鉄道模型用のビルに思うこと2 キブリのビルキット
先日のブログで書いた「鉄道模型のビル」の話の続きです。
鉄道模型の建物メーカーで名前だけは知っていたけれど製品に触れたことが無いというのに「Kibri(キブリ)」というのがあります。
今では建物よりも建機関係のミニカーで有名になっているところですが、ここのビル類には私をそそらせてくれるものがいくつかあります。
80年代初め頃のNゲージの都市型レイアウトではファーラーの「青い商社ビル」と並んでKibriの「9階建てアパート」のどちらか、又は両方をよく見かけたものです。
ここの特徴はビルといえども壁の構成にメリハリがあり、決して単純な箱で済ませていないことです。
この点だけでも日本のメーカーは少し見習ってほしいところです(KATO・TOMIX・GMの御三家はもとよりあの「みにちゅあーと」ですらビルとなると「ただの箱」が大半ですから)
そのKibriのビルですが最近組み立て済みのものを一軒入手しました。
この写真を見ていただければ上で私の言いたい事も少しご理解いただけるかと思います。
純粋に欧州型のキットなのですが日本でもこういうビルは少ししゃれた一角なんかで見かけるタイプでしょう。
階段部や屋上の上屋の配列も適切で「あるべき所にあるべき物が付いている」ところが凄いですし、表も裏も「両方A面」という構造はリバーシブル的な使い方が出来るというだけではなく同じキットを二つ買っても楽しめるメリットがあります。
ベースがほぼ正方形なので普通に配列することも出来ますが、この建物の場合本体がひさしの構造、階段部の配列などを考えながら上から眺めると「建物自体かなり凹凸のある建て方」をされている事が判ります。
鉄道模型用の建物としてのビル系建造物でここまでときめいた事はこれまでありませんでした(笑)
キブリのビルについてはまた触れたいと思います。
光山鉄道管理局
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