気になるという感じです。

 この「ハレ」の機関車。今年の年越し運転でOE88か北斗星、或いはお召し列車を牽かせてみようかなどと今から思案中です。
 ところでC62ですがこれの直前にもう1両入線していました。それらについては後ほどに。
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