「クレイドルレイアウト」をやってみる・2
クレイドルレイアウト(笑)のはなし。今日はまず今回の変更の動機についてから。
これまでメインレイアウトを現在の常設位置に置いて楽しんできたのですが、当初の製作方針から来ている齟齬が気になってきていた事がその背景にあります。
というのも最初の900×600のレイアウトを作った当初にはシーナリィの設計に関して「どの方向から見ても様になる」と言う方針で製作してきました。分割していた状態では気分によって向きを変えるのが容易なためにあまり気にならなかったのですが、現在の様に壁に密着させた合体状態では「風景の半分しか楽しめない」というジレンマに悩む事になったのです。
せっかく風景を差し替え可能に作ったにもかかわらずその半分しか見られない。
それでも現在位置に移設した後、1,2年に一回はレイアウトの向きを変えていたのですが合体した状態からいったん分割して向きを変えたうえで再び組み直すと言う工程を経ていたので殆ど一日がかりの大工事となり、しかもその状態でも「反対側から楽しめない」と言う点は変わらないので運転時のストレスは高まっていました。
線路配置でぜいたくをせず、列車の走る様を楽しむと言う方針のレイアウトではこれは致命的です。
その点運転会用モジュールは基本的に線路のある側から見る様に構成されているのでその点でのストレスはかなり軽減されます。
これだと運転会の時だけモジュールを取り外して持ち込む形式になりますが、モジュールは元々ベースごと接続する事を事を前提に設計されているのでその点でも手間がかからずに有利と言えます。
更にこのモジュール最大のメリットはメインラインが3線あるのでモジュール内のサブエンドレスを含めると最大4列車の同時運転が可能という点があります。
単調なエンドレスですのでこれは大きなメリットです(パワーパックも4台必要と言う事になりますが)
更にモジュールの規格上線路の手前に10センチ程度の余白があるのでベースぎりぎりに線路を配置している現行のレイアウトより見苦しさが少ない点もあります。
一方、分割配置するレイアウトの方もシーナリィの改修が容易になるメリットが出ます。エンドレスの半欠けなので連続運転はできませんがそれは前述したモジュールに任せられるのでストレスもそれほど溜まりません。
こちらの改修については後回しにしてまずモジュールから。
コーナー部・モジュールの背面の線路敷設部はスタイロフォームで形を作ります。
モジュールのベースがKATOのレイアウトボードですので厚さは4センチ。但しモジュールを完全にはめ込む形にしますと運転会のときの分離・搬出が難しくなりますので少し遊びを作っておきます。
ここにモジュールをはめ込んで行きます。モジュールが二枚なので直線1800ミリの区間になりますがこれでも前のレイアウトより短くなってしまいました。
(この項続く)
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というのも最初の900×600のレイアウトを作った当初にはシーナリィの設計に関して「どの方向から見ても様になる」と言う方針で製作してきました。分割していた状態では気分によって向きを変えるのが容易なためにあまり気にならなかったのですが、現在の様に壁に密着させた合体状態では「風景の半分しか楽しめない」というジレンマに悩む事になったのです。
せっかく風景を差し替え可能に作ったにもかかわらずその半分しか見られない。
それでも現在位置に移設した後、1,2年に一回はレイアウトの向きを変えていたのですが合体した状態からいったん分割して向きを変えたうえで再び組み直すと言う工程を経ていたので殆ど一日がかりの大工事となり、しかもその状態でも「反対側から楽しめない」と言う点は変わらないので運転時のストレスは高まっていました。
線路配置でぜいたくをせず、列車の走る様を楽しむと言う方針のレイアウトではこれは致命的です。
その点運転会用モジュールは基本的に線路のある側から見る様に構成されているのでその点でのストレスはかなり軽減されます。
これだと運転会の時だけモジュールを取り外して持ち込む形式になりますが、モジュールは元々ベースごと接続する事を事を前提に設計されているのでその点でも手間がかからずに有利と言えます。
更にこのモジュール最大のメリットはメインラインが3線あるのでモジュール内のサブエンドレスを含めると最大4列車の同時運転が可能という点があります。
単調なエンドレスですのでこれは大きなメリットです(パワーパックも4台必要と言う事になりますが)
更にモジュールの規格上線路の手前に10センチ程度の余白があるのでベースぎりぎりに線路を配置している現行のレイアウトより見苦しさが少ない点もあります。
一方、分割配置するレイアウトの方もシーナリィの改修が容易になるメリットが出ます。エンドレスの半欠けなので連続運転はできませんがそれは前述したモジュールに任せられるのでストレスもそれほど溜まりません。
こちらの改修については後回しにしてまずモジュールから。
コーナー部・モジュールの背面の線路敷設部はスタイロフォームで形を作ります。
モジュールのベースがKATOのレイアウトボードですので厚さは4センチ。但しモジュールを完全にはめ込む形にしますと運転会のときの分離・搬出が難しくなりますので少し遊びを作っておきます。
ここにモジュールをはめ込んで行きます。モジュールが二枚なので直線1800ミリの区間になりますがこれでも前のレイアウトより短くなってしまいました。
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