レイアウト3D撮影の挑戦・1


 今回はレイアウトの3D動画撮影の話をしたいと思います。

 カムコーダTM750に3Dアダプタを装着して以来、列車や車の車窓風景や近所のイベント撮影などに動員してその威力を試してきました。
 ただ、その段階ではレイアウト等のミニチュア撮影にはなかなか手を出せませんでした。

 というのもこのカムコーダ、以前の機種より多少良くなったとはいえAFの追尾が列車の速度に追いつきにくい上に手前の列車に合焦すると盛大に背景がボケてしまう(最近はこういう画作りが主流です)特性があり撮り方を工夫しないと上手く撮れなかったからです。
(これは当機種に限らずカムコーダ全体がそういう傾向です。元々ミニチュア撮影に特化した民生機のカムコーダ等は期待しにくいですし)

 この傾向は3Dでも変わらないだろうと思っておりました。

 ところが正月の帰省で車窓風景を3Dで撮影していてある事に気付きました。 
 普通2Dで撮影している時は遠くの風景と列車の窓のしみがどちらもはっきり撮られると言う事はないのですが(なので手前のしみを目立たなくして風景を撮影できる)3D撮影した画をチェックするとところどころでしみと風景がどちらもはっきり写っている画面があったのです。

 これはどういう事かと言うと3D状態ではレンズの絞りがかなり深く設定されているのではないかと思われます。
 カメラでモデルを撮影された方ならわかると思いますが普通にマクロで接写すると先頭部だけはっきり写っても後部がぼけてしまうのが、マニュアルで絞りを深く設定すると列車の先頭部と併せて後部の方もはっきり撮れるのと同じ理屈です。
(後述しますがこれは3D画面特有の事情からそのように設定されている物と思われます)

 これは意外な、そして嬉しい発見でした。

 これをレイアウト撮影にあてはめると「手前の列車と後ろの風景がどちらもはっきり写った、ミニチュア然としないレイアウト風景」が撮れるのではないかと言う期待が出てきたからです。
 但し問題もあります。

 同一のソースでないので分かりにくいかもしれませんが上の写真はTM750の最高画質(1080p)の動画から切り出した静止画、下が3Dモードで撮影した動画から切り出した静止画です。
 ファイルサイズを上げるとはっきりしますが明らかに3Dの方が画面の精細度で劣ってしまいます。

 サイドバイサイドで一画面を二つに分割する性質上現段階では物理的な高画質は望めません。
 最も、動画で見ると殆ど気にならなくはなりますが、今回のようなキャプチャして上げる際には気になるポイントではあります。


 帰宅後早速自宅のレイアウトをいくつか3D撮影してみました。
 その結果ですが、2Dには画質で劣るものの3D効果のそこそこ感じられる画面がNスケールでも実現可能であることは確認できました。
 考え様によっては2Dよりもレイアウト撮影に向いているかもしれません。
(この項続く)

 なお、車窓風景の3D撮影については光山市交通局MkⅡのブログで紹介しています。

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