今月の入線車・MODEMO都電9000「赤電塗装」

お盆突入直前の入線になった新車です。
MODEMOの都電と言うと初期の発売という関係もあってこれまで車輪の大きい、妙に腰高なプロポーションのものが多く、私の中では先入観にすらなっていたのですが(汗)今回のモデルは新規製作の最新型です。

それだけに従来品に比べてプロポーションの破綻は少なく、車輪の小ささと相まって非常に良い雰囲気と感じました。
それとヘッドライトが最近のMODEMOの例にもれず点灯式となっています。走行性も中々スムーズで安心できるものでした。
強いて難(と言うか贅沢)を上げるなら動力ユニットの関係で室内灯が組み込めない位でしょうか。尤もこれはKATOのポートラム以外の全ての路面電車に共通の弱点なのですが・・・

車両のデザイン自体は新型車にクラシカルな塗装とデコレーションを施した一種独特な雰囲気が特徴と言えます。
古い町並みよりも比較的新しい市街地の方が似合う気もしますが赤とクリームを基調としたカラーリングのおかげで周囲の風景への親和性は高いとおもいます。
当レイアウトの中では久しぶりに「路面電車らしい」新車ではあります。

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この記事へのコメント
へぇ・・・こんな都電があるんですね?
実車自体を知りませんでした。確かに過去の作品と
比べると,足回りが格段に改善されますよね?
ライトの点灯も非常に大きい改善ですし。
この改良版の技術で私の大好きな6000形を
リニューアルしてくれないでしょうかね?
更に良い味出せると思うのですが・・・
MODEMOは艦船模型で定評のあるハセガワが母体なだけに後になるほど造りが良くなる印象ですね。
(ただ、走行部で冒険をするとあまり良い結果が出ない感じもありますが)
先程メーカーHPを見たのですが江ノ電の旧製品で「ライト点灯式に改良」した製品が予定されているようです。
車輪の小型化などは一部モデルで始まっているようですしご期待通りのリニューアルも夢ではないかもしれないですね。