帰省してきました・3・つぼみ堂Bタンクの思い出


 先日帰省の折に親類の機関士の遺族から譲り受けて頂いた16番蒸気の話の続きです。

 その中でもつぼみ堂(?)のBタンクは「私が生まれて初めて手に取った鉄道模型」と言う意味でも思い出深く、かつ記念碑的な意味を感じるものでした。
 私が小学校に入る前に入線していたもので、家の棚の中の直線レールの上を行ったり来たりするだけの運転形態だったのにそれがとても楽しく感じられ訪問のたびに必ず動かしてもらっていた機種でもありました。

 今回改めて譲渡していただいたのですが最後に運転してから少なくとも30年以上は経過していたのと、親類の死後きちんと管理されていなかった(精密モデルなのでおいそれと管理できないのも無理もないと思うのですが)ためにカプラーは欠損しスカートには歪みを生じていました。
 帰宅後、早速試走させてみましたが、モータが空転するだけでまるで走らず少し残念に思いました。

 ですが空転すると言うことは通電だけは出来ていると判断できたので、動力をチェックしたところモータのマウント位置が経年変化で微妙にずれてしまい、車輪側のギアとかみ合っていないためと判明しました。
 早速モータを1ミリくらい前方にずらし、併せて歪んでいたスカートをミニペンチで修正。

 再度レールオンすると、
 あの頃と同じ元気さで走り始めたのには不覚にも涙が出ました。本当に何もかもあの頃のままに見えたのです。

 実際にはヘッドライトの配線が切断し電球も欠損しているのでライトが点灯しないのですが。

 モデルそのものについてですが、見ての通り完全なフリー形態です。
 以前紹介したエンドウのB20と比べてもはるかに背が高く寸詰まりでナローのコッペルに近い印象のロコです。
 せめてこれに似合うような客車(坊ちゃん列車のそれに近いような)でもあればよかったのですがあの当時もそういうモデルはなかった記憶があります。

 昔は16番・HOでもこういうエントリーモデルが10種類以上あったのですが今は殆ど見ませんね。

 ですが今回の復活運転をやってみてフリーモデルでも模型としての魅力を強く感じました。
 走る模型としての素朴な魅力、更には簡単な工作で個性を出せる点をアピールできるこうした安価で使いでのあるSLモデルというのが今のHOや16番には必要に思えます。

 今思い出したのですが「つぼみ堂」と言うメーカーがなくなってからもう35年以上たつのですね。

(追記)あれから再度調べてみたのですがモデルは宮沢模型製らしいと判明しました。

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