24系のツアー列車のモデル再現の可能性(笑)のはなし

 前回までツアーの話が続きました(サブブログまで入れたら二倍の分量になります)が、今回のツアーの目玉であるブルトレ24系の編成が手持ちのNゲージで出来ないかを考察します。
 (と言うか、やってみたいですね)

 今回の編成はEF64-1000とED75-700を牽引機にした組み合わせでした。

 具体的には
 カニ24ーオハネフ24-オロネ24-オハネ24-オハネ24-オハネフ24-ロコ(回送中は前後が逆になり、ロコの次位がカニになります)
 という組み合わせで全車両が白帯でした。

 個人的に興味深かったのは「あけぼの」なみにカニとオハネフが背中合わせに連結されていた事で、実際ツアー中に車内を通る時「オハネフの所だけドアに表示板が付いていた」のが印象的でした。
(余談ですが運行当日はツアー列車が「あけぼの」の後を追う形で大宮を出るダイヤでした)

 外見上でも特に夜間はオハネフのデッキが列車の真ん中で光っているので結構目立つポイントでした。ただ、編成美という点ではどうかと(笑)

 5連の24系(カニを入れて6連)というのはまるでNゲージの入門セットにでもありそうな短さですがそれだけにレイアウトで再現するには実に手軽な組み合わせともいえます。

 ヘッドマークですが今回のツアーでもらった弁当の包み紙の奴を縮小コピーすればどうにかなりそうです(笑)

 ただ,これを手持ちの車両でやろうとすると白帯のカニ24がバラで手に入りにくい点と、先ほど触れた「カニとオハネフが背中合わせ」という変則的な編成がネックです。

 実は今回の編成ですが当初カニ以外を「KATOの14系寝台セット(さくら)」で代用できないかと考えていました。
 ところがカプラーが新型で当のKATOのナックルカプラーとすら互換性のない代物のため手持ちのカニ24(北斗星用銀帯)との連結が困難。更にオハネフの車掌側のカプラー交換も必須(しかもボディマウントカプラーなので通常のASSYを受け付けにくいのも問題です。但し通常のナックルへの換装は工夫すれば決して不可能ではないようです)
 室内の寝台梯子が表現されているなど、ぜひ使いたかった車両なのですが…

 つまり「なんちゃって編成」の場合でもかなり難易度の高い構成なのでした。
(中古品をかき集めて組み合わせるというのが一番現実的かもしれません)
 この編成の再現への道は遥けく遠いです(大汗)
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この記事へのコメント

2012年07月06日 18:13
こんばんは。
実際に乗車された列車を模型で再現したくなるのは
Nゲージャーには世の常であります(笑)。
しかしこんなトコで,T社とK社の互換性の無さに
悩まされるとは皮肉なもんですよね。

おまけにT社の白帯24系は中古単体売りでも
恐ろしく高い値が付いてて,困ったものです。
確かにハードルは高そうですね。
2012年07月06日 22:04
>YANチョさん

>T社の白帯24系は中古単体売りでも恐ろしく高い値が付いてて~
 これには私も驚きました。補充では一苦労ですね。

 カプラーの互換問題については今回の件で正直うんざりしています。
 特にKATOのあの方式では普通車との混結とかはどうするつもりなのか。見た目の追求の為だけに行き当たりばったりに近い規格の導入は勘弁してほしい所です。

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