レイアウトの線形再修正

 来る年越し運転に備えてレイアウトの準備に掛かっています。

 今回の主眼は本線カーブの線形修正。


 私のレイアウトでは当初カーブは以下の構成でした。
 354-280-280-354
 これはTOMIXの複線プレート線路の高架セットそのまんまの線形ですが緩和曲線を組み合わせる事で高速走行も楽にこなせる配慮がされていて悪くはありませんでした。

 ですが、カント付のレールが登場するに及んでどうしてもそれを使いたくなった結果、昨年の改修では複線プレート線路とワイドレール(カント付き)で以下の様な構成に変更し若干径の拡大を図りました。。

 354-280ー354アプローチー354-354アプローチ

 これは元の線路が280Rを基本にしながら緩和曲線として354を使っていた為の変則的な処理でしたが、この構成ですとカーブの構成が完全なエンドレスとは微妙に合わず、ジョイント部でわずかな屈折が出現する為にコーナーでの引っ掛かりや脱線を招く事があるという問題がありました。
 事実昨年の年越し運転では線形の習性に結構時間を取られておりこれがストレスとなっていた訳です。
 更にリバースカーブの半分だけカント付きと言うのは見た目重視のセッティングだった為これも走りにはいい話とはいえませんでした。

 ですが今回ワイドレールにやっと280Rが登場した為、それを組み合わせる事でカーブ全体にカントを掛ける事が可能となりました。
 本来ですと354-280-280-354の組み合わせが自然なのですがアプローチ線路が普通のカーブの半分の長さの物しかない為セットのような構成が取れず以下の構成になりました。

 354アプローチー280-354-354-354アプローチ

 これで少しカーブの構成は自然になりジョイントの狂いは減少しました(但し、完全ではありません)
 前は一体型の複線線路を使っていたのでそれぞれの狂いに対応しにくかったのですが今回は単線二つの組み合わせによる接続でしたから一本毎に狂いを吸収しやすかったようです。

 (なお、径のわずかな違いによる直線の長さが手前と奥とで微妙に変わってくるのですがそこはバリアブルレールで対応しています)

 走行させてみると前カーブにカントの掛かった効果は見た目よりも走りに貢献している様です。

 又、これに合わせてトンネルポータルの幅も若干広げてあります。

 ですがよく考えたら今年の本線の工事といえば、1月にダブルクロスを追加した事と今回の線形修正くらいです。
 つまり今年は殆ど進歩なしということで(汗)
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック