趣味の原点を振り返る・32・地図作りごっこと海外ストラクチャー

 趣味の原点を振り返るシリーズ(笑)久々の更新です。

 今回は20年以上にわたる中断期間の頃の話から。
 中断と言ってもTMSだけは読んでいたのですが、その時期の真ん中辺の80年代後半の時期にやっていた事があります。
 それはファーラー、フォルマー、ポーラなどの「ストラクチャーキットのカタログ」を購入する活動でした。


 あの時期は日本型のストラクチャーのリリースの谷間の時期(TOMIX、GMのリリースが落ち着き、KATOのジオタウンが登場する直前まで)でしたのでストラクチャーのラインアップを充実させるには外国メーカーのそれを漁るか、自作に徹するかの選択肢しかありませんでした。

 思えばあの頃から私の中のレイアウト志向、それも都会風レイアウトへの憧憬は芽生えていたと言えます。
 これらのカタログはそうした渇をある程度癒してくれる存在でした。

 尤も、カタログは買うだけで建物自体は高すぎて手が出ませんでしたが(汗)
 ではそれをどうするかと言うと、建物写真に付属した平面図を調べて方眼紙上でレイアウトプラン(シーナリィプランと言うのが適当か)を作成していました。
 原始的な「SIM CITY」ではあります。

 今でこそ、ジオコレやジオタウン、みにちゅあーとの登場で日本型一般建造物のモデルはある程度そろっていますが、あの当時は外国製のモデルのお世話にならないと町並みのモデル化が出来ない(例えばひとつのメーカーで駅舎が10種類近くあるのは当たり前、消防署ですら規模に応じて複数ラインナップされていました)時代でした。
 それらを頭の中や地図の製作の中で配列をイメージすることでまだ作ってもいない町並みを思い浮かべる(こういうのを一種の妄想とも言います)遊びを趣味の中断中の時期には時々やっていました。

 ですがこういう遊びをしていた事が後々のレイアウト志向に少なからず役立ったのも確かだったと思います。
 恐らくそのせいもあるのでしょう。竹取坂にせよ開運橋や財木町の町並み(特に表通り)の町並みでは要所要所に外国製の建物(必ずしも見た目が外国風とは限りませんが)を配置する癖がついてしまいました(笑)

 余談ですが日本のストラクチャーがみにちゅあーとの一部を除いて「イージーに組み立てる」コンセプトなのに対して海外メーカーの大半はプラモデルでも片手間だと一軒作るのに1週間近くかかる「作る事自体を楽しませる」方向性なのは興味深いところです。
 実際、箱を開けてパーツの数を見ると苦痛を感じるのですが(汗)いざ作り始めると途中でやめるのが難しくなるくらいに楽しいモデルが多いです。これでもう少し安くなってくれないものかと。

 それにしてもあの頃は凄かった。
 池袋の「しぐなるはうす」はまだわかるのですが高崎駅前の高島屋ですらこういうのが普通に買えたのですから。

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この記事へのコメント

2012年09月01日 07:45
おはようございます。
海外では意外と古くからストラクチャー,特に建物関連に
関しては力を入れている部分が垣間見えていた気がします。
日本はどちらかといえば,小物に拘る風潮がありますが
やはりメインとなる建物をしっかり作り込むという
発想が,本来の模型の考え方に近いと感じました。

建物の構成やデザインで,色んな国を再現するというのも
少し興味のあるジャンルだと思います。
2012年09月01日 22:38
>YANチョさん

 元々ドイツがジオラマの本場と言う条件もあるのだと思いますがこのジャンルはカタログ集めだけで十二分に楽しめるのが凄いところと思います。

 それでいて建物類もある程度の改造に対応しうる構造なのも凄い点です。ビギナーからマニアまでかなり奥深い楽しみが同じキットでできるというのは学ぶべき点ではないでしょうか。

 小物についても鉄道以外のジャンルだと驚くほどの充実度(一例を上げればプライザーの消防車のラインナップには卒倒しましたw)です。

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