偉大なる凡庸の系譜・14系客車

 「偉大なる凡庸」シリーズ、今回は客車の話です。

 題材は14系客車。

 ブルートレインの中では最も影の薄い存在だ何だといわれながら蓋を開けてみると最後まで生き延びていた存在。あらゆるジョイフルトレインの種車として欠かせない存在で目立たなかったのに意外としぶとかった座席車。
 それが14系のステイタスです。

 この14系、私のレイアウトでの客車の在籍数ではダントツを誇ります。
 座席車が4編成、寝台車も3編成。実際レイアウト上でも重宝する存在です。旧客にEF510というのは似合わなくても14系なら似合うし逆の場合も12系ほどではないにせよ融通が利きます。14系の座席車なら臨時の特急という設定も使えるしイベント列車にも好適。カートレインの様に貨車を併結させていた実例すらある客車なのです(似合うかどうかは別問題ですが)

 そのせいか、Zゲージでもリリース予定があるようです。

 もっとも、当鉄道の場合「サロンカーなにわ」なんかも含めた数ではあるのですが

 この点、夜行にしか使えない、あるいは一定以上の長編成でないと不自然な20系や24系(実例がないわけではありませんが))よりも融通が利くブルートレインといえます。
(まあ、座席車は12系のバージョンアップ版といえなくもないのですがそれでもカートレインなどの夜行に組み込まれるケースがあります)

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この記事へのコメント

2012年09月19日 08:10
おはよう御座います。
14系は分散電源を持っているので,分割併合の面や電源要らず
という面でも,色々と融通が利いたんでしょうね。

床下エンジンが煩いという欠点が指摘されてましたけど
私的には,あのディゼール音が良い感じに心地良かったです(笑)。
2012年09月20日 23:21
>YANチョさん

 登場当初は問題視された分散電源も最終的には14系にとっては好都合でしたね。

 牽引機によって表情が変わる(顔が変わるのですから当たり前ですが)客車列車の中でも12系や14系はかなり守備範囲が広いので重宝します。

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