クレイドルレイアウトをためす・4・変換コードの製作

 
 今回のレイアウトではユニトラックメインで製作していましたのでTOMIXのパワーユニットがそのままではつながらない問題があります。
 そこで変換コードを作る必要があります。

 これにはもうひとつ事情があります。KATOのパワーユニットはACアダプタが大きすぎて普通のタップコードにふたつ以上繋ぐ事が出来ないという問題がありその解消の上からも焦眉の急でありました。

 材料はTOMIX・ユニトラックそれぞれのフィーダ用の延長コードを一本づつ、それぞれの端をばらしてコードの被覆を取り、接続部をはんだ付けの後接続部に熱収縮チューブを被せ直します。
 この際、TOMIXの白線の入っている方とKATOの青い線を繋ぐようにして極性を揃えました。

 実はこれは以前この趣味を再開した時に逆のパターンで一度やった事があります。
 その時は(実は今でも変わっていないのですが)自分の不器用さから見た目も接触の確実さの点でも残念な結果となっていたのでせめてそれよりは良い仕上がりにしたいという野望がありました(笑)

 それにしても原理こそ統一されているものの接続コードの端子の形状でユーザーの囲い込みをやろうとするこのやり方は正直感心しません。
 Nでもそうですがこれと同じ傾向は実はZゲージにもあり六半とクラウン、メルクリンで端子がそれそれ全く違うのです。ビデオのベータとVHS、DVDーRAMとRWのそれほどではないにしてもこれでは何のための国際統一規格なのかわかりません。

 おもちゃだからそこまで神経質にならなくてもと言う向きも一部にはある様ですが私に言わせるなら逆におもちゃだからこそこの種の規格の煩雑さは尤も避けるべきものと考えます。

 TOMIXのパワーユニットは何もそこまでしなくともとすら思える位にラインナップが充実しているのにKATOのそれはほんの2・3種類。実質「スタンダード」しか選択肢がないアンバランスな現状を考えると「用途によってパワーパックが選べない」のは困りものです(TOMIXにある「ポイントスイッチ内蔵タイプ」や「リバース運転対応」「乾電池駆動式」ユニットはKATOにはないか入手が難しい)

 この辺りメーカーには何とかしていただきたい所ではあります。
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