偉大なる凡庸の系譜・5・DE10

 「偉大なる凡庸」シリーズ、調子に乗って続きます(汗)

 今回はDE10。

 この機種は私が鉄道模型の趣味を復活させた直後から入線をもくろんでいた機種でした。
 私の故郷では「ED75とDE10しかないんじゃないか」と言う位にごろごろしていたロコで、いまだに故郷の鉄道風景の思い出を語る時に欠かせない存在なのです。

 ですので当初から探していたのですが、あの頃はちょうどDE10の「冬の時代(KATOもTOMIXもDE10は出していたものの生産かあらかなりたっていて在庫がなかった時期)」でどこを探しても

モデルがなかった為苦労させられました。
 ある時思い余って、唯一在庫のあったTOMIXの「DE15」を入線させてしまいました。

 これはDE10に除雪機をくっつけた機種でそれさえなければDE10で通用します。ただ、当然の事にお値段はDE10より高価でしたが。

 ところがその直後からDE10の中古が出るわ出るわ。
 KATOの改良製品がリリースされる前後の時期だったからでしょうか、KATO・TOMIXが各1両ずつ増備できてしまったのです。
 中には年代もの過ぎてゴムタイヤがドロドロに劣化していたものまでありました。

 これにKATOの改良型が1機加わり、更にマイクロが入線している体制となっています。

 実際、ローカル線では貨客牽引、ターミナル駅では入れ替え業務、臨港線や専用線もそこそこ似合う(実際には貨物専用鉄道ではいまだにDD13の派生機が主力のようですが)という万能機

ですし、機関区に何両か並んでいても却って「機関区のスケール感を感じさせる(DE10がこんなに居るくらいだから他の幹線級ロコもいっぱいあるだろうと思わせる)」効果も狙える機種で

あります(笑)

 このロコも他機に劣らずメーカーや製造時期の差異が目立つ機種(端的に言えばつかみ棒がプラの地色か白かというだけでも違って見えます)なのでその意味での楽しみも大きいモデルと

言えます。

 今回紹介するのは当レイアウトでは最新入線(笑)のマイクロのDE10。
 何のことは無い、2年前中古入線のレールクリーニングカーのセットについてきたロコです。

 一見して側面の手すりの細さが特徴的です。逆に前面手すりの太さが目立つような気もしますが。

HPです。機関車の項に「偉大なる凡庸」シリーズを開設しました(汗)
光山鉄道管理局


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この記事へのコメント

2012年07月22日 08:15
おはよう御座います。
DE10は確かに万能機ですよね。
DD13が現役だった頃は,関西では逆に
なかなか見れないロコでしたので,田舎に帰省した時に
客車を牽いて入線したのに胸を躍らせてました。
個人的には短い側が先頭の方が好きです(笑)。

それにしてもロコだけでも相当の両数を誇りますね?
もう立派な鉄道模型博物館です。スバラシイ!
2012年07月22日 23:00
>YANチョさん

 私の子供の頃はDD13の方がむしろ珍しかったですね。
 岩手で本格的にDLが入線し始めたのはDD51辺りから(ファーストナンバーが在籍していた時期があります)なので13は微妙に時期を外していたのかもしれません。

 私はその形状から勝手に「ショットガン」と呼んでいました。ですので銃身に相当する長い方の鼻が前の方が落ち着きますね。この辺り好みの問題ですが(笑)

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