ローカルレイアウト葉純線改修・雪の表現の改良


今回の改修では雪の表現に2年越しで検討してきた素材と技法を使おうと思っています。
 樹木や田園に関してはこれまで石膏・紙粘土・シェービングクリーム等を試しましたが、他に比べて短所が少ないことから結局白いアクリル絵の具で表現する方向に固まりました。

 この点についての考察は下記のリンクをご参照ください。
http://pub.ne.jp/arccentral/?entry_id=3425722

 これは積雪直後や溶けかけの時点で「マッシュルーム状」に積もった雪の表現に使います。


 上の写真は実地で検証したものです。
 最初はチューブを直セル樹木に押し付けて塗りたくる(筆を使うと筆の跡が残りやすいため不自然)やり方でしたがこれではかなり大きめの塗布になってしまい繊細さに欠けます。
 
 そこで二本目からはアクリル絵の具を注射器に封入した上で塗る形にしました。
 これですと比較的こまかい表現が可能な事と針の付いた状態と外した状態で二通りの太さを使い分けられるので好都合です。

 但し使用後の注射器の手入れはかなり徹底してやらないとすぐ注射器がダメになる確率も高いので注意を要すると思われます。

 多少練習も必要でしょうし、仕上がりも私が当初考えていたイメージに劣りますが、それでも改修前よりはるかにそれらしい「残雪の付いた樹」になりました。

 あとは田圃でこれがうまく使えるかがカギになりそうです。

光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

2012年10月20日 11:53
注射器を使うアイディアには驚きました。
確かに使えそうですね。苦悩して発見した功績が
認められた成果の1つではないでしょうか?

実は私も車両が雪まみれになった物を再現したいのですが
なかなか実車の様な雰囲気にならず躊躇してます。
たかが雪と言えど,意外と色々難しいものですね。
2012年10月20日 21:02
>YANチョさん

 アイデアを寝かせる期間がかなり長かった割にはこの程度の出来で(汗)

 車両の雪まみれとなると更に難題ですね。
 運行条件で雪の付き方がまるで違いますし。

 個人的には真冬の新雪の中を雪煙を上げて疾走する485系とかに燃えます(笑)

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