今月の古書・「Nゲージレイアウト1~5』
TMS別冊の「Nゲージレイアウト」1~5。
近所の古本屋で発見しました。
過去にTMS掲載されたNゲージのレイアウトについて60年代末から80年代後半あたりまで俯瞰した物です。
流石に5冊もあるとボリュームもかなりな物でまとめて読むとなかなか堪能できます。
ここで取り上げられたレイアウトは殆どが以前本誌で掲載された事がある物ですが、60年代にTMSのスタッフが試験的に製作した日本初の本格的Nゲージレイアウトの記事には驚かされました。
殆どレール位しかNゲージ用品のなかった当時、16番のノウハウも投入しつつ製作されたレイアウトは今の眼で観ると大雑把な印象も受けるのですが同時に不思議な勢いをも感じました。
80年代以降はTOMIXやGMのストラクチャーが普及した時期ですのでレイアウト作りのハードルが下がってきた事を実感する半面、アイテムの種類が少なかったところにビルダーたちが一斉に飛びついたため「余所でも観た様な景色」が多かったのが特徴的です。
それでも自分なりに改造を加えたり自作で構成するなどして個性を出そうとしたものはそれだけの視覚効果を上げている事を実感させられました。
表紙を見て一番印象的なのがこれでした。
サイズの割りに線路の配置に余裕のあるある意味贅沢なプランで山や森林が中々雄大に感じられます。
「こういうのをやってみたい」という衝動(笑)にかられそうです。
光山鉄道管理局
HPです。
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