帰省してきました2・16番のC54再生計画

今回の帰省でのモデル面での収穫にして新たなる課題のはなしから。
以前から折に触れて書いていますが私がこの趣味に入るきっかけを作ってくれた機関士がおりました。
数年前に物故して以来折を見てその親類のところを訪ね挨拶に伺いつつ仏壇に手を合わせるのが恒例になっています。
今回もそうしたのですが、その折にご家族の方から手渡されたもの。
親類がかつて持っていた16番の蒸気のモデルでした。
遺族の方で管理できないので良かったら使ってもらえないかと言う申し出でした。

物は以前このブログでも紹介した事のあるC58とC54、フリーのBタンクの3種。
Bタンクはつぼみ堂、C58と54は宮沢模型辺りのものではないかと推察されます。

ただしどれも保存状態は最悪でした。
親類が手を付けなくなってからかなりの期間放置されていたらしい事とその間に落下か何かによる破損があったらしいのですがパーツの欠落や部材の変形などが随所に見られました。
ほとんど現状渡しで頂いたのですが少し不憫な気がしました。
走行その他はこの時点ではチェックできませんでしたが恐らくかなりの確率で自走も困難なのではないかと思えました。
これらのモデルですが眺めているうちに何とか自分で出来うる範囲でレストアしたいと思えてきました。
ブラス製なので最低限の金工具があれば多少の修正は効くと思われたので、礼を述べて有難く頂いて来ました。
あとは欠落しているパーツの補充が効くかどうかと半田付けが必要な工程をどうするかに課題がありそうでした。
これで宿題が増えました。

帰宅後、早速線路とパックを出して実験です。
C58/54ともにテンダからも集電する構造のようですがC54ではテンダ側の連結ピンが欠落していたため最初は動作不能でした。
が、ピンの構造がC58と同じだったらしくテンダをコンバートすることで集電を確保できました。
但し走りはどちらもかくつきがひどくスムーズさはありません。
動力系の調整と集電の確保がまず課題の第一と思います。
とはいえ、最初思っていたよりは走行系は動くようです。
車体については落とすかぶつけるかして変形した所があったので出来る範囲、ペンチとやっとこで修正をしました。
それでもC58はカプラー、C54は公式側の給水機などが最初から外れてしまっておりリペアパーツの補充を要します。

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この記事へのコメント
これはまた凄い物を託されましたね。
このまま埃を被って保管されるよりは,管理人様が
引き取ってあげる方が良かったと思います。
HOも各種パーツが豊富ですから,色々と手段を
高じて何とか生き返らせてあげたいですね。
頑張って下さいませ!
HOの場合パーツが豊富なのはいいのですが田舎ではその入手が難しいのが難ですね。
通販ひとつ取っても部品の種類と適合状況をチェックするのに苦労しそうです。
とはいえ、やりがいはありそうですので(笑)頑張ってみたいですね。