派手なDD13(笑)


 オープンセールの大量入線のひとつ、KATOのDD13…みたいなものです。
 京葉臨海鉄道のKD55タイプらしいDL。実はパッケージに表記がないので正確な名称は分かりません。

 この種の貨物専用鉄道などではDD13の譲渡車やOEM(?)が主力機として活躍する事が多く、カラーリングも国鉄色そのまんまのから今回の様に独自の目立つカラーリングのものまで(自社発注車では微妙にDD13と外形の異なるものもあります)多種多様なようです。

 発売時は色違いの2両一組だったらしいのですがカラーリングが「ハデな方」が売りに出された物と推定されます(笑)
 国鉄色を見なれている世代には違和感を通り越して醜悪にすら感じる向きもある機関車です(実際ネット上での感想では違和感の強さを書いたものが目立ちました)
 が、ここ10年程は鉄コレの登場で「国鉄色やオリジナルカラーとは大きく異なる譲渡車やOEM(?)車」というものが以前ほど抵抗を感じさせなくなっている面も出てきているので元の形態が好みであればそう悪い選択とも思えなくなっています(少なくとも私には)

 とはいえ、DD13としてはダントツにハデな外観なのは間違いなく他の人が手を出さなかった気持ちも(何しろ開店後ひと月近く手つかずでした。国鉄色のDD13だったらすぐになくなっていたのではないかと)分からなくもありません。

 走行性はKATOのDD13そのまんまで140Rも楽にクリアできました。黄色いタンク車などとの組み合わせが似合う感じでモジュールのサブエンドレス、或いは「週刊SL~」のレイアウトにはぴったりなDLといえます。
 (ミニカーブ主体のレイアウトでは国鉄色のロコの方が却って不自然な場合もあります)

 この機種はごく最近のリリースらしいですが他の私鉄のカラーリングもいくつか出ている所を考えるとKATOにもそろそろノーマルのDD13の再生産(今でもかなりバランスの取れているモデルなのでリニューアルまでは望みませんが)を期待したいですね。
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