レイアウトと強遠近法を考える・1
いきなりのお恥ずかしい写真で恐縮です。
今回は前にも触れた特撮ミニチュアの強遠近法のレイアウトへの応用についての話です。
数年前ですが写真の撮影で「レイアウト上で遠近感を強めることでリアリティを出せるのではないか」という仮説の元にいくつかの写真を実験的に撮ってみた事があります。
遠景用にNスケールの建物や車両を置くのは当然ですが中景に64分の1スケールのトミカを、最も手前側に食玩のフィギュア(これは万●書店などで一体300円前後で買えます)を使っています。
但し漫画チックなものや「萌え系」が多いので使えるものがなかなか見つかりません。それも基本的に顔の入らない後姿を使えばどうにかなるレベルです。
これらを配置して比率に気をつけつつひとつの構図に収める実験でした。
結果はごらんの通りですが比率に気をつければそこそこの効果は得られそうという結論に達しはしました。
ただ、当時はそこで満足してしまった事と、基本的に写真撮影にしか使えない(視点を上げるとトリックがもろばれする)ことが分かった為に以後試しては来なかったのですが。
今回の特撮博物館ではそれと同じ事をもっと大掛かりに、かつ繊細に実行している事が良く分かりました。
このテクニックですが3D撮影で威力を発揮しうるのではないかと最近考え始めています。
あれから他のスケールのモデルも手に入れているのでそれを使った実験を先日試しました。それについては次回辺りに。
光山鉄道管理局
HPです。
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